カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

玉屋マルタマ住吉店、2019年8月31日閉店-かつての九州大手、最後の店舗

長崎県長崎市の長崎電気軌道若葉町電停前にある百貨店系スーパー「マルタマ住吉店」が8月31日閉店する。
同店はかつて九州大手だったスーパー「マルタマ」最後の店舗だった。

かつて九州大手だったマルタマ

マルタマはかつて九州大手であった百貨店「玉屋」傘下の百貨店系スーパーとして創業。
佐世保玉屋系の店舗と福岡玉屋系の店舗があったが、福岡マルタマの店舗は経営不振のため「寿屋」(熊本市)に譲渡されて「寿屋」や同社の小型店「Kコンビ」となり、寿屋倒産により現在は全店閉店している。

マルタマ住吉店、54年の歴史に幕

マルタマ住吉店は1965年に開店。建物は平屋で売場面積は964㎡。当初は佐世保玉屋の子会社「滑石玉屋百貨店」が運営していたが、近年は住吉店のみとなっていた。

マルタマ住吉店。

佐世保玉屋は数年前まで系列企業も併せて長崎・佐賀・福岡県内に多数の百貨店・専門店・ギフトサロンなどを運営していたが、同社系列の店舗は佐世保市内のみとなる(佐賀県・福岡県内にある玉屋ショップは佐賀玉屋系列もしくは提携店)。

佐世保玉屋。

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神戸阪急・高槻阪急、2019年10月5日開店-そごう神戸店・西武高槻店は9月30日閉店

H2Oリテイリング・H2Oアセットマネジメント・阪急阪神百貨店は、そごう神戸店(兵庫県神戸市)・西武高槻店(大阪府高槻市)をそれぞれ「神戸阪急」(2代目)・「高槻阪急」として2019年10月5日から営業開始することを発表した。

阪急への引継ぎのため10月1日から4日まで休業

そごう神戸店」は1899年6月開店、現在の店舗は1933年開店。阪神三宮駅と直結する。売場面積は43,093㎡。そごうで唯一、戦前から営業する店舗であった。
阪神淡路大震災までは神戸の地域一番店であったが、震災の影響により減床。その後はライバルの大丸神戸店(こうべみせ)が地域一番店となっていた。別館にはロフトの神戸旗艦店も出店する。

そごう神戸店(神戸市中央区)。

西武高槻店」は1974年11月開店、売場面積は33,353㎡。JR高槻駅前に立地する。「西武高槻ショッピングセンター」として、西武百貨店を核店舗にオーロラモール高槻を形成。関西スーパー、ユニクロ、ロフトなど数多くのテナントが出店する。近隣には松坂屋高槻店がある。

西武百貨店高槻店(大阪府高槻市)。

両店は、セブンアイHDとそごう・西武の経営改革の一環として、阪急阪神百貨店に経営が引き継がれることが2018年に発表されていた。
両店は9月30日で一旦閉店、10月1日~10月4日は休業となる。
これまでの経緯はこちら。

神戸阪急、「酒」を充実-広場も改装

神戸阪急のテーマは「フェスティバル365」。

神戸阪急。

もっとも改装がおこなわれるのは地階・食品売場で、11月27日までに24店舗が新規出店。「灘・兵庫 SAKE BAR」「CRAFT BEER BAR」も開設される。

地階イメージ。

また、そのほかのフロアも一部を改装。催事場を拡張するほか、震災復興のシンボルとして設けられ「からくり時計」で親しまれた2階「サンファーレ広場」は「グランパティオ」として全面改装され、期間限定でストリートピアノを設置するなど様々なイベントが開催される。

神戸阪急・グランパティオ。

高槻西武、食品など改装-梅田から取り寄せも

高槻阪急でも食品売場を中心に改装をおこなう。

高槻阪急。

毎日の食をより豊かに」をテーマに掲げ、11月22日までに順次改装。阪急阪神百貨店最大の全国銘菓コーナーを開設するほか、うめだ阪急からのお取り寄せコーナー、当日宅配サービスも新設される。
テナントの多くは存続するが、「オーロラモール」は西武系の名称であるため使用されない。

