カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

ライフガーデン中津川、2025年9月19日より順次開業ー無印良品は10月開店、東濃エリア初出店

岐阜県中津川市の青木斧戸(あおきよきど)線沿いに、大和ハウス系のショッピングセンター「ライフガーデン中津川」が、2025年9月19日より順次開業する。

2022年に開通した中津川の新たな幹線道路に商業施設

ライフガーデンは大和ハウスグループのショッピングセンターブランドの1つ。
青木斧戸線は2022年11月に開通した国道19号と国道257号を結ぶ道路で、開通後は沿道にロードサイド型店舗が徐々に増えている。
ライフガーデン中津川はこの沿道の農地などの跡に開業する。

バローを核に7店舗-無印良品、東濃初出店

「ライフガーデン中津川」の建物は平屋で、店舗の延床面積は約8,014㎡、店舗面積は5,810㎡。

ライフガーデン中津川。(リリースより)

核店舗としてスーパーマーケット・ドラッグストア「バロー」「Vドラッグ」と衣料品スーパー「赤のれん」が出店。バローは中津川市5店舗体制となる。このほか東濃地域で初出店となる「無印良品」も出店する。
物販・飲食店舗はこの4店舗のみ。あとは美容院などサービス店舗が出店し、合計で7店舗となる。
なお、9月19日に開店するのはバローのみ。無印良品は10月3日開店予定であるなど、一部店舗は10月中の開業となる予定だ。

ライフガーデン中津川

岐阜県中津川市手賀野
営業時間:10時~21時など(店舗による)

関連記事:MEGAドン・キホーテUNY恵那店、2020年5月12日開店-アクロスプラザそばのピアゴ跡に
関連記事:ルビットタウン中津川、2017年11月10日開業-旧・アピタ跡、核店舗は「バロー」

平和堂、エールを2025年8月吸収合併-「峰山マイン」「東舞鶴らぽーる」の核、平和堂直営に

関西地場大手流通グループ「平和堂」(本社:滋賀県彦根市)は、京都府丹後地域子会社「エール」(本社:京都府舞鶴市)を2025年8月21日に吸収合併した。

らぽーる/平和堂エール東舞鶴店。

平和堂傘下で大型化に舵切った「エール」

エールは1921年1月に現在の京都府舞鶴市で衣料品店「大正堂」として創業、1951年6月に法人化、1971年4月に現在の社名に変更した。
同社は1978年4月に平和堂と資本業務提携を締結(子会社化)したことで、1989年6月に京都府京丹後市に「ショッピングセンターマイン/エール峰山店」、1995年11月に「らぽーる/エール東舞鶴店」を開店するなど大型化に舵を切った。

専門店フロアでは「組曲」「MAMAIKUKO」といったブランドも営業していた。

2024年より舞鶴地域子会社整理、集大成の吸収合併に

平和堂によるエールの吸収合併は経営効率化にともなうもの。
平和堂グループは2024年2月に舞鶴地域子会社「舞鶴商業振興」を清算、同年5月にも同じく舞鶴地域子会社「舞鶴流通産業」をエールに吸収合併するなど、エール関連会社の再編を進めていた。
なお、地元主導型ショッピングセンターとして開業したマイン運営会社「峰山商業開発」に関しては、旧中郡峰山町(現京丹後市)の地元資本/地元商店が出資し発足した経緯もあり、平和堂への吸収合併対象外となっている。

関連記事:にしがき豊岡店、2023年10月29日閉店-同社兵庫但馬1号店、マルワ渡辺水産への譲渡で
関連記事:クスリのアオキ、フクヤを2020年10月に買収-宮津の地場スーパーを子会社化、金沢に続いて
関連記事:ジュンテンドー西舞鶴モール、2019年2月21日開業-同社最大「旗艦店」、舞鶴初のユニクロも出店
関連記事:さとう西舞鶴駅前店、2019年1月27日閉店-41年の歴史に幕

