トライアル西友武蔵新城店、2026年2月27日開業ートライアル西友、神奈川県初出店

神奈川県川崎市中原区のJR武蔵新城駅前にあるトライアルHD系の総合スーパー「西友武蔵新城店」の跡に、新業態の総合スーパー「トライアル西友武蔵新城店」が2026年2月27日に開業した。

トライアル西友武蔵新城店。(公式サイトより)

武蔵新城駅前の老舗西友、トライアル西友2号店に

武蔵新城店は1974年9月に開業。建物は地上4階建てで、店舗面積は4,137㎡。近年では2019年7月にリニューアルしたものの、改装後もほぼ全床が直営の総合スーパーとして営業をおこなっていた。
しかし、トライアル西友への改装・業態転換のため2026年1月25日に閉店していた。

西友武蔵新城店の「トライアル西友」転換告知。

クリニック、美容室、洋服補正店などのテナントは営業を継続している。

「トライアル西友」2号店、九州の商品も導入

トライアルによると「トライアル西友」では「“おいしい食”と”便利な買い物体験”の融合」をめざした新業態で、トライアルと同様に同社のITを活用したスマートな購買体験を実現。
レジカート「スマートカート」や「インストアサイネージ」などを導入するほか、PB「みなさまのお墨付き」を継続販売するなど、西友とトライアル双方の商品を販売、九州周辺の商品や九州ご当地メニューも取りそろえ「トライアルと西友の良いとこどり」になるとしている。
トライアル西友の案内。(花小金井店)

なおトライアル西友武蔵新城店も、多くの西友やトライアルと同様に24時間営業を継続する。

トライアル西友 武蔵新城店

神奈川県川崎市中原区上新城2-12-1
営業時間:24時間

関連記事:トライアル西友花小金井店、2025年11月28日開店ー西友花小金井店としては10月26日閉店、初の複合店舗に
関連記事:メガセンタートライアル東松山店、2025年12月開業ー西友、トライアル傘下入り後初の事実上”転換”

関連記事:メガセンタートライアル福岡空港店、2025年9月5日新装開店-西友PB「みなさまのお墨付き」先行導入も
関連記事:トライアルHD、西友を2025年7月1日完全子会社化-連結売上高1兆円超の流通グループ誕生、西友PBとリテールDXのシナジーめざす
関連記事:ユニーカエデウォーク長津田、2024年11月22日開業-ドンキとの経営統合後初のWALK MALL、神奈川県内最大のアピタを核に

このエントリーをはてなブックマークに追加

ダイエー、光洋と2026年3月1日経営統合-光洋流「Market Garden」ベースの新業態「フードスタイルfromイオン」に順次転換

流通大手「イオン」(本社:千葉市美浜区)の近畿圏食品スーパー事業会社「ダイエー」(本社:東京都江東区)は、同社完全子会社「光洋」(本社:大阪府茨木市)を吸収合併するかたちで2026年3月1日に経営統合する。

~2026年3月1日新生ダイエー始動~
ダイエーとKOHYOはひとつに

光洋流「Style KOHYO」活かしたダイエーに

ダイエーは2025年3月に大阪府大東市の同社大型食品スーパー「ダイエーグルメシティ住道店」を光洋主力業態「Market Garden(マーケットガーデン)」を冠した新コンセプト店舗として全面刷新するなど、イオン近畿再編や光洋との将来的な経営統合を見据えた「近畿の新しいスーパーマーケット」(平田炎社長談/当時)の開発を進めてきた。
新しいスーパーマーケットづくりプロジェクトの一環として、住道店では光洋主導の店舗オペレーションに基づくマーケットガーデンならではの「ライブ感」ある売場を訴求。店頭「daiei」「gourmetcity」看板撤去や同社の強みである銘柄牛「さつま姫牛」の非取扱い、系列プロセスセンター「アルティフーズ」商品受け入れの縮小など、将来的なダイエー屋号廃止を念頭に置いた売場を展開した。同年8月には2026年3月1日付で首都圏撤退(マックスバリュ関東への承継)と光洋吸収合併の方針を正式発表、同年12月22日に吸収合併契約を締結していた。

住道店ベースの新業態「Food Style from AEON」誕生

ダイエーは光洋吸収合併にあわせて、新ブランド「Food Style from AEON(フードスタイルfromイオン)」を発表。

Food Style from AEON.

