カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

イオンスタイル東淀川、2022年11月22日開業-区役所近くに「ほぼ直営のみ」総合スーパー

大阪府大阪市東淀川区の東淀川区役所近くに、イオンリテールの総合スーパー「イオンスタイル東淀川」が2022年11月16日にプレオープン・11月22日に開業する。

イオンスタイル東淀川。

東淀川区役所そばにイオンの総合スーパー出店

イオンスタイル東淀川は、区役所近くにあった名鉄グループの総合物流事務所「名鉄運輸旧淀川支店」跡地に出店。なお、当初は「イオン東淀川豊新(仮称)」という名称で建設されていた。
建物は地上3階建、駐車場フロアは3階~屋上階、敷地面積は約11,190㎡、延床面積は21,823㎡。東淀川区内ではホームセンターコーナン東淀川菅原店(13,475㎡)に次ぐ大型店となる。

「全館ほぼ直営」の総合スーパーに

イオンスタイル東淀川のコンセプトは「都市部の快適な買物とくらしを提案する“体験型ライフスタイル店舗”」、キャッチフレーズは「まいにちのまんなかに」で、売場は1階から2階。
店舗面積9,746㎡のうち8,813㎡が直営売場であり、大型テナントは少なく、殆どの売場がイオンの運営となる。100円ショップや書店など、総合スーパーで定番となっているテナントも出店していない。
1階は「食料品・美と健康のフロア」。
イオン直営食品・日用品売場、直営化粧品・ドラッグストア「グラムビューティーク」、「イオンリカー」、「イオンバイク」のほか、テナントとして「タリーズコーヒー」が出店。直営の食品売場では店舗近隣の協力により「神戸屋」のパンを販売するほか、冷凍食品の提案型売場の展開をおこなう。

イオンスタイル東淀川・1階のテナントとフロアガイド。

2階は「暮らしの品と衣料品のフロア」。
イオン直営の衣料品売場、直営住生活品売場「ホームコーディー」、イオン系列の靴売場「アスビー」のほか、飲食物販テナントとしてサイゼリヤ眼鏡のパリミキが出店。そのほかサービス店舗としてほけんの窓口などが出店する。

イオンスタイル東淀川・2階のテナントとフロアガイド。

このほか、館内には東淀川区の地域情報を発信するためのデジタルサイネージインフォメーション 「わが街NAVI」を設置。
売場ではスマートフォンで商品のバーコードをスキャンし、専用レジで会計する「どこでもレジ レジゴー」を導入するほか、西日本で初めて店頭でのお買い上げ品の配送サービス「イオンの即日便」、処方したお薬の宅配をする「調剤おくすり即日便」、寝具や収納用品などくらしの品を宅配する「くらしの即日便」の、3種類の即日便を導入するとしている。

イオンスタイル東淀川

住所:大阪府大阪市東淀川区豊新2丁目12-3
営業時間:8時~23時(1階食品)

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新治ショッピングセンターさんあぴおの専門店街部分、2022年11月閉店-長崎屋跡、エコスなどは営業継続

茨城県土浦市(旧新治村)の土浦北インターチェンジ近くにある大型ショッピングセンター「新治ショッピングセンターさんあぴお」の専門店街「新治商業協同組合」運営部分が、運営会社の破産のため2022年11月20日までに閉店した。

さんあぴお。

長崎屋新治店を核とするショッピングセンターだった

さんあぴおは長崎屋新治店を核として1993年4月に開業。売場は1階から2階で、当初は建物の約半分を新治商業協同組合、残りを長崎屋が所有していた。店舗面積は11,034㎡。
長崎屋は2002年2月に閉店しており、2003年12月に新たな核店舗として食品売場に「エコス新治SC店」が出店した。長崎屋が所有する床はエコスが所有することとなった。
2022年時点では、エコスのほかウエルシア、ダイソー、マクドナルドなどが出店している。一方で、近年は空き床が目立つ状態となっていたほか、老朽化による店内設備の故障も目立っていた。

