東京都多摩市の多摩センター駅近くにあるオリックス系複合商業施設「クロスガーデン多摩」の核を担うイオン系大型食品スーパー「ダイエーfoodium多摩センター」が2026年2月1日をもって閉店する。

ダイエーfoodium多摩センター営業終了のお知らせ。
ダイエーは2005年に実験展開はじめた「foodium」
foodiumは2005年12月に東京都世田谷区のダイエー系食品スーパー「セイフー三軒茶屋店」を業態転換した実験店/0号店「foodium三軒茶屋」として誕生。
foodiumはダイエーグループ産業再生機構傘下入り後初となる新業態として、高級食品や惣菜強化を打ち出すなど、大都市圏居住者の需要を意識した売場づくりをめざした。
その後、2008年4月には東京都多摩市に1号店「foodium多摩センター」を開店、同年5月には神奈川県川崎市に2号店「foodium武蔵小杉」を開店するなど、ショッピングモールの食品核として本格展開を開始し、店舗の大型化を進めていくこととなる。

ダイエーfoodium東心斎橋。
(現ダイエーイオンフードスタイル東心斎橋店)。
ダイエーグループは、2011年8月に(当時)グルメシティ近畿運営店舗1号店「foodium東心斎橋」を開店、同年9月には直営近畿1号店「foodium堂島」を開店するなど、foodiumを「都市部・オフィス街におけるコンビニ需要」獲得を図る「都市型食品スーパー業態のモデル店舗」として刷新した。一方、2013年8月のイオンによる連結子会社化(イオングループ傘下入り)を機に同業態の展開を凍結、既存店を順次「イオンフードスタイル」に転換もしくは完全閉店したため、2026年1月時点で同業態は2店舗のみとなっていた。

ダイエーfoodium堂島(2021年6月30日閉店)。
隣接地には事実上の後継「CoDeli堂島1丁目店」が開店。
クロスガーデンの核「foodium1号店」、17年の営業に幕
ダイエーfoodium多摩センターは、2008年4月のオリックス系複合商業施設「クロスガーデン多摩」開業にあわせて開店したもので、建物は地上3階地下1階建で全館店舗面積は16,200㎡、直営売場面積は1,779㎡。

ダイエーfoodium多摩センター。
ダイエーfoodium多摩センターは同業態1号店として、直営大型食品スーパーを核に、区画内にハンバーガーショップ「モスバーガー」や低価格ヘアカット「QBハウス」、首都圏地場大手系クリーニング「ポニークリーニング」といった専門店を備えていたが、17年の営業に幕をおろすこととなった。
同店閉店により、多摩市内のイオン系食品スーパーは永山団地名店街の「ダイエーグルメシティ多摩店」1店舗、foodiumは丸紅系複合商業施設「Luz武蔵小杉(旧ユニゾ武蔵小杉)」の「ダイエーfoodium武蔵小杉」1店舗のみとなる。
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