大分県中津市の県道108号中津吉富線沿いにあるサンリブグループ系食品スーパー「マルショク一ツ松店」が2026年2月28日をもって閉店する。
マルショク地域子会社のお膝元だった大分中津
サンリブグループの母体となる漬物店「別府漬物佃煮」は1947年11月に大分県別府市で設立。1957年に大分県北地域子会社「中津丸食」を設立し同社食品スーパー1号店「丸食江三竹店(後のまるしょく屋江三竹店)」を開店した。
中津丸食は1982年10月に同社旗艦店「サンリブ中津」(店舗面積8,869㎡/本社併設店舗)を開店。2001年9月のマルショクとの経営統合後も、2006年12月に会社更生手続きを開始した北九州地場大手「石原商事」系食品スーパー「アパンダ東中津店(旧なかの東中津店)」跡を居抜きするかたちで、2008年4月に「マルショク東中津店」を開店するなど中津市内でドミナント展開を打ち出していた。
中津市内で最も新しいマルショク、道路拡幅工事の影響も
マルショク一ツ松店は2008年に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,000㎡未満。
一ツ松店は店舗近隣にトライアルやマルキョウといった低価格路線の同業競合が営業するため、EDLP型営業施策「毎日がお買得!!」を対策として打ち出すなど、中津市内で最も新しいサンリブグループ系店舗として買物客の獲得を図った。
一方、同店が位置する県道108号線は道路拡幅(4車線化)が進行中で、開店当初と比べ店舗正面の駐車場面積を「3/2」ほどに減床(駐車場台数37台→32台)するなど、工事の影響で入退店がしづらい構造となった。

マルショク一ツ松店。
2026年2月現在は平面駐車場を大幅縮小している。
同店閉店の理由は発表されていないが、競合他社の存在に加え、ロードサイド店舗では集客の要といえる駐車場を規模縮小した影響も大きいとみられる。
店舗近隣では道路拡幅にあわせて既存建物の建替えが目立っており、幹線道路沿いという立地特性を活かした新たな店舗の進出が期待される。
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スーパーセンタートライアル指宿店、2026年2月25日開店-南薩エリア初出店
鹿児島県指宿市の国道226号線/鹿児島県道238号下里湊宮ケ浜線沿いに、大手流通グループ「トライアルHD」(本社:福岡市東区多の津)系総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル指宿店」が2026年2月25日午前8時半に開店する。
九州内でも多店舗化に出遅れた鹿児島トライアル
トライアルカンパニーは1974年4月に福岡市博多区で「あさひ屋」として創業、1981年7月に法人化した。
同社は1984年10月に現在の社名に変更、1992年10月にディスカウントストア「トライアル」1号店を創業し、首都圏・九州を中心に多店舗化を図っていた。
一方、同社の鹿児島県での店舗展開は2015年12月の「スーパーセンタートライアル東開店」が1号店となるなど遅く、同じく店舗数の少なかった長崎県(2026年2月現在8店舗)と異なり狭小商圏型ディスカウント新業態「TRIAL smart」の展開が進んでいなかったため、2026年2月現在は九州で最も店舗数が少ない状況となっている。
トライアル主力業態、次世代型スマートストアに
スーパーセンタートライアル指宿店は、2025年10月1日を目処に開店準備を進めてきたもので、建物は新築平屋建で店舗面積は4,229㎡。鹿児島県内では2025年7月9日開店の鹿屋上野町店(店舗面積4,324㎡)に次ぎ7店舗目となる。
トライアル指宿店では直営生鮮食品をはじめ、化粧品・医薬品や衣料品、生活用品・インテリア・日用雑貨・文具、ペット用品、園芸用品、家電・カー用品、スポーツ用品などを展開。
24時間営業の実施に加えて、「次世代型スマートストア」の要となるセルフレジ機能付き買い物カート「SkipCart」といったリテールAI/IoT技術の導入を打ち出すなど利便性の高い店舗となる。
スーパー空白地、地域生活利便性向上も
トライアル指宿店予定地周辺は従来、同社店舗のような総合ディスカウントストアや大型食品スーパーが存在せず、2km離れたJR指宿枕崎線二月田駅近くのタイヨー系総合スーパー「サンキュー北指宿店」1店舗しか存在しなかったため、近隣住宅街をはじめ広域からの集客が期待される。
スーパーセンタートライアル指宿店
住所:鹿児島県指宿市西方4558番地
営業時間:24時間営業
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マックスバリュ稲田店、2026年2月28日閉店-十勝地場流通大手旗艦店「プラザ。いちまる」前身、2028年春建替新装開業めざす
北海道帯広市西5条南のイオン系大型食品スーパー「マックスバリュ稲田店」が2026年2月28日をもって閉店する。
いちまるグループ本社お膝元の旗艦店
マックスバリュ稲田店は、1977年6月に十勝地場流通大手系ショッピングセンター「いちまるSC稲田店」として開業。
いちまるSC稲田店は同社初「SC」を冠した業態として、直営食品/衣料や家電に加えて、1978年4月には直営玩具部を導入するなど順次取扱商品の拡充を図った。さらに1988年7月には同社商業施設新ブランド「プラザ。いちまる」として新装開業。店舗近隣(西5条南)に本社や生鮮センターを設け、グループ内外の専門店「100円ショップ」「ひまわり」を配すなど旗艦店としての役割を担う店舗であった。

