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イコアス千城台、2020年7月6日開業-旧・長崎屋ラパーク千城台、ロピア核の新施設に

千葉県千葉市若葉区に、千葉都市モノレール千城台駅直結のショッピングモール「イコアス千城台」が2020年7月6日に開業する。

イコアス千城台。

長崎屋の旗艦店として25年間営業を続けていた

イコアス千城台は、1995年3月に「長崎屋ラパーク千城台」として開業。建物は地上4階建、店舗面積は20,788㎡。
ラパーク千城台は開業当初、長崎屋の大型衣料品スーパー「長崎屋千城台店」と京成ストアの食品スーパー「リブレ京成ラパーク千城台店」を核に、長崎屋系会員制スポーツクラブ「フォルザ千城台」など入居するグループの旗艦店として営業が行われていた。

長崎屋ラパーク千城台。

しかし、ラパーク千城台は、長崎屋の経営破綻に端を発した2007年のドン・キホーテHD(現・PPIH)傘下入りを機に、ディスカウントストア「ドン・キホーテessence(後のドンキッキ!、2015年までに閉店)」の導入やドンキ系不動産ディベロッパー「日本商業施設(パウ)」への運営移行など、ドンキ流の商業施設としてリニューアルが推し進められることとなる。
ドンキッキ!ラパーク千城台店。

その後、2015年1月には開業時からの核店舗であった長崎屋が閉店し、4月には新たな核店舗として催事系アウトレットストア「TONYAモール」や時間制屋内型アミューズメント「キッズUSランド」が出店するなど、“ドンキ不在のドンキ系商業施設”として営業を続けることとなるが、2020年3月に日本商業施設が運営から撤退し大部分が閉鎖状態となった。
ラパーク千城台は、日本商業施設の運営撤退に合わせて、施設名を「千城台ショッピングセンター」に改称。建物を所有する「千葉県まちづくり公社(旧・千葉県都市公社)」に運営が移行した。

施設ブランドを刷新、ロピアを核とする施設に

イコアス千城台は、千葉県まちづくり公社が運営するショッピングモールとして、2020年7月に第1期リニューアル開業、2021年春を目処に全面リニューアル開業する。
施設名は「千城台の憩いの場(ICO)、生活の拠点(COA)として街と人とを結び、これから先もみなさまに愛され続けていくこと」「行こう明日も」といった願いや意味合いを込め、命名されたものとなっている。
第1期リニューアル時点では、首都圏地盤の大手食品スーパー「ロピア」が新規出店、ドラッグストア「マツモトキヨシ」が増床移転リニューアル、そのほか専門店も館内移転などを行う。
ラパーク千城台時代末期は、若葉区最大の店舗面積を有する千城台住宅団地の商業核であったにもかかわらず、集客力の高いテナントが欠落するなど、住民から不満の声が上がっていた。
イコアス千城台には、住民の要望を満たす魅力度の高い施設づくりが期待される。

イコアス千城台

住所:千葉県千葉市若葉区千城台北3-21-1
営業時間:10:00~20:00(店舗によって異なる)

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Sガスト、2020年7月5日までに全店閉店-都心の「小型ガスト」、約20年で消滅

大手外食グループ「すかいらーくHD」(東京都武蔵野市)が運営する定食・カレー・丼専門の小型ガスト「Sガスト」が、2020年7月5日のSガスト日吉店(横浜市港北区)閉店をもって全店舗が閉店した。

首都圏駅前の「低価格小型ガスト」20年ほどで消滅

Sガストは、2001年1月に「クイックレストラン・Sガスト」として東京都赤坂に1号店を出店。Sガストの“S”は「セレクト・スモール・スピード・スマイル」などの意味を込めたもので、すかいらーく傘下の業態としては最安値水準の低価格メニュー(200円台後半~700円台後半)、同社傘下の業態唯一となる各種カード決済の非対応と食券券売機の導入、牛丼・ハンバーガーチェーンと同等な小規模・回転率重視の店舗運営を特徴としていた。

