カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

原信下飯野店、2019年10月19日開店-原信、ショッピングセンター業態で富山市初出店

富山県富山市の東富山駅近くに近隣型ショッピングセンター(NSC)「原信下飯野店」が2019年10月19日に開業した。

原信下飯野店(公式サイトより)。

原信、富山市初出店-NSC業態で

原信下飯野店が出店したのは、あいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)東富山駅近くの国道415号線沿い。
核店舗となる食品スーパー「原信」と同社を傘下に持つアクシアルリテイリングは新潟県長岡市に本社・本店を置いており、富山市には初出店となる。
原信下飯野店のスーパー棟の建物は平屋で建物面積は2,987.40 ㎡。館内には50席のカフェコーナーを備え、wi-fiも設置する。
そのほかにオープンモール型のテナント棟を併設しており、原信を含めて10店舗で構成される。建物面積の合計は7,220.56 ㎡となる。

テナント一覧
  • 原信(スーパーマーケット)
  • 富山第一ドライクリーニング(クリーニング)
  • 石焼ステーキ贅(飲食)
  • ほけんの窓口(保険取扱い)
  • セリア(100 円均一)10月25日開店
  • ドルフィン(コインランドリー)10月26日開店
  • あかのれん(衣料スーパー)10月30日開店
  • パレード(靴)11月2日開店
  • 西松屋(子供服)11月21日開店
  • エニタイムフィットネス(フィットネス)12月15日開店
原信下飯野店

住所:富山県富山市下飯野 8 番地 
営業時間:9時~22時(原信)

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ススキノラフィラ、2020年5月17日閉店-旧松坂屋・ロビンソン百貨店、再開発へ

北海道札幌市中央区の札幌市電すすきの電停・市営地下鉄すすきの駅前にある商業ビル「ススキノラフィラ」が、再開発のため2020年5月17日で閉館する。
ススキノラフィラ。

かつて松坂屋・ロビンソン百貨店だったラフィラ

ススキノラフィラは1974年6月に釧路市の企業と松坂屋が共同出資した百貨店「札幌松坂屋」として開店。1979年4月にイトーヨーカドーの出資を受けて「ヨークマツザカヤ」となった。
1994年3月には松坂屋系列を離れ、ヨーカドーグループの百貨店「ロビンソン百貨店札幌店」となり、2002年には百貨店と専門店街という構成に改められたものの経営は好転せず、2009年に専門店街「ススキノラフィラ」となった。

ラフィラ館内のテナント。

2019年現在の店舗面積は25,458㎡で、核店舗は地階に出店するイトーヨーカドーすすきの店。そのほか文教堂書店、アインズ&トルペ、キャンドゥ、マックハウス、ザガナカ、ハウスオブローゼなどが出店する。

築45年で老朽化、再開発・新ビルに建替えへ

閉館は建物の老朽化による耐震性不足のため。
閉館後は、地権者のセブンアイ、竹中工務店などが、2023年の竣工を目指して新たな建物を建設する方針だというが、新ビルの規模などについては10月時点では発表されていない。
ススキノラフィラは札幌市の中心部に位置しており、さらに2030年には札幌オリンピックが開催される可能性もあるため、商業のみならず宿泊施設、オフィスなどとの複合ビルとなることも予想される。

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イトーヨーカドー、構造改革を2019年10月発表-33店舗の閉店検討、衣料縮小の一方で食品館は規模拡大へ

セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)は、2019年10月10日から15日にかけて総合スーパー「イトーヨーカ堂」の構造改革を発表した。

イトーヨーカドーの店舗(大森店)。

ヨーカドー、衣料・住居を大幅縮小-テナント化へ

今回の構造改革による大きな変化は、衣料・住居などといったライフスタイル事業の自営MDを大幅に縮小すること。
ライフスタイル事業は長年にわたって赤字であるといい、2022年までに2018年度比で半分にまで縮小し、テナントの導入を進める方針だという。
これにより、人員削減も進める。

イトーヨーカドーは古い総合スーパーを多く抱える(沼津店)。

食品館を分社化-新たな「中核事業」にしたい考えか

さらに、2022年を目途に「イトーヨーカドー食品館」の分社化を視野に入れ、人口の増加が続く首都圏での食品スーパー事業を強化していく考えも発表した。

イトーヨーカドー食品館(上大岡店)。

それに先駆け、2019年10月21日付けで、販売事業部の「食品館ゾーン」(食品スーパー「イトーヨーカドー食品館」)と、「プライスゾーン」(ディスカウントスーパー「ザ・プライス」)を、「食品館・プライスゾーン」へと統合する。