高槻阪急・食品売場イメージ。

10月5日から阪急とポイントカード共通化

両店はともに10月5日にオープニングセレモニーを実施。その後も各種開店記念イベントが開催される。
また、阪急百貨店・阪神百貨店の各店と同様に「阪急阪神お得意様カード」「各種ペルソナカード」「各種エメラルド STACIA カード、ソレーナ STACIA カード、博多阪急エメラルドカード」の優待と「Sポイントの付与」が開始されるほか、神戸阪急ポイントカード、高槻阪急ポイントカードも発行される。
(新店画像はニュースリリースより)

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福屋百貨店宮内店、2019年8月31日閉店-ロードサイドの小型百貨店、競争激化が影響か

広島県廿日市市のロードサイド型小型百貨店「福屋百貨店宮内店」が2019年8月31日に閉店する。

福屋宮内店(ストリートビューより)。

競争激化する広島西部、廿日市の福屋も閉店へ

福屋宮内店は1991年6月開業。建物は2階建てで、売場面積は627㎡。広島県道30号線沿いのロードサイドへの出店であった。取扱品目は婦人服、化粧品、銘菓、贈答品など。
当時の廿日市市は人口の増加が著しく、また1990年に開業した岡山に本店を置く百貨店「天満屋アルパーク店(2020年1月閉店予定)」が絶大な人気を集めていたことから、福屋も地元客を逃したくないとの思いで支店を開設したと考えられる。

アルパークの天満屋。

広島西部では、2015年6月にイズミのショッピングセンター「ゆめタウン廿日市」、2017年4月にイズミの生活提案型ショッピングセンター「LECT(レクト)」が相次ぎ開業。贈答品需要もこちらに流れていることが予想され、天満屋の閉店を前にロードサイドの小型百貨店も28年の歴史に幕を下ろすこととなった。
福屋宮内店では、8月15日より閉店セールが開催されている。

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大沼米沢店、1階のみで営業継続へ-2019年9月から本格営業開始

2019年8月15日に閉店した山形県米沢市にある百貨店「大沼米沢店」が、1階部分に縮小して営業継続する方針を閉店日に明らかにした。

大沼米沢店。

大沼米沢店、縮小で存続へ

大沼は1700年に現在の山形市七日町で創業。1950年7月に百貨店業態となった。同社は長らく創業家による企業経営が行われていたが、競争激化や店舗の耐震補強、改修に多額の資金が必要になることから、2017年に企業再生ファンド「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(MTM社、東京都)の傘下となっていた。しかし、経営問題により2019年3月からは大沼の幹部社員で設立した「大沼投資会社」の運営となっていた。

大沼本店。

大沼米沢店は1970年11月に大沼の支店として開業。建物は地上6階建で、売場面積は6,769㎡。数年前から売場を5階までに、そして2018年4月に3階までに縮小していたが、経営問題もあり2019年8月15日限りでの閉店を発表していた。
大沼は閉店後に建物を売却、小型店を米沢市内に開設するとしていたが、8月中に現店舗1階で暫定営業を開始、9月中旬ごろに本格的に縮小営業再開する方針に改めた。

大沼米沢店1階。

取り扱い品目はアパレル、ギフト、食品、銘菓、化粧品など。
大沼は建物を売却し、その後に店舗を再移転させたい意向を示しているものの、現店舗は駅から離れた商店街の立地であり、不動産需要も活発であるとはいえないため、当面は現店舗での縮小営業のままとなりそうだ。

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湯~園地、2019年は8月31日・9月1日に開催-別府ラクテンチ

大分県別府市の遊園地「ラクテンチ」で期間限定の温泉テーマパーク「湯~園地」が2019年8月31日・9月1日に開催される。
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会場となるラクテンチ。

湯~園地、2019年も開催-「ナイト湯~園地」も

もともと「湯~園地」計画は、別府市長が別府市が作成した「湯~園地」PR動画が100万再生を突破した際に計画を実現させると公約したもの。
温泉と遊園地を組み合わせたテーマパークで、第一段はクラウドファンディングで資金を集め2017年7月29日~31日に開催された。その後、2018年9月には子供向けイベント「こども湯~園地」を開催している。開催地はいずれも1929年開店の遊園地「ラクテンチ」となっている。
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100万再生を突破した「湯~園地」動画(別府市作成)。

