愛知県名古屋市中村区名駅のJR東海/高島屋系都市型複合百貨店「JR名古屋高島屋(ジェイアール名古屋タカシマヤ)」内にある三重交通/ベイシア系大型雑貨店「ハンズ名古屋店」が2027年1月11日をもって閉店する。

JR名古屋高島屋。
旧東急ハンズの東海地方における旗艦店だった
ハンズ名古屋店は、1986年2月設立の三重交通系新規事業会社「三交クリエイティブ・ライフ」による東急不動産系大型雑貨店FC店舗「東急ハンズ名古屋店」として2000年3月に開店。2022年3月にベイシア系大手ホームセンター「カインズ」が東急ハンズを買収したことで現名称に変更した。

東急ハンズ名古屋店。
ハンズ名古屋店の営業フロアは5~11階で店舗面積は約7,432㎡。
ハンズ名古屋店は1986年11月開店のANNEX店に次ぐ東海地方2号店であり、渋谷店や新宿店に匹敵する規模を誇る多層型の旗艦店級店舗でもあった。また、ハンズ各店舗が祖業の都市型ホームセンターから大型雑貨店に転換を図る過程で取扱縮小を進めたDIY用品や手芸クラフト用品に関しても、フルラインで取扱継続を図ることで、都市部のDIYユーザーや旧来からのハンズユーザーより根強い支持を得ていた。

東急ハンズ名古屋店 HANDS GATE SHOP。
ハンズ直営店同様、三交FC店も脱大型雑貨店にシフト
ハンズ名古屋店運営会社「三交クリエイティブ・ライフ」は、2015年4月に三重交通/イオン系複合商業施設「イオンモール桑名(三交ANQ専門店街/旧マイカル桑名)」に三重県1号店「東急ハンズ桑名店(現ハンズ桑名店)」を開店、2018年9月に三菱商事/イオン系複合商業施設「mozoワンダーシティ」に愛知県内3号店「東急ハンズ名古屋モゾワンダーシティ店(現ハンズ名古屋モゾワンダーシティ店)」を開店、2021年10月に東海地方1号店のANNEX店を閉店し2022年11月に「ハンズ名古屋松坂屋店」を開店するなど、ハンズ本体と同様にワンフロア型店舗へのシフトを進めていた。
JR名古屋高島屋との契約期間満了で
ハンズ名古屋店の閉店はJR名古屋高島屋(運営会社:ジェイアール東海高島屋)との契約期間満了にともなうもの。
JR名古屋高島屋は2017年4月の新館「ゲートタワーモール」開業にあわせて既存館より専門店を順次移転、2019年5月には高島屋開業当初からの主力専門店「三省堂書店名古屋高島屋店」をゲートタワーモールの名古屋本店に全面移転するなど、東海地方随一の売上を誇る百貨店フロアと館の役割明確化を図っていた。
JR名古屋高島屋は2026年2月4日現時点においてハンズ跡の活用方法を明らかにしていないが、2月28日閉店予定の名鉄百貨店の受け皿としての役割も期待される。
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