Sガスト武蔵小山店。(東京都品川区)

また、近年は一部店の看板を「定食・カレー・丼」を全面に押し出したものへと変え、さらに看板商品であった「ハンバーグ定食」を始めとする「低価格・高ボリューム商品」を強化するなど、カフェレストランを謳うガスト標準店舗との差別化を鮮明にしていた。

デミグラハンバーグ定食(380円)。

大半の店舗は「とんから亭」「から好し」に転換

Sガストの店舗数は当初、同年6月に店舗展開を開始した「Sバーミヤン」(2007年消滅)とともに「FCR(ファストカジュアルレストラン)戦略」の中核を担う業態として、2004年のすかいらーくグループ中期5ヵ年計画で掲げられたFCR強化の一環として、年間10店舗ほどの増加が続いていた。しかし、同社の経営不振に伴う営業方針の見直しなどもあり、2006年8月をもって事実上出店を凍結。首都圏・青森に44店(出店凍結時点)あった店舗網は、東京・神奈川・埼玉の27店舗(2014年8月時点)までに減少した。
2014年9月には約8年ぶりとなる新店舗「Sガスト神田駅東口店」を出店、12月には業態発足以来初となるテーブル・コーヒーマシンを導入した新コンセプト店舗「Sガスト門前仲町店」を出店し、店舗数を一時30店舗まで回復したが、2015年からは新業態「とんから亭」「から揚げ専門 から好し」など別業態への転換を進めており、再び減少傾向となった。
そして、2020年7月5日の日吉店閉店をもって全店舗が消滅することとなった。
から好し門前仲町店。(東京都江東区)
門前仲町店は当初Sガスト新コンセプト店舗として開店した。

すかいらーくHDは新型コロナウイルスの感染拡大により深夜営業の全廃など経営規模の縮小を打ち出している。
こうしたなか「3密」になりやすい小型店であるSガストについても、より効率的であると思われる(持ち帰りも多いと思われる)同社別業態への転換・もしくは店舗整理により姿を消すこととなった。

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新宿 北村写真機店、2020年7月3日開業-ツタヤ傘下となった「カメラのキタムラ」新業態旗艦店

東京都新宿区のJR新宿駅東口に、CCC(ツタヤ)傘下の大手カメラ販売店「カメラのキタムラ」の新業態旗艦店「新宿 北村写真機店」が2020年7月3日に開業した。

ツタヤ傘下となったカメラのキタムラ

北村写真機店が出店するのは、2015年11月に開業した「TSUTAYA ブックアパートメント(TSUTAYA BOOK APARTMENT)」を核にサンドラッグ、スターバックスコーヒーなどが出店していた建物。TSUTAYAは「CCCグループの新たなライフスタイル提案の拠点」にすると発表し、2019年11月に閉店していた。
カメラのキタムラは1934年に高知市堺町で「北村写真機店」として創業した老舗写真・カメラ店であるが、2004年ごろからTSUTAYAを運営するCCCとの提携をすすめ、2018年にCCCの子会社となっており、CCCが同社が運営する「ツタヤ業態」から「カメラのキタムラ業態」へと転換したものであるといえる。

カメラのキタムラ(高知堺町店、創業店を継承した店舗)。

今回の店舗とは大きく雰囲気が異なる。

なお、同社は2011年に代官山T-SITE(蔦屋書店)にもコンセプト小型店「代官山 北村写真機店」を出店していたが、2019年2月に閉店していた。

「ツタヤ流のキタムラ新業態」は「ロゴも一新」

売場は地下1階から6階までの全7フロアで、店舗面積は427坪。
店舗デザインはTONERICO.inc が、カメラの起源であるオブスクラをモチーフにしたロゴは木住野彰悟(6D)が手がけ、これまでの「カメラのキタムラ」とは大きく異なった雰囲気となった。