第3回となる今年は「こども湯~園地」と「ナイト湯~園地」の2イベントを実施。
第1回と同じく、音楽作家の清川進也がプロデュースをおこない、ミストブランコなど4つの特別アトラクションが開設される。
それに加えて「夏休み最終日」の実施であるため、夏休みの宿題を手伝うイベントも開催されるという。
なお、小学生以下は入場無料。また、9月1日にはTPDの脇あかりさんが来園する。

ラクテンチの常設アトラクション「あひる競走」。

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レインボー小倉、2019年7月閉館-旧・西友→近商ストア、建物は競売に

 京都府宇治市の近鉄小倉駅前東口・旧国道24号線沿いにある大型ショッピングセンター「レインボー小倉」が、2019年7月に閉店していたことがわかった。

レインボー小倉。

レインボープラザ1号店、当初の核店舗は「西友」

レインボー小倉は1976年6月に「レインボープラザ小倉宇治」(三津富小倉ビル)として開業。駅西口に存在した小倉駅前デパートビル(平和堂小倉店)と並び、宇治市小倉地区を代表する大型小売店であった。建物は地上4階・地下1階で、売場面積は9,822㎡。このほかに立体駐車場を備える。
レインボープラザは地場不動産デベロッパー「三津富」のSC事業ブランドで、小倉宇治はその1号店であった。開発テーマは「地域に時代の新風を吹き込む」で、核店舗として近接地で営業していた「西友宇治店」を誘致した。西友宇治店は西友ストアー関西の運営で、初代店舗は小倉駅前デパートビル内に1975年3月に開業したが、わずか1年ほどの営業で移転となった。なお、小倉駅前デパートビル(現:オグラフリークス、ほぼ空き店舗)には平和堂が出店した。
その後、西友の撤退を期に2001年4月20日に全館をリニューアル。新たな核テナント「近商ストア小倉店」をはじめとして100円ショップ「ダイソー」など32店舗を誘致し、施設名も「レインボー小倉」に改称していた。その後、三津富は2004年に経営破綻している。

レインボー小倉唯一の物販店「ダイソー」7月18日閉店

レインボー小倉には近年までマクドナルドやココカラファインなどが出店していたが、核店舗である近商ストアが2018年8月26日に閉店したのを機にテナントの撤退が急速に進行。それ以降も総合衣料「オンセンド」、ドリームドリームが運営するパチンコ店「タマダロウ」、婦人服「ナカニシ」、ヘアーカット「ライム」などが継続して営業していたが、2019年に入るとそれらの多くが閉店した。

2019年に入ると館内の大部分が空き店舗となった。

7月18日にはレインボー小倉唯一の物販テナントとなっていた100円ショップ「ダイソー」が閉店(一応「休業」としている)し、フィットネス「カーブス」など館内に残っていたごく一部のサービス系テナントについても7月中に閉店することとなった。

耐震性不足も閉館の一因か-建物は競売に

レインボー小倉は2017年3月に宇治市から耐震性に関する問題を指摘されており、その点も閉館の一因となったものと思われる。
宇治市小倉地区では近年「平和堂」や地場スーパー「オーレまるやま(旧・丸山百貨店)」といった大型小売店の閉店が相次いでいる。
周辺にはハートフレンドが運営する「フレスコ宇治店」や、ディスカウントスーパー「サンディ小倉店」、2018年7月に開業したばかりの「マツモト宇治小倉店」など多くの食品スーパーが存在するものの、レインボー小倉の閉館により、地域から大型ショッピングセンターが姿を消すことになる。
建物は競売にかけられており、耐震性もないことから閉館後は解体される可能性が高い
建物や土地の活用については未定であるものと思われるが、大都市圏の駅前という好立地であるうえ、競合スーパーが多くあるため、マンション用地になることも予想される。
(写真:浅葱さん

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マツキヨとココカラ、経営統合協議を開始-2019年8月14日に発表、売上高「約1兆円」に

ドラッグストア大手「マツモトキヨシHD」(千葉県松戸市、以下マツキヨ)と「ココカラファイン」(神奈川県横浜市、本店は大阪府大阪市、以下ココカラ)は、経営統合に向けた協議を開始することを2019年8月14日に発表した。