11月17日に破産手続き開始も「半分は営業を継続」

閉店は新治商業協同組合が2022年11月17日に破産手続きの開始決定がなされたため。館内の店舗のうち、専門店街部分にあるものは2022年11月20日までに殆どが閉店している。
なお、核店舗のエコスをはじめ、新治商業協同組合が所有する床以外にある店舗を中心に一部店舗は11月21日以降も営業を続けている。
都商研の取材・調査によると、営業を続けている主な店舗は以下の通り。

さんあぴおで営業を続ける主な店舗(11月21日朝時点)
  • エコス
  • ウエルシア
  • ダイソー
  • マクドナルド(追記:11月30日閉店)
  • 銀の糸(洋服補正)

※今後、営業店舗が変わる可能性もあります。詳しくは各店にお問合せを。

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ドン・キホーテすすきの店、2022年11月25日開店-13時から29時まで営業の「ナイトドンキ」

北海道札幌市中央区の地下鉄すすきの駅・市電すすきの電停ちかくに「ドン・キホーテすすきの店」が、2022年11月25日に開店する。

ドン・キホーテすすきの店。

13時開店の「ナイトドンキ」で差別化

ドン・キホーテが出店するのは、駅前通りに面するパチンコ店「プレイランドハッピー」の跡。建物の1階と地階で、店舗面積は約579㎡となる。なお、近隣にはドン・キホーテ狸小路本店がある。

徒歩圏にあるMEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店。

歓楽街・すすきの(薄野)への出店であることから「ナイトドンキ」をコンセプトとして、夜間帯の需要に応える店づくりをおこなう。店内インテリアも非日常を演出し、近隣の「MEGA ドン・キホーテ札幌狸小路本店」との差別化を図る。
店内では、若年層をターゲットにコスメ、カラコン、バラエティグッズ、衣料品、お酒を強化するとともに、深夜の突発的なギフト需要に備えた「ギフトコーナー」、すすきの店限定のTシャツやグッズの他、ブランド物や家電などが当たる「ブランドカプセルコーナー」を展開し、買うだけではないアミューズメント体験を提供するとしている。

ドン・キホーテすすきの店

住所:北海道札幌市中央区南 5 条西 3 丁目 11-1
営業時間:午後1時~翌午前5時

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ドン・キホーテ西友吉祥寺店、2022年11月25日開店-吉祥寺2店目、西友にテナント出店

東京都武蔵野市の吉祥寺駅近くの西友吉祥寺店内に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ西友吉祥寺店」が、2022年11月25日に開店する。

ドン・キホーテ西友吉祥寺店。

ドンキ、吉祥寺2店目は西友内

ドンキが出店するのは「西友吉祥寺店」 内の 2 階。西友吉祥寺店は1968年11月に開店した総合スーパーで、2階は2022年まで直営の衣料品売場であった。なお余談であるが、西友吉祥寺店は現在改装を進めており、2023年より西友の本社となる予定である。(赤羽から移転)

西友吉祥寺店。

ドンキは吉祥寺エリアでは2013年11月に駅南口に出店した「ドン・キホーテ吉祥寺駅前店」に続いて2店舗目となる。

「お持ち帰りできる商品」中心に品揃え

「ドン・キホーテ西友吉祥寺店」の店舗面積は1,581㎡で、ドン・キホーテ各店で人気のある韓国、東南アジア、中国のアジアンコスメと輸入食品を販売、また、電化製品は持ち帰りできる小型家電中心にしたという。
さらに店舗の外観には、吉祥寺のランドマークである井の頭公園の自然をイメージした「お散歩ドンペン・ドンコ」をあしらい、日常使いしやすい利便性と、ドンキらしいアミューズメント感に富んだ内容にするとしている。

ドン・キホーテ西友吉祥寺店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-10 西友吉祥寺店 2 階
営業時間:10:00~23:00