マックスバリュ稲田店(同社公式より)。
2016年にマックスバリュとして全面刷新するも
プラザ。いちまるは、2015年10月にマックスバリュ北海道(現イオン北海道)がいちまるグループの食品スーパー事業を承継したことで2016年3月に現店舗名に変更。2025年9月の閉店発表時点における敷地面積は約9,500㎡で延床面積は約5,600㎡。
イオン北海道直営食品フロアを核に、いちまる系事業会社「ルーキーファーム」による100円ショップ「Watts with」やインストアベーカリー新業態「フランスベーカリー」を専門店フロアに併設するなど、イオンといちまるとの結び付きが強い店舗であったが「建物の老朽化や多様化するお客さまのニーズへのさらなる対応を図るため」建替工事のため一時閉店することとなった。
イオン北海道は2028年春を目処に同店を建替新装開業する方針を示しているが、業態や施設規模は未発表となっている。
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ベイシアオトナリマート伊勢崎下道寺店、2026年2月25日開店-旧本部跡地に新業態「モール型旗艦店」1号店、首都圏重点地域に全国300店舗体制めざす
群馬県伊勢崎市にベイシア系食品スーパー新業態1号店「オトナリマート伊勢崎下道寺店」が2026年2月25日に開店する。
ベイシアが2024年に展開はじめた狭小商圏向け新業態
ベイシアは2024年2月に狭小商圏向け小型食品スーパー「ベイシアマート」(商圏範囲500m~1km圏内/店舗面積500㎡~800㎡)を業態転換するかたちで、新ブランド1号店「オトナリマート伊勢崎ひろせ店」を開店。同年9月に前橋六供店、2025年7月に本庄児玉店、10月に今市店を開店。2026年2月までに4店舗を展開している。。

オトナリマートのロゴマーク。
新生オトナリマート旗艦店、ベイシア旧本部跡地に
オトナリマート伊勢崎下道寺店は、2006年1月のベイシア新本部「ベイシアビジネスセンター」移転にあわせて未活用状態が続いていた旧本部跡地を建替再整備するかたちで、2025年12月を目処に開店をめざしていた店舗で、建物は平屋建で店舗面積は1,311㎡(届出上)。

オトナリマート伊勢崎下道寺店。
オトナリマート伊勢崎はブランドコンセプトに「ひとりひとりの食事シーンを豊かに」を掲げた「ファストフード×ライフスタイル型ストア」業態1号店として、個食など生活様式変化に対応した商品を手頃なサイズと価格で展開。
既存のオトナリマートと異なる「モール型旗艦店」「ブランドの旗艦店」「1号店」と位置付け、大創産業系100円ショップ「DAISO(ダイソー)」や眼鏡店「JINS」、カフェ「STARBUCKS(スターバックス)」など複数の専門店を敷く。
ベイシア、オトナリマートを全国300店舗体制に
ベイシアは首都圏を「重点戦略地域」と位置付けたうえで、2026年度に首都圏近郊に1店舗、2027年度に東京23区内に5~10店舗、2028年度以降に物流網などを構築したうえで全国300店舗体制をめざすとしている。
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デイリーマート津田店、2026年2月28日閉店-イズミ系食品スーパー徳島市内から撤退、4月目処「ドラッグストアモリ」に
徳島県徳島市の県道120号徳島小松島線と県道129号徳島津田インター線沿いにあるイズミ系大型食品スーパー「デイリーマート津田店」が2026年2月28日をもって閉店する。
美馬で創業した徳島地盤のイズミ系食品スーパー
デイリーマートは1970年に創業、1985年10月に(当時)徳島県美馬郡美馬町に食品スーパー1号店「デイリーマート美馬店」を開店した。1996年4月には阿波郡阿波町に「デイリーマートウインズ店」を開店、1999年11月に三好郡池田町サラダに同社最大店舗「デイリーマートフレスポ阿波池田店」を開店するなど、着々と事業規模の拡大を図った。
デイリーマートは2015年11月にはイズミと資本業務提携を締結しイズミ完全子会社に移行。店舗整理を進める一方、イズミ系カード「ゆめカード」「ゆめか」やゆめタウンと共通の営業施策導入、積極的な売場リニューアルを打ち出している。

