カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

パルコブックセンター吉祥寺店、7月29日閉店-跡地にミニシアター「アップリンク」

JR吉祥寺駅前のファッションビル「吉祥寺パルコ」地下2階に入居する書店「パルコブックセンター吉祥寺店」が7月29日に閉店する。
同店はパルコブックセンターの1号店であり、旗艦店でもあった。

閉店のお知らせ。(リブロ公式サイト)

復活遂げたパルコブックセンター、吉祥寺が1号店だった

パルコブックセンターはファッションビル「パルコ」内に出店する書店チェーンで、1980年開店の吉祥寺店が1号店。
2000年に当時同じセゾングループだった書店チェーン「リブロ」と経営統合すると「リブロ」に屋号を統一。一度は「パルコブックセンター」(PBC)の屋号が消滅した。その後、リブロは書籍取次大手である日販の傘下となっている。
しかし、2012年に渋谷パルコ内のリブロ渋谷店が屋号をPBCに戻すと(既に閉店)、翌2013年には吉祥寺店でもPBCの屋号が復活。その後、新所沢パルコや調布パルコのリブロでもPBCへの屋号回帰が行われた。

跡地にはミニシアター、2018年冬開館予定

吉祥寺パルコ地下2階には、5スクリーン、計300席のミニシアター「アップリンク吉祥寺パルコ」が2018年冬に開館する予定。PBCの閉店はミニシアターへの改装に伴うものであると見られる。
アップリンク吉祥寺パルコでは、世界の映画祭で話題の作品やアート系作品、インディーズ作品などの映画を中心に上映するという。跡地に開館予定のミニシアター「アップリンク」。(ニュースリリースより)

吉祥寺駅周辺には紀伊國屋書店、ジュンク堂、啓文堂など数多くの大型書店が軒を連ねており、リブロはそうした書店競争に耐えかねての閉店であるとも取れる。
その一方で、リブロ公式Twitterは「(PBCの)営業再開、復活を諦めた訳ではない」としており、永年吉祥寺の若者に愛された名書店の将来的な移転・復活も期待される。

ニュースリリース: 2018 年冬、吉祥寺に 5 スクリーンのミニシアター 「アップリンク吉祥寺パルコ」がオープン!(パルコ公式サイト)
お知らせ:パルコブックセンター吉祥寺店閉店のお知らせ(リブロ公式サイト)
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6月18日の大阪北部地震で臨時休業を発表した百貨店・大型ショッピングセンター

6月18日7時58分発生した大阪北部震源の地震により、関西エリアの一部の百貨店、大型ショッピングセンターでは臨時休業を発表した。(2018年6月18日10時初回公開・20日10時更新)

大阪北部地震当日の大阪メトロ御堂筋線梅田駅前、阪神梅田本店地下食品売場玄関前。

18日“以降”休業予定もしくは営業再開時期未定の店舗
  • 西武百貨店高槻店19日も全館休業→19日地階・1階営業再開
    :全館営業再開時期未定
  • 千里セルシー:施設に地震被害多数、営業時期再開未定
  • ららぽーとEXPOCITY:20日も全館休業予定
  • ららぽーと甲子園
    :イトーヨーカドー食品売場のみ営業継続中
    :専門店街は20日も休業予定
  • 三井アウトレットパーク大阪鶴見
    :19日まで休業、20日一部店舗除き営業再開
  • みのおキューズモール
    :20日も専門店休業、イオン食品売場のみ再開
  • デュー阪急山田:19日まで休業
  • TOHOシネマズ西宮OS(阪急西宮ガーデンズ内)
    :20日8時30分再開
  • イオンモール茨木:19日まで休業、20日1~3階営業再開
    :4階の営業再開は未定
  • ダイエー千里中央店:営業再開時期未定
  • ダイエー曽根店:19日1~4階営業再開
    :5:6階専門店街は営業再開時期未定
  • グルメシティ神崎川店:営業再開時期未定
  • KOHYO小野原店:営業再開時期未定
  • KOHYO山田店(デュー阪急山田):20日9時再開
  • マックスバリュ豊中緑丘店
    :20日9時再開(加工食品等一部商品のみ販売)
  • 関西スーパー高槻店:19日も休業、20日営業再開
  • 関西スーパー下坂部店:20日も休業、営業再開時期未定
  • コープ茨木藤の里:19日も休業、営業再開時期未定
  • キャンドゥロサヴィア茨木店:19日も休業
  • キャンドゥイオンモール茨木店:19日も休業
  • キャンドゥ茨木本通り商店街店:19日も休業
  • キャンドゥイオンタウン豊中緑丘店:19日も休業
  • キャンドゥダイエー曽根店:19日も休業
  • キャンドゥデュー阪急山田店:19日も休業
18日に変則営業を行った百貨店・大型商業施設
  • 阪神・御影:13時から16時まで短縮営業
  • 阪神・にしのみや:13時30分から営業再開
  • 宝塚阪急:12時から営業再開
  • 高島屋大阪店:地階食品、なんばダイニングメゾンのみ営業
  • 高島屋堺店:12時30分から営業再開
  • 高島屋泉北店:12時から営業再開
  • 高島屋京都店:10時30分から営業再開
  • 高島屋洛西店:食品売場のみ15時から18時30分まで営業
  • そごう神戸店:食品売場のみ14時30分から18時まで営業
  • 近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店:14時から営業再開
  • 近鉄百貨店上本町店:一部店舗を除き全館営業再開
  • 近鉄百貨店奈良店:5階・6階の一部の店舗を除き営業再開
  • 京阪百貨店モール京橋店:食品売場のみ営業再開
  • 京阪百貨店守口店:7階飲食店街を除き15時から営業再開
  • 京阪百貨店すみのどう店:営業再開
  • 京阪百貨店くずはモール店:1階フロアのみ営業再開

