茨城県守谷市の常総ふれあい道路沿いにある大和ハウス系複合商業施設「アクロスモール守谷」隣接地にあるREXTグループの旗艦店「WonderGOO守谷店」に、PPIHグループのディスカウントストア「ドン・キホーテ守谷店」が2025年6月24日に開店した。
つくばエクスプレス開通にあわせ開業したモール
アクロスモール守谷は、2005年8月の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX)開通にあわせた都市開発の一環として、2006年4月に都市再生機構(UR都市機構)と大和ハウス系ディベロッパー(大和情報サービス/現大和ハウスリアルティマネジメント)主導のもと開業。
建物は地上2階建で店舗面積は11,898㎡。(大店法上の届出面積は18,799㎡/WonderGOOと一体扱い)
開業当初はイオン系大型食品スーパー「カスミ」と首都圏地場家電量販店「ノジマ」を核に専門店約60店舗が入居していたが、2007年6月に同じく大和ハウス系商業施設「ロックシティ守谷(現イオンタウン守谷)」が開業するなど競争激化。2008年春の大規模リニューアルでノジマが撤退し、施設の半数超が催事系やサービス系店舗となった。
2025年6月現在はカスミを核に、ドラッグストア「ドラッグスギ」やしまむら系複合業態「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「バースデイ」やファストリ系ファストファッション「GU」、大型家具インテリア雑貨店「かねたやROOM DECO」、眼鏡店「眼鏡市場」、100円ショップ「Seria」、オフィスや医療サービス系が入居する複合商業施設となっている。
WonderGOO旗艦店は2025年2月にリニューアル
WonderGOO守谷店は2006年4月に開店。建物は平屋建で店舗面積は6,901㎡。
ワングー守谷店の開店当初はカスミ系複合書店運営会社「ワンダーコーポレーション(現REXT)」旗艦店として、同じく茨城本拠のカジュアル衣料「Right-on」を専門店として導入していたが2020年1月に閉店、同年6月にREXT運営の屋内型アミューズメント施設「ニンジャ☆パークWonderGOO守谷店」を開店したが、2025年1月31日をもってニンジャ☆パークが営業終了。
同年2月22日に物販フロアの全面リニューアルを実施したもの、店舗面積の「1/3」を占めるニンジャ☆パーク跡地は未活用状態だった。
ドン・キホーテ守谷店。
ワングー旗艦店にドンキ、VTuberコラボも
ドン・キホーテ守谷店は、2025年1月31日閉店のニンジャ☆パーク跡に開店するもので、建物は鉄骨造1階建で売場面積は2,663.3㎡。
ドンキ守谷店では若年層向けの美容関連アイテム(カラコン・コスメ・スキンケア・香水・アロマ)やプロテイン専門コーナー「マッスルドンキ」、アウトドア常設コーナーを展開。
茨城県ご当地VTuber「餅々さくら」描き下ろしコラボグッズや守谷市のゆるキャラ「こじゅまる」コラボTシャツ、毎月1回出現場所が変わる店内複数箇所の「隠れドンペン」を撮影する体験型企画を開催するなど「親子で楽しめる仕掛けと地域コラボ」を打ち出すとしている。
ドンペンと餅々さくらコラボイラスト。
ドン・キホーテ守谷店
住所:茨城県守谷市松ヶ丘6-6-4
営業時間:9時~24時
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