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ドン・キホーテ別府店、2022年12月13日開店-市内初出店、別府タワー近くのボウリング場→パチンコ店跡

大分県別府市中心部の別府タワー近く・的ヶ浜温泉となりに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ別府店」が2022年12月13日に開店する。

ドン・キホーテ別府店。

別府市中心部の「錦水園」跡地、ドンキに

ドン・キホーテ別府店が出店するのは、的ヶ浜温泉の南側にあるパチンコ店「ユーコーラッキー」(本社:福岡県久留米市)の跡。
この場所には永年「杉乃井ホテル」系列のボウリング場「錦水園」があったが、杉乃井の経営難により閉店。その後、別のパチンコ店を経てユーコーラッキーとなり、2021年5月に閉店していた。

ユーコーラッキー南的ヶ浜店。

他ん店には負けとうねえ! 生鮮も一部販売

ドン・キホーテは大分県で3店目、別府市では初出店。建物は地上5階建て、売場は1階のみ。店舗面積は2,001㎡。別棟として2階建ての事務棟を併設する。建物はユーコーラッキーグループが所有を続ける。

温泉ドンペン。

店内では「地元のもんやおもれえもんがたくさんあるちゃ!」として、大分県産のカボスやみかんを使った商品や、大分県産ゆずを使った万能ソース「激辛 地獄の一滴」などといったお土産や、地元のブランド牛「豊後牛」を使ったステーキ弁当なども販売。
生鮮品の取り扱いは精肉と野菜・青果になるとみられる。
このほか「他ん店には負けとうねえ! 早えもん勝ちの『驚安コーナー』」も設けるとしている。

ドン・キホーテ別府店

住所:大分県別府市南的ヶ浜6-20
営業時間:9:00~26:00

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無印良品板橋南町22、2022年11月17日開業-都内最大級、マルエツなども出店

東京都板橋区の首都高高松ランプ近くに、複合商業施設「無印良品板橋南町22・マルエツ板橋南町店」が2022年11月17日にグランドオープンした。

無印良品板橋南町22。(公式サイトより)

ハタ・スポーツプラザ跡地、マルエツは再出店

無印良品板橋南町22・マルエツ板橋南町店が出店するのは、地下鉄要町駅から歩いて10分ほどの場所にあり2011年に閉館した「ハタ・スポーツプラザ」の跡地。
またマルエツもかつて同地にマルエツ池袋店として出店しており、スポーツプラザの閉館後も2020年まで営業していたため、マルエツは再出店となった。マルエツ板橋南町店は9月に先行開業している。また、この部分はスポーツクラブの建物を減築したものとなっている。
全館の店舗面積は4,986㎡で、核店舗である無印良品とマルエツのほか「どらっぐぱぱす」、クリーニング「きょくとう」、レンタル自転車「ダイチャリ」が出店する。

無印良品は「板橋推し」

無印良品板橋南町22」は4階建て、店舗面積は3,924㎡。東京都内では東京有明店、銀座店に次ぐ広さで、路面店としては関東最大となる。
無印良品は出店に際して2022年9月に板橋区と連携包括協定を締結。館内は「板橋推し」が全面にみられ、「板橋のいっぴん」コーナーや板橋区・近隣区で穫れた野菜コーナーが設けられるほか、フードコーナーでは板橋店限定のクラフトビールやハンバーガーの提供も行われている。
店名を「要町」などではなく「板橋南町22」としたのも、ここが板橋区であり所在地を分かりやすくするための「板橋推し」の一環であるといえる。

無印良品板橋南町22

住所:東京都板橋区南町22
営業時間:9時~23時(マルエツ)

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TAKEYA1、2022年11月16日開業-御徒町の多慶屋3館を統合・再開発、サミットストアも出店

東京都台東区の御徒町駅近くにある多慶屋HDが運営するディスカウントストア「多慶屋」の複数館を再開発した新店舗「TAKEYA1」が、2022年11月16日に開業する。