18日終日臨時休業を発表した百貨店
大型ショッピングセンター・専門店

駅ビル・駅高架下ショッピングセンター

  • JR大阪駅構内店舗:いかりスーパー、ブックスタジオなどが15時頃までに閉店
  • ルクア大阪(ルクア・ルクアイーレ)
  • エキマルシェ大阪:エキドンキなど一部店舗除き全館終日休業
  • アルビ大阪
  • 梅三小路:一部物販店舗・タイトーステーション除き終日休業
  • クロスト:エスカレーターが故障、大半の店舗が終日休業
  • EST(JR高架下)
  • 阪急梅田駅構内店舗:asnas、成城石井、ブックファーストなど15時頃までに閉店
  • 阪急三番街・阪急古書のまち・阪急かっぱ横丁
  • ハービスOSAKA・ハービスENT
  • 野田阪神ウイステ:イオン野田阪神店は営業
  • エビスタ西宮:阪神百貨店を除き終日休業
  • デュー阪急山田:19日まで終日休業
  • ミング阪急高槻
  • なんばパークス
  • ベルフローラかわにし

都市型ショッピングセンター・ファッションビル

  • グランフロント大阪:館内通路は開放
  • HEP FIVE:観覧車も臨時休業
  • HEP NAVIO
  • NU茶屋町・NU茶屋町プラス:タリーズのみ12時30分まで営業
  • くずはモール:18日は京阪百貨店1階、ダイエーのみ営業
  • 阪急西宮ガーデンズ:イズミヤを除き全館終日休業
    :イズミヤ食品売場のみ営業再開
    :TOHOシネマズは当面営業休止
  • 御影クラッセ:12時から営業再開(阪神・御影、阪急オアシスは13時から営業再開)
  • グンゼタウンセンターつかしん

阪急阪神百貨店+そごう・西武

  • 阪急うめだ本店
  • 阪急メンズ大阪(HEP NAVIO内)
  • 千里阪急
  • 川西阪急
  • 西宮阪急(阪急西宮ガーデンズ)
  • 阪神梅田本店
  • あまがさき阪神(あまがさきキューズモール)
  • 西武百貨店高槻店:19日も臨時休業

大丸松坂屋百貨店

  • 大丸梅田店
  • 大丸心斎橋店

OPA・VIVRE

  • 梅田OPA:一部店舗除き全館終日休業
    :以下の店舗のみ営業中
    :地下2階:ファミリーマート、ダイソー、コクミンなど
  • 心斎橋OPA
  • 河原町OPA:一部店舗除き全館終日休業
    :以下の店舗のみ営業中
    :地階:B.B.ON・タリーズコーヒー・ハートアップ
    :1階:茶バー・w.p.c
    :4階:カプリチョーザ
    :8階:ブックオフプラス(20時閉店)
    :9階:タワーレコード
  • 三宮OPA
  • 三宮OPA2:ダイエー神戸三宮店のみ営業
  • 三宮VIVRE

地下街

  • Whityうめだ(一部店舗のみ自主営業)
  • ディアモール大阪
  • なんばウォーク(一部店舗のみ自主営業)

