カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

小田急新宿ミロード、2025年3月16日閉店-新宿駅西口再開発で、41年の歴史に幕

東京都新宿区の小田急新宿駅に隣接する小田急SCディベロップメントが運営するショッピングセンター「小田急新宿ミロード」が、2025年3月16日に閉店する。

ミロードと一足先に閉店したモザイク通り。。

新宿南口の文化発信基地「新宿ミロード」

小田急新宿ミロードは小田急モザイク通りなどとともに1984年10月に開業。台形の特徴的な建物は小田急百貨店などとともに新宿駅西口・南口のシンボル的存在として親しまれた。

1984年に開店した新宿ミロード。

閉館は新宿駅西口地区再開発のため。これに先駆けて「小田急百貨店新宿本店本館」が2022年10月に、「小田急モザイク通り」とこれに面したモール2階部分が2023年3月25日に閉店していた。

新ビルは2029年度に完成予定

新たな建物は小田急電鉄の単独開発で延床面積約2万8000㎡・地上8階建て地下2階建てとなり、小田急百貨店本店本館跡に小田急・東京メトロ・東急不動産が共同で建設している地上48階地下5階建て・高さ約260メートルの新ビルと連結される計画。全街区は2029年度の完成をめざして工事が進められる。
小田急グループは2024年10月4日より閉店企画「新宿ミロードフィナーレキャンペーン」を開始。イラストレーターのPoki氏、映像作家の西堀真澄氏を起用したオリジナルムービー「Good bye Movie」を制作するほか、懐かしい写真なども展示するとしている。

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梅田ロフトビル、2025年春閉店-建物はMBSが所有、ロフトは近隣に移転

大阪府大阪市北区の大型雑貨店「梅田ロフト」(梅田LoFt)が出店するMBS毎日放送グループが所有する商業ビル「梅田ロフトビル」が2025年春に閉店、梅田ロフトは新店舗に移転する。

梅田ロフトビル、35年の歴史に幕-建物はMBS所有

梅田ロフトは1990年4月に大阪駅北側の茶屋町エリアにロフト2号店として開店。店舗面積は9,000㎡、営業面積は約5,283㎡。
当時のロフトは西武百貨店の子会社。ロフトビルは茶屋町エリア再開発のさきがけ的存在で、西日本のロフト旗艦店として35年間営業していた。

梅田ロフト。(ニュースリリースより)

梅田ロフトの隣にはMBS毎日放送が立地するが、梅田ロフトビルは2021年末にMBSメディアHDが購入していた。
建物の今後の活用方法などは、2024年9月時点で発表されていない。

ロフト、梅田エリアに移転出店へ

ロフトは、同じ梅田エリアではJR大阪駅ビルのルクア大阪にも出店している。一方で、ロフトは現・梅田ロフトの閉店後に近隣に移転出店する方針を示している。具体的な移転場所などは今後発表される。
ロフトは「雑貨文化のプロデュースカンパニーとして関西のお客さまの期待に応えるべく、雑貨の“今”を感じさせる新しい生活提案を梅田ロフトから引き続き発信してまいります。」としている。

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イオンスタイルてだこ浦西駅前、2024年9月27日開業-2年半遅れでようやく開店、規模縮小でコンパクトな店舗に

沖縄県浦添市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)てだこ浦西駅前に、イオン琉球が運営するショッピングセンター「イオンスタイルてだこ浦西駅前」が2024年9月27日に開業する。

イオンスタイルてだこ浦西駅前。(写真:山田きりやさん)

てだこ浦西駅前のイオン、2年半遅れでようやく開店

イオンスタイルてだこ浦西駅前は、てだこ浦西駅周辺土地区画整理地区に出店。
当初は2022年春の開業を目指していたものの、競争の激化や建築費の高騰により規模が当初計画の約3割程度に縮小され、開業は2年半遅れとなった。
当初は駐車場含む9階建て規模を予定していたが、建物は平屋となった。

てだこ浦西駅。

イオンが出店する区画整理地区内には、パークアンドライド駐車場、地区エネルギー供給会社、こども園、調理師学校、ダイレックスてだこ浦西店なども進出しているほか、イオンスタイル隣接地にはイオン別棟として「ヤマダデンキテックランドてだこ浦西店」が2024年4月に開業している。

