カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

マックスバリュ壺川店、2025年10月31日閉店-那覇市中心部初「ザ・ビッグ」に11月15日業態転換

沖縄県那覇市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)壺川駅前にあるイオン琉球系大型食品スーパー「マックスバリュ壺川店」が2025年10月31日をもって閉店する。

イオン琉球「都市型スーパー」足がかりとなる店舗だった

マックスバリュ壺川店は2012年6月に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,160㎡。
マックスバリュ壺川店は那覇市中心部至近という立地特性を活かし「いいもの、いつでも、いつも近くに」「毎日うれしい、ちょうどいい、都市型スーパーマーケット」を掲げ、生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)を中心とした直営食品主体/標準フォーマットといえる売場を構築。2014年12月開店の若狭店や2016年5月開店の松山店に連なる都市型店舗展開の足がかりとした。

マックスバリュ壺川店。

那覇市中心部初の「ザ・ビッグ」に

マックスバリュ壺川店周辺では、地場流通大手系食品スーパー「タウンプラザかねひで壺川店」「サンエーV21じょうがく食品館」といった以前からの同業に加え、2019年8月に百貨店系食品スーパー「りうぼう泉崎店」がファミリーマートとの複合業態として新装開店、2020年3月にはPPIH系ディスカウントストア「ドン・キホーテ那覇壺川店」が開店するなど、業態間の競争が激化していた。
イオン琉球はディスカウント食品スーパー「ザ・ビッグ」を県内9店舗展開するが、9店舗中7店舗が小型店「ザ・ビッグエクスプレス」であり、那覇中心部にフルラインのビッグは存在しなかった。マックスバリュを業態転換することで、自社運営店舗を含む近隣競合との差別化を図る狙いがあるとみられる。

那覇市と豊見城市の境界付近にあるエクスプレス小禄店。
従来、那覇市中心部から最も近いビッグだった。

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平和堂レイクウェル堅田、2025年10月31日より順次開業-カインズと共同出店、フレンドマート今堅田店を核に無印良品・スタバも

滋賀県大津市のJR湖西線堅田駅近くにあるH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)系大型総合スーパー「スーパーセンターイズミヤ堅田店」跡地に、平和堂系大型食品スーパー「フレンドマート今堅田店」を核とする複合商業施設「レイクウェル堅田」が2025年10月31日午前9時より順次開業する。

びわ湖タワーのイズミヤ大型店跡地

スーパーセンターイズミヤ堅田店(SuCイズミヤ堅田店)は、2005年12月に遊園地「びわ湖タワー」跡地を活用し開店。建物は地上2階建で営業フロアは1階、敷地面積は27,069㎡、店舗面積は14,863㎡、延床面積は39.538㎡。
同社滋賀県初の店舗として「Every Day LOW Price~まいにちやすい~」「みんなの「欲しい!」がいっぱいある。」を掲げ、開店当初は食料品から衣料品、住居関連品を集中レジ方式でフルライン展開するなど欧米型スーパーセンター業態の確立をめざした。
一方、2008年11月に滋賀県地盤の総合スーパー「平和堂アルプラザ堅田」がショッピングセンターとして建替え、2014年12月には琵琶湖(琵琶湖大橋有料道路)を挟み対岸にある複合商業施設「ピエリ守山」が“明るい廃墟”から全面リニューアルを実施。イズミヤも段階的なリニューアルによる再活性化を図ったが、2023年1月9日をもって閉店し店舗跡は解体となった。

平和堂の新商業施設「レイクウェル」、隣接地にカインズ

レイクウェル堅田は「カインズ」「平和堂」により「(仮称)滋賀県大津市今堅田新築計画」(全館店舗面積10,831㎡)として整備が進められてきた施設で、敷地面積は約12,466㎡、店舗面積は約5,621㎡、営業面積は約4,185㎡、直営面積は約1,954㎡。
レイクウェル堅田のロゴマーク。

施設名称は「心も体も健康で満たされたライフスタイルを送っていただきたいとの思い」を込めた造語「Lake+Well」で、専門店として良品計画系ライフスタイルストア「無印良品堅田」(11月21日開店)とスペシャリティコーヒーストア「STARBUCKS」、滋賀銀行ATMが入居する。また、2025年11月12日にはベイシア系ホームセンター「カインズ堅田店」が隣接地に開店する(詳細はカインズ堅田店開店記事参照)
レイクウェル堅田。