イオンモール

  • イオンモール大阪ドームシティ
    :イオン大阪ドームシティ店食品売場のみ営業
    :20時以降全館休業
  • イオンモール鶴見緑地
  • イオンモール大日
    :イオン大日店食品売場のみ営業(23時まで)
  • イオンモール茨木
    :イオンスタイル茨木のみ17時30分頃から一部営業再開
  • イオンモール四条畷
    :イオンスタイル四条畷のみ通常営業
    :11時30分~17時30分頃まで休業
  • イオンモール伊丹
    :専門店街は15時以降臨時休業
    :イオンスタイル伊丹は全館23時まで営業
  • イオンモール伊丹昆陽
  • イオンモール京都桂川
    :イオンスタイル京都桂川のみ通常営業

三井不動産(ららぽーと・MOP)

  • ららぽーとEXPOCITY:19日まで休業予定
  • ららぽーと甲子園:イトーヨーカドー除き19日まで休業予定
  • 三井アウトレットパーク大阪鶴見:19日まで休業予定

東急不動産キューズモール

  • あべのキューズモール:19日再開予定
  • もりのみやキューズモールBASE:19日再開予定
  • あまがさきキューズモール:営業再開の日程未定→19日再開
  • みのおキューズモール:営業再開の日程は未定→20日再開

その他ショッピングセンター

  • ヨドバシ梅田(ヨドバシカメラ直営売場のみ営業、5~8階テナントフロアは休業)
  • かみしんプラザ(平和堂除く全館)

イオン・ダイエー・グルメシティ・コーヨー・MV

  • イオン箕面店(旧・カルフール)(みのおキューズモール内)
  • イオン尼崎店(旧・カルフール)
  • ダイエー曽根店:営業再開時期未定
  • ダイエー千里中央店(千里セルシー内)
  • ダイエーグルメシティ住道店:13時から営業再開
  • ダイエー曽根店
  • グルメシティ神崎川店
  • グルメシティ南方店:営業再開
  • KOHYO小野原店:19日も臨時休業
  • KOHYO山田店(デュー阪急山田内):19日も臨時休業
  • KOHYO川西店(ベルフローラかわにし内)
  • マックスバリュ豊中緑丘店:19日も臨時休業

その他スーパー

  • 関西スーパー高槻店:19日も臨時休業
  • 関西スーパー下坂部店:19日も臨時休業
  • いかりスーパーマーケットJR大阪駅店:
  • ブックスタジオ:14時30分以降休業
  • コープつかしん
  • コープ茨木藤の里:19日も臨時休業

ファッション系専門店

  • UNIQLO OSAKA:13時以降休業
  • H&M梅田:1階のみ営業再開(館内エレベーター・エスカレーター・空調設備の安全確認検査のため)
  • MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI:終日休業

東急ハンズ

  • 東急ハンズ梅田店(大丸梅田店内)
  • 東急ハンズ江坂店(カリーノ江坂内)
  • 東急ハンズあべのキューズモール店
  • 東急ハンズあまがさきキューズモール店
  • ハンズカフェもりのみやキューズモール店

ロフト

  • 梅田ロフト
  • ルクア大阪ロフト
  • 天王寺MIOロフト
  • なんばロフト
  • 高槻ロフト(西武百貨店高槻店内)
  • 千里バンパクロフト(ららぽーとEXPOCITY内)
  • 西宮ロフト(阪急西宮ガーデンズ内)

キャンドゥ

  • キャンドゥロサヴィア茨木店:19日も休業
  • キャンドゥイオンモール茨木店:19日も休業
  • キャンドゥ茨木本通り商店街店:19日も休業
  • キャンドゥイオンタウン豊中緑丘店:19日も休業
  • キャンドゥダイエー曽根店:19日も休業
  • キャンドゥデュー阪急山田店:19日も休業

アミューズメント施設(ゲームセンターなど)

  • ラウンドワン梅田:13時営業再開
  • アミュージアム茶屋町(旧チルコポルト):地震の後片付けのため営業開始遅延
  •  

その他専門店

  • 梅田 蔦屋書店
  • 枚方T-SITE:食品など一部フロアは営業再開
  • 枚方T-SITE ANNEX(枚方 蔦屋書店コミック館)
  • 各種飲食店:ガス管の不具合など