大阪府大阪市住吉区に2026年春開業予定のイオン系近隣商圏型複合商業施設「イオンタウンあびこ駅前」核店舗「フードスタイルあびこ駅前店」(390.6坪)を皮切りに、コンセプトに「鮮度、活気、楽しさ、安さを感じる店づくり」を掲げファミリー層や共働き世帯を意識した「進化したスーパーマーケットフォーマット」を展開する。

フードスタイルあびこ駅前店(イメージ)。

首都圏同様、近畿でも「ダイエー」屋号緩やかに消滅へ

ダイエーは2026年3月のイオン首都圏食品スーパー地域子会社「マックスバリュ関東」への関東事業承継にともない首都圏から撤退、2030年を目処に同地域からダイエー屋号が消滅することが決まっている。
ダイエーが事業継続する近畿に関しても、あびこ駅前店をはじめとする新店舗に加えて、既存店リニューアル(活性化)にあわせて新ブランドに移行する方針を示しており、店舗ブランドとしてのダイエーは緩やかに姿を消すこととなる見込みだ。

関連記事:ダイエー、ベーカリー子会社「ボンテ」を2026年2月1日吸収合併-店舗数大幅減続いた「BONTE」、親会社との経営統合とプロセスセンターで効率化
関連記事:ダイエー和泉店、2025年9月30日閉店-閉店相次ぐ旧山陽マルナカ承継店、19年の歴史に幕
関連記事:KOHYO奈良新大宮店、2021年1月10日閉店-奈良そごう跡「ミナーラ」の核店舗・光洋、新たなスーパーを導入へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

イオンフードスタイル、2026年3月1日発足-イオン首都圏食品スーパー新事業会社誕生、2030年目処に「ダイエー」ブランド消滅

流通大手「イオン」(本社:千葉市美浜区)の首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル」(本社:東京都江東区)が2026年3月1日に発足、発足にあわせて同社新業態1号店「フードスタイル三田店」が3月7日に開店する。

フードスタイルfromイオンのロゴマーク。

旧テスコや関東ダイエー、ピーコック呑みこんだ新会社

イオンフードスタイルは2009年12月にイオン系食品スーパー地域子会社「マックスバリュ関東」として設立。2010年2月にイオンリテールから食品スーパー「マックスバリュ」首都圏店舗を承継、2013年春には旧テスコ日本法人「イオンエブリ」から都市型食品スーパー/グロサリー専門店「つるかめランド」「TSURUKAME(旧TESCO)」「キッチンランド」を段階的に譲受するなど店舗網の拡大を図った。
2015年3月にはイオン系首都圏地場食品スーパー「マルエツ」「カスミ」と経営統合するかたちで持株会社「ユナイテッド・スーパーマーケットHD(U.S.M.H)」傘下に移行。コンセプトに「お買物体験型スーパーマーケット」を掲げ、マックスバリュ他地域法人やグループ他社と異なる積極的なスクラップ&ビルドと既存店改装を打ち出した。2025年8月にはダイエー関東事業とイオンマーケット(旧大丸ピーコック/旧松坂屋ストア)を2026年3月1日付で吸収合併し首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル」とする方針を発表、新体制移行に向けて店舗整理や一時閉店を進めていた。