当初計画より縮小、平屋のコンパクトな店舗に

イオンスタイルてだこ浦西駅前」は平屋で、店舗面積は11,011㎡。直営の売場は食品・コスメ&ビューティー・生活用品のみとなるほか、イオンドラッグイオン銀行(窓口あり)が出店する。
そのほか、テナントとして「キャンドゥ」「JINS」「ミスタードーナツ」などが出店。
さらに、別棟として、先述したヤマダデンキ(開業済み)のほか「吉野家×はなまるうどん」「マクドナルド」が出店する。
総テナント数は15店舗となる。

イオンスタイルてだこ浦西駅前

沖縄県浦添市前田3丁目19-40 
営業時間:直営8時~23時(専門店は9時~21時など)

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ドン・キホーテ調布駅前店、2024年9月30日開店-西友調布店、大部分を「ドンキ化」

東京都調布市の京王電鉄調布駅前にある大型スーパー「西友調布店」の大部分に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ調布駅前店」が2024年9月30日朝9時に開店する。

ドン・キホーテ調布駅前店・西友調布店。
(ニュースリリースより)

築半世紀以上の西友調布店、直営縮小で「殆どドンキ」に

西友調布店は西友ストアー調布店として1971年11月に開店。調布パルコに隣接しており、売場は地上4階・地下1階で、店舗面積は6,180㎡。2024年6月より、西友の売場を1階の一部・地階のみに大幅縮小する工事を進めていた。(食品部分は8月29日にリニューアル完了)
西友は衣料品売場等の縮小を進めており、他店でもドンキがテナントとして出店している店舗があるものの「建物の殆どをドンキ化するのは史上初」で、ドンキ側がテナントでありながら実質「ドンキ内の食品売場が西友」という状態になる。
なお、西友の館内(1階)に出店するドラッグストア「ココカラファイン」は営業を継続する。

調布初ドンキ、1階はプロモスペース・4階には休憩所

ドン・キホーテが出店するのは西友調布店の売場の殆どに当たる1階の一部から2階・3階・4階の、合計約2,866㎡。
1階は売場とせず、全国初となるドンキのオリジナルブランド「情熱価格」についての特別展示スペースを設置。情熱価格のドの文字を模った公式キャラクター「ド情ちゃん」の等身大パネルと記念撮影が楽しめるフォトエリアも設置される。

西友調布駅前店の1階はドンキプロモスペース。記念撮影も可能。
(ニュースリリースより)

2階は冷凍食品・駄菓子などの食品や、日用消耗品など日常的に使える商品を強化。また、来店が楽しみになる掘り出し物を揃えた催事スペースを設置。オープン時には有名ブランドのキッチン用品が半額で手に入るコーナーを設ける。
3階は通勤にも多く使われる駅前の立地を最大限に活かし、ビジネスシーンに最適なアイテムを厳選して展開。このほか、家電やユニークなバラエティグッズなど、ドンキらしい魅力ある商品を豊富に用意する。
4階は10~20代の学生をターゲットに、コスメやカラコン、トレンドの推し活グッズ、食玩などを取り揃える。またパウダールームとしても利用可能な休憩ラウンジスペース「ドンドンラウンジ」を設置し、放課後の楽しい時間を過ごせる空間を提供するとしている。

ドン・キホーテ調布駅前店・西友調布店

東京都調布市小島町1-10-1
営業時間:9:00~26:00
西友直営売場は24時間営業
ココカラファインは10:00~22:30

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ヒルトン京都、2024年9月12日開業-京都5軒目のヒルトン、河原町三条のロイヤルホテル跡に

京都府京都市中京区の市役所前駅近くに、大型ラグジュアリーホテル「ヒルトン京都」が2024年9月12日に開業した。

ヒルトン京都。(リリースより)