さっぽろ創世スクエア、2018年10月竣工-北海道テレビが入居、平岸の“聖地”見納めに

札幌市中心部の札幌市役所・札幌テレビ塔近くに大型再開発ビル「さっぽろ創世スクエア」が2018年10月に竣工する。
同ビルにはオフィス棟の核テナントとして現在は札幌市豊平区平岸にある北海道テレビ放送HTB)の本社が入居する予定で、永年親しまれたHTBの平岸本社は9月14日で閉館となる。

さっぽろ創世スクエア。

テレビ塔の近くに超高層ビル、核テナントにHTB

さっぽろ創世スクエアは札幌テレビ塔周辺において行われている「札幌創世1.1.1区(読みは『そうせいさんく』)北1西1地区第一種市街地再開発事業」の一環として建設されるもの。
高さ154m、地上27階・地下4階建ての超高層ビルで、竣工は2018年10月を予定する。

施設ロゴ(ニュースリリースより、画像調整済み)。

高層階はオフィス棟で、核テナントとして下層階部分(7階まで)に「北海道テレビ放送」が入居。
下層階(9階建て)は「札幌文化芸術劇場」「札幌文化芸術交流センター」「札幌市図書館」などの公共施設が入居する「札幌市民交流プラザ」となる。このほか、ビル地下には立体駐車場、地域冷暖房設備などが設けられる。

オフィス棟の下層階にはHTBが入居する。


札幌文化芸術劇場イメージ(ニュースリリースより)。

なお、再開発が計画された当初は同ビルにNHK札幌放送局が入居する計画であったが、NHKは再開発組合から離脱。その後、北海道テレビ放送が入居することとなった。

館内構成イメージ(ニュースリリースより)。

開局50周年、常に初陣

HTBは1968年11月にNETテレビ(日本教育テレビ、のちのテレビ朝日)の系列局として開局。北海道初のUHF局であったうえ、開局当初は道央周辺でしか視聴することができなかったため、視聴者は限られていた。開局翌年となる1969年には15時間以上も放送が停波する放送事故もおこしている。同年末には、道南、道東、道北の一部にも視聴可能地域が広がった。
同局の転機となったのは、1996年に放送開始したバラエティ番組「水曜どうでしょう」だ。水曜どうでしょうはヒゲの奮闘により地方局制作としては異例のロングヒットを記録。大泉洋をはじめ、ミスター、社長、ダメ人間、インキーマンなど数多くの旅芸人を輩出したことでも知られており、これ以降は多数のバラエティ番組を全国各局に番販している。

平岸のHTB現本社。

HTBでは2018年11月に開局50周年を迎えるにあたり、老朽化した現・本社からの局舎移転を計画。2012年にさっぽろ創世スクエア内に移転する方針を発表した。
平岸にある現・本社での業務は2018年9月14日午後5時に終了し、9月18日にさっぽろ創世スクエアでの初陣を飾る予定となっている。

あの公園とのツーショットも見納めに-急げよ幌馬車

現在のHTB館内には番組の特設コーナーやグッズ売場、番組放送中の1997年に誕生したHTBのマスコットキャラクター「onちゃん」をあしらったカフェ「on CAFE」などが展開されている。

水曜どうでしょうの特設コーナー。

黄色いヤスケンが印象的なon CAFE。

現社屋での9月14日の業務終了に伴い、これらの特設コーナーやカフェも営業終了となる予定。移転後の現社屋の活用方法は明らかになっていない。
移転後は平岸高台公園と現社屋の2ショットも見られなくなる可能性が高いため、札幌を訪れるどうでしょう藩士は早めにツインルームを1人で予約し、過保護は手取りがドシャっと入って咳込んで帰ることをオススメする。

平岸高台公園から見るHTB現本社。移転後の活用方法は未定だ。
冬場は雪面のトビウオと呼ばれる靴が必須であった。

さっぽろ創世スクエア

住所:札幌市中央区北1条西1丁目6ほか

ニュースリリース:さっぽろ創世スクエア(SAPPORO SOSEI SQUARE)(PDF
HTBニュースリリース:開局 50 周年を機に本社を移転 新社屋での業務開始は 9 月 18 日(北海道テレビ放送公式サイト)
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コムサストア新宿、7月16日閉店-コムサの旗艦店、18年の歴史に幕

ファッションブランド「コムサ」の旗艦店である「コムサストア新宿」が7月16日に閉店する。

コムサストア新宿。

コムサストア業態、残るは函館のみ

コムサストア新宿は2000年6月に開店。新宿駅ビル「ルミネエスト」(コムサの開店当時は「マイシティ」)向かいにある新宿FFビルの1階から5階に出店しており、カフェコムサも併設する。
閉店は契約の満了によるものだという。コムサストアはコムサの旗艦店という位置づけで、コムサブランドの殆どを取り揃えている。