ベルク厚木下川入店、2025年9月17日開店-2022年経営破綻した地場パチンコ「シンセー八億」本店跡地に

神奈川県厚木市の県道65号厚木愛川津久井線沿いに、イオン系大型食品スーパー「ベルク厚木下川入店」が2025年9月17日午前9時に開店する。

厚木の幹線道路沿いにイオン系大型食品スーパー

ベルク厚木下川入店は、2022年8月31日をもって全店閉店し同年9月16日自己破産手続きを開始した地場系パチンコ店「シンセー八億厚木店」跡地に新築したもので、建物は地上2階建で営業フロアは2階ワンフロア、敷地面積は約5,837㎡、店舗面積は2,218㎡(届出上)、延床面積は約5,498㎡。
厚木下川入店では「地域で最も愛されるお店へ。おいしさ・安さに挑む。」を掲げ、開店当日は三重県産松阪牛限定セールや豊洲魚フェス、マイバスケット配布(税込3,000円以上購入客対象/先着4,000名)といった企画を実施する。
ベルク厚木下川入店(同社公式より)。

ベルク厚木下川入店

住所:〒243-0206 神奈川県厚木市下川入16-1
電話番号:046-280-6005
営業時間:午前9時~午後10時50分

関連記事:ユーコープ中津店、2024年8月31日閉店-愛甲郡から実店舗撤退
関連記事:イオンフードスタイル相模原店、2020年5月28日開店-ダイエー、旧店舗の「13分の1」サイズに
関連記事:イトーヨーカドー食品館厚木店、2019年3月27日開店-プレシアとのコラボスイーツも

b8ta、2025年9月30日までに全店閉店・日本撤退-米国発「先進ガジェット体験型店舗」、米国の全店閉店に続いて

先進的なイノベーション商品を販売する体験型の先進的商品店舗「b8ta(ベータ)」が、2025年9月までに日本から全店撤退する。

様々な企業が先進的商品を販売する体験型店舗だった

b8taは「VR」や「IoT家電」などといった最新のガジェット・先進的商品を体験・購入することができるシリコンバレー発のベンチャー店舗。
2015年に米国・サンフランシスコに出店、2020年8月には新宿マルイに日本1号店を出店しており、この時点で日本国外には25店舗を構えていた。

b8ta Tokyo-Shinjuku Marui.

日本の店舗は日本法人の「b8ta Japan」(東京都千代田区)が運営。
店舗内はいくつかの区画に区切られており、各区画の出店企業・ブランドから月額固定の出店料金を集めることで運営される。商品が売れても売れなくても出店料金は固定となり、売上はすべて出店企業・ブランドの収入となる仕組みだった。
そのため、新興企業であっても出店しやすいとしていた。

商品と商品説明のタブレット(ポータブルLED照明器具)。

各企業・ブランドのブースには様々な商品が置かれ、実際に商品を手に取って体験することができるショールーム的な運用が特色で、商品説明のためのタブレット端末も設置されていた。
一方で、国内の多くの店は百貨店やファッションビルなどの商業施設内に立地しており、それゆえ来店客からは「何の店か分かりづらい」との声も少なくなかったようだ。

2022年に米国も全店閉店、日本法人は独立していたが

b8taは経営不振などから2022年2月にはアメリカの全店舗が閉店。 それに伴い、同月にb8ta Japanは「b8ta」の商標権やソフトウェアのライセンスを取得し、 アメリカのb8taから独立して営業を続けていた。

この時点で全国10店舗体制をめざしており、2024年には羽田空港第1ターミナルやJR名古屋高島屋などに期間限定出店もおこなったものの、店舗網は徐々に縮小。2025年3月にはb8ta有楽町店(電気ビルヂング南館内)とb8ta阪急梅田店を閉店し、残るはb8ta渋谷店のみとなっていた。
2025年9月には最後に残った渋谷店を9月末に閉店させることを発表。個性的な業態で全国展開を図ったb8taだったが、日本から姿を消す見込みとなっている。

関連記事:メルカリステーション、2020年6月10日開店-新宿丸井にメルカリの旗艦店

THE現代グローバル渋谷パルコ店、2025年9月19日開業ー韓国・現代百貨店が日本初出店、来年には表参道店も

東京都渋谷区の渋谷公園通りにあるファッションビル「渋谷パルコ」4階に、韓国・現代百貨店の日本1号店「THE現代グローバル渋谷パルコ店(仮称、ド・ヒョンデ・グローバル)」が2025年9月19日に開店する。