平和堂は地場商品強化、大容量商品を常設コーナー化

平和堂フレンドマート今堅田店は、湖西エリア16年ぶり、大津市内では2020年11月の「平和堂石山」以来5年ぶりとなる新店舗となる。
鮮度へのこだわり」「即食・簡便を中心に地域の多世代ニーズへ対応」を特徴のひとつとして挙げ、青果では滋賀県内栽培の地場農産物コーナーや生花(ハナミライコーナー)、精肉では豚肉・鶏肉などの常設ジャンボパックコーナー、鮮魚では姿魚・切身・刺身に加えて西京漬けや地域で親しまれる湖魚佃煮を展開する。調理する様子を目の前で楽しめるライブキッチンで「鉄板亭」「だし巻亭」を展開、時間帯に応じた調理やインストアベーカリーを前面に打ち出す。
このほか、普段使いや観光・行楽需要に応える地域商品として、高島市に本店を構える和菓子屋「とも栄」や湖西エリアで馴染み深いかしわ店「橋本かしわ」、琵琶湖をかたどった「びわこフィナンシェ」、琵琶湖周辺でのBBQユーザーに向けた食材・BBQ関連商品(虫よけ・UVアイテム)を取扱うとしている。

平和堂レイクウェル堅田

住所:滋賀県大津市今堅田三丁目11番3 号
営業時間:午前9時~午後9時

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イズミゆめモール五日市、2025年10月30日全面開業-ゆめタウン跡地を約1年かけ段階的に建替刷新

広島県佐伯区の五日市コイン通り商店街にあるイズミ系大型総合スーパー「ゆめタウン五日市」跡地に、同社系近隣商圏型ショッピング線「ゆめモール五日市」が2025年10月30日に全面開業する。

ファッションセンターしまむらゆめモール五日市店。

半世紀の歴史誇ったイズミの古参店

ゆめモール五日市の前身となるイズミ系大型総合スーパー「イズミ五日市店」は1977年5月に開店。2013年12月の店舗ブランド再編にともない「ゆめタウン五日市」となった。建物は2館体制で本館は鉄筋コンクリート造地上3階建、リビング館は鉄骨造平屋建、敷地面積は約14,500㎡、店舗面積は約6,996㎡、延床面積は約8,230㎡。
開店以来長らく、五日市コイン通り商店街の商業核としての役割を担っていたが、2023年9月に「現在の耐震基準に満たない建物」であることを理由に建替えする方針を正式発表、同年11月19日にリビング館を先行閉店、2024年1月21日に本館2~3階フロアを先行閉店し、同年8月27日をもって全館閉店していた

24年秋から順次開業「ゆめモール」、ついに全面開業

ゆめモール五日市は2024年9月12日に一部先行開業。建物は平屋建で敷地面積は約18,100㎡、営業面積は約5,500㎡、延床面積は約6,900㎡。

ゆめモール五日市。

キーワードに「通う場所×出会う場所×憩う場所」を掲げ、イズミ直営食品スーパー「ゆめマート五日市」を核に、ベイシア系作業着/カジュアルファッションストア「Workman Colors」や大創産業系100円ショップ「ダイソー」、カフェ「コメダ珈琲店」、定食レストラン「やよい軒」、ラーメン店「麺場田所商店」など飲食サービス系含む15店舗が2025年9月20日まで順次営業開始していた。
段階的な建替再開発のため商業フロアとしての再開が遅れていた旧本館跡地に大型ファッションストア「ファッションセンターしまむら」が10月30日に開店することで施設は専門店16店舗体制で全面開業を果たすこととなった。

ゆめモール五日市のテナント一覧。

イズミゆめモール五日市

住所:広島県広島市佐伯区五日市五丁目5番17号
営業時間:午前9時~午後10時(ゆめマート五日市)

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フレスポ旭川龍谷、2025年10月30日開業-旭川龍谷高校旧校舎跡地に大和ハウス系商業施設、エディオンやツルハなど

北海道旭川市の西本願寺/龍谷系私立高校「旭川龍谷高等学校」旧校舎跡地に、大和ハウス系近隣商圏型商業施設「フレスポ旭川龍谷」が2025年10月30日にグランドオープンする。

旭川龍谷高校旧校舎跡地、大型量販店主体のフレスポに

フレスポ旭川龍谷は、2022年8月に東旭川町に移転した旭川龍谷高等学校旧校舎跡地を大和ハウス工業が取得するかたちで整備したもので、建物は鉄骨造2階建1棟/鉄骨造平屋建3棟で敷地面積は約23,393㎡、店舗面積は6,638㎡(届出上/飲食店等798㎡含まず)、延床面積は約14,065㎡。