コムサストアは新宿が1号店。かつては横浜みなとみらい、大阪梅田、キャナルシティ博多など全国各地に展開していたが、いずれも閉店している。
今後、コムサストア業態の店舗は函館店のみとなる。

郊外シフト進むコムサ

コムサはかつて百貨店やファッションビルなど都心エリアへの出店を主としてきたが、現在は郊外ショッピングセンターへの展開を中心としている。残るコムサストア函館も郊外型であり、新宿旗艦店の撤退はこうした「郊外シフト」を実感させるものとなった。
なお、新宿には周辺百貨店などにもコムサが複数出店しており、こちらが事実上の「代替店舗」となる。

外部リンク:FIVE FOXes
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小田原EPO、6月28日ニューアル-旧・西友、新たな核店舗に「クリエイトSD」など

小田原駅近くの都市型ショッピングセンター「EPO」に新たな核店舗として「クリエイトSD」が6月15日に開店、そのほかにも生鮮食品の専門店が出店し、6月28日にリニューアルオープンする。

リニューアルした小田原EPO。

かつて西友運営のショッピングセンターだった

小田原EPOは赤羽、木更津(いずれも閉店)に次ぐ西友直営のファッションビル業態3号店として1993年4月に小田原駅から徒歩5分ほどのダイヤ街商店街に開業した。地上5階地下1階建で、店舗面積は10,206㎡。
しかし、2015年9月に大型テナントであった西松屋が、2016年3月31日に核店舗であった西友に加えて地階の飲食街、無印良品などが閉店。核店舗を失ったことから小型テナントも閉店が相次ぎ、空き店舗が目立つ状態となっていた。

西友時代の小田原EPO。

さらに、隣接する都市型ショッピングセンター「小田原アプリ」(APRi、旧・小田原ビブレ)も2016年8月に閉館、小田原市中心部からは多くの専門店が姿を消すこととなった。

閉館前の小田原アプリ。

クリエイトSDなど出店、2年ぶり「スーパー復活」

新たな核店舗として2018年6月15日に開店したのは地場ドラッグストア大手の「クリエイトSD」(横浜市、ドラッグストアクリエイト)。同社は生鮮食品を扱っていないため、生鮮食品を扱う店舗として6月28日に精肉「でりしゅみーと」、鮮魚「さかなや旬」、青果「Misawa」の3店舗が出店する予定で、約2年ぶりにスーパーマーケットが完全復活する。なお、クリエイトSDが他社と共同でスーパーマーケット業態の店舗を出店するのは初となる。
このほか、2016年9月には閉館した小田原アプリから「ホビーオフ」「モードオフ」が移転してきており、小田原EPOは大部分が営業を再開することとなった。

その他大型テナントとしてキャンドゥ、ABC-MART等が出店。

館内にはまだ空き床が複数あるが、今回の食品売場の営業再開により新たなテナントの誘致にも弾みがかかることとなるであろう。
クリエイトでは6月17日まで店内商品の殆どが2割引きとなる開店記念セールが開催される。

クリエイトSD 小田原EPO店

住所:小田原市栄町2-9-39 小田原EPO地下1階
営業時間:10:00~20:00

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ザ・パントリールクア大阪店、5月31日閉店-高級食品スーパー間の競争激化続く梅田

大阪駅ノースゲートビルディング「ルクア大阪」(大阪市北区梅田)地下1階の高級食品スーパー「ザ・パントリー ルクア大阪店」が、5月31日に閉店した。

閉店後のザ・パントリー ルクア大阪店。

大近グループ、梅田エリアから全面撤退

ザ・パントリー ルクア大阪店は、関西を中心に高級食品スーパー「パントリー」「ラッキー」を運営する大近(大近グループ)により2011年5月開店。

営業当時のザ・パントリー ルクア大阪店。

大近の梅田エリア旗艦店として、コンセプトに「安心・安全」を掲げ、ルクア大阪の客層・立地特性を意識した店舗オリジナル商品「The Pantry」ブランドやオーガニック食品の充実、長時間営業(7時~23時)を行っていたことが店舗の特徴であった。