館内は新品カメラ売場、Leica(ライカ)を中心とした中古カメラ売場「ヴィンテージサロン」、修理や日々のメンテナンスまでサポートするサービスカウンターとして最短中5日仕上げでの修理サービスを提供する「Re-pro Center」やApple正規サービスプロバイダ認定を受けた「アップル製品修理カウンター」、コーヒーを片手に写真プリントや書籍を楽しめる「BOOK LOUNGE」、プロ用機材が完備された「レンタルスタジオ」、写真展示などを行うイベントスペース「Space Lucida(スペースルシダ)」などで構成される。

館内構成。

3階のブックラウンジには、TSUTAYA時代から出店するスターバックスコーヒーが「スターバックス 新宿 北村写真機店」としてリニューアルし、継続出店する。

館内構成。

キタムラとCCC(ツタヤ)は同店について「写真とカメラを愛する方からカメラ初心者の方まで、全ての方へ、豊かなフォトライフを提案していきます」としており、「ツタヤ流にブラッシュアップされたキタムラ」として今後も蔦屋書店などのツタヤ大型店に店舗を広げる可能性もあろう。

開業を記念して蜷川実花氏の写真展など開催

開業を記念し、イベントスペース「スペースルシダ」では、7月3日から8月2日まで写真家・蜷川実花氏による展覧会「蜷川実花展 ー千紫万紅ー」が開催されるほか、階段エリアにはフォトグラファー濱田祐史によるアートフォトが陳列される。

新宿 北村写真機店

住所:東京都新宿区新宿3-26-14
電話番号:03-5361-8300
営業時間:10:00-22:00(カフェは8:00-23:00)

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ブシロードJR秋葉原駅構内TCGステーション、2020年6月30日閉店-同社直営店は全店閉店、7月7日に提携店新設

東京都千代田区のJR秋葉原駅5番ホーム(中央総武線、新宿方面)で営業するトレーディングカードゲーム専門店「ブシロードTCGステーション秋葉原店(JR秋葉原駅構内TCGステーション)」が、2020年6月30日をもって閉店した。

ブシロードTCGステーション秋葉原店。

駅構内のブシロードTCG店、11年で閉店

ブシロードTCGステーション秋葉原店は、2009年7月に同社初となる直営オフィシャルショップとして開店。
全国的にも珍しい駅構内へのサブカル・ホビー関連店舗として、自社商品の販売やキャンペーン景品の交換に加え、秋葉原エリアの自社TCG取扱店舗やカード大会案内、新商品レアカードの展示など、アンテナショップとしての役割を担っていた。また、駅構内店舗という立地特性から交通系ICカード(Suicaなど)での決済にも対応していた。
ブシロードの隣接区画には、2016年9月に壽屋(コトブキヤ)の直営店「コトブキヤ秋葉原エキナカ店」が出店するなど、両店舗ともに秋葉原ならではの駅構内ショップとして親しまれた。
コトブキヤ秋葉原エキナカ店。(営業当時)

しかし、コトブキヤは2018年9月をもって閉店。
2020年現在はイベントスペースとなっている。

ブシロード直営店は全て閉店-提携店を7月7日に新設

ブシロードは、秋葉原駅構内の店舗に加えて、2013年12月に直営総合オフィシャルショップ「ブシロードストア イオンモール幕張新都心店」を出店していたが、幕張新都心店も2020年1月に閉店したため、ブシロードの常設直営店は全店舗が消滅することとなった。
ブシロードは全国各地のTCG専門店との提携により、直営TCGステーションと同様の機能を持つ提携店舗「カードショップ内TCGステーション」を展開しており、2020年7月7日から秋葉原店の代替として秋葉原駅近くの「トレカの洞窟Card World TOWER AKIBA」内に新たな提携店舗を開設するとしている。

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ドン・キホーテ、ライラック(驚安堂)吸収合併を2020年5月発表-ディスカウント食品スーパーのテコ入れ図る

大手流通グループ「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」傘下のディスカウントストア「ドン・キホーテ」は、同じくPPIH傘下の食品スーパー運営「ライラック」を吸収合併する方針を2020年5月26日に発表した。