TAKEYA1

御徒町を代表する商業施設、新装でスッキリした店舗に

多慶屋は御徒町で1947年に創業。現在は御徒町で総合ディスカウントストアを運営している。
TAKEYA1は家具館・家具館別館・8号館の3館一帯を再開発したもので、延床面積は6931㎡。
なお、これにともない多慶屋の既存各館の売場構成と名称も再構成されている。

TAKEYA1

テナントとしてスーパー「サミット」も

TAKEYA1は地上5階、地下3階建て。
核店舗として1階・2階・3階・5階に総合ディスカウントストア「多慶屋」が出店。館内には授乳室も設けられる。

TAKEYA1館内フロアガイド。

テナントとしては、地下1階・地下2階には食品スーパー「サミットストア御徒町TAKEYA1店」、4階には100円ショップ「ダイソー 多慶屋御徒町店」が出店する。ダイソーは別の館からの移転となる。
(写真はニュースリリースと公式サイトより)

TAKEYA1

住所:東京都台東区台東4丁⽬12番地1号
営業時間:9時~25時(サミット)

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ニトリ 池袋サンシャイン60通り店、2022年11月18日開業-東急ハンズ跡に都心最大級の旗艦店

東京都豊島区のサンシャインシティ近くにあった大手雑貨店・都市型ホームセンター「東急ハンズ池袋店」跡に、家具大手「ニトリ」(本社:札幌市)の大型旗艦店「ニトリ 池袋サンシャイン60通り店」が、2022年11月14日にプレオープン、11月18日にグランドオープンする。

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店。

池袋のハンズ、37年の歴史に幕を下ろしていた

東急ハンズ池袋店は「住友生命池袋ビル」の核テナントとして1984年9月に開業。旗艦店として永年親しまれたが、2021年10月31日に閉店していた。
建物は地下2階地上9階建て、売場は1階から8階まで、店舗面積は6,390㎡。建物は三菱UFJ信託銀行を経て、ヒューリックの所有となっていた。ニトリはヒューリックから建物を買収するかたちでの出店となる。

東急ハンズ池袋店・エントランス。

ニトリ、都心最大の旗艦店に

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店の売場は1階から8階まで、売場面積は約5980㎡。1階から5階をホームファッション売場、6階から8階を家具売場とする。
なお同店の開店を前に、周辺のニトリ東武池袋店、ニトリエクスプレスサンシャインシティ店は閉店している。

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店。

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店の店内には、都心の住宅事情に合った商品を揃えるほか、部屋型プレゼンテーションとして10室のモデルルームを設置。部屋に家具等を設置した場面をシミュレーションできるニトリのアプリ「お部屋deコーディネート」を使うことができるデジタル端末も設置されている。

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店の館内イメージ。
(ニュースリリースより)

ニトリでは開業を記念し、11月18日10時から先着300人にフリーザーバックとショッピングバックセットを配付する予定となっている。

ニトリ 池袋サンシャイン60通り店

住所:東京都豊島区東池袋1-28-10
営業時間:10:00~21:00

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トライアル赤穂細野店、2023年2月ごろ開店-イオン向かいのパチギンUSA跡地に

兵庫県赤穂市のJR赤穂線播州赤穂駅近くにあった関西地場中堅パチンコチェーン「パチギンUSA赤穂」(2019年閉店)跡地に、トライアルカンパニー(本社:福岡市)の総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル赤穂細野店」が2023年2月ごろに開店する。

播州赤穂駅近くにトライアル

スーパーセンタートライアル赤穂細野店の建物は2022年6月に着工、平屋建で店舗面積は4,954㎡。駐車場台数は307台、駐輪場は40台。同社店舗としては兵庫県内6店舗目で赤穂市内初出店となる。赤穂細野店は同社標準業態(スーパーセンター)の店舗として、生鮮食品から衣料品、住居関連用品までワンフロア・ワンストップで購入可能な売場を展開する予定。