高級スーパーの競争激しい梅田

梅田では百貨店同士の競争が激化していることで知られるが、同様に高級スーパ同士での競争も激化している。
ザ・パントリーと同じJR大阪駅構内では、長らく関西地場資本の高級食品スーパー「いかりスーパーマーケット」が生鮮3品取扱いの大型店を出店、阪急梅田駅やWhityうめだでも「成城石井」(阪急阪神HDのFC店舗)が3店舗を営業していた。
2018年4月には、JR大阪三越伊勢丹地下食品売場「イセタンフードホール」(核店舗:北野エース)跡に「ルクア フードホール」が開業。阪急オアシスがグローサラント強化型新業態「キッチン&マーケット」を出店するなど、以前にも増して高級食品スーパー間の競争が激化していた。
近隣で営業する百貨店各社も、食品売場の充実化を進めていたため、ザ・パントリーは売場の差別化が難しくなっていた。

閉店後に掲示された案内。

ザ・パントリーの閉店に伴い、大近は梅田エリアから全面撤退する。
その一方、大近はJR高槻駅、JR尼崎駅への新規出店やJR新大阪駅構内店舗のリニューアルを進めており、今後も大都市近郊の駅構内での積極的な店舗出店を行うと考えられる。

外部リンク:ザ・パントリー ※5/31(木)をもって閉店いたします。(ルクア大阪)
外部リンク:ザ・パントリー ルクア大阪店 営業終了のお知らせ。(大近)
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イオンモールいわき小名浜、6月15日開業-津波被災地発の「防災モール」

福島県いわき市小名浜のショッピングモール「イオンモールいわき小名浜」が6月15日にグランドオープンする。
イオンモールいわき小名浜。

福島臨海鉄道小名浜駅跡に開業

イオンモールはいわき市小名浜地区の「小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業地」に出店。
建物は地上5階建てで、延床面積は約93,000㎡、総賃貸面積は約50,000㎡。専門店は約130店舗。
同地には2015年まで福島臨海鉄道(現在は貨物線)の小名浜駅があり、敷地内にはレールや車輪をシンボルとしたメモリアルポケットパークが設置される。なお、小名浜駅は現在移転している。
駅があった歴史を記すメモリアルポケットパーク。

津波被災地発の「防災モール」-1階は駐車場に

2011年3月11日の東日本大震災では高さ2m超の津波が同地を襲ったことから、イオンモールは「防災モール」としての取り組みに注力。津波対策のため、1階を駐車場とするピロティ構造を採用し、2階〜4階に売場を展開する。
また、大災害発生時にはペデストリアンデッキと接続する店内通路や屋上を営業時間外であっても開放し、一時的に避難者を受け入れる。

施設は防災機能を備える。

福島産品を豊富に展開-イオンスタイルいわき小名浜

核店舗は総合スーパー「イオンスタイルいわき小名浜」。
2階食品売場では小名浜港から仕入れる「常磐もの」と呼ばれる地魚が充実した鮮魚コーナー、ブランド牛「福島牛」を提供する精肉コーナー、いわき市の特産品「トマト」のラインナップに力を入れた青果コーナー、「ほっきめし」や「福島牛の牛めし」といった地元グルメを取り揃えた惣菜コーナーなど、福島・いわきの名産・名物を豊富に展開する。

2階食品売場。

4階にはベビー・キッズの専門店「キッズリパブリック」、家具・インテリアの「ホームコーディ」が展開。
キッズリパブリックには木育をテーマにした遊び場「おなはまキッズテラス」を設ける。
ホームコーディでは、暮らしの困りごとに専任スタッフが家まで駆けつける「暮らしのパートナー便」サービスを実施する。

暮らしのパートナー便の専用車。

小名浜港を眼下に21の飲食店が集結

3階南側には小名浜港を一望するフードコート「Food Forest」を展開。東北初出店となるステーキ店「デンバープレミアム」や、地元企業の「幸楽苑 EXCELLENT」、博多ラーメンの「IPPUDO RAMEN EXPRESS」など11店舗が出店する。

小名浜港を一望するFood Forest。

4階には小名浜港と水族館「アクアマリンパーク」を見下ろすライブレストラン「小名浜ダイニング」を展開。点心の「台湾点心亭」、洋食の「おむらいす亭」、海鮮レストラン「源太」、肉料理の「いきなりステーキ」、「牛たん炭焼利久」など10店舗が出店する。

地元資本のシネコンが入居-主要専門店

4階にはJRいわき駅前で長年親しまれてきた映画館「ポレポレいわき」がつくるシネマコンプレックス「ポレポレシネマズ」が入居。総座席数は1,373席、スクリーンは大小9つを有し、県内最大級のシネコンとなる。