渋谷パルコ。

韓国・現代百貨店、日本初出店-渋谷パルコに

現代百貨店は1977年に創業。韓国各地に店舗を構えており、新世界百貨店・ロッテ百貨店とともに韓国の3大大手百貨店の一角を占める。

現代百貨店貿易センター店。
(韓国観光公社公式サイトより)

現代百貨店はこれまで渋谷パルコなど日本国内で「THE現代グローバル」(ド・ヒョンデ・グローバル)のポップアップショップを開いたことはあるが、常設店舗を出店するのは初のこと。渋谷パルコ店では1~2ヶ月ごとに異なった韓国ブランドを品揃えするとしている。
第一弾としては、同社と提携するファッションECプラットフォーム「nugu」が「TREEMINGBIRD」などの韓国ブランドを展開する。

現代百貨店、表参道などにも出店へ

韓国メディアによると、現代百貨店は2026年中に東京都渋谷区の表参道に店舗面積約661㎡の旗艦店を出店させる計画も発表している。
規模からしてフルラインの百貨店ではなく韓国ブランドやコスメを中心に品揃えするものとみられる。
現代百貨店は、今後5年間で日本国内に5店舗の出店をめざすほか、台湾・香港などへの出店も視野に入れているとしている。

関連記事:イニスフリー日本国内直営店、2025年8月17日までに全店閉店ー韓国化粧品最大手「アモーレパシフィック」看板ブランド、福岡パルコ店閉店で実店舗撤退
関連記事:イオン、韓国ミニストップをロッテに売却-2022年1月発表、約300億円で

九州・中国・四国地方の2024年百貨店売上前年比推移を見る

東京や大阪の都心にある百貨店と比較して「厳しい経営状態にある」といわれる地方の百貨店。
そこで今回は九州・中国・四国地方における2024年百貨店売上の前年比推移を見ていきたいと思います。

元気な地方百貨店の代表格といわれることもある熊本・鶴屋百貨店。1階ではくまモンが来店客を迎えてくれる。

九州・中国・四国地方の百貨店が調査対象

調査対象としたのは2025年時点で日本百貨店協会に加盟する九州・中国・四国地方の百貨店各社。
個店ごとの売り上げを発表していない企業も多く、ストアーズ社、東洋経済新報社、日経新聞、各県の地方紙・ブロック紙などの情報を参照して作成しています。
(一部に年度値・年値などの混在あり)
なお一口に「百貨店」といえども、各店の売り上げは岩田屋本店の990億円から佐世保玉屋の約9億円まで大きな「格差」があります。

中国・四国・九州・沖縄の百貨店2024年売上前年比。

福岡の百貨店は絶好調!

ここからは調査対象とした各社の売上推移を詳しく見ていきます。
明らかに「絶好調」といえるのが福岡市にある百貨店各社。
福岡都市圏の人口増に加えて九州における福岡一極集中、観光客の増加もあり殆どが2023年比10%以上超え。「過去最高売上」を叩き出したところも少なくありません。
なお「岩田屋本店」に関しては2025年に年商「1000億円超え」が見込まれています。
また、沖縄の「リウボウ」の好調も観光客増加が寄与しているといえそうです。

那覇市国際通りの一等地にあるリウボウ。

このほか地方では全国規模の人気テナントの導入による店舗活性化も進んでおり、例えば「ロフト」を新規導入した「丸由百貨店(後述)」「トキハ別府店」も売り上げが上昇、ハンズを導入した「高知大丸」も売り上げが微増。
熊本の「鶴屋百貨店」は台湾企業の県内進出に伴い台湾人の社員を増やすなどして新たな顧客の取り込みに挑んでいます。

山陰各社も好調!?