京都ロイヤルホテル跡、ヒルトンホテルに

「ヒルトン京都」が出店するのは京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩約2分の河原町三条エリア。ここにはもともと1972年に建設された「京都ロイヤルホテル&スパ」があったが、2018年1月に閉館していた。
ヒルトングループは2021年以降京都市内に相次いでホテルを開業させており、ヒルトン京都は4ブランド5軒目となる。

東京建物と協業、313室の大型ラグジュアリーホテル

ヒルトン京都の建物は地下2階・地上9階建てで、東京建物が所有する。
館内は歴史と現代、伝統や革新など、京都が持つ様々な魅力とお客様を結び付ける「京都SYNAPSE(シナプス)」をコンセプトに「ORIMONO(織物)」をデザインテーマとして様々な糸で紡ぐ織物をイメージした空間とし、ロビーも京都の織物に着想を得た5フロア吹き抜け構造となっている。

ヒルトン京都・ロビー。(リリースより)

客室は16タイプ5カテゴリーの全313室で、40㎡のスタンダードルーム、121㎡のスイートルーム、グループ向けのコネクティングルーム(28組)などで構成される。

ヒルトン京都・キング京都スイート。(リリースより)

そのほか、館内には京都市内を一望できるルーフトップバーを含む4つの料飲施設、エグゼクティブラウンジ、スパ、フィットネスセンター、屋内プール、宴会場・会議室などを備えている。

ヒルトン京都・プール。(リリースより)

ヒルトン京都

京都府京都市中京区河原町通二条下る二丁目下丸屋町416番地

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ながの東急ライフ、2025年3月閉店-北長野駅前再開発で生まれた郊外型百貨店、35年の歴史に幕

長野県長野市の北長野駅前・信濃吉田駅近くにある百貨店「ながの東急ライフ」が2025年3月末に閉店する。

ながの東急百貨店の支店、35年の歴史に幕

ながの東急ライフは北長野駅前の再開発事業により「北長野駅前B3地区市街地再開発ビル(北長野ショッピングセンター)」の核店舗として1990年11月に開業。長野駅前に本店を置く「ながの東急百貨店」が運営しており、郊外型百貨店のさきがけの1つだった。

ながの東急ライフ。(公式サイトより)

店舗面積は8,363㎡、売場は1階と2階、3階はフィットネスクラブ、4階~6階は駐車場で構成される。
日本百貨店協会に加盟していないものの、百貨店系らしく食品売場には東急百貨店が得意とする銘菓・銘店売場が設けられているほか、百貨店向けアパレル等の取り扱いもあった。そのほかモスバーガーアメリカンドラッグ、100円ショップワッツウィズなどが出店している。
ながの東急百貨店はかつて岡谷市などに支店があったがサテライトショップ(ギフトサロン)を除いていずれも閉店しており、ながの東急ライフが最後の支店だった。

跡地はマンション事業者に売却-解体か

閉店後、建物はマンションなどを手掛ける「マリモ」(広島県広島市)に売却されるため、建物解体後にマンションが建設される可能性が高い。

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ベイシア Foods Park 旭サンモール、2024年9月12日開店-扇屋ジャスコ・イオン跡に、クリエイトSDも出店

千葉県旭市のJR旭近くにあるショッピングセンター「旭サンモール」の核店舗であった総合スーパー「イオン旭店」の跡に、新たな核店舗として2024年9月12日までに「クリエイトSD」と「ベイシア」が相次ぎ出店した。

イオン旭店、昨年2月に扇屋ジャスコから41年の歴史に幕

サンモールは1982年4月に開業。店舗面積は21,165㎡。核店舗のイオン旭店は「扇屋ジャスコ旭サンモール店」として開業と同時に出店したものだった。イオンの店舗面積は7,537㎡と、全館の約4割を占めていた。
なお、扇屋ジャスコは近隣に既存店舗「扇屋ジャスコ旭店(のち旭南店)」があったが、そちらは1994年に閉店している。

旭サンモール・イオン旭店。

イオン旭店の徒歩圏には2022年4月に総合スーパー「イオンスタイル旭中央」を核とする「イオンタウン旭」が開業。イオン旭店は商品構成の見直しなどを行って営業を継続するとしていたものの、2023年2月に閉店していた。