シネコン「ポレポレシネマズ」は地元資本。

その他大型専門店としてはファストファッションの「H&M」(1階)、「無印良品」(1階)、家電の「コジマ×ビックカメラ」(2階)、アミューズメントの「ソユーゲームフィールド」が出店する。

いわき市内全体からの集客めざす

いわき市小名浜では沿岸部の復興が進む一方で、近隣で長年営業を続けてきたショッピングセンター「リスポ」は1月に閉店している。
これまでの小名浜には市内全体から集客できる商業施設は無かったものの、新たな黒船「イオン」の登場により、街の姿や人の動きも大きく変わることとなろう。

タウンモールリスポ。(Google Mapより)

主な出店テナント一覧
2階~4階:イオンスタイルいわき小名浜
  • イオンスタイルいわき小名浜(総合スーパー)
2階
  • H&M(ファストファッション)
  • 無印良品(雑貨・家具・インテリア)
  • Green Parks topic(レディス)
  • AMERICAN HOLIC(レディス)
  • OPAQUE.CLIP(レディス)
  • SM2 keittio(レディス・キッズ)
  • any FAM any SiS(レディス・キッズ)
  • SAC’S BAR(鞄)
  • BK home(レディス・インテリア雑貨)
  • サンクゼール・久世福商店(グロサリー)
  • カルディコーヒーファーム(グロサリー)
  • スターバックスコーヒー
  • ゴディバ
3階
  • コジマ×ビックカメラ(家電量販店)
  • ソユーゲームフィールド(アミューズメント)
  • ひつじのショーン ファミリーファーム(キャラクターグッズ)
  • ikka(レディス・メンズ・キッズ)
  • タカキュー(レディス・メンズ)
  • Hush Puppies(レディス・メンズ)
  • Honeys(レディス)
  • ニトリ デコホーム(生活雑貨)
  • ハピンズ(生活雑貨)
  • 3COINS+plus(生活雑貨)
  • チャイハネ(エスニック雑貨)
  • JINS(眼鏡)
  • tutuanna(靴下・ランファン)
  • SAC’S BAR Jean(靴)
  • 幸楽苑EXCELLENT(ラーメン)
  • マクドナルド(ハンバーガー)
  • デンバープレミアム(ステーキ・ハンバーグ)
  • 築地銀だこ(たこ焼き)
  • デザート王国(タピオカドリンク・クレープ)
  • リンガーハット(ちゃんぽん)
  • 松のや(トンカツ)
  • IPPUDO RAMEN EXPRESS(ラーメン)
  • 丸亀製麺(うどん)
  • ローストビーフ屋(ローストビーフ丼)
  • サーティワンアイスクリーム
4階
  • ポレポレシネマズ(シネマコンプレックス)
  • BABYDOLL(レディス・メンズ・キッズ)
  • ASBee(靴)
  • ムラサキスポーツ(アクションスポーツ)
  • ブックエース(書籍・文具)
  • ダイソー(100円均一ショップ)
  • ヴィレッジヴァンガード(バラエティ雑貨)
  • Yogibo Store(ビーズソファ・インテリア雑貨)
  • PeTeMo(ペットショップ)
  • いきなりステーキ(ステーキ)
  • 牛たん炭焼利久(牛たん・肉料理)
  • 四六時中(和食レストラン)
  • おむらいす亭(オムライス・ハンバーグ)
  • サイゼリヤ(イタリアン)
  • サンマルクカフェ(カフェ)

太字は主な大型テナント。

イオンモールいわき小名浜

住所:いわき市いわき都市計画事業小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業地内
営業時間:フロア・専門店により異なる

(画像はニュースリリースより)
ニュースリリース:「イオンモールいわき小名浜」 6月15日(金)AM9:00 グランドオープン (イオンモール公式サイト)
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住友商事、台湾の大手スーパー「美廉社」と資本提携

住友商事は、台湾・三商グループ傘下の大手スーパー「美廉社 Simple Mart(シンプルマート)」(以下、美廉社)を展開する三商家購の株式を22パーセント取得し、持分法適用関連会社とする。