ココカラファインの旗艦店(大阪市)。

スギ薬局も統合を打診していたが…。

マツモトキヨシは1932年12月に千葉県松戸市で「松本薬舗」として創業。首都圏地盤であったが、2000年以降からイズミと提携し「ゆめドラッグ」を展開、九州地盤の「ミドリ薬品」を傘下に収めるなど、地方における店舗網の強化を進めている。
ココカラファインは2008年4月に首都圏地盤の「セイジョー」と関西地盤の「セガミ」の経営統合により設立。2010年10月には関西地盤の「アライドハーツHD」(ライフォート・ジップドラッグ)と経営統合している。
マツキヨ・ココカラの経営統合は、2019年4月26日に発表された「資本業務提携に関する検討・協議」を発端としたもの。その後、ココカラに対してスギHD(スギ薬局)も経営統合を打診したが、ココカラの取締役会はマツキヨHDと経営統合したほうが大きな相乗効果があると判断したという。

スギ薬局。

売上高1兆円、アジア2位の巨大チェーンに

マツキヨHDはドラッグストア業界国内5位(かつては1位)、ココカラは7位(かつては3位)であるが、経営統合後の売上高は約1兆円と業界首位のツルハHD(北海道札幌市)の8000億円弱を大きく上回り、国内で首位・アジア全体でも「ワトソンズ」(香港)に次ぐ2番目の規模の巨大ドラッグストアチェーンとなる(2018年度数値より)。

ドラッグストア大手7社の売上推移(各社決算により作成)。

ニュースリリース:株式会社マツモトキヨシホールディングスとの経営統合の協議開始についてのお知らせ(ココカラファイン)
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イオン藤井寺ショッピングセンター、2019年9月14日開業-イオンモール跡、ダイエーを核店舗に65店が出店

大阪府藤井寺市の近鉄藤井寺駅前にあった「イオンモール藤井寺」跡地に「イオン藤井寺ショッピングセンター」が2019年9月14日に開業する。

イオン藤井寺ショッピングセンター(撮影:さわらさん)。
外壁には「藤」の花のイメージも設置される予定。

イオンモール跡、地域密着型のショッピングセンターに

イオン藤井寺ショッピングセンターの前身となる「ダイヤモンドシティ藤井寺ショッピングセンター」は1973年12月に総合スーパー「ジャスコ藤井寺店」を核として開業。1988年には「藤井寺アプト」(アプト館)を新設する増床を実施、複数回にわたる改装を実施することで、地域一番店としての地位を確立した。
その後、運営会社再編の一環として2007年8月に施設名を「イオンモール藤井寺」に改称、2011年3月に核テナントの店舗名を「イオン藤井寺店」に改称したが、施設の老朽化に伴う建替えのため、2014年2月28日をもって閉店していた。
イオンモールは当初、建替前と同様に総合スーパー(イオンスタイル)を核に据えた商業施設としての営業再開を計画していたが、施設規模の縮小を伴う度重なる計画見直しもあり、食をテーマとした地域密着型商業施設として一新することが決定していた。

核店舗はダイエーの「フードスタイル」-65店出店

イオン藤井寺ショッピングセンターの総賃貸面積は約15,300㎡。
コンセプトに「藤井寺Neighbor Food Center」を、施設コンセプトに「〜地域の皆さまに寄り添うショッピングセンターをめざして〜『これまでも、これからも。まちと人の、すぐそばに。』」掲げる。

館内「フードパーク」イメージ。

核店舗はダイエーの食品スーパー「イオンフードスタイル藤井寺店」で、テナント数は65店舗。そのうち雑貨「ピーチクラブ」、きもの「松葉」、化粧品「べにや」など15店が旧店からの再出店となる。
大型テナントとしてはイオングループの靴量販店「ASBee fam.」家電量販店「ジョーシン」、ニトリの小型店「ニトリエキスプレス」、ファストファッション「GU」、100円ショップ「ダイソー」、ドラッグストア「ココカラファイン」、書店「アバンティ」、ゲームコーナー「プラザカプコン」などが出店する。館内に設けられる子供の遊び場は、古墳が多い立地にちなんで「こふんひろば」と命名された。
また、食品館「Food Park」には「阪急ベーカリー&カフェ」や「スターバックス」など25店舗が出店。フードパークにはイートインコーナー(70席)とフードコート(240席)も設けられ、再出店となる「スガキヤ」、ダイエーグループのスイーツ店「ディッパーダン」、関西地盤の焼肉チェーン「松屋」の「肉キッチン」、タピオカ「タピキング」などが出店する。