デイリーマート津田店(同社公式より)。
イズミ系「デイリーマート」徳島市内から撤退
デイリーマート津田店は2005年11月に同社徳島市内1号店として開店。建物は平屋建で店舗面積は2,271㎡。
津田店は幹線道路沿いの大型店という店舗特性を活かし、総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を併設するなど集客向上を図ったが、2026年1月15日に「令和8年2月28日をもって閉店」する方針を発表した。同店閉店によりデイリーマートは徳島市内から撤退することとなる。
なお、2026年4月を目処に西日本地場大手「ドラッグストアモリ」が同店跡に開店する予定であるが、デイリーマートの後継となりえる生鮮4品の導入などは未発表となっている。
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ダイエーイオンフードスタイル鴨居店、2026年2月22日閉店-3月1日「イオン薬局」新装開店を機に改装本格化、専門店は営業継続
神奈川県横浜市緑区のJR横浜線鴨居駅前にあるイオン系総合スーパー「ダイエーイオンフードスタイル鴨居店」が2026年2月22日をもって閉店した。
1978年に忠実屋として開店、鴨居駅前のシンボルだった
イオンフードスタイル鴨居店は1978年4月に首都圏地場大手系総合スーパー「忠実屋鴨居店」として開店。同店建物「鴨居商業ビル」は地上4階建で店舗面積は6.697㎡。ビルと同名の会社が所有する。
開店当初は東京都八王子市を地盤とする地場資本であったが、バブル期の秀和による株式買い占めが発端となり、1992年3月にダイエー傘下に移行、1994年3月にはグループの運営会社再編にともない「ダイエー鴨居店」に改称した。

イオンフードスタイル鴨居店。
2020年「イオン」冠した店舗に
ダイエー鴨居店は2018年に直営衣料/生活用品フロアを残しつつ、食品フロアに「D’sベーカリー」、専門店フロアに大型衣料「ファッションプラザパシオス」や100円ショップ「Seria」、クリニックモール(鍼灸整骨院・歯科・理容・美容室)を導入する大規模リニューアルを実施。2020年5月の直営食品フロア全面刷新にあわせて現在の店舗名「イオンフードスタイル鴨居店」となった。

開店当初のイオンフードスタイル鴨居店のフロアマップ。
ダイエー撤退でイオン化傾向さらに強まる
イオンフードスタイル鴨居店1km圏内には、2007年3月の三井不動産系大型ショッピングモール「ららぽーと横浜」(核店舗:イトーヨーカドーららぽーと横浜店)開業を機に、まいばすけっとやminiピアゴ(リコス転換後2025年2月閉店)など都市型食品スーパーが相次ぎ進出。2023年4月にはヨーカドーがフード&ドラッグ強化や子供関連売場「TOYLO PARK」導入といったファミリー層獲得に向けた大規模リニューアルを実施するなど競争激しい地域となっている。
イオンフードスタイル鴨居店の運営会社「ダイエー」は、2026年3月1日をもってイオン系食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」に首都圏全店舗を運営移行するが、鴨居店を含む一部大型店に関しては新会社「イオンCREソリューションズ」がディベロッパー事業を承継し、イオン系他事業会社を核とする商業施設として生まれ変わることとなっている。
イオンフードスタイル鴨居店閉店時点において、ダイエー直営の調剤薬局売場が2026年3月1日より「イオン薬局」として新装開店予定、春以降「イオンの店舗として生まれ変わる」方針を明らかにしているが、直営食品及び衣料フロアの詳細は決まっていないという。
鴨居商業ビルの閉店/営業継続店舗
- ダイエー直営食品フロア(2026年2月22日閉店)
- ダイエー直営調剤薬局(2026年2月26日閉店)
※3月1日「イオン薬局」として新装開店予定 - Seria(2026年2月8日閉店)
- グリーンボックス(2026年2月15日閉店)
- 宝くじセンター(2026年2月28日閉店)
- パシオス(営業継続)
- オーガニック(営業継続)
- サロンパーク(営業継続)
- さくら鍼灸整骨院(営業継続)
- あーす歯科クリニック(営業継続)
- スフィーダスポーツパーク(営業継続)
(写真提供:りふれいんさん)
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タイヨー錦町店、2026年2月28日閉店-宮崎初の同社高級業態「グラード錦町」格下げから2年足らずで
宮崎県宮崎市錦町の宮崎駅付近にあるタイヨー系大型総合スーパー「タイヨー錦町店」が2026年2月28日午後7時をもって閉店する。

