愛知県半田市のパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系食品スーパー「ピアゴラフーズコア半田清城店(はんだせいしろ店)」が2025年1月12日より休業開始した。
半田市を代表するPPIH系/ユニー系高級食品スーパー
ピアゴラフーズコア半田清城店は、2006年2月にユニーの高級食品スーパー業態「ラフーズコア半田清城店」として開店。建物は鉄骨造平屋建2棟で敷地面積は6,752㎡、店舗面積は1,624㎡、直営売場面積は1,033㎡、延床面積は2,226㎡。同業態としては7店舗目だった。
ラフーズコア半田清城店は、2009年2月のグループ店舗ブランド再編にあわせてグループ共通食品スーパーブランド「ピアゴ」を冠する現店名に改称したが、高価格帯の厳選商品を引続き展開するなど、名鉄河和線知多半田駅前の自社系総合スーパー「ピアゴ半田店」や近隣同業他社系店舗「アオキスーパー清城店」「アミカ半田店」との差別化を図った。
2025年1月の火災で長期休業、営業再開実現せず
ピアゴラフーズコア半田清城店の閉店は、2025年1月12日の営業時間前に発生した火災を背景としたもの。同社は当初「火災の影響により、当面の間、営業を休止」する方針を明らかにしていたが、同様の火災にともなう半年近い休業期間を経て新装開店を果たした「ピアゴ各務原店」「MEGAドン・キホーテUNY吉良店」と異なり、被災店舗での営業再開に向けた動きがみられなかった。

ピアゴラフーズコア半田清城店(同社公式より)。
ピアゴラフーズコア半田清城店の跡地活用方針に関して、2025年10月現時点では発表されていない。なお、別棟のドラッグストア「スギドラッグ清城店」はユニー撤退後も営業継続する。
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