ドン・キホーテRe:Price熊谷ニットーモール店、2025年12月16日開店-ドンキ実験的新業態1号店「リプライス」、美容・健康・コスパ特化型オフプライスストアに

埼玉県熊谷市の熊谷駅近くにある双日商業開発系複合商業施設「ニットーモール」に、大手流通グループ「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH/旧ドン・キホーテHD)」(本社:東京都渋谷区)の実験的新業態「Re:Price熊谷ニットーモール店」が2025年12月16日午前10時に開店する。

日東製粉工場跡地にうまれた熊谷駅前の顔

ニットーモールは1979年10月に日東製粉熊谷工場跡地再開発の一環として開業。建物は地上4階建で店舗面積は19,612㎡。
開業当初は流通大手系総合スーパー「ダイエー熊谷店」を核とする商業施設であったが、2002年12月にダイエーグループ経営再建の一環として同店が閉店。2003年4月に新たな食品核「ヤオコー熊谷ニットーモール店」を導入する新装開業を実施、2013年には「ニットーモール再生計画」と称する4段階のリニューアルを実施するなど、継続的な集客力向上に取組んでいる。

ドンキの実験的新業態はオフプライスストア

リプライス熊谷ニットーモール店の売場面積は217.1㎡。
リプライスはドンキの実験的新業態として想定顧客層を「普段のお買い物のついでに、タイパとコスパよく買い物したい」という30代~50代女性に設定、アウトレット品やオフプライス品を「“価格を再発見”していただくという意味を込めて“Re:Price(リプライス)”」と位置付けた店舗とする。

ドン・キホーテRe:Priceの店舗イメージ。

ドンキ実験的新業態1号店である熊谷ニットーモール店では、同社の仕入調達ノウハウを活かし、驚安商品を「美容」「健康」「タイパ」の3カテゴリーにまとめたうえで、コスメ・スキンケア関連商品を中心に約2,000~3,000アイテムほど展開。オープン時には最大90%OFF価格商品を取扱うなど「驚きとご満足をいただける商品を用意」するとしている。

安さのひみつはドンキの“仕入れ力”にあり!

業界内では2020年代の感染症拡大を背景として、企業の余剰在庫を販売するオフプライスストアが相次ぎ創業。2025年5月に業界最大手だった「トーアマート」が廃業した一方、同業「222」が食品日用雑貨を中心に、「アエナ」が美容健康雑貨を中心に伸長を続けており、ディスカウントでは老舗といえるドンキが殴り込みをかけるかたちとなった。

ドン・キホーテRe:Price熊谷ニットーモール店

住所:埼玉県熊谷市銀座2丁目245
営業時間:午前10時~午後8時30分

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