啓文堂書店、2026年2月25日までに屋号消滅-元・京王系書店、全店「紀伊國屋書店」に転換完了

東京都多摩エリアを中心に展開しており、紀伊國屋書店の傘下となっている地場大手書店「啓文堂書店」が、2026年2月25日までに全店「紀伊國屋書店」に屋号を変更、永年親しまれた啓文堂書店の屋号は消滅した。
啓文堂書店公式より。

京王グループから紀伊國屋へ

啓文堂書店は1975年8月に京王帝都電鉄のグループ書店として東京都府中市に1号店を出店。1988年に京王電鉄の子会社である「京王書籍販売」(東京都多摩市)が設立された。

啓文堂書店。多くの店舗は京王線沿線に展開。

その後は東京都や神奈川県の京王電鉄の沿線を中心に、沿線外にも店舗網を拡大。小田急線の沿線に出店する店舗も少なくなく、2025年時点では20店舗を展開していた。
そうしたなか、京王書籍販売は大手書店「紀伊國屋書店」(本社:目黒区、本店:新宿区)に全株式を譲渡する株式譲渡契約を締結。同社は2025年6月30日付で紀伊國屋書店の子会社となり、京王グループの傘下を離脱していた。

「啓文堂書店」ついに消滅-全店「紀伊國屋書店」に

啓文堂書店を運営する「京王書籍販売」は紀伊國屋書店の子会社となったのち2025年9月1日付で「紀伊國屋書籍販売」に社名を変更。さらに、2025年9月25日より啓文堂書店府中店(→紀伊國屋書店府中店)を皮切りに各店舗の改装・リニューアルとともに屋号の「紀伊國屋書店」への変更を開始した。
紀伊國屋書店によると、屋号の変更は2026年2月25日の「啓文堂書店渋谷店」の「紀伊國屋書店渋谷道玄坂店」転換で完了。同日までに啓文堂書店の屋号は消滅した。

啓文堂書店渋谷店。紀伊國屋書店渋谷道玄坂店に転換。

啓文堂書店の屋号は完全に消える一方で、啓文堂書店から紀伊國屋書店への転換に伴う店舗の閉店はなく、また旧啓文堂書店での京王ポイントの付与も続けられるとしている。

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