ザ・プライスの店舗(閉店した西川口店)。
食品館と部門統合される。

33店舗の業態転換・閉店も検討-国内全店の3割弱

このほか、イトーヨーカドーの国内全158店のうち、約2割以上に当たる33店を「自力再生が難しい店舗」とし、他社との連携などにより複合施設化を進め、経営状態が改善しなければ閉店させる方針も示した。これらの店舗名については明らかにされていない。

閉店が続くイトーヨーカドー(新田店)。

永年総合スーパーの雄として君臨し、2000年代中盤までは経営規模の拡大をめざして九州への上陸も囁かれていたたイトーヨーカドーであるが、近年は地方の店舗や首都圏の老朽店舗を中心に店舗整理や食品スーパー化を進めているほか、兵庫県加古川市以西の全店舗を閉店させるなど、展開エリアの縮小もおこなっている。
イトーヨーカドーは首都圏駅チカという不動産価値の高い店舗も多く、将来的には「首都圏における食品スーパー事業」を収益の要としつつ、イオンモールのように不動産で収益を上げる事業モデルへと転換したい考えであろう。

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サンエー石川シティ、2020年夏開業-旧石川浄水場跡地に

沖縄県うるま市の旧石川市エリアに大型ショッピングセンター「(仮称)サンエー石川シティ」が、2020年夏に開業する。(仮称)サンエー石川シティ。

石川浄水場跡、サンエーに

サンエー石川シティの店舗面積は約13,190㎡。
沖縄県企業局が所有していた旧石川浄水場跡地への出店で、旧石川市の中心市街地からも近く、周辺には小・中学校や図書館、消防署などの公共施設も数多く設置されている。
館内には同社直営の食品館、衣料館に加え、テナントとして同社がFC展開するドラッグストア「マツモトキヨシ」、家電量販店「エディオン」などが出店する。

うるま市7店舗目となるサンエー

サンエー石川シティはサンエーとしてはうるま市7店舗目となる。
うるま市では2018年にカインズを核店舗とする「ABLOうるま店」が開店したばかりであり、大型店競争が激化しそうだ。

サンエー石川シティ

住所:沖縄県うるま市石川角石原 2565 番地 他

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ファミマ、ドンキ(PPIH)株を追加取得-2021年8月迄に1000億円以上を投じ持分法適用会社化

コンビニエンスストア大手の「ファミリーマート」(注)(東京都豊島区、以下「ファミマ」)は、ドン・キホーテ、ユニー、長崎屋などを傘下に持つ「パン・パシフィック・インターナショナルHD」(東京都目黒区、PPIH)の株式を持分法適用会社化すべく追加取得することを2019年8月16日に発表した。
(注:「ユニー・ファミリマートHD」は9月1日に「ファミリーマート」に社名を変更

ファミリーマート。

ファミマ、ドンキ株を追加取得-1000億円以上投入か

ファミマとPPIH(当時はドンキHD)は2017年8月に資本業務提携を締結。2019年8月現在、ファミマはPPIHの株式の約4.88パーセントを保有している。
ファミマは、PPIHを持分法適用会社化すべく、2021年8月までを目途に最大15%(議決権ベース)まで取得するという。

PPIHの傘下であるユニーの店舗。

株式の取得額は公表されていないものの、PPIHの株式時価総額は2019年に1兆円を突破しているため、ファミマは今回の株式取得に1000億円以上を投じることになるものとみられる。

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大丸松坂屋、「栄広場」「日本生命栄町ビル(仮称)」に新商業施設-栄の一等地、再開発すすむ

大丸松坂屋百貨店は、愛知県名古屋市中区錦三丁目で建替中の「日本生命栄町ビル(仮称)」とその向かいの「栄広場」跡地に新たなビルを建設し、商業施設を出店させる。

名古屋市栄。

大丸松坂屋、名古屋の一等地に新たな商業施設を開発

旧・日本生命栄町ビルは1962年に開設。名古屋メルサとサンシャイン栄に挟まれた栄エリアの一等地にあり、ティファニー名古屋店(名古屋栄三越に2016年移転)や居酒屋、事務所などが入居していたが、老朽化に伴い解体されていた。
新施設の建物は地上6階地下2階建、延床面積は6,343㎡。地階で地下街・サカエチカや地下鉄駅と連絡する。
2020年11月の完成を目指して工事が進められる。

