食鮮館タイヨー富士永田町店、2025年8月1日開店-バロー系生鮮特化型食品スーパー、同社最大売場面積での出店に

静岡県富士市にバローHD系大型食品スーパー「食鮮館タイヨー富士永田町店」が2025年8月1日に開店する。

富士市にバロー系大型食品スーパー

食鮮館タイヨー富士永田町店の建物は鉄骨造2階建で営業フロアは1階ワンフロア、敷地面積は約5,803㎡、売場面積は約1,587㎡、延床面積は約2,894㎡。同社全17店舗中「最大売場面積での出店」であり、2006年開店の荒田島店と2022年開店の富士西店(ジャンボエンチョー内)に次ぎ富士市内3店舗目となる。

食鮮館タイヨー富士永田町店。

食鮮館タイヨー富士永田町店ではコンセプトに「美味しいものをいつもお値打ちに」を掲げ、生鮮部門での対面販売実施やデリカ・ベイク部門での開口部設置、加工・日配食品部門での「既存店舗より格段に広くなった売場面積」有効活用を目的とした商品構成の進化など、旬の商材・品質・高鮮度を訴求しながら圧倒的な売場づくりを実現。活気のある売場で臨場感を創出するとしている。

ブランドロゴ刷新、高品質とEDLP両立で拡大なるか

食鮮館タイヨーは2007年2月のバローグループ傘下入りを機に、親会社と共通の店舗デザインやPB商品を順次導入する営業改革を行ってきた。同社は2022年11月の富士西店開店を機に新たなブランドロゴを採用するなど、東海本拠の大手流通グループがもつ経営資源を活かしつつ、高品質な生鮮とEDLPを前面に打ち出したイメージ刷新に取組んでいる。新店舗では売場面積を活かした「新たな挑戦」を行うとしており、今後の同社のモデル店舗となりそうだ。

関連記事:伊勢丹コリドーフジ、2021年5月2日増床開店-静岡伊勢丹の支店、3階建ての新店舗に
関連記事:イトーヨーカドー沼津店・イシバシプラザ、2021年8月22日閉店
関連記事:サンサンプラザ、2020年10月12日閉館-御殿場の旧・忠実屋→ダイエー、45年の歴史に幕
関連記事:アネックス静岡伊勢丹、2020年2月16日閉店-「北野エース」核の商業施設、わずか5年で営業終了

このエントリーをはてなブックマークに追加