一方で、表を見ると「大都市のみ好調という訳ではない」ことが分かります。
特筆すべきは山陰地方の百貨店3社。
3社ともに年商は50億円未満ではあるものの、いずれも売り上げを伸ばしています。
米子の「JU米子高島屋」「米子しんまち天満屋」の2社は島根県に展開していた「一畑百貨店」が2024年1月に閉店したことに伴い松江に小型店を開設。さらに、両店舗ともに近年改装を続けており、駐車場も実質無料となっていることが大きいといえます。

松江市では2024年に一畑百貨店が閉店。
一畑から米子の百貨店に移籍した従業員もいるという。

たとえば「JU米子高島屋」では2022年にマックスバリュを導入するなど米子の2店は百貨店商材を扱いながらも食品売場をスーパー化、さらに100円ショップも導入しているなど、ショッピングセンターのような使い勝手の良い店舗にリニューアルを遂げています。もちろん百貨店商材の充実も図られており、米子高島屋では新たにシャネルも出店しています。

米子高島屋。地元企業が運営するFC店。

また、鳥取の「丸由百貨店」は「ロフト」を導入。実はこのロフトは米子しんまち天満屋がFC運営しているもので、山陰の百貨店各店は「米子の店舗の努力に支えられている」ともいえるでしょう。

丸由百貨店のロフトは米子天満屋が運営。
山陰の百貨店同士のタッグで店舗の活性化が図られた。

売上が下がった店舗、事情はそれぞれ

一方で売り上げが下がった店舗も少なくありません。
とくに大都市である広島市内の百貨店各店の減少が目立ちます。
備考欄に示したとおりそごう広島店」のように減床した店舗もあるなど売上減少にはそれぞれ異なった理由があるものの、2025年には新たな広島駅ビル「ミナモア」開業の影響も受けるとみられ、駅ビル完成による都心回帰の動きや観光客の取り組みをうまく図っていくことができるかどうかが今後の課題となってくるでしょう。

そごう広島店は親会社の変更に伴い改装が遅れているとみられ、エントランスにも1年以上「改装中」のパネルが広がっている。

また、調査各社のなかで売り上げが最小となった「佐世保玉屋」は建物の耐震性が確認されておらず、百貨店としての耐震基準の面積を下回る面積で営業を続けることで、当面の耐震補強を回避したい考えだとみられ、現在は1階の一部でサンドイッチや婦人服などを販売するのみとなっています。

実質コンビニほどの面積で営業する佐世保玉屋。

建て替えに挑む店舗も-新時代の百貨店像に期待

売上が下がった店舗で、今後が注目されるのが「佐賀玉屋」。同店は新たな資本を取り込み、2024年8月に建て替えのため本館を閉館。それでも2023年比8割以上の売上を確保しています。

建て替えのため閉店した佐賀玉屋本館。

2025年秋現在、佐賀玉屋は南館と仮設店舗で暫定営業をおこなっており、2026年度中にはシティホテルと合築の新たな建物が完成する予定。
近年地方百貨店の全面建て替えは珍しく、こうした佐賀玉屋の取り組みは佐賀のシンボルとしてのみならず、新たな時代の地方百貨店のモデルとしても期待がかかります。

ICHII’SロシナンテMARKET鎌田店、2025年9月12日開店-ドンキ福島店地階の新業態を移転統廃合、旧いちい鎌田店跡地に

福島県福島市の阿武隈急行線福島学院前駅に地場大手系食品スーパー「ICHII’SロシナンテMARKET鎌田店」が2025年9月12日午前8時30分に開店する。

2024年建替閉店「コミュニティパークいちい」全面刷新

ICHII’SロシナンテMARKET鎌田店の“店舗”としての前身となる地場大手系複合商業施設「コミュニティパークいちい鎌田店」は1988年7月に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,643㎡。
いちい直営食品フロア(売場面積1,168㎡)を核にハンバーガーショップ「モスバーガー福島鎌田店(いちいFC)」を専門店として併設、隣接区画の系列ペットショップ「ペッツマム鎌田店(いちい直営)」やセルフサービス食堂「まいどおおきに食堂福島鎌田食堂(いちいFC)」とともに一大商業集積を形成していたが、2011年3月の東日本大震災をはじめ地震による店舗の損傷も大きく、老朽化にともなう店舗建替えのため、2024年2月29日をもって36年の歴史に一旦幕をおろしていた。