小型実験店「驚安堂」運営会社として誕生したライラック

驚安堂は当初、2013年6月にドンキ直営の小規模型業態実験店(ビッグコンビニ)として東京都杉並区の桜上水に1号店「驚安堂桜上水店」を出店。既存のドンキ小型店を業態転換する形で店舗網を拡大したが、2015年までに大半の店舗をピカソに再転換したため、全店舗が閉店していた。
その後、ドン・キホーテHD(現・PPIH)は、2015年7月に地域密着型ローコスト生鮮食品ディスカウント業態運営会社として新たにライラックを設立し、同年9月に新生・驚安堂1号店「驚安堂福生店」を出店。新生・驚安堂は、同業他社撤退店舗跡への居抜き出店やグループ共通電子マネー「majica(マジカ)」非取扱い、店内装飾の不採用など、徹底したローコスト経営で店舗数の増加を続けたが、2019年3月に東松山六軒町店を閉店したため、再び店舗数が減少に転じた。

ライラック運営の驚安堂。(東京都あきる野市)

ライラックはその後、2019年5月に女性特化型という驚安堂新業態1号店「驚安堂幸手店」を出店。日用品特化型の既存店と異なり、ドンキが強みとするトレンド性の高い商品や各種カード決済の導入など、ドンキ標準店舗に近い売場モデルを採用するなど、驚安堂業態の方向性が曖昧なものとなっていた。

吸収合併の詳細は不明、経営効率の強化が狙いか?

ドン・キホーテは、ライラックの吸収合併について詳細の一切を明らかにしていないが、ドンキとの差別化が困難となった驚安堂の経営効率強化やテコ入れを図る狙いがあるとみられる。
2020年6月時点でライラックが東京都・埼玉県内で運営する驚安堂4店舗は、今回の運営会社再編によりドン・キホーテ直営店となる見込み。

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神田スクエア レストラン&ショップ、2020年7月10日全面開業ー東京電機大跡地、「任天堂」「ゲーフリ」やスーパー「サミット」に

東京都千代田区神田錦町の東京メトロ小川町駅近くに完成した複合型オフィスビル「KANDA SQUARE(神田スクエア)」の1階商業フロア「KANDA SQUARE SHOPS&RESTAURANTS(神田スクエア ショップ&レストラン)」が、2020年7月10日に全面開業する。

KANDA SQUARE.

任天堂やゲーフリ、WeWorkも進出する複合オフィスビル

KANDA SQUARE(神田スクエア)は、住友商事による大規模複合再開発プロジェクト「神田錦町二丁目計画」の一環として、東京電機大学神田キャンパス跡地(移転により2012年閉鎖)に建設されたもので、2020年2月に竣工。建物は地上21階地下1階建、敷地面積は約9,761㎡、総貸付面積は約48,943㎡、延床面積は85,352㎡、高さは約121m。
1階には商業テナント、2階には多目的ホール「SQUARE HALL」(約450㎡、収容人数約450~約1,000人)、3階には小規模ホール「SQUARE ROOM」(約200㎡)や「CONFERENCE ROOM」、5階~21階にはオフィスフロア(1フロア3,000㎡程度)が整備される。

Office entrance.

オフィスフロアには、WeWork神田エリア初となる大規模拠点「WeWork神田スクエア」に加え、任天堂の東京本部やゲームフリーク本社の移転も予定されている。
なお、同地はゲームを中心としたメディアミックス作品「東方project」発祥の地の1つであり、ゲーム業界にとってはある種の「聖地」ともいえるかも知れない。

下層の商業フロア、6月から順次開業

KANDA SQUARE SHOPS&RESTAURANTS(神田スクエア ショップ&レストラン)は、2020年6月9日に一部店舗が先行開業。
2020年7月現在は、大手コンビニ「ローソン」やフラワー・ライフスタイル雑貨店「karendo」、酒舗・立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」、スペシャリティコーヒーカフェ「タリーズコーヒー」が営業している。
7月10日の全面開業を機に、住友商事グループの食品スーパー「サミット」と京都河原町に本店を構えるライフスタイル雑貨・書籍専門店「ANGERS ravissant」が新たに出店する。