フードスタイル1号店は「ピーコック」業態転換

イオンフードスタイル発足後初となる新店舗「フードスタイル三田店」は、2007年2月開店の旧大丸松坂屋百貨店系食品スーパー「ピーコックストア三田伊皿子店」を2026年2月10日に一時閉店したうえで「大幅に刷新」するもので、売場面積は約1,154㎡、直営売場面積は約1,107㎡。
同業態は「価値提案型スーパーマーケット」として、コンセプトに「鮮度、活気、楽しさ、安さを感じる店づくり」を掲げ、ファミリー層や共働き世帯を意識した商品・サービス・売場環境を提供するとしている。

新体制1号店「フードスタイル三田店」のイメージ。

ピーコックなど順次刷新、ダイエー首都圏から消滅

イオンフードスタイルは、ダイエーが首都圏で展開する食品スーパー「ダイエー」「グルメシティ」「イオンフードスタイルbyダイエー」「foodium」とイオンマーケットが展開する食品スーパー「ピーコックストア」を順次新ブランド「Food Style from AEON(フードスタイルfromイオン)」に刷新する方針を示しており、2030年を目処にダイエーのブランドは首都圏から姿を消すこととなる。

関連記事:ダイエーイオンフードスタイル鴨居店、2026年2月22日閉店-3月1日「イオン薬局」新装開店を機に改装本格化、専門店は営業継続
関連記事:ダイエー海老名店、2026年2月25日閉店-ショッパーズプラザ海老名の核店舗、近隣の旧マイカル海老名サティと統廃合視野に
関連記事:ダイエー上溝店、2026年2月24日閉店-忠実屋から半世紀超の歴史に幕、専門店主体のイオン系商業施設として当面営業継続

このエントリーをはてなブックマークに追加

米内沢ショッピングモール ラポール、2026年2月19日倒産・破産手続き開始-核店舗のAコープなど営業継続

秋田県北秋田市の秋田内陸縦貫鉄道米内沢駅近くにある商業施設「米内沢ショッピングモール ラポール」が、2026年2月19日に倒産・破産手続きが開始された。

秋田内陸線米内沢駅近く唯一の大型店

ラポールは地元商業者らの出資による協同組合米内沢ショッピングセンターが運営する商業施設。
開業は1997年4月で、建物は平屋、店舗面積は2,891㎡だった。

米内沢ショッピングモール ラポール。
全農Aコープ東日本のウェブサイトより。(画質補正)

米内沢地区で唯一の大型商業施設で、同地区唯一のチェーンスーパーである農協系食品スーパー「Aコープもりよし」を核店舗としているほか、ラポール専門店街には地元事業者の店舗などが複数出店していた。
しかし近年は専門店街の閉店が相次いでおり、空き店舗が目立つ状態となっていた。

米内沢ショッピングモール ラポールの館内。
全農Aコープ東日本のウェブサイトより。(画質補正)

「Aコープもりよし」営業継続

協同組合米内沢ショッピングセンターの負債額は約1億7000万円。
ラポール館内のうち、地域唯一のチェーンスーパーである「Aコープもりよし」などのテナントは営業を継続している。
関連記事:なまはげモール、2022年4月開業-「東北最大の無印良品」出店、伊徳のジョイフルシティ男鹿跡再開発で
関連記事:イオンタウン能代・イオンスタイル能代東、2021年11月27日開業-サンデー・ヤマダなど32店出店

このエントリーをはてなブックマークに追加

福岡三越、低層階に2026年春以降百貨店売場集約-営業フロア半減、高層階を若者向け専門店街「ラシック福岡天神」に

福岡県福岡市中央区の西鉄福岡(天神)駅「ソラリアターミナルビル」の核を担う三越伊勢丹系百貨店「福岡三越」が営業フロアを2026年春以降低層階に集約する。

西鉄ソラリアの核を担う都市型百貨店

福岡三越は1994年4月に初代法人を設立し、同年10月にソラリアターミナルビルの核店舗として開業。建物は地上9階地下3階建で営業フロアは地上9階~地下2階、店舗面積は38,031㎡。
福岡三越は2003年9月にグループ地域子会社再編にあわせて直営店「三越福岡店」(各種販促では従来通りの店名を維持)に移行、2009年10月に再び同名地域子会社による運営となったが、2010年10月に三越伊勢丹系百貨店「岩田屋」との経営統合により、2026年2月現在は「岩田屋三越」運営となっている。福岡三越
福岡三越。