フレスポ旭川龍谷のイメージ。

フレスポ旭川龍谷は、2025年7月開業のフレスポスズランプラザ(旧イトーヨーカドー帯広店)に次ぐ道内12施設目となる近隣商圏型商業施設「フレスポ(Frespo)」で、2025年9月20日よりファストフード「マクドナルド」とゲオグループ系リユースショップ「2nd STREET」が先行開店していた。
同施設ではフレスポ共通コンセプト「日常生活に便利なショッピングセンター」を掲げ、10月30日のグランドオープンにあわせてイオン系ドラッグストア「ツルハドラッグ」や大手系家電量販店「エディオン(道内店舗は旧100満ボルト)」、眼鏡店「眼鏡市場」、雑貨店「Ideal」、コインランドリー「H2Wash!」の5店舗が新たに開店。2026年3月までにシアトルスタイルカフェ「タリーズコーヒー」と買取専門店「買取大吉」の2店舗が開店する。

フレスポ旭川龍谷の施設配置。

大和ハウス工業はフレスポ旭川龍谷開業にあわせ、旭川市との間で施設を緊急避難場所とする防災協定を締結しており「地域の声に耳を傾け、暮らしに寄り添う施設運営」をめざすとしている。

フレスポ旭川龍谷

住所:北海道旭川市豊岡5条4丁目4番30号他

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ドン・キホーテアピタ松阪三雲店、2025年10月29日開店-近鉄松ヶ崎駅近くのアピタ専門店館ニトリ跡に

三重県松阪市の近鉄山田線松ヶ崎駅近くにあるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系の大型総合スーパー「ユニーアピタ松阪三雲店」に、同じくPPIH系のディスカウントストア「ドン・キホーテアピタ松阪三雲店」が2025年10月29日午前9時に開店する。

松阪市内有数の規模を誇るショッピングセンター

アピタ松阪三雲店は2000年11月に(当時)一志郡三雲町内随一の大型店として開店。建物は鉄骨造3階建のアピタ館と鉄骨造平屋建の専門店館(旧ユーホーム館)の2館体制で店舗面積は26,173㎡。
アピタ松阪三雲店の敷地は計画当初、同業流通大手「ダイエー」が開発事業者として進出方針を示していたが、ダイエーの業績不振にともなう開店延期を背景に、東海本拠の流通大手「ユニー」主導で現店舗が開店することとなった。

アピタ直営フロアで取扱いないカテゴリー強化

ドン・キホーテアピタ松阪三雲店は、2014年6月閉店のユニー系ホームセンター「ユーホーム松阪三雲店」跡/2025年5月閉店の大型家具インテリア雑貨店「ニトリアピタ松阪三雲店」跡に開店するもので、売場面積は2,990.8㎡。

ドン・キホーテアピタ松阪三雲店。

ドン・キホーテアピタ松阪三雲店では、県内ドンキ最大級となるカネボウのコスメブランド「KATE」やアジアンコスメ、県内ドンキ初となるプロテイン自販機を展開強化。車社会である松阪市の立地特性を活かしたカー用品や若年層向けトレンド商品(カラーコンタクトやワーク用品)など、従来アピタ直営フロアで取扱いのなかったカテゴリーを新規導入することで「新たなショッピングの選択肢とワクワク感」を提供するとしている。
また、店内通路を広めに設計、松阪市PRキャラクター「ちゃちゃも」や松阪牛モチーフのドンペンを装飾するなど「ドン・キホー
テ流の“地元愛”」を随所に散りばめるとしている。

ドン・キホーテアピタ松阪三雲店

住所:三重県松阪市市場庄町 1266 番地の1 アピタ松阪三雲店1F 
営業時間:午前9時~午後9時

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マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店、2025年10月25日開店-八重瀬町観光拠点施設の農協系スーパー「JAマートぐしちゃん」跡に

沖縄県島尻郡八重瀬町の旧八重瀬町役場跡地/八重瀬町観光拠点施設「南の駅やえせ」に、イオン琉球系食品スーパー「マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店」が2025年10月25日午前9時に開店した。

食品スーパー空白地となった旧具志頭村に

マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店の建物は、2018年12月に農協系/JAおきなわ系食品スーパー「JAマートぐしちゃん」として開店。八重瀬町観光拠点施設の商業核として、旧Aコープ具志頭店閉店後の買物難民対策としての役割を担っていたが、2024年9月29日をもってJAマートが経営不振を背景に閉店していた。
八重瀬町旧東風平町(こちんだ町/こちひら)中心部がサンエー八重瀬シティをはじめ地場流通大手系3店舗が立ち並ぶ商業集積地にもかかわらず、旧具志頭村(ぐしがみ村/ぐしちゃん)中心部は大型食品スーパーが存在せず、最寄りの同業店舗は個人経営店を除けば4km離れた隣接自治体(沖縄県南城市)の農協系食品スーパー「Aコープ玉城店」という状況に陥っていたため、土地建物を所有する自治体が後継店舗の誘致に動き、イオン琉球による「近くて便利なコンパクトスーパーマーケット」の開店が決まった。