九州発ディスカウントの激戦区に

トライアルは従来の価格訴求に加えて、自社開発によるIoT機器(AIカメラ・スマートショッピングカート)を活用した「スマートストア」による買物体験の向上、グループ会社(明治屋)のノウハウを活かした惣菜の品質向上を打ち出すことで差別化を図り、コロナ禍においても売上高を一貫して伸ばし続けている。

トライアル赤穂細野店の出店予定地。
写真右奥にはコスモスがみえる。

赤穂細野店周辺は、イオングループの大型総合スーパー「イオン赤穂店」と大和ハウス系ショッピングセンター「フレスポ赤穂(旧赤穂センターモール)」に加え、トライアルと同じく九州地盤の大手ディスカウントストア「ダイレックス赤穂店」「ディスカウントドラッグコスモス赤穂店」が営業するなど市内随一の商業集積地域となっているが、同社が武器とするスマートストアで顧客の囲い込みを図っていくものとみられる。

市道中広木津線を挟み対面するイオン赤穂店。
開店から40年以上経過している。

スーパーセンタートライアル赤穂細野店

住所:兵庫県赤穂市細野町52
営業時間:24時間営業(予定)

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セブンアイ、傘下の「そごう・西武」売却を2022年11月11日発表-米ファンド・ヨドバシ連合に

セブン&アイHD(本社:東京都千代田区)は、傘下に収めていた大手百貨店「そごう・西武」の全株式を、ソフトバンク系投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」(本社:米国)に売却することを2022年11月11日に発表した。

そごう広島店。

モノ言う株主、不振の百貨店売却を求めていた

そごう・西武の前身である「そごう」は1830年に大坂で古着店「大和屋」として創業。経営破綻により西武百貨店と経営統合し、2003年6月にそごうと西武百貨店の中間持株会者「ミレニアムリテイリング」を発足させた。一方の「西武百貨店」は1940年に武蔵野鉄道(のちの西武鉄道)傘下の百貨店「武蔵野デパート」として創業したことを起源とする。
セブン&アイHDは、2006年6月に「ミレニアムリテイリング(そごう・西武百貨店と合併して現在は「そごう・西武」を傘下に収め、(当時)国内最大手流通グループの一員となった。セブン&アイHDは、2007年にはグループ共通PB「セブンプレミアム」と共通電子マネー「nanaco」を相次ぎ取扱開始、米高級百貨店「バーニーズニューヨーク」日本法人やベビー用品店「アカチャンホンポ」買収による事業領域の拡大を図るなど、グループの規模拡大をおこなった。

そごう心斎橋本店。
セブンアイ傘下となったのち2009年8月に閉店。

一方、セブン&アイHDは2011年11月のイオンによるマルナカ買収で業界首位の座から陥落、コンビニ事業を除き業績不振が続いていた。こうした背景もあり、2021年5月までにセブン&アイHD株の4.4%を取得した米投資ファンド「バリューアクト・キャピタル・マネジメント」は、中核事業(コンビニ事業)への専念と非中核事業(百貨店の全株売却・総合スーパーの分離)の撤退、国外コンビニ事業の運営見直しに向けたロードマップ策定を要求していた。そごう・西武の売却も、こうした事業見直しの一環であった。

ヨドバシも買収資金拠出、店舗にヨドバシ出店へ

「フォートレス・インベストメント・グループ」は「そごう・西武」売却のパートナーとしてヨドバシカメラの持ち株会社の「ヨドバシホールディングス」(本社:新宿区)と提携、ヨドバシも買収資金を拠出する。
さらに、ヨドバシが一部の不動産を取得し、そごう・西武の旗艦店にヨドバシカメラを出店させるとみられる。

ヨドバシカメラが出店するとみられる池袋西武。

旗艦店の処遇のほか、一部不動産を保有する閉鎖店舗(川口そごうなど)や地方店舗の行方も注目され、今後の詳細発表が待たれる。

そごう川口店。
現在は空き店舗だがそごう・西武が一部不動産を保有する。

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