サミットは15年ぶりの超小型店に

施設の食品核となる「サミットストア神田スクエア店」の売場面積は300㎡、年商目標は7.6億円。同社店舗としては119店舗目、東京都内84店舗目となる。
サミットストア神田スクエア店は、2005年の八幡山店以来約15年ぶりとなる「100坪クラスの店舗(小型店)」。限られた売場面積のなか、店内製造のカットフルーツ・カットサラダや時短商品(ミールキット・レンジアップ商品など)を拡充、近隣オフィスの昼食需要に対応可能な値頃感・適量を意識した弁当・惣菜を展開するなど、他にはないお客様に寄り添った、買い回りしやすい店づくりを実現するとしている。

神田スクエア

住所:東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1
営業時間(サミット):午前8時~午後10時(平日)
営業時間(サミット):午前9時~午後10時(土日)
※上記の営業時間は通常営業日、オープン当日は午前10時開店

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日比谷グルメゾン、2020年7月9日開業-有楽町~新橋駅間、JR東海・JR東日本共同開発の高架下飲食街に

東京都千代田区のJR有楽町駅~新橋駅間に、JR東海グループの高架下飲食街「日比谷グルメゾン(HIBIYA GOURMET ZONE)」が2020年7月9日に開業する。

JR東海と東日本による共同開発で誕生した飲食店街

日比谷グルメゾンは、JR東海グループとJR東日本グループが共同開発する「有楽町駅~新橋駅間 内山下町橋高架下開発計画」(約10,000㎡)の一環として、1910年に作られた「煉瓦アーチ高架橋」を活かし開業するもので、敷地面積は約1,700㎡、開発面積は約1,400㎡、延床面積は約900㎡。JR東海グループの東京ステーション開発が運営を担う。もともと2020年5月ごろ開業する予定とされていたが、新型コロナウイルスの感染拡大などにより延期されていた。

HIBIYA GOURMET ZONE.

日比谷グルメゾンは、同社が運営する東京駅一番街2階の飲食街「東京グルメゾン」に次ぐ新グルメスポットとして、シュマッツのドイツビアホール新業態「シュマッツ・ビア・ホール」を始め、新宿や渋谷で人気のイタリア料理店新業態「CRAFT BEER&PIZZA DRAスタンド」「イタリアン食堂 ウラドラ」、海鮮和食バル「板前バル LIVE FISH MARKET」、タイ料理居酒屋「タイ屋台999(KAO KAO KAO)」、串焼き店「串焼 黒松屋」といった飲食店が出店。

東京グルメゾンと統一感のあるロゴマークを採用する。

ラーメン専門店街「RAMEN AVENUE」には、「中華そばふくもり」「金澤味噌ラーメン神仙」「博多新風」といった店舗が出店する。

黒松屋。

秋にはOKUROJIも開業、高架下が一大商業スポットに

有楽町駅~新橋駅間の高架下空間は従来、JR東海とJR東日本が所有する用地の関係上、「有楽町側と新橋側の両端のみにおいて公道に接道する」「高架下空間がアーチにより個々に細かく区切られる」など、開発を推し進めるにあたり大きな制約があった。
そのため、今回の開発プロジェクトに際して、両社による協業を実施。両社の用地区分にかかわらず、開発エリアが最適となるような区分の再設定を行ったとしている。
日比谷グルメゾンに加えて、2020年9月にはJR東日本都市開発による高架下商業施設「日比谷OKUROJI」(敷地面積約8,600㎡、開発面積約7,200㎡、延床面積約4,500㎡)も開業する予定となっており、高架下が一大商業スポットに生まれ変わる。