旧コマレオのドンキ地階でうまれた業態を移転統廃合

ICHII’SロシナンテMARKET鎌田店の“業態”としての前身となる「ICHII’SロシナンテMARKET福島北店」は、2020年4月のPPIH系ディスカウントストア「ドン・キホーテ福島店」を核とする商業施設(旧コマレオプラザ/売場面積4,248㎡)開業にあわせ、地階食品フロアに同時開店
ICHII’SロシナンテMARKET福島北店は、スペイン生まれの作家「ミゲル・デ・セルバンテス」が執筆した小説「ドン・キホーテ(Don Quijote)」に登場する主人公の愛馬「ロシナンテ」と同名を冠する新業態1号店として、ドンキが取扱わない生鮮食品を中心とした売場を展開することで相乗効果を図ったが、当時建替中だった鎌田店への移転統廃合のため、2025年2月28日をもって閉店していた

EDLP型食品スーパーとしまむら系子供用品の複合店舗に

ICHII’SロシナンテMARKET鎌田店の建物は平屋建で店舗面積は2,093㎡。
福島北店に次ぐ「ICHII’SロシナンテMARKET」2号店として、毎日低価格(EDLP)型の店舗を展開。いちい鎌田店建替にあわせて休業扱いだったモスバーガーに加えて、福島市内初となるしまむらグループ系ベビー子供用品店「バースデイ鎌田店」を新たに導入する。
ICHII’S ロシナンテ MARKET 鎌田店(同社公式より)。

ICHII’S ロシナンテ MARKET 鎌田店

住所:福島県福島市鎌田字一里塚13-10
営業時間:午前9時30分~午後9時
※開店当日12日/翌日13日は午前8時30分営業開始
※9月14日/9月15日は午前9時営業開始

関連記事:イトーヨーカドー福島店、2024年5月6日閉店-郡山店はヨークベニマルに転換、ヨーカドー福島県から撤退
関連記事:ヨークタウン入江町、2021年10月29日開業-ヨークベニマルが出店、近隣の浜田店は休業・建替えへ
関連記事:中合福島店、2020年8月31日午後7時閉店-雨の最終営業日、創業190年・創立146年の歴史に幕

【大阪・関西万博】万博4大オフィシャルストアと人気商品を一挙紹介【EXPO2025】

大阪府大阪市此花区夢洲で2025年10月13日まで開催されている「大阪・関西万博」の会場内にある「丸善ジュンク堂書店「JR西日本グループ」「近鉄百貨店」「大丸松坂屋百貨店」の万博4大オフィシャルショップ。
それぞれの特徴とおもな商品を分かりやすく紹介します。

丸善ジュンク堂書店(西/東ゲート)

特徴
  • オフィシャルスタンプ帳はここで購入。
  • アニメコラボ商品も販売。
  • 人気のミャクミャクくじが引ける。
    :2時間待ちは覚悟の上で!
おもな商品
  • ミャクミャクカチューシャ(4400円)
  • ミャクミャクフィギュア付きクランチ缶(1870円)
  • ミャクミャクぬいぐるみポーチ(5610円)
    :背中に物を入れられるでっかいぬいぐるみ
  • 大屋根リング木製工作(33000円)
    :一周させるには16セット必要
  • ミャクミャクくじ(2200円)
    :1-3等まで違うサイズのミャクミャクぬいぐるみが当たる。
    ※7月18日より西ゲート風の広場店に移動。
  • 万博オフィシャルスタンプパスポート(1100円)
  • 同ケース&ストラップ(1210円)
丸善ジュンク堂書店 東ゲート店/西ゲート風の広場店

営業時間:9時~21時半
※入店は21時まで
※ミャクミャクくじは西ゲートのみ・最大21時まで

丸善ジュンク堂書店西ゲート風の広場店。
ミャクミャクくじは8月から西ゲートに。当たりやすくなったとか!?