日本生命栄町ビル(仮称)建設予定地

「栄広場」も大丸松坂屋が再開発へ

大松松坂屋百貨店は日本生命ビル向かいの「栄広場」とその周辺地について、土地の一部を所有する名古屋市と共同開発を行うことで2019年2月に基本合意し、9月からは開発事業者の公募を開始している。
栄広場は約1,800㎡。この地にはもともと日銀名古屋支店があったものの、名古屋空襲で焼失したため空き地となり、その後は各種音楽イベントが開催されるなど長年に渡って名古屋市民に親しまれてきた。大松松坂屋は、これに同社が所有する駐車場など(約3,000㎡)を合わせた約4,800㎡一体的に開発し、高層ビルを建設。下層階を商業施設として活用する方針だという。新ビルは2024年度の完成を目指す計画で、向かいの日本生命ビルとの相乗効果が期待されている。

栄広場。様々なイベントが開催されたが廃止される。

大都市圏で攻勢の大丸松坂屋、お膝元の名古屋でも

近年、大丸松坂屋は大阪心斎橋や京都四条通、神戸旧外国人居留地エリアで、百貨店周辺のビルを賃借し、外資系ブランドやセレクトショップ、東急ハンズなどを誘致するなど、地域と一体となった商業施設開発を行っている。

神戸ゼロゲート。

名古屋でも、グループのパルコが大型専門店主体の「名古屋ゼロゲート」を2014年10月に開設。衣料・雑貨・飲食店4店舗が入居する「PARCO midi」を2015年3月に開設し店舗周辺の歩道を改修するなど、名古屋栄エリアでの積極的な投資を進めてきた。

松坂屋名古屋店。

2019年現在、両ビルの入居テナントは決まっていない。
今回開発される両施設は商業施設としての規模は大きくないものの、松坂屋の本店に近く、かつ名古屋の一等地での再開発であるため、その活用方法やテナント構成に大きな注目が集まりそうだ。

外部リンク: 2020年、日本生命栄町ビルに新しい商業施設を出店します
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アヴァンモール菊陽、2020年3月開業-福岡地所系、ザ・ビッグを核にハンズマンと一体開発

熊本県菊池郡菊陽町の国道57号線(菊陽バイパス)に、福岡地所系の「九州リースサービス」、九州地場大手ホームセンター「ハンズマン」、阿蘇製薬グループの「アソインターナショナル」の3社が開発するショッピングセンター「Avant Mall菊陽」(アヴァンモール菊陽)が2020年3月末を目処に開業する。

Avant Mall菊陽。

菊陽に「ザ・ビッグ」核のショッピングセンターが進出

アヴァンモール菊陽の敷地面積は24,927㎡、延床面積は約7,769㎡。土地は阿蘇製薬グループ(アソインターナショナル)が所有する。
九州リースサービスが開発する商業施設は「クロス21UTO」(熊本県宇土市、2013年11月開業)に次いで2施設目。施設名の「Avant」は「Avant-garde(アヴァンギャルド)」の略でフランス語で「前衛的」を意味する。
基本コンセプトに「あらゆる世代のお客様が楽しめる」「一日いても飽きない新しさがある」「親しみがあり、地域のお客様に永く愛される」を掲げ、イオングループのマックスバリュ九州が運営する食品ディスカウント「ザ・ビッグ」を核に、ニューコ・ワンの複合書店「TSUTAYA」、総合衣料品店「サンキ」、ベビー服・ベビー用品店「西松屋」、そのほか飲食店複数店舗が出店する。

Avant Mall菊陽。

九州リースサービスは、アヴァンモールの地権者であり隣接地に店舗を構える「ハンズマン」とともに「地域の方々に新しい衣・食・住が集うコラボスペースを提供し、永く支持される施設を目指してまいります。」とコメントしており、ハンズマンも商業施設の開発・運営の一部に関与する形での開発を目指す。

近隣ではイオン菊陽が撤退発表済

イオングループは近隣のショッピングセンター「サンリー菊陽」に総合スーパー「イオン菊陽店」(旧・サンリー菊陽寿屋)を出店しているが、2020年2月末を目処に撤退を予定しているため、アヴァンモールの核テナントである「ザ・ビッグ」がイオングループ系スーパーの事実上の後継店となるとみられる。
熊本県内有数のロードサイド型商業施設集積地でもある「菊陽バイパス」には、サンリー菊陽のほかにもディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ菊陽店」やコーナングループのホームセンター「HIヒロセ菊陽店」など大型店が数多く立地しており、アヴァンモールに進出予定のニューコワンも近隣に「TSUTAYA AVクラブ菊陽店」を出店していることから、店舗の統廃合が想定される。