岩田屋との経営統合はカジュアル路線強化

福岡三越は開業当初、ミュージアム型百貨店を掲げ、三越と提携関係にある英国老舗百貨店「Harrods」や米国美術館ショップ「The Metropolitan Museum of Artshop(Met Shop)」、ファストファッション「GAP」、大型複合書店「八重洲ブックセンター」といった九州初のブランドを導入するなど、ターミナル立地を活かしたフルライン型店舗を展開した。
一方、2010年10月の岩田屋との経営統合を機に両館のリモデルと共同販促を本格化。2014年9月には地下1階をライフスタイル型専門店街「ラシック福岡天神」(開業当初売場面積約3,100㎡/専門店60店舗)に転換、2016年には9階催事フロアを一部縮小したうえで空港型免税店「FUKUOKA DUTY FREE TENJIN」に転換(2026年2月現在はDAISOラシック福岡天神店)するなど、駅利用者を意識したカジュアル路線の百貨店として順次刷新していくこととなった。

百貨店フロア半減、若者向け商業施設の受け皿に?

福岡三越では2026年春より段階的に全館リモデルを開始。2027年春を目処に低層階を百貨店フロア(地上4階~地下2階)、高層階を専門店フロア(5階~9階)とする「館全体の回遊性を高めたハイブリッド型のモデル」店舗として新装開業する。
福岡三越では「ウォッチストリートをはじめとする専門性の高いコンテンツ」を提供、ラシック福岡天神では「好きや興味関心の熱量と共感から生まれるこだわり消費を狙ったコンテンツ」を提供するとしており、2020年2月の天神ビブレ閉店同年3月の天神コア閉店2027年2月を目処とする福岡パルコ閉店など、相次ぎ姿を消す若者向け商業施設の受け皿としての役割が期待される。

関連記事:ベスト電器福岡本店、2026年2月15日午後8時閉店-天神での70年の歴史に幕、閉店式典やタイムカプセル展示も
関連記事:福岡パルコ、2027年2月閉店-旧岩田屋本館から90年超の歴史に幕、新天町商店街との複合再開発でライブハウスやギャラリーの整備も視野に

関連記事:メロンブックス福岡天神店、2025年10月25日新装開店-河村家具天神荘の「とらのあな福岡店」跡に増床移転 
関連記事:ロピア長浜店、2026年3月開店-ロピア九州初のパチンコ建物再活用、福岡市中央区のパーラーラッキー跡に
関連記事:クリスピー・クリーム・ドーナツ キャナルシティ博多店、2025年5月20日開店-日本最大級のドーナツ製造見学施設「ドーナツシアター」併設、九州での多店舗化に意欲
関連記事:クリスピー・クリーム・ドーナツONE FUKUOKA BLDG.店、2025年4月24日開店-九州復活1号店、5月20日にはドーナツ工場併設のキャナルシティ博多店も
関連記事:ワン・フクオカ・ビルディング、2025年4月24日開業-福岡ビル・天神コア・天神ビブレ跡を一体化、西鉄の巨大複合ビルに
関連記事:スーパースポーツゼビオ福岡天神店、2023年11月17日開業-ロフト・ジークス・ユーテクプラザ跡「ラズ天神」に
関連記事:福岡市地下鉄七隈線延伸区間、2023年3月27日開業-天神南駅から博多駅間、キャナル近くに櫛田神社前駅も
関連記事:ミーナ天神、2023年4月28日リニューアル開業-天神ロフトが移転、ユニクロ・ブックオフなど再出店

