イオンフードスタイル、2026年3月1日発足-イオン首都圏食品スーパー新事業会社誕生、2030年目処に「ダイエー」ブランド消滅

流通大手「イオン」(本社:千葉市美浜区)の首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル」(本社:東京都江東区)が2026年3月1日に発足、発足にあわせて同社新業態1号店「フードスタイル三田店」が3月7日に開店する。

フードスタイルfromイオンのロゴマーク。

旧テスコや関東ダイエー、ピーコック呑みこんだ新会社

イオンフードスタイルは2009年12月にイオン系食品スーパー地域子会社「マックスバリュ関東」として設立。2010年2月にイオンリテールから食品スーパー「マックスバリュ」首都圏店舗を承継、2013年春には旧テスコ日本法人「イオンエブリ」から都市型食品スーパー/グロサリー専門店「つるかめランド」「TSURUKAME(旧TESCO)」「キッチンランド」を段階的に譲受するなど店舗網の拡大を図った。
2015年3月にはイオン系首都圏地場食品スーパー「マルエツ」「カスミ」と経営統合するかたちで持株会社「ユナイテッド・スーパーマーケットHD(U.S.M.H)」傘下に移行。コンセプトに「お買物体験型スーパーマーケット」を掲げ、マックスバリュ他地域法人やグループ他社と異なる積極的なスクラップ&ビルドと既存店改装を打ち出した。2025年8月にはダイエー関東事業とイオンマーケット(旧大丸ピーコック/旧松坂屋ストア)を2026年3月1日付で吸収合併し首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル」とする方針を発表、新体制移行に向けて店舗整理や一時閉店を進めていた。

フードスタイル1号店は「ピーコック」業態転換

イオンフードスタイル発足後初となる新店舗「フードスタイル三田店」は、2007年2月開店の旧大丸松坂屋百貨店系食品スーパー「ピーコックストア三田伊皿子店」を2026年2月10日に一時閉店したうえで「大幅に刷新」するもので、売場面積は約1,154㎡、直営売場面積は約1,107㎡。
同業態は「価値提案型スーパーマーケット」として、コンセプトに「鮮度、活気、楽しさ、安さを感じる店づくり」を掲げ、ファミリー層や共働き世帯を意識した商品・サービス・売場環境を提供するとしている。

新体制1号店「フードスタイル三田店」のイメージ。

ピーコックなど順次刷新、ダイエー首都圏から消滅

イオンフードスタイルは、ダイエーが首都圏で展開する食品スーパー「ダイエー」「グルメシティ」「イオンフードスタイルbyダイエー」「foodium」とイオンマーケットが展開する食品スーパー「ピーコックストア」を順次新ブランド「Food Style from AEON(フードスタイルfromイオン)」に刷新する方針を示しており、2030年を目処にダイエーのブランドは首都圏から姿を消すこととなる。

関連記事:ダイエーイオンフードスタイル鴨居店、2026年2月22日閉店-3月1日「イオン薬局」新装開店を機に改装本格化、専門店は営業継続
関連記事:ダイエー海老名店、2026年2月25日閉店-ショッパーズプラザ海老名の核店舗、近隣の旧マイカル海老名サティと統廃合視野に
関連記事:ダイエー上溝店、2026年2月24日閉店-忠実屋から半世紀超の歴史に幕、専門店主体のイオン系商業施設として当面営業継続

このエントリーをはてなブックマークに追加