イオンタウン高砂、2025年12月7日閉店-核店舗「マックスバリュ梅井店」は10月31日先行閉店、ロックタウンから20年の歴史に幕

兵庫県高砂市の山陽電鉄本線伊保駅近くにあるイオン系近隣商圏型商業施設「イオンタウン高砂」が賃貸借契約期間満了のため、2025年12月7日をもって閉店する。

2005年に「ロックタウン高砂」として開業

イオンタウン高砂は2005年12月にイオン/大和ハウス合弁会社「ロック開発」による近隣商圏型商業施設「ロックタウン高砂」として開業。2011年9月のイオンによる完全子会社化と運営会社名変更にあわせて現在の施設名称となった。建物は平屋建で店舗面積は9,471㎡。
イオンタウン高砂は、1998年6月に開業したアスパ高砂(イオン高砂店)に次ぐ高砂市内有数の店舗面積を誇るを大型店であり、イオン系大型食品スーパー「マックスバリュ梅井店」(旧マックスバリュ西日本/現フジ運営)とDCM系ホームセンター「DCM高砂店(旧ダイキ高砂店)」を核に、100円ショップ「ダイソー」や関西地場ユーズドインテリア雑貨「Guide-Maker」、パチンコ店「丸三」、その他サービス系専門店など7店舗が入居していた。

イオンタウン高砂の食品核「マックスバリュ梅井店」。

テナント撤退相次いでいたイオンタウン、20年の歴史に幕

イオンタウン高砂では賃貸借契約満了にともなう閉店発表に先駆け、2025年7月27日にDCMが、8月31日には丸三が、9月13日にはGuide-Makerが撤退するなど商業区画の空床が顕著となっていた。同施設の食品核を担うマックスバリュも10月31日をもって撤退する予定であり、12月7日をもってロックタウンから20年の歴史に幕をおろすこととなる。

イオンタウン高砂の専門店街。

(写真は同社公式より)
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