日比谷グルメゾンのテナント一覧
店舗名 業種・業態
DRAスタンド クラフトビール&PIZZA
ウラドラ イタリアンバル
タイ屋台999 タイ料理×居酒屋
板前バル LIVE FISH MARKET 海鮮和食バル
串焼 黒松屋 串焼き
SCHMATZ Beer Hall ドイツビアホール
中華そばふくもり ラーメン
金澤味噌ラーメン神仙 ラーメン
博多新風 ラーメン
日比谷グルメゾン

住所:東京都千代田区内幸町一丁目7番
営業時間:店舗により異なる

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DON DON DONKI パールシティ店、2020年7月7日開店-香港島内にドンキ初出店、銅羅湾そごう近くのHMV跡に

香港島湾仔区銅鑼湾百徳新街の港鉄MTR港島線銅鑼湾駅近く、新世界発展グループの商業施設「名珠城(Pearl City/パールシティ)」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の「DON DON DONKI パールシティ店」が2020年7月7日午前10時(現地時間)に開店する。
(24小時營業的驚安之殿堂「DonDonDonki/唐吉訶德」名珠城店、2020年7月7日開幕。香港島内首次出店。)

DON DON DONKI PearlCity.

香港銅鑼湾を代表する高層ビル「パールシティ」

珠城大廈(Pearl City Mansion/パールシティマンション)は、1971年に香港最高層(当時)の複合商業施設として、牛奶國際(Dairy Farm International/デイリーファームインターナショナル)の牛乳工場跡地に開業。
低層商業棟の建物は地上6階建で、フロアは香港大手不動産グループによる「翡翠明珠広場(JP Plaza/ジェイド&パールプラザ)」や「名珠城(Pearl City/パールシティ)」といったショッピングセンターにより構成される。
各商業施設には、牛奶國際グループの大手食品スーパー「恵康(Wellcome」や新世界発展グループの大型宝飾品専門店「周大福ジュエリー」、天馬娯楽グループの映画館・シネマコンプレックス「Cinema City JP」といったテナントが入居するなど、開業から50年近く経過した現在も銅鑼湾を代表する大型施設として親しまれている。

香港島内初のドンキ、均一価格売場や贈答品売場を展開

DON DON DONKI パールシティ店は、名珠城の1~4階部分に出店するもので、売場面積は2,571㎡。PPIHグループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)が運営を行う。同社香港店舗としては2019年12月に開店した「OPモール本店」に次ぎ3店舗目、香港島内への出店は初となる。
ドンキが出店するフロアには、2015年11月に英国発祥の大型音楽ソフト専門店「HMV 銅鑼湾旗艦店」が出店していたが、2018年12月18日に香港法人が経営破綻したため無期限休業、28日に英国法人が経営破綻したこともあり、営業再開することなく1年半以上空きフロアとなっていた。
DON DON DONKIパールシティ店は、日本ブランドの商品を中心に取扱う「ジャパンブランド・スペシャリティストア」として、生鮮食品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)に加え、化粧品や生活雑貨、日用消耗品などの品揃えを強化。
スキンケア用品や菓子類を中心とした価格均一コーナー(5ドル・10ドル)や日本産フルーツの詰め合わせや花畑牧場の豚丼など、DON DON DONKIならではのアイテムを集めたギフトコーナーを設ける。

DON DON DONKI パールシティ店

住所:香港 香港島湾仔区銅鑼湾百徳新街24-36 名珠城 1~4階
営業時間:24時間営業

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羽田イノベーションシティ、2020年7月3日開業-MR商業施設やZepp Hanedaなど出店、国際産業拠点めざす

東京都大田区の羽田空港跡地第1ゾーンに、京急天空橋駅・東京モノレール天空橋駅に直結する大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)(略称:HICity/エイチ・アイ・シティ)」が2020年7月3日に開業(まちびらき)する。