タイヨー錦町店「閉店のご案内」。
2010年に生まれたタイヨー新業態「グラード」
タイヨーは2010年12月に新業態1号店「グラード姶良店」を開店。標準店舗と一線を画す「驚きや感動のある高質スーパー」をコンセプトに掲げ、店舗設計大手「プログレスデザイン」監修のもと従来型店舗を全面刷新。ナチュラルチーズやワインといった輸入食材など「こだわりの逸品」の拡充を図った。
2011年6月に新業態2号店「グラード伊集院」を開店。2012年5月には旧伊集院寿屋跡を専門店棟として増床するかたちで複合商業施設「ソレイユタウン伊集院」として新装開業した。
2012年にグラード宮崎1号店として開店するも格下げに
タイヨー錦町店は2012年12月に「グラード錦町」として開店。建物は地上3階建で店舗面積は3,900㎡。同業態としては3店舗目、宮崎県内1号店だった。
グラード錦町は開店当初、宮崎駅徒歩圏内という立地特性を活かした高質路線の総合スーパーとして営業したが、2024年5月1日に標準店舗に格下げとなった。2026年2月現在は直営衣食住フロアを核に、100円ショップ「Watts with」や大見商事系ゲームコーナー「ファミリーランドポニー」といった専門店を展開している。

タイヨー錦町店。
タイヨーは2020年7月に宮崎県都城市の食品スーパー「タイヨー川東店」をEDLP新業態1号店「Discountタイヨー川東店」として新装開店して以降、宮崎県内3店舗(赤江・清武・蓑原)を同業態に転換するなど、価格訴求路線を強めていた。
タイヨー錦町店は宮崎駅至近距離という好立地にあったもの、同社がドミナント展開する鹿児島と比べ市場における存在感が薄く、地場高級食品スーパー「Foodaly青葉店」やイオン系大型食品スーパー「マックスバリュ宮崎駅東店」、2020年11月開店の地場食品スーパー「まつのアミュプラザみやざき店」といった同業競合店が立ち並ぶ同地域で顧客獲得に難航していた。
同店近隣ではアミュプラザ開業後も、宮崎発祥のドラッグストア大手「コスモス薬品」による複合再開発計画や地元ラジオ・テレビ兼営民放「MRT宮崎放送」新社屋整備が進んでおり、新たな商業施設としての活用や建替再開発が期待される。
(写真:机さんさん)
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ドン・キホーテ屋島店、2026年3月3日開店-ドンキ敷地内のゲオも新装、琴電屋島駅徒歩圏内活かした「地域密着と観光需要」の融合めざす
香川県高松市の高松琴平電気鉄道(ことでん)志度線琴電屋島駅近くに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ屋島店」が2026年3月3日午前9時に開店する。
源平合戦の舞台「屋島」に
ドン・キホーテ屋島店の建物は鉄骨造平屋建で売場面積は2,821㎡(敷地内ゲオ含む全館店舗面積は3,574㎡)。同社店舗としては2023年8月開店の高松丸亀町店(旧マイカル高松ビブレ)に次ぎ県内4店舗目となる。

ドン・キホーテ屋島店。
ドンキ屋島店ではコンセプトに「地元に愛され旅人に驚かれるドンキ」を掲げ、源平合戦の舞台となった歴史観光地という立地特性を活かした重厚感ある装飾を採用。ドンキ公式キャラクター「ドンコ」(誕生日:3月3日)をオリジナルデザインで店内各所に展開する。
また、香川県内有数の物流拠点(高松港周辺)付近であるため、県内初となるワークウェアコーナーを導入。新屋島水族館公認キャラクター「マナやん」「ヤンポンたん」やツルきゃら「うどん脳」との限定コラボTシャツやmajica会員限定ドンペングッズプレゼント企画を打ち出すなどなど「地域密着と観光需要」の融合を図る。
セカドリ敷地内、店舗正面のファストリと商業集積形成
ドン・キホーテ屋島店開店にあわせて同店敷地内では、セカンドリテイリング系中古商材店「ゲオ屋島店」も新装(2024年4月のセカンドストリート移転による増床)しており、隣接するファーストリテイリング系ファストファッションストア「ユニクロ屋島店」とともに屋島随一の商業集積を実現することとなる。
ドン・キホーテ屋島店
住所:香川県高松市高松町2554-13
営業時間:9時~翌2時