マックスバリュエクスプレス南の駅やえせ店(同社公式より)。

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ドン・キホーテ高山店、2025年10月28日開店-ドンキ、飛騨に初出店

岐阜県高山市の国道41号線沿いに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ高山店」が2025年10月28日に開店する。

ドン・キホーテ高山店。(リリースより)

ドンキ、空白地帯だった飛騨に初出店

ドン・キホーテ高山店が出店するのは、国道41号(472号)線沿いにあったパチンコ店「TAKAYAMA遊7」の跡地。
ドンキは高山市・飛騨エリア初出店となる。

ご当地グッズや温泉むすめグッズ、「豪雪地帯対応」も

ドン・キホーテ高山店の外壁には大きなドンペン壁画を設置。
雑貨・アパレルコーナーでは、ドンペンと飛騨高山のご当地キャラクター「ひだっち」、そして温泉むすめの高山匠美や飛騨弁とコラボした限定 T シャツを販売。地酒やお土産も取り揃える。
さらに、積雪地帯であることから、それを考慮した瓶詰品、冷凍食品など備蓄しやすい商品を強化。コスメについてもセルフネイルなど「おうち美容」グッズを充実させる。

飛騨ご当地Tシャツを取りそろえる。(リリースより)

開店日には先着300 名に「さるぼぼ風ドンペン」がプリントされたオープン日入りの オリジナル記念シールを所定の条件でプレゼントするとしている。

ドン・キホーテ高山店

岐阜県高山市上岡本町三丁目 229
営業時間:9時~25時

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ザ・ビッグ仙台南光台店、2025年10月24日開店-ジャスコ南光台店時代から半世紀の古参店、建替全面刷新

宮城県仙台市泉区にイオン系ディスカウント食品スーパー「ザ・ビッグ仙台南光台店」が2025年10月24日に開店する。

南光台団地の商業核「ジャスコ」として開店

ザ・ビッグ仙台南光台店は1973年10月に現イオン系総合スーパー「ジャスコ南光台店」として開店。建物は地上2階建で店舗面積は2,124㎡。
ジャスコ南光台店は開店以来長らく、関兵精麦によるニュータウン「南光台団地」の商業核としての役割を担っていたが、2004年春に長期休業を行いイオン直営食品スーパー「マックスバリュ仙台南光台店」に業態転換した。
その後、マックスバリュ仙台南光台店は2010年2月のイオン直営食品スーパー事業分社化にともない新設完全子会社「マックスバリュ南東北(MV南東北)」運営となったが、MV南東北の食品ディスカウント事業会社化にともない、2014年9月に現業態/現店舗名となった。

最新のザ・ビッグに

ザ・ビッグ仙台南光台店は、2024年3月1日にイオン系ディスカウント中核事業会社「イオンビッグ」がMV南東北を吸収合併したことで同社運営に移行したが、イオンビッグ運営店舗のなかでも特に老朽化が進んでいたこともあり、同年8月31日をもって建替えのため一時閉店していた。
新店舗の建物は平屋建一部2階建で売場面積は1,984㎡。
同業態共通のストアコンセプト「買えば買うほど安さがわかります!!」を掲げ、イオン系ディスカウント専用PB「ビバタイム」「ベーカーズ&ベーカリー」「和日彩々」「Easy to Use」を中心に低価格訴求型の売場を展開する。
ザ・ビッグ仙台南光台店

ザ・ビッグ仙台南光台店

住所:宮城県仙台市泉区南光台南3-28-1
営業時間:午前8時~午後10時

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ベルクス西川口店、2025年10月24日開店-イトーヨーカドー跡にサンベルクス、埼玉県内店舗網強化

埼玉県川口市のJR西川口駅近くにある複合商業施設「西川口ショッピングセンター」1階「イトーヨーカドー西川口店」跡に、サンベルクスの大型食品スーパー「ベルクス西川口店」が2025年10月24日に開店する。

半世紀営業続けた西川口のヨーカドー

西川口ショッピングセンターの前身となるセブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカドー西川口店」は1974年5月に開店。開店当初の建物は地上4階建で売場面積は6,003㎡だった。
イトーヨーカドー西川口店は2009年3月に同社ディスカウント新業態3号店「ザ・プライス西川口店」に転換、施設老朽化にともなう再開発「(仮称)西川口計画」を理由として、2019年5月20日をもって一時閉店した