羽田イノベーションシティ シティゲート。

空港敷地跡、商業・文化・技術のイノベーション拠点に

羽田イノベーションシティは「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業、約16.5ha)」の一環として、羽田みらい開発(出資企業9社)と大田区が官民連携により整備するもので、建物は地上11階地下1階建、敷地面積は約5.9ha、延床面積は約131,000㎡。
先端」と「文化」の2つをコア産業とするまちとして、国家戦略特区認定や国土交通省による民間都市再生事業計画・スマートシティモデル事業認定などを受けており、日本の伝統文化を革新的なテクノロジーでアップデートした架空世界「ネオジャパネスク」との複合現実(MR/Mixed Reality)が体感できる「体験型商業施設」を始め、デンソーの自動運転技術開発拠点「先端モビリティセンター」、交流・連携創出拠点「Innovation Salon」、大規模会議研修施設「コングレスクエア羽田」、国内最大級の収容能力を備えるライブホール「Zepp Haneda (Tokyo)」(キャパシティ約3000人)、京急グループのビジネスホテル「京急EXイン 羽田イノベーションシティ」(259室)といった商業・文化・技術開発関連施設が、7月のまちびらきに合わせて進出する。

ネオジャパネスクとのMixed Realityが体感できる商業施設。

Zepp Hanedaの収容人数は3000人規模。数年以内に閉館する予定であるZepp Tokyoの代替施設としても期待されるが、2020年夏に予定されていた公演の多くは延期もしくは中止となっている。

「先端技術」の専門店が多数進出-仮想フライト体験も

羽田イノベーションシティは、先端技術と日本文化をテーマとした、新業態・日本初の店舗テナントが揃う施設として、飲食店プロデューサー山本浩喜氏による日本食体験レストラン「羽田昔ばなし横丁」や郷土料理を提供する地方創生飲食店「さとむすび」、日本初の戦闘機フライトシミュレーター体験施設「LUXURY FLIGHT」などが出店。
羽田昔ばなし横丁。

羽田イノベーションシティ各施設を結ぶ「イノベーションコリドー」(約200m)には、大手アニメ・ホビー専門店「駿河屋」のショールーム型新業態や、大手出版商社「丸善雄松堂」が手掛けるダイニング&ブックラウンジ「Creadisce(クレアディスケ)」といった新業態店舗に加え、2010年に蒲田で創業した新興とんかつチェーン「とんかつ檍」や羽田ブルワリークラフトビールをウリとする「羽田バル」、中国料理店「春香園」、タピオカ専門店「春茶」といった地元・大田区の人気店が出店。コンビニ「デイリーヤマザキ」や「タリーズコーヒー」も和を基調とした内装や展示ギャラリーの併設など、独自の店づくりを行う。

イノベーションコリドー。

なお、2020年7月のまちびらきに合わせて当初予定されていたオープニングイベントは、新型コロナの影響を考慮し、9月に延期する。

2022年に全面開業、国際産業拠点めざす

羽田イノベーションシティでは、2022年の全面開業までに、JR東日本と東邦大学による混在施設「先端医療センター」や日本の芸術文化発信拠点「アート&テクノロジーセンター」といった施設が順次進出を予定している。

「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業」開発パース。
(大田区ウェブサイトより)

羽田イノベーションシティを主導する羽田みらい開発は「世界をリードする国際産業拠点としてモビリティ、健康医療、ロボティクスなどに関する「先端」産業を核とした企業を集積し、食、
音楽、観光などに関する多彩な日本「文化」を発信することにより、互いに刺激し合い、ヒト・モノ・コトが分野を超えて交流する、独自のコミュニティを形成し、羽田ブランドの創造と育成を実現する。
」と述べており、日本の先端技術・文化の一大拠点としての役割が期待される。

羽田イノベーションシティ

住所:東京都大田区羽田空港1丁目

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無印良品、2020年7月1日から「無料給水サーバー」設置-大型店中心に

無印良品」を展開する良品計画(本社:東京都豊島区)は、
2020年7月1日から大型店舗に「無料給水サーバー」を設置した。

無印良品「給水サーバー」。

無印良品大型店に無料給水サーバー-濾過水を提供

給水サーバーが設置されるのは、無印良品のうち大型店を中心とした全国113店舗。水は水道水をフィルターを通して濾過したもので、冷水・常温水を選択することが可能となる。