イオンタウン旭。

イオン閉店後も、映画館「サンモールシネマ」をはじめ多くの専門店・テナントは営業を継続しており、サンモールを運営する米国系企業「パシフィカ・キャピタル」(本社:東京都港区)が新テナントを誘致。イオン閉店から約1年半で待望のリニューアルオープンとなった。

新たな核店舗「ベイシア」「クリエイトSD」

旭サンモールは、2022年12月に閉店した「かねたや家具店」がある場所を含めて改装を実施。新たな核店舗としてドラッグストア「クリエイトSD」(8月3日開店済み)とスーパーマーケット「ベイシア」が出店することとなった。なお、2階イオン跡ではリニューアルが続いている。
ベイシアFoods Park 旭サンモール店」はサンモール1階に出店、ベイシアは千葉県で22店舗目。「Foods Park」は、“食のテーマパーク” として地域のお客の憩いの空間づくりを目指した業態だとしている。

ベイシアFoods Park 旭サンモール店・イメージ(公式サイトより)

ベイシアの青果コーナーでは千葉県産の野菜を品揃えするほか、惣菜コーナーでは、フライのバイキング蓋が閉まれば盛り放題のセルフ式カレーライスのコーナーを設置する。
また、9月21日からはベイシアネットスーパーの注文受付を開始するとしている。(配送開始は9月24日)
なお、ベイシアではサンモールのポイントカードは対象外となる。

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五反田TOC・東京卸売センタービル、2024年9月13日再開業-建替え延期でユニクロ・ダイソーなど復活、徳の市も再開

再開発のため2024年3月に閉館した東京都品川区の大崎広小路駅近く・国道1号線沿いにある複合商業施設「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、2024年9月13日に営業を再開する。

TOCビル。(東京卸売センタービル)

五反田のランドマーク「TOC」復活へ

TOCビルは、親会社であった星製薬の工場跡に1970年3月に開館。星製薬は創業家であり、一時期はSF作家の星新一氏が社長であったことが有名であったが、TOC開館当時は経営再建のためホテルニューオータニなどを経営する大谷家の経営となっており大谷米太郎氏が社長を務めていた。
TOCは、問屋街全盛期だった1960年代当時に通商産業省が主導していた卸売業の近代化計画に呼応して建設されたもので、星製薬再建の切り札でもあった。

館内にある大谷米太郎氏の銅像。

TOCビルは地上13階・地下3階建て、延床面積は約17万4000㎡で、建物は株式会社テーオーシーが所有。当時の五反田では圧倒的な規模の建物であり、地域のランドマークとなった。
館内には多くの小売店、飲食店、卸売店、オフィスなどが入居。会議室、展示室なども備えているほか、屋上には神社も設けられていた。

TOCビル屋上。

テナントとしては近年はユニクロ、アカチャンホンポ、ABC-MART、ユザワヤ、スーツカンパニー、ローソン、サブウェイなどが出店。星製薬(現在は2代目、TOCの子会社)の本社も入居していた。

閉店セールがおこなわれるTOC館内のようす。

TOCの建物は建築から約半世紀が経過、2021年には2023年春の閉館をめざして建替え・再開発計画が始動。のちに閉館時期は2024年3月に延期され、3月31日までに全テナントが撤退した。
(なお、別館の第二TOC~第五TOCは営業を継続している)

当初の新・TOCビル。(TOCウェブサイトより)

新しいTOCビルは地上30階・地下3階建てで、延床面積は約27万6,000㎡、高さ約150mを計画。2027年度の竣工をめざして工事が進められる予定となっていた。
しかし、建築費の高騰などがあったとして、TOCは建て替えを延期。2024年9月13日に営業を再開することとなった。

新生TOC、ユニクロ・ダイソーは旗艦店級-徳の市も再開

TOCの営業再開後の商業フロアは当面1階・地階のみ。徐々に増える可能性もある。
9月13日から再開する店舗のなかにはユニクロなど再出店する店舗も複数みられるほか、ダイソーは隣接する区画(ユザワヤなど)まで増床して3業態を合わせた旗艦店級の複合店舗となる。
また、営業再開に合わせて恒例の「徳の市」が9月13日金曜日から15日日曜日まで開催される。
9月13日以降、今秋中に出店を発表している店舗は以下のとおりとなる。
このほか、オフィスフロアにも複数社が入居する予定となっている。