JR西日本グループ(西ゲート)

特徴
  • 実質JR西日本パビリオン!鉄道イメージの内装は必見!
  • ストア内には鉄道部品ヘッドマークの展示も。
  • 人気の万博イコカは通販も実施。
  • ファミリア金鳥など関西企業のコラボ商品も販売。
  • 鉄道おもちゃ、TOMIXやKATOのNゲージもあり。
  • 一部商品はそごう・西武が手掛ける。

    JR西日本グループ館内のヘッドマーク展示。


    キョロキョロと動くイコちゃん。
    JR西日本グループは内装も必見!

おもな商品
  • 万博ICOCA+パスケース(3200円)
    :朝イチに並ばないと購入できないことが多い。
  • ミャクミャクポップコーンバケツ(4950円)
  • キンチョールペットボトルフォルダ(2090円)
  • ミャクミャク×イコちゃんカチューシャ(2640円)
  • ミャクミャク伏見人形(8800円)
  • ミャクミャクイコちゃんカプセルぬい(770円)
  • サンリオミャクミャククリップ(770円)
  • 海洋堂ミャクミャクイコちゃんカプセルフィギュア(880円)
  • KATO Nゲージ 323系エキスポライナー先頭車(4400円)
  • TOMIX Nゲージ ミャクミャク×イコちゃん貨物コム1形(1870円)

    上田バロン氏によるイメージイラスト
    (ニュースリリースより)
JR西日本グループ 西ゲート店

営業時間:9時~21時半
※入店は21時まで

JR西日本グループ西ゲート店。おとなりは近鉄。

近鉄百貨店(西ゲート)

特徴
  • 百貨店らしく伝統工芸品や中川政七商店の商品も。
  • サンリオ×ミャクミャクの品揃えが豊富。
  • オフィシャルショップのほか、台湾パビリオン(TechWorld)内には「神農生活」を出店。台湾の商品を販売中。
おもな商品
  • ミャクミャク型ハンディファン(4950円)
  • ミャクミャクテンガロンハット(3740円)
  • サンリオ×ミャクミャクトートバッグ(1980円)
  • ミャクミャク大阪フィギュアコレクション(1280円)
中川政七商店コーナー
  • 瀬戸焼おミャクじ(1650円)
    :瀬戸焼ミャクミャクの中におみくじ封入
  • ミャクミャク有田焼豆皿(2750円)
  • ミャクミャクだるま(5500円)

    近鉄×中川政七商店(ニュースリリースより)
KINTETSU(近鉄百貨店) 西ゲート店

営業時間:9時~21時半
※入店は21時まで

KINTETSU西ゲート店。おとなりはJR西日本。

大丸松坂屋百貨店(東ゲート)

特徴
  • 銘菓多め、伝統工芸品やアパレルも。
  • ジェラートピケ×ミャクミャクはここ。
  • オフィシャルスタンプ帳はここにもある。
  • 天井に青森ねぶたの装飾を設置。
おもな商品
  • マールブランジュお濃茶ラングドシャ8枚入(1641円)
  • ジェラートピケミャクミャクワンピース(7920円)
    :ジェラピケのアパレルは様々な種類あり。
  • 有田焼ミャクミャク小皿2枚セット(6050円)
  • ミャクミャクハイチュウ(540円から)
  • 万博オフィシャルスタンプパスポート(1100円)
  • 同ケース&ストラップ(1210円)
大丸松坂屋百貨店 東ゲート店

営業時間:9時~21時半
※入店は21時まで

大丸松坂屋百貨店東ゲート店。
東ゲート真横の建物、夜はプロジェクションマッピングが目印。

※それぞれの価格は税込みです。
※在庫状況や価格は変更されることがあります。

高島屋と阪急阪神百貨店、2025年9月10日に「業務提携の深化」発表-かつて合併めざした両社、「質的」協業で日本文化発信も

大手百貨店の「高島屋」(東京都中央区)と「阪急阪神百貨店」(大阪府大阪市)は、従来からおこなっていた両社間の業務提携を深化させ、新たな取り組みを実施することを2025年9月10日に発表した。