美廉社の店舗(公式Facebookより)。

「トモズ」展開で提携していた住友と三商、スーパーでも

美廉社は台湾の大手企業集団「三商グループ」傘下のスーパーで、2006年に一号店を出店。その後は台湾北部を中心にミニスーパーを展開、2018年4月末で627店舗を展開するまで急成長を遂げた。なお、三商グループは日本でも有名な牛肉麺チェーン「三商巧福」の親会社でもある。
住友商事は、三商家購の親会社である三商投資控股(マーキュリー&アソシエイツ・ホールディングス)が保有する株式を8月下旬までに取得。持分法適用関連会社とする。
三商グループは、2012年より住友商事と合弁企業を設立し、台湾内でドラッグストア「Tomod’s」の展開を行っている。

台湾の「Tomod’s」の店舗。

三商グループは台湾の流通大手ながら、先述したとおりスーパーへの参入からはまだ日が浅い。今後は住友商事との提携により「Tomod’s」や「サミット」のノウハウを活かすことで、事業の拡大を図っていきたい考えだと思われる。

外部リンク:台湾における食品小売事業への参入について
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コーナン、HIヒロセと業務資本提携-ヒロセ株の約1割取得

ホームセンター大手の「コーナン」を運営するコーナン商事(堺市)は、中堅ホームセンター「HIヒロセ」を運営するホームインプルーブメントひろせ(大分市)と業務資本提携を締結した。

コーナンの店舗(荒川区)。

共同店舗のない2社、提携へ

コーナンはホームインプルーブメントひろせ(以下、HIヒロセ)の実施する当社を割当先とする第三者割当増資等によりHIヒロセの普通株式 775,000 株を取得。取得額は明らかにしていない。コーナンはHIヒロセ株の10.1%を取得することになる。

HIヒロセの店舗。

今後はプライベートブランドの供給や商品の共同開発、共同仕入れ、ECビジネスなどに関する経営ノウハウの共有などをおこなうとしている。
なお、コーナンとHIヒロセに競合店舗は無い(最も近い店舗でも車で約30分の距離にある)。

生鮮売場を導入しているHIヒロセ、今後はコーナンも?

HIヒロセは大分市に本社を置く中堅ホームセンターで、九州各地に約30店舗を展開する。また、2008年には経営破綻した「OKホーム&ガーデン」の事業を引き継いでいる。
同社の多くの店舗は生鮮食品売場を併設、もしくは近隣に食品スーパーを設けていることを特徴としている。

HIヒロセ三重店の隣接地に出店するHIヒロセの食品館。

コーナンでは、生鮮食品売場を導入する際は他社スーパーを入居させることが多いが、将来的にはHIヒロセのノウハウを導入することで食品売場の完全自社運営をおこなう可能性もあろう。

外部リンク:資本業務提携に関するお知らせ(コーナン)
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JA松本ハイランド、イオンモール松本から7月撤退-別館「空庭」核店舗の1つ、僅か10ヶ月で

松本ハイランド農協(松本市)は、2017年9月に開業した「イオンモール松本」にある農産物直売所「ファーマーズテラス松本」を2018年7月に閉店させる。

ファーマーズテラス松本。

僅か10ヶ月で撤退-売り上げ不振で

イオンモール松本は2017年9月に開業。
「ファーマーズテラス松本」は同モールの別館である「空庭」1階のなかで最も広い面積(約350㎡)を占める核店舗となっていた。

イオンモール松本の別館「空庭」。

コンセプトは「ふだんづかいの、食のプレミアム」で、地元の農畜産品、農産加工品を多く取り揃えていたほか、店内中央にはオープンキッチンを備え、出来立ての惣菜や弁当の販売もおこなっていた。
閉店を報じた日本経済新聞によると、開店当初より売上不振が続いていたという。

苦戦の「空庭」、回遊性を生み出せるか課題

空庭の1階にはレストラン街があるほか2階には映画館「イオンシネマ」があるほか、あるが、他館からは一旦外に出ないとアクセスすることができないため、比較的閑散としていることが多かった。

「空庭」のシンボルであるだるま。

とくにファーマーズテラス松本はイオンの食品売場からかなり距離があり、食品を求める客の回遊性が期待できる場所ではなかったことが苦戦の原因であると考えられる。

イオンモール松本の本館「晴庭」。

跡地の活用方法などは発表されていないが、本館の客が回遊するような抜本的な改革や、ホビー店など回遊性がなくとも遠くからでも目的買いの客が集まるような店舗の導入が求められるであろう(なお、空庭にはそうした店舗として模型店「ポポンデッタ」やヨガスタジオ「LAVA」も出店している)。

外部リンク:ファーマーズテラス松本(JA松本ハイランド)
外部リンク:イオンモール松本
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