TOCビルの主な新テナント一覧(商業床のみ)
地階
  • ダイソー
    :ダイソー
    :スタンダードプロダクツ
    :THREEPPY
  • スーツスクエアOUTLET
  • ロンドンスポーツ
  • 文具店tagステーショナリー
  • わがんせ
  • 会議室
  • ホール
1階
  • ユニクロ
  • ナチュラルローソン
  • エクセルシオールカフェ
  • マルミヤOUTLETSTORE
  • 千趣会ベルメゾンOUTLET
  • バレンザボー
  • レインボウ
  • クダルティライフスタイルショップモリヨシ
  • ナチュラルミスト
  • ビセンヌ
  • ジェイーコ
  • TOCインフォメーション
五反田TOCビル

東京都品川区西五反田7-22-17
営業時間(商業床):10時~20時(一部を除く)

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ムーミー、2024年9月23日から全店休業-クスリのアオキへの経営譲渡に伴うリニューアルで

香川県高松市に本社を置く地場スーパー「ムーミー」が、大手ドラッグストア「クスリのアオキHD」(石川県白山市)に経営譲渡することに伴い2024年9月23日から全店舗休業(閉店)する。

ムーミー、クスリのアオキによる買収で休業へ

ムーミーは1953年3月に創業、1988年8月に法人化。2023年7月決算期の年間売上高は約60億円、経常利益は約6900万円の黒字だった。
現在は香川県高松市を中心に「四季食彩館ムーミー」7店舗を展開。2018年1月には太田店を「ムーミーBeST店」としてリニューアルするなど積極的な設備投資をおこなっていた。

四季食彩館ムーミー川島店。(同社公式より)

ムーミーはクスリのアオキHDに2024年9月30日付で事業譲渡する。
これに伴い、各店は9月22日の営業を最後にシステムなどのリニューアルのためムーミーとしての営業を終了、一旦閉店する。

クスリのアオキ化によるムーミー各店の休業期間

ムーミー各店の休業予定期間は以下の通り。

  • 川島店:9月23日~10月7日(10月8日9時から営業再開)
  • 林店:9月23日~10月7日(10月8日9時から営業再開)
  • 花園店:9月23日~10月7日(10月8日9時から営業再開)
  • 寒川店:9月23日~10月7日(10月8日9時から営業再開)
  • 三本松店:9月23日~10月7日(10月8日9時から営業再開)
  • 志度店:9月23日~2025年初夏
  • BeST店(太田店):9月23日~2025年初夏
    :状況によって予定が変更される可能性あり。

クスリのアオキHDは全国各地で地場スーパーの買収を進めている。
リニューアル後はクスリのアオキの店舗としてドラッグストアの商材が増えるものとみられる。

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喜久屋書店宇都宮店、2024年9月30日閉店-長崎屋ドンキホーテ内、北関東最大級の書店

栃木県宇都宮市の馬場通りにある長崎屋(長﨑屋)が運営する総合スーパー「長崎屋 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店」(メガドンキ宇都宮店)5階・6階にある北関東最大級の大型書店「喜久屋書店宇都宮店」が2024年9月30日に閉店する。

長崎屋 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店。

販売数32万冊の超大型書店、19年半で閉店

喜久屋書店宇都宮店は2005年3月に開店。売場面積は約3,000㎡、販売蔵書数は約32万冊で、喜久屋書店のなかでは最大。また、開業時は北関東で最大の大型書店であった。
地元メディアによると、閉店理由は来店客・売上の減少だという。

出店する齋藤會館は築53年

メガドンキ宇都宮店が出店する建物「齋藤會館ビル」(銘菓店「枡金」グループが所有)は地階に餃子フードコート「来らっせ」があるなど観光客にも親しまれているが、旧西武百貨店宇都宮店の時代から数えて築53年が経過しており老朽化が進んでいる。それゆえ、後継テナントのみならず建物自体の今後を含めて注目される。

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