このエントリーをはてなブックマークに追加

啓文堂書店、2026年2月25日までに屋号消滅-元・京王系書店、全店「紀伊國屋書店」に転換完了

東京都多摩エリアを中心に展開しており、紀伊國屋書店の傘下となっている地場大手書店「啓文堂書店」が、2026年2月25日までに全店「紀伊國屋書店」に屋号を変更、永年親しまれた啓文堂書店の屋号は消滅した。
啓文堂書店公式より。

京王グループから紀伊國屋へ

啓文堂書店は1975年8月に京王帝都電鉄のグループ書店として東京都府中市に1号店を出店。1988年に京王電鉄の子会社である「京王書籍販売」(東京都多摩市)が設立された。

啓文堂書店。多くの店舗は京王線沿線に展開。

その後は東京都や神奈川県の京王電鉄の沿線を中心に、沿線外にも店舗網を拡大。小田急線の沿線に出店する店舗も少なくなく、2025年時点では20店舗を展開していた。
そうしたなか、京王書籍販売は大手書店「紀伊國屋書店」(本社:目黒区、本店:新宿区)に全株式を譲渡する株式譲渡契約を締結。同社は2025年6月30日付で紀伊國屋書店の子会社となり、京王グループの傘下を離脱していた。

「啓文堂書店」ついに消滅-全店「紀伊國屋書店」に

啓文堂書店を運営する「京王書籍販売」は紀伊國屋書店の子会社となったのち2025年9月1日付で「紀伊國屋書籍販売」に社名を変更。さらに、2025年9月25日より啓文堂書店府中店(→紀伊國屋書店府中店)を皮切りに各店舗の改装・リニューアルとともに屋号の「紀伊國屋書店」への変更を開始した。
紀伊國屋書店によると、屋号の変更は2026年2月25日の「啓文堂書店渋谷店」の「紀伊國屋書店渋谷道玄坂店」転換で完了。同日までに啓文堂書店の屋号は消滅した。

啓文堂書店渋谷店。紀伊國屋書店渋谷道玄坂店に転換。

啓文堂書店の屋号は完全に消える一方で、啓文堂書店から紀伊國屋書店への転換に伴う店舗の閉店はなく、また旧啓文堂書店での京王ポイントの付与も続けられるとしている。

関連記事:タワーレコード渋谷店、2026年2月28日リニューアル開業-2025年11月4日より順次一部休業、「映え」「推し活」強化へ
関連記事:THE現代グローバル渋谷パルコ店、2025年9月19日開業ー韓国・現代百貨店が日本初出店、来年には表参道店も
関連記事:ヴィータモールせいせき、2025年10月開業-8月31日閉店の聖蹟桜ヶ丘オーパ跡、ヤマダデンキ核の施設に

関連記事:京王ストア、駅売店を「セブンイレブン」に転換へー2021年夏以降、2年間で約40店

このエントリーをはてなブックマークに追加

スーパーセンタートライアル指宿店、2026年2月25日開店-南薩エリア初出店

鹿児島県指宿市の国道226号線/鹿児島県道238号下里湊宮ケ浜線沿いに、大手流通グループ「トライアルHD」(本社:福岡市東区多の津)系総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル指宿店」が2026年2月25日午前8時半に開店する。

九州内でも多店舗化に出遅れた鹿児島トライアル

トライアルカンパニーは1974年4月に福岡市博多区で「あさひ屋」として創業、1981年7月に法人化した。
同社は1984年10月に現在の社名に変更、1992年10月にディスカウントストア「トライアル」1号店を創業し、首都圏・九州を中心に多店舗化を図っていた。
一方、同社の鹿児島県での店舗展開は2015年12月の「スーパーセンタートライアル東開店」が1号店となるなど遅く、同じく店舗数の少なかった長崎県(2026年2月現在8店舗)と異なり狭小商圏型ディスカウント新業態「TRIAL smart」の展開が進んでいなかったため、2026年2月現在は九州で最も店舗数が少ない状況となっている。