高島屋・日本橋タカシマヤS.C.。

かつて経営統合をめざした高島屋と阪急阪神

高島屋と阪急阪神百貨店は、三越伊勢丹の大阪再出店(JR大阪三越伊勢丹、2011年開店~2015年閉店)を前に高島屋側が2008年に経営統合の検討を持ち掛けたことを発端として、2008年10月には将来的な経営統合も視野に「3年以内(2010年前後まで)に資本・業務提携を結ぶ方針」を発表。
しかし、両社は2010年3月には経営統合の中止を発表。協力関係は維持しながらも、相互に派遣していた非常勤取締役を引き上げていた。

阪神百貨店・阪神うめだ本店。

現在はギフト商品の共同開発やフードロスの削減などの協業をおこなっているほか、2025年夏は猛暑による商品MDサイクルの見直しについての協業をおこなっていた。

「質的」な協業に深化、「日本文化の発信」も

高島屋と阪急阪神百貨店は、今回新たな取り組みとして共同での催事を実施、国内外への「日本文化の発信」にも取り組む。
具体的には、高島屋日本橋店では2025年9月24日から9月30日まで、阪急うめだ本店では10月7日までのあいだ、共同催事「日本の美と技を未来につなぐ」を開催。地域文化の発展や地域活性化につなげるべく、愛知県の有松絞りなど「日本の地域」の名産品を取り上げ、国内外の顧客への発信をおこなう。
こうした催事を通して地域活性化にも繋げていきたい考えだ。

阪急百貨店・阪急うめだ本店。

高島屋と阪急阪神百貨店は、このようにしてこれまでのスケールメリットを軸とした「量的」な協業のみならず「質的」な協業へも挑戦。「産地と共創しながら百貨店としての文化的な価値創出を具現化していく」としている。

関連記事:H2Oリテイリング、関西フードマーケットを2024年7月完全子会社化-阪急阪神百貨店系とイズミヤ・阪急オアシス・関西スーパー連携強化めざす

水戸市の全商店街、2025年秋までにアーケード撤去開始-最後に残った宮下銀座と南町、老朽化で

茨城県水戸市のJR水戸駅前にある「宮下銀座商店街」と、国道50号線沿いにある「南町三丁目商店街」のアーケードが、老朽化などの影響により相次ぎ撤去される。
これにより、水戸市からアーケード商店街が消滅する。

アーケード撤去直前の宮下銀座。

かつて水戸駅から伊勢甚や京成まで伸びていたアーケード

水戸市のアーケード商店街は水戸空襲後、戦後に復興の過程で設置されたもので、国鉄水戸駅前の水戸東照宮の参道でもある「宮下銀座商店街」に全蓋式アーケードが、水戸駅前から伊勢甚百貨店(現・水戸京成百貨店)を経て大工町の国道50号線沿いに肩屋根式アーケードが断続的に設置されており、駅前からほぼ雨に濡れることなく中心商業地へと行くことができた。

南町三丁目商店街のアーケード。

しかし、老朽化のため撤去が進んでおり、近年は撤去が進行。
残るは「宮下銀座商店街」と「南町三丁目商店街」のみとなっていた。

6月から宮下銀座、秋から南町アーケード撤去へ

JR水戸駅前の「宮下銀座商店街」では2025年6月ごろからアーケードの撤去が開始されている。
国道50号線沿いの「南町三丁目商店街」では2025年秋からアーケードが撤去される予定となっており、これにより戦後の復興から高度成長期を支えた水戸市内のアーケード商店街は約70年以上もの歴史に幕を下ろすこととなる。

関連記事:水戸オーパ、2026年7月31日閉店ーJR水戸駅前、僅か9年で
関連記事:ジョイフル本田、ホームジョイ本田を運営する本田を2025年9月30日付で買収-茨城県土浦市に本社を置く「2つの本田」1つに
関連記事:ベイシアFoods Park阿見店、2023年10月12日開店-ワールド協業の衣料「YORIMO」も
関連記事:フォレストモール常陸太田、2023年4月7日開業-ヨークベニマル・サンドラッグなど出店
関連記事:イトーヨーカドー日立店、2022年1月16日閉店ー北関東のヨーカドーは2店のみに
関連記事:シーマークスクエア、2020年3月19日開業-日立公設市場跡地にベニマル・京成百貨店・映画館など出店