イトーヨーカドー西川口店。

その後、2020年12月3日にセブン&アイHD系食品スーパー「イトーヨーカドー西川口店(2代目/食品スーパー)」と大型家具インテリア雑貨店「島忠ホームズ西川口店」を核とする複合商業施設として建替新装開業したものの、2022年5月に島忠ホームズとダイソーが撤退(同年7月ニトリ西川口店として事実上業態転換)、2025年2月にヨーカドーが撤退し食品核不在となっていた。

サンベルクス、埼玉県内での店舗網拡充

西川口ショッピングセンターの建物は地上5階建で営業フロアは1~3階、延床面積は17,209㎡。
サンベルクスの食品スーパー「ベルクス西川口店」は、同館1階ヨーカドー跡(売場面積1,329㎡)に居抜き出店するもので、ニトリやケーズデンキとともに近隣商圏型商業施設を形成する。

ベルクス西川口店/西川口SC(同社公式より)。

サンベルクスは創業以来の本拠である東京都足立区でドミナント戦略を採っていたが、2024年6月に世田谷区初となる世田谷太子堂店を開店するなど店舗網拡大に向けた取組みを本格化。2025年3月には柏つくしが丘店をリニューアル、同年5月に浦和原山店を開店、同年6月に北松戸店をリニューアル、同年9月に柏大室店を開店するなど、埼玉県内での事業基盤強化に注力しており、西川口の新店舗も取組みの一環であるとみられる。

ベルクス西川口店

住所:埼玉県川口市西川口2-3-5
営業時間:午前10時~午後9時
※日曜は朝9時開店

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メロンブックス福岡天神店、2025年10月25日新装開店-河村家具天神荘の「とらのあな福岡店」跡に増床移転 

福岡県福岡市中央区の西鉄天神大牟田線福岡(天神)駅/福岡市地下鉄空港線天神駅近くに、「メロンブックス福岡天神店」が2025年10月25日に移転新装開店する。

福岡を代表する老舗家具店本店だった「河村家具」

河村家具は1910年に現在の福岡市中央区で創業、1948年9月に法人化した。同社は福岡県内では中村家具や原家具と並ぶ老舗家具チェーンとして多店舗化を図ったが、バブル崩壊後の業績低迷や県外資本(迫田や大川家具センターなど)の相次ぐ進出、ホームセンターナフコの祖業強化(TWO-ONE STYLE業態確立)を背景に、2000年6月に本店(本社併設/河村天神荘)を閉店、2001年9月に民事再生手続きを開始するなど事実上倒産した。
その後、河村家具は本社本店を福岡市西区の郊外型店舗「カワムラ家具福重店」に移転するなど経営再建を本格化、2012年に民事再生手続きを終結し、サザンオールスターズのコピーバンドとして在京キー局のバラエティに出演するなど全国的に話題を集めた河村和範社長主導のもと継続的なメディア出演や調味料「河村社長の河たれ」販売を打ち出したが、2022年9月には感染症拡大を背景として家具販売を廃業していた。

とらのあな福岡店。

河村家具本店跡は「河村天神荘」として、トライアルHD系都市型ディスカウント食品スーパー「トライアルディスカウントコンビニ天神三丁目店」、旧テンガイフェスタ系ネットカフェ「サイバック」や同人誌/同人グッズ店「コミックとらのあな福岡店」、アールビバン系版画タペストリーショップ「アールジュネス福岡/軸中心派福岡店」が入居する施設となったが、トライアルの都市型業態全店閉店やとらのあな池袋店を除く国内全店閉店のため、2025年10月現在は大型カードゲームショップ「オレタン福岡天神店」(3~4階)を核に24時間フィットネスクラブや飲食店が入居する施設となっている。

北天神にメロンブックス復活

メロンブックス福岡天神店は、2001年9月に同社九州1号店「メロンブックス福岡店」として福岡市中央区の中村家第一ビルに開店。同施設内の女性向け同人誌店「明輝堂スペース福岡」とコスパタブリエ直営店「ジーストア福岡」とともにサブカルチャーの集積を形成したが、2016年12月15日をもって一時閉店。同月17日の家電量販店「ベスト電器福岡本店」への移転を機に現店名に改称し新装開店した。新装開店後は同社と親密関係にあるアニメイト系店舗「らしんばん福岡天神店」「カードラボ福岡天神店」やツクモと共同販促を実施したが、2020年7月閉店の同業同人誌店「とらのあな福岡店」跡に移転することとなった。

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