テナント一覧。※は再出店。

このほか、1階には市立図書館の返却ポストが、屋上には「芝生広場」が設けられる。芝生広場には古墳のモチーフが用いられる。

屋上イメージ。

2020年には松原にアリオ-競争激化する藤井寺周辺

隣接する松原市ではセブン&アイHDが開発を手掛ける「アリオ松原」が2020年を目途に開業を予定しており、近隣のイオングループ店舗も相次いでリニューアルをおこなっている。
旧・ダイヤモンドシティがダイエーを核店舗にリニューアルされたのは意外であったが、競争が激化するなかで地域に便利な駅前ショッピングセンターとなることが期待される。

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アーバンリサーチとファミマ!!のコラボ店舗、2020年春から展開-史上初「セレクトショップ+コンビニ」新業態

セレクトショップ大手「URBAN RESEARCH」(アーバンリサーチ)は、東京都港区にファミリーマートの都市型ワーカー向け業態「ファミマ!!」とコラボレーションした「ライフスタイル提案型リアル店舗」を2020年春から展開することを発表した。URBAN RESEARCH.

ファミリーマートのライフスタイル提案型業態

ファミマ!!は2003年10月、大阪市浪速区の南海難波駅に直結する複合商業施設「なんばパークス」に1号店「ファミマ!!なんばパークス店」(現・ファミマ!!小浦なんばパークス店)を開店。ファミマ!!は「出店施設のライフスタイルに対応した新しいコンビニエンスストア」として、木目調の内外装、独自ブランドの商品や輸入文具・雑貨・菓子の取扱い、店舗立地に応じた柔軟な商品構成を特徴としており、サービス面でも「コーヒーポット宅配サービス」を一部オフィス内店舗で実施するなど、一般的なコンビニ(ファミリーマート)とは異なる独自性の高い業態となっている。
Famima!!

ファミマ!!は長らく首都圏・関西地方の都心部、オフィスに特化した店舗展開を進めていたが、2016年3月に東北地方1号店、2017年4月に九州地方1号店、同年10月に東海地方1号店を出店するなど、店舗網の拡大を推進している。2019年6月現在の店舗数は39店舗。

史上初となる「セレクトショップ+コンビニ」新業態

ファミマ!!は2014年6月にも、飲食大手「ロイヤルHD」(ロイヤルホスト)とのコラボ店舗を虎ノ門ヒルズに出店。店内にカフェ「THE 3RD CAFE by Standard Coffee」を併設し、仕事やミーティングにも利用可能な個室ブース型イートイン「ファミマLounge」、DJブースを設ける異色の店舗づくりを行ったが、セレクトショップとのコラボは初となる。
URBAN RESEARCHは、「株式会社アーバンリサーチが「セレクトショップ+コンビニ」を一体運営する事で、今までにない次世代コンビニエンスの空間を演出して参ります。」とコメントしており、同社のバイヤーによる上質な商品、独自の世界観を持った店舗の提案が期待される。

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イオン富雄店、2019年10月31日閉店-旧ユニード・ダイエー、46年の歴史に幕

奈良県奈良市の近鉄富雄駅前にあるショッピングセンター
(総合スーパー)「イオン富雄店」が2019年10月31日に閉店する。

ダイエー富雄店。

旧・ユニードから46年の歴史に幕

イオン富雄店は1973年4月に「ユニード富雄店」として開店。ユニードは福岡市に本社を置いているスーパーであり、富雄店が最も東に位置する店舗であった。
1981年にユニードとダイエーが資本業務提携したのち、1983年に関西が地盤である「ダイエー富雄店」に転換された。
その後、2015年にダイエーがイオンの完全子会社となった際に総合スーパーの多くをイオンリテールに譲渡したことに伴い、2016年3月から「イオン富雄店」として営業している。
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イオンへの改装に合わせてテナント入れ替えも行われた。

売場面積は8,712㎡で、売場は地階・1階・2階。3階・屋上は駐車場。建物はダイエーグループが所有する。
テナントとして「メガネの三城」、「荒木メガネ」、イオン(ダイエー)グループの書店「アシーネ」、100円ショップ「キャンドゥ」などが出店する。なお、隣接地には2014年に地場スーパー「ヤオヒコ」が出店している。
閉店は店頭で告知されたもの。店舗跡の活用方法などについては8月現在発表されていない。

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