コープ中野店、2026年3月20日閉店-中野最大の複合商業施設「邑楽ショッピングセンターカムル」核店舗、いなげや跡引継ぎから26年で

群馬県邑楽郡邑楽町の複合商業施設「邑楽ショッピングセンターカムル」の食品核を担うコープデリ生協系大型食品スーパー「コープ中野店」が2026年3月20日午後7時をもって閉店する。

地元主導型商業施設「カムル」

邑楽ショッピングセンターカムルは1989年12月に地元主導型ショッピングセンターとして開業。建物は地上2階建で店舗面積は4,098㎡。
開業当初の核店舗「いなげやおうら店」は首都圏地場大手「いなげやグループ初のとなるショッピングセンター内店舗」であり、同社標準店舗(食品スーパー)を大きく上回る売場面積を活かした直営衣料雑貨の取扱いを試みるなど、旗艦店/実験店としての役割を担った。

開業当初の核店舗「いなげや」は10年で閉店

いなげやは群馬県内で多店舗化をめざした一方、運営会社本拠地に近い1都3県ドミナントへの方針転換や遠隔店舗特有の物流コスト解消を目的に群馬県内からの全面撤退を決定。1999年4月に地場同業「フレッセイ」に全5店舗(おうら店とホームセンター業態1店舗含む)を譲渡するかたちで閉店した。
いなげやおうら店は県内他店舗同様に「(仮称)フレッセイ邑楽店」となる見込みであったが、フレッセイ標準店舗(平屋建食品スーパー)と大きく異なる店舗形態であったため、コープネット事業連合(現コープデリ)系生協「コープぐんま」が借受け新店舗を開店することとなった。

コープぐんま450坪タイプの大型店「リセロ」開店

コープぐんま中野店は、1999年4月に閉店した首都圏地場大手系総合スーパー「いなげやおうら店」の事実上の後継店「コープぐんまリセロ中野店」として、近隣店舗(旧中野店)を移転統廃合したうえで開店。
コープぐんまリセロ中野店は、1996年10月開店の宮子店(リセロ宮子)に次ぐ「コープぐんま450坪タイプ店舗」として、組合員公募による愛称「リセロ(安心/安全/低価格)」を冠した大型食品スーパーであった。

コープ中野店。(同生協公式より)

コープ撤退後も専門店営業継続

邑楽ショッピングセンターカムルは、いなげや群馬県内全面撤退にともない大部分が空きテナントとなったが、コープぐんまリセロ中野店開店もあり、2026年3月現在は総合衣料スーパー「サンキ」や100円ショップ「ワッツウィズ(Watts with)」といった専門店が揃う地域随一の商業施設としての座を維持している。
コープぐんま撤退にあわせて、直営食品スーパーと一体的に営業するワッツは同時閉店するもの、サンキや個人経営系専門店はそれぞれ営業継続を表明しており、新たな食品核の誘致に動いているものとみられる。

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