サンリー菊陽ショッピングセンター・アスパ。

菊陽バイパス周辺では、光の森駅前の大型ショッピングセンター「ゆめタウン光の森」が2019年6月に増床リニューアルを実施。セブン&アイHDの大型雑貨店「ロフト」及びベビー服・ベビー用品店「アカチャンホンポ」の導入や駅直結連絡通路の設置に踏み切るなど、施設間競争が激化している。
アヴァンモール菊陽の進出は、イオン撤退後の施設再生が喫緊の課題となる「サンリー菊陽」にも少なからず影響を及ぼすことになろう。

Avant Mall菊陽(アヴァンモール菊陽)

住所:熊本県菊池郡菊陽町大字津久礼平ノ上

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アニメガ、2019年10月31日よりソフマップ運営に-文教堂のホビー店、経営再建で

大手書店グループ「文教堂グループホールディングス」(神奈川県川崎市高津区、以下「文教堂グループ」)は、アニメ・キャラクターグッズ専門店「アニメガ」事業を、ビックカメラグループの「ソフマップ」に2019年10月31日付で譲渡する。
文教堂アニメガ。

経営再建中の文教堂、アニメガをソフマップに

文教堂グループの中核企業「文教堂」は、1949年12月に神奈川県川崎市の溝の口駅前で「島崎文教堂」として創業。1994年7月の株式上場以降は同業他社の買収やプラモ・模型専門店「文教堂ホビー」(B’s Hobby)への参入など事業多角化を進めたが、2000年代中期ごろネット書店の台頭や同業他社との競争により経営が悪化、2019年6月28日に事業再生ADR手続による私的整理を開始した。
アニメガは2011年9月に1号店となる「アニメガ武蔵境駅前店」を出店。次世代の主力業態として、5年ほどで30店舗体制を構築するに至っていた。

丸善と文教堂ホビー・アニメガが共同出店するコングロM。

しかし、文教堂グループの経営悪化に加えて競合店との差別化が図れなかったこともあり、2019年9月現在は24店舗となっていた。

ソフマップ、アニメガ取得で「サブカル」復権なるか

ソフマップはかつてPCゲームやアニメ、アイドル関連商品などサブカル分野に強い家電量販店であったが、2006年にビックカメラの子会社となって以降は総合家電量販店事業を縮小。2011年からはホビー特化型新業態「アキバ☆ソフマップ」をビックカメラグループ店舗内を中心に出店開始するなど、強みを活かした事業展開を進めた。

家電も扱っていた旧・ソフマップ秋葉原本館(閉店済み)。

一方で、2016年ごろからは「中古商品の買取販売」に経営の軸足を移しつつあり、一部のホビー店を順次デジタル製品併売業態に転換。並行して中古商品専門店業態「Re Collection」の出店開始や類似業態である「あきばU-SHOP」の再取得などをおこなっていた。

アキバ☆ソフマップ1号店・鹿児島中央駅店。(現在は完全閉店)

中古販売に経営の軸足を移しつつあったソフマップだが、2018年12月からは「ソフマップAKIBA」を皮切りに、各店舗に順次「女性向けアニメキャラクター専門フロア」を開設。2019年5月にはコラボカフェ「STELLAMAP CAFE」(ステラマップカフェ)の運営に乗り出すなど、女性を対象とした事業を開始。さらに、2019年8月からは、アニメガ事業取得に先行して通販サービス「アニメガオンライン」の運営を開始しており、再びサブカル関連事業を強化しつつあった。
文教堂グループは今回の経営譲渡に関して「既存のアニメガ店舗及び文教堂書店内アニメガ区画、文教堂JOY内区画は順次株式会社ソフマップ様へ承継され、新「アニメガ」として再出発(一部閉鎖)致します。」とコメントしており、独立のアニメガ大型店(文教堂併設店や文教堂JOY併設店などを除く)では、池袋マルイ店サンシャインアルタ店静岡店三宮店高松店がソフマップの運営へと引き継がれるとみられる。

高松店が入居する瓦町フラッグ。

かつてのソフマップは男性向けサブカルに強いイメージであったが、女性向け商品にも強みを持つアニメガの取得は「サブカルに強いソフマップ」というブランドイメージをより盤石なものとすることになろう。