常温水・冷水を選択可能。

マイボトル・水筒を持参して詰めることができるほか、店内で販売している「ステンレス保温保冷マグ」、新たに販売を開始する繰り返して使うためのペットボトル「自分で詰める水のボトル」(330ml・税込190円)に詰めることもできる。

「自分で詰める水のボトル」/水のボトル用ティー

これにあわせて「自分で詰める水のボトル用ルイボスティー/黒豆茶」などの販売も開始する。
無印良品は、給水サーバーの設置を持続可能な社会への実現のためだとしており、給水サービスを通してプラスチックごみの削減に繋げたい考えだという。
今後、2020年度末までに設置店舗を400店舗にまで拡大する計画だという。

無印良品「給水サーバー」設置店舗一覧
都道府県 店舗名
宮城県 エスパル仙台、ザ・モール仙台長町
福島県 ザ・モール郡山
茨城県 イーアスつくば
栃木県 宇都宮インターパークビレッジ、福田屋ショッピングプラザ宇都宮
群馬県 イオンモール高崎、けやきウォーク前橋
埼玉県 所沢西武、大宮マルイ、キュポ・ラ川口、コクーンシティさいたま新都心、イオンモール与野、イオンモール浦和美園、エルミこうのす、ららぽーと新三郷、ビーンズ戸田公園
千葉県 里のMUJIみんなみの里、テラスモール松戸、そごう千葉、アリオ蘇我、イオンモール木更津、MUJIcomペリエ千葉エキナカ
東京都 銀座、池袋西武、アトレ恵比寿、渋谷西武、上野マルイ、丸井吉祥寺店、錦糸町パルコ、自由が丘、東京ミッドタウン、MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス、グランデュオ蒲田、東京ドームシティラクーア、浅草ROX、アキバ・トリム、アトレ亀戸、アトレ目黒、五反田東急スクエア、吉祥寺ロフト、イトーヨーカドー武蔵境、イオンモール日の出、モリタウン昭島、京王聖蹟桜ヶ丘、調布パルコ、クイーンズ伊勢丹仙川、府中ル・シーニュ、SUNAMO(スナモ)、イオンスタイル河辺、MUJIcomアトレヴィ三鷹、リヴィン田無、セブンタウン小豆沢、イオンモール多摩平の森、世田谷砧
神奈川県 テラスモール湘南、新百合丘オーパ、Colette・Mareみなとみらい、湘南藤沢オーパ、コースカベイサイド横須賀、MUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉、ノクティプラザ溝の口、NEWoManYOKOHAMA、ノースポートモール港北、トレッサ横浜、たまプラーザテラス
山梨県 イオンモール甲府昭和
長野県 イオンモール松本
岐阜県 アクアウォーク大垣、モレラ岐阜、岐阜高島屋
静岡県 静岡パルコ、ららぽーと沼津
愛知県 名古屋名鉄百貨店、mozoワンダーシティ
三重県 近鉄四日市、イオンモール津南
京都府 京都山科、イオンモールKYOTO
大阪府 グランフロント大阪、難波、イオンモール四條畷、イオンモール茨木、近鉄あべのハルカス、リノアス八尾、イオンモールりんくう泉南、イオンモール大日、ららぽーとEXPOCITY
兵庫県 芦屋モンテメール、アクタ西宮、イオンモール伊丹、つかしん、イオンモール神戸北、明石ビブレ、ニッケパークタウン加古川、ゆめタウン姫路
和歌山県 ガーデンパーク和歌山
岡山県 アリオ倉敷、イオンモール岡山、岡山ロッツ、イオンモール倉敷
広島県 広島パルコ、ゆめタウン福山、イオンモール広島府中、広島アルパーク
山口県 おのだサンパーク
福岡県 天神大名、MUJIキャナルシティ博多、小倉駅前アイム、PRALIVA(プラリバ)
佐賀県 ゆめタウン佐賀
大分県 トキハ別府
鹿児島県 アミュプラザ鹿児島

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