トライアル主力業態、次世代型スマートストアに

スーパーセンタートライアル指宿店は、2025年10月1日を目処に開店準備を進めてきたもので、建物は新築平屋建で店舗面積は4,229㎡。鹿児島県内では2025年7月9日開店の鹿屋上野町店(店舗面積4,324㎡)に次ぎ7店舗目となる。
トライアル指宿店では直営生鮮食品をはじめ、化粧品・医薬品や衣料品、生活用品・インテリア・日用雑貨・文具、ペット用品、園芸用品、家電・カー用品、スポーツ用品などを展開。
24時間営業の実施に加えて、「次世代型スマートストア」の要となるセルフレジ機能付き買い物カート「SkipCart」といったリテールAI/IoT技術の導入を打ち出すなど利便性の高い店舗となる。

スーパー空白地、地域生活利便性向上も

トライアル指宿店予定地周辺は従来、同社店舗のような総合ディスカウントストアや大型食品スーパーが存在せず、2km離れたJR指宿枕崎線二月田駅近くのタイヨー系総合スーパー「サンキュー北指宿店」1店舗しか存在しなかったため、近隣住宅街をはじめ広域からの集客が期待される。

スーパーセンタートライアル指宿店

住所:鹿児島県指宿市西方4558番地
営業時間:24時間営業

関連記事:ニシムタ、タイヘイを2025年8月19日に完全子会社化-南薩で百貨店的役割担う老舗、鹿児島地場大手傘下に
関連記事:西原商会、城山ストアーを2025年6月1日完全子会社化ー鹿児島本拠の業務用食品卸大手、地場買収で食品スーパー参入
関連記事:山形屋ストア西皇徳寺店、2025年2月24日閉店-皇徳寺ニュータウン商業施設の先駆け、事業再生ADRの一環で
関連記事:山形屋、2024年8月に持株会社化-山形屋HDを中核にグループ再編、百貨店1県1社体制で経営再建本格化
関連記事:イオン鹿児島鴨池店、2024年8月31日閉店-旧ダイエー、イオングループとして再開発めざす
関連記事:山形屋、事業再生ADRによる私的整理が2024年5月28日成立-鹿児島銀行始め全金融機関同意、グループ各店存続へ
関連記事:ドン・キホーテ鹿児島中央一番街店、2024年4月23日開店-駅前アーケード商店街内「アエールプラザ」に
関連記事:イオン鹿児島鴨池店、2024年8月31日閉店-旧ダイエー、約半世紀の歴史に幕
関連記事:ライカ19・20、2021年6月18日全面開業-鹿児島最高層「鹿児島中央タワー」下層階に

このエントリーをはてなブックマークに追加

ベイシアオトナリマート伊勢崎下道寺店、2026年2月25日開店-旧本部跡地に新業態「モール型旗艦店」1号店、首都圏重点地域に全国300店舗体制めざす

群馬県伊勢崎市にベイシア系食品スーパー新業態1号店「オトナリマート伊勢崎下道寺店」が2026年2月25日に開店する。

ベイシアが2024年に展開はじめた狭小商圏向け新業態

ベイシアは2024年2月に狭小商圏向け小型食品スーパー「ベイシアマート」(商圏範囲500m~1km圏内/店舗面積500㎡~800㎡)を業態転換するかたちで、新ブランド1号店「オトナリマート伊勢崎ひろせ店」を開店。同年9月に前橋六供店、2025年7月に本庄児玉店、10月に今市店を開店。2026年2月までに4店舗を展開している。。

オトナリマートのロゴマーク。

新生オトナリマート旗艦店、ベイシア旧本部跡地に

オトナリマート伊勢崎下道寺店は、2006年1月のベイシア新本部「ベイシアビジネスセンター」移転にあわせて未活用状態が続いていた旧本部跡地を建替再整備するかたちで、2025年12月を目処に開店をめざしていた店舗で、建物は平屋建で店舗面積は1,311㎡(届出上)。