外部リンク:ソフマップ広島店、2018年8月26日閉店-関西以西唯一の単独店舗、ビックに移転へ
関連記事:ビックカメラ秋葉原店、2017年6月22日開店-ソフマップ秋葉原本館を業態転換
関連記事:文教堂グループHD、私的整理を2019年6月28日開始-事業再生ADR申請で上場・営業維持めざす
外部リンク:TSUTAYA、旭屋書店グループを子会社化-2019年4月に

ヨコハマハンマーヘッド、2019年10月31日開業-モアーズとインターコンチの複合施設

神奈川県横浜市中区のみなとみらい21新港地区で計画が進められている大型複合客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル」と併設の複合商業施設「YOKOHAMA HAMMERHEAD」(ヨコハマ ハンマーヘッド )(旧・新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業)の商業ゾーン「ハンマーヘッド ショップ&レストラン」が、2019年10月31日に開業する。

YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT。

「ハンマーヘッド」の商業ゾーンはモアーズ運営

新港ふ頭客船ターミナルの建物は、地上5階建てで延床面積は約30,290 ㎡。「ハンマーヘッド」の名称は1914年に竣工した英国製の「ハンマーヘッドクレーン」にちなんだもの。
神奈川県内でファッションビル「岡田屋モアーズ」を手掛ける「横浜岡田屋」を中心に、野村不動産、横浜グランドインターコンチネンタルホテルなど8社で構成されるグループが開発するもので、構成企業各社の実績・ノウハウを生かした事業運営が行われる。

商業施設は岡田屋モアーズが運営。

「食」テーマに25店舗-高層階はインターコンチ

新港ふ頭客船ターミナルの施設コンセプトは「ヨコハマウミエキ」。
1階から2階は岡田屋モアーズが中心となって運営する商業ゾーン「ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT 」となる。
商業ゾーンはコンセプトに「FOOD MUSEUM」を掲げ、25店舗が出店。ラーメン店6店が出店する「ジャパンラーメンフードホール」や「ピーターラビットカフェ」も設けられる。
殆どのテナントが飲食店であるが、それ以外としては化粧品中心のドラッグストア「アインズトルペ」、コンビニ「セブン-イレブン」、ラジオスタジオ「横浜マリンFM HAMMERHEAD STUDIO」が出店する。アインズトルペは「アインズアンドトルペ ビューティー ファクトリー」として「フード」「ギフト」を強化した新業態となる。
また、1階には国際旅客のためのCIQ施設(税関、出入国管理、検疫)が設けられる。大型複合客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル」は11月4日に開業する。

商業ゾーンの館内イメージ。

3階から5階はインターコンチネンタルホテルが出店し「インターコンチネンタル横浜 Pier8」となる。客室は173室で、2019年11月に開業する。
このほか、屋外には公園「ハンマーヘッドパーク」が2020年3月に開設される。

ヨコハマハンマーヘッド

神奈川県横浜市中区新港2丁目14番1

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フレスポひばりが丘、2019年10月25日開業-オーケーを核に約20店が出店

東京都西東京市のひばりが丘の西武池袋線ひばりヶ丘駅近くに、大和リースのショッピングセンター「フレスポひばりが丘」が2019年10月25日に開業する。

フレスポひばりが丘。

ひばりが丘のJX跡地に大和リースの「フレスポ」進出

フレスポひばりが丘はJX日鉱日石エネルギー中央研修所及びガソリンスタンド跡地に出店。建物は地上3階建、店舗面積は約2,485㎡、土地・建物はJX不動産が所有する。
大型ディスカウント「オーケーひばりが丘店」を核に、いなげやグループのウエルシア系ドラッグストア「ウェルパーク」、オリジン東秀の中華食堂「れんげ食堂Toshu」、カット&カラー「チョキペタ」、児童向け知育体操教室「クラブネイス」、託児機能付オフィス「ママスクエア」など20店舗近いテナントが出店する。

フレスポ業態としては珍しい全天候型のモールとなる。

フレスポの徒歩圏内には大型高層総合スーパー「西友ひばりヶ丘店」やコープみらいの大型店「コープひばりが丘」、ひばりヶ丘パルコ地階の高級食品スーパー「いなげやブルーミーブルーミーひばりヶ丘店」、ダイエーグループのボックスディスカウント「Big-A 西東京谷戸町店」といった店舗が既に営業しているが、大型ディスカウントやドラッグストアなど生活利便性の向上に結び付く店舗が揃う地域密着型ショッピングセンターの進出は、近隣住民の新たな買物先の選択肢として受け入れられるであろう。

フレスポひばりヶ丘

住所:東京都西東京市谷戸町2-3-7
営業時間:9:00~21:30(オーケー)

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