大阪府豊中市の阪急宝塚本線曽根駅前にある総合スーパー「ダイエー曽根店」が、2025年7月31日に閉店する。
ダイエー曽根店。
築54年のダイエー、近年はレトロスポットとしても話題
ダイエー曽根店は1971年6月に「ダイエー曽根ショッパーズプラザ」として開店。建物は6階建てで、店舗面積は6,080㎡。テナントとしてメガネの愛眼やキャン★ドゥが出店するほか、6階のレストラン街は1970年代の内装のままであり、近年はレトロスポットとして人気を集めていた。
ダイエー曽根店の飲食街。
しかし、築50年以上が経過して老朽化が進行したため耐震性不足となっていることが指摘されていた。
跡地に市立図書館かーダイエーは再出店も検討
ダイエー曽根店の閉店は店頭で発表されたもの。
ダイエー曽根店の跡地は再開発され、豊中市によって「(仮称)中央図書館」の建設が検討されている。
一方で、ダイエーは閉店告知に「建て替え」であると記載しているため、跡地には図書館とダイエーの複合施設が建設される可能性もあろう。
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