オトナリマート伊勢崎下道寺店。

オトナリマート伊勢崎はブランドコンセプトに「ひとりひとりの食事シーンを豊かに」を掲げた「ファストフード×ライフスタイル型ストア」業態1号店として、個食など生活様式変化に対応した商品を手頃なサイズと価格で展開。
既存のオトナリマートと異なる「モール型旗艦店」「ブランドの旗艦店」「1号店」と位置付け、大創産業系100円ショップ「DAISO(ダイソー)」や眼鏡店「JINS」、カフェ「STARBUCKS(スターバックス)」など複数の専門店を敷く。

ベイシア、オトナリマートを全国300店舗体制に

ベイシアは首都圏を「重点戦略地域」と位置付けたうえで、2026年度に首都圏近郊に1店舗、2027年度に東京23区内に5~10店舗、2028年度以降に物流網などを構築したうえで全国300店舗体制をめざすとしている。

関連記事:

このエントリーをはてなブックマークに追加

ダイエーイオンフードスタイル鴨居店、2026年2月22日閉店-3月1日「イオン薬局」新装開店を機に改装本格化、専門店は営業継続

神奈川県横浜市緑区のJR横浜線鴨居駅前にあるイオン系総合スーパー「ダイエーイオンフードスタイル鴨居店」が2026年2月22日をもって閉店した。

1978年に忠実屋として開店、鴨居駅前のシンボルだった

イオンフードスタイル鴨居店は1978年4月に首都圏地場大手系総合スーパー「忠実屋鴨居店」として開店。同店建物「鴨居商業ビル」は地上4階建で店舗面積は6.697㎡。ビルと同名の会社が所有する。
開店当初は東京都八王子市を地盤とする地場資本であったが、バブル期の秀和による株式買い占めが発端となり、1992年3月にダイエー傘下に移行、1994年3月にはグループの運営会社再編にともない「ダイエー鴨居店」に改称した。

イオンフードスタイル鴨居店。

2020年「イオン」冠した店舗に

ダイエー鴨居店は2018年に直営衣料/生活用品フロアを残しつつ、食品フロアに「D’sベーカリー」、専門店フロアに大型衣料「ファッションプラザパシオス」や100円ショップ「Seria」、クリニックモール(鍼灸整骨院・歯科・理容・美容室)を導入する大規模リニューアルを実施。2020年5月の直営食品フロア全面刷新にあわせて現在の店舗名「イオンフードスタイル鴨居店」となった

開店当初のイオンフードスタイル鴨居店のフロアマップ。

ダイエー撤退でイオン化傾向さらに強まる

イオンフードスタイル鴨居店1km圏内には、2007年3月の三井不動産系大型ショッピングモール「ららぽーと横浜」(核店舗:イトーヨーカドーららぽーと横浜店)開業を機に、まいばすけっとやminiピアゴ(リコス転換後2025年2月閉店)など都市型食品スーパーが相次ぎ進出。2023年4月にはヨーカドーがフード&ドラッグ強化や子供関連売場「TOYLO PARK」導入といったファミリー層獲得に向けた大規模リニューアルを実施するなど競争激しい地域となっている。
イオンフードスタイル鴨居店の運営会社「ダイエー」は、2026年3月1日をもってイオン系食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」に首都圏全店舗を運営移行するが、鴨居店を含む一部大型店に関しては新会社「イオンCREソリューションズ」がディベロッパー事業を承継し、イオン系他事業会社を核とする商業施設として生まれ変わることとなっている。
イオンフードスタイル鴨居店閉店時点において、ダイエー直営の調剤薬局売場が2026年3月1日より「イオン薬局」として新装開店予定、春以降「イオンの店舗として生まれ変わる」方針を明らかにしているが、直営食品及び衣料フロアの詳細は決まっていないという。