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フジ伊予店、2026年2月28日閉店-2027年5月を目処に建替、市街地最大のショッピングセンターから食品スーパー業態に
愛媛県伊予市のJR予讃線伊予市駅近くにあるイオン系大型総合スーパー「フジ伊予店」が2026年2月28日をもって閉店する。
伊予市街地随一の大型店、46年の歴史に一旦幕
フジ伊予店は1980年6月1日に開店。建物は鉄骨造地上2階建で店舗面積は7,537㎡。
2026年2月時点では直営衣食住フロアを核に、大創産業系100円ショップ「ダイソー」やゲームセンター「アミューズメントパークMG」、ハクブン系低価格美容室「HAIR STUDIO IWASAKI」を展開。別棟にイオン/ツルハ系ドラッグストア「くすりのレデイ」や飲食サービス系専門店を展開するなど、伊予市街地では最大規模の大型店となっている。

フジ伊予店(同社公式より)。
「標準店舗化」「食品スーパー化」推し進めるフジ
フジは2024年4月にフジグラン川之江を賃貸借契約満了にあわせて閉店、同年12月には東予旗艦店のフジグラン新居浜を食品スーパーに建替新装開店、2025年1月にはアクトピア核店舗だったフジグラン大洲を閉店するなど、同社の成長を支えてきた広域集客型商業施設の整理と標準店舗化を進めており、フジ伊予店に関しても「食料品を中心に日用雑貨品など、日々のくらしに欠かせない商品」を取り揃えた店舗となる。
フジ伊予店建替期間中は、1km圏内にある同社運営食品スーパー「マルナカ伊予店」(2010年12月開店/店舗面積2.477㎡)が代替となる。
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ダイエー海老名店、2026年2月25日閉店-ショッパーズプラザ海老名の核店舗、近隣の旧マイカル海老名サティと統廃合視野に
神奈川県海老名市の海老名駅にペデストリアンデッキを介して直結するイオン系広域商圏型複合商業施設「ショッパーズプラザ海老名」の核を担う、同社系大型総合スーパー「ダイエー海老名店」が2026年2月25日をもって閉店する。

ダイエーショッパーズプラザ海老名の閉店告知。
ダイエー海老名ショッパーズから41年の歴史に幕
ショッパーズプラザ海老名は、1984年9月にダイエー系複合商業施設「海老名ショッパーズ」として開業、2006年10月に現名称となった。
海老名ショッパーズは開業当初、ダイエー系ディスカウント総合スーパー「Dマート海老名店」を核とする施設であったが、1986年1月に同社系大型総合スーパー「ダイエー海老名店」に転換した。
その後、ダイエー系商業不動産ディベロッパー「OPA」主導のもと2006年10月に現在のショッパーズプラザ海老名として新装開業。直営総合スーパーに関しても中型総合スーパー「ダイエーグルメシティ海老名店」に再転換したうえで、古着系セレクトショップ「LOVE’S WEGO」やファストリ系ファストファッション「GU」、子供服店「motherways」(2019年7月倒産)、300円ショップ「三日月百子」(2021年2月倒産)、松下進氏をデザイナーとして起用した日本最大級の屋内型アミューズメント施設「ファンタジーキッズリゾート」といった話題性の高い専門店を導入するなど、広域商圏型商業施設化をめざした。

ダイエーショッパーズプラザ海老名。
一方、2002年4月開業の小田急系複合商業施設「ViNAWALK(ビナウォーク)」の段階的増床に加え、イオン系生活百貨店「マイカル海老名サティ(現イオン海老名ショッピングセンター)」がリニューアルを実施するなど、海老名駅周辺で大型店間競争が激化。
2026年2月現在は子供ベビー用品店「西松屋」や100円ショップ「キャンドゥ」(3階→2階増床移転)を導入するなど生活密着志向を強めた施設となっている。

ダイエーショッパーズプラザ海老名のエントランス。
旧マイカル海老名サティを統廃合し「イオンのお店」に
ダイエー海老名店は「イオンのお店として生まれ変わるため2026年2月25日(水)をもちまして営業を終了」する方針を示している。同店運営会社は2026年3月1日にイオン系食品スーパー地域子会社「マックスバリュ関東(イオンフードスタイルに同日社名変更)」に首都圏店舗を原則承継するが、海老名店に関してはディベロッパー事業(施設管理運営)を新会社「イオンCREソリューションズ」に承継、直営売場に関してはイオンリテールに承継する見込みとなっている。
イオンリテールは2026年5月を目処に大型総合スーパー「イオン海老名ショッピングセンター」を閉店する方針を示しており、ダイエーと旧マイカル系店舗が統廃合するかたちとなる。
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