鴨居商業ビルの閉店/営業継続店舗
  • ダイエー直営食品フロア(2026年2月22日閉店)
  • ダイエー直営調剤薬局(2026年2月26日閉店)
    ※3月1日「イオン薬局」として新装開店予定
  • Seria(2026年2月8日閉店)
  • グリーンボックス(2026年2月15日閉店)
  • 宝くじセンター(2026年2月28日閉店)
  • パシオス(営業継続)
  • オーガニック(営業継続)
  • サロンパーク(営業継続)
  • さくら鍼灸整骨院(営業継続)
  • あーす歯科クリニック(営業継続)
  • スフィーダスポーツパーク(営業継続)

(写真提供:りふれいんさん
関連記事:新横浜プリンスペペ、2027年3月閉店-新横浜プリンスホテルショッピングプラザ、西武HD保有アセット再編の一環で
関連記事:相鉄・東急新横浜線、2023年3月18日開業-相互乗り入れ「7社局14路線」
関連記事:高島屋フードメゾン新横浜、2023年2月1日閉店-新横浜駅内「キュービックプラザ」の核店舗
関連記事:マルイシティ横浜、2026年2月閉店-横浜の丸井、前身の伊勢佐木町出店から61年の歴史に幕
関連記事:横浜1000CLUB、2026年9月閉館-元DMM VRシアターだった横浜西口のライブハウス「センクラ」、ムービルとともに再開発へ
関連記事:もとまちユニオンそごう横浜店、2025年9月5日開店-ザ・ガーデン自由が丘跡に旗艦店として約1年ぶり復活
関連記事:聘珍樓、2025年5月21日倒産・破産手続開始-日本現存最古の中華料理店、グループのデパ地下惣菜店含め全店閉店
関連記事:キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店、2024年4月23日開店-イオンによる全館改装の一環で、「推し」売場登場
関連記事:ヤオコー横浜天神橋店、2024年2月20日開店-フードストアあおき跡に
関連記事:横浜ヴェールスクエアCeeU・シーユーヨコハマ、2023年10月27日より順次開業-横浜駅前のダイエー跡、エディオン核にダイエーイオンフードスタイルなど出店

このエントリーをはてなブックマークに追加

ハローズ国府モール、2026年2月21日より順次開業-3月には専門店「ドラッグストアモリ」「Seria」開店、しまむら複合店は開店未定

徳島県徳島市に中四国地場流通大手系商業施設「ハローズ国府モール」が2026年2月21日より順次開業する。

衣食住フルラインで揃うハローズのモール

ハローズ国府モールは2025年7月開業を目処に整備を進めてきた商業施設で、建物は平屋建で店舗面積は5,628㎡(届出上)。徳島県内の同社店舗としては2020年4月の大林店に次ぐ新店舗で県内10店舗体制となる。
直営食品スーパー「ハローズ国府店」(店舗面積は2,125㎡)を核に、3月3日に100円ショップ「Seriaハローズ国府店」、3月5日に24時間フィットネス「ANYTIME FITNESS徳島国府店」、3月下旬にドラッグストア「ドラッグストアモリ国分観音寺店」が順次開店する。

ハローズ国府モール(同社公式より)。

ハローズ敷地内「しまむら」大型複合店は開店目処たたず

ハローズ国府モール敷地内には、しまむらグループ系複合店舗「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「シャンブル」も開店予定であるが、当初計画から着工が大幅に遅れており、2026年2月時点で開店時期は未定となっている。

ハローズ国府モール

住所:〒779-3123 徳島県徳島市国府町観音寺608番地1
営業時間:24時間営業(ハローズ国府店)

関連記事:デイリーマート津田店、2026年2月28日閉店-イズミ系食品スーパー徳島市内から撤退、4月目処「ドラッグストアモリ」に
関連記事:マルナカ市場店、2026年1月25日閉店-徳島県阿波市の古参総合スーパー、11月目処に建替新装開店
関連記事:ホームキーパーデコール、2024年8月までに全店閉店-「ホームセンターナカイ」から70年の歴史に幕

このエントリーをはてなブックマークに追加