神奈川県横浜市西区のJR横浜駅近く・ダイエー横浜西口店跡に建設された「横浜ヴェールスクエアCeeU」に、家電量販店「エディオン」を核としたイオンモールが運営する商業施設「シーユーヨコハマ(CeeU Yokohama)」が2023年10月27日から12月15日にかけて順次開業する。
シーユーヨコハマ(ヴェールスクエアシーユー)。
半世紀に亘って親しまれたダイエー旗艦店跡を再開発
「横浜ヴェールスクエアCeeU」の前身である「ダイエー横浜西口店」は、横浜岡田屋(モアーズ)傘下のスーパー「サンコー横浜西口店」としてのちの本館部分に1968年開業。
その後、ダイエーに経営譲渡、増床されて1972年4月に「ダイエー横浜ショッパーズプラザ」としてリニューアルオープンした。
なお、サンコーは1981年に当時ダイエーグループだったマルエツと合併、消滅している。
ダイエー横浜西口店。
かつては継続して100億円以上の年商があり、ダイエーグループの旗艦店であったが、老朽化による建て替えのため、2019年2月に閉店。併設される公団住宅(UR)とともに解体されていた。
イオンモール運営「シーユーヨコハマ」由来は銅(Cu)
「横浜ヴェールスクエアCeeU」はサンコー・ダイエー時代から建物を所有する権田金属工業が建設したもので、シーユーは「銅(Cu)」と「See you」をかけたもの。
シーユーヨコハマ・イメージ。
運営するイオンモールは商業施設部分を「シーユーヨコハマ(CeeU Yokohama)」と命名。「新たな人・モノ・体験との出会いが生まれ、横浜西口エリアに愛着を持ち、それぞれの思いが伝わり、交わる場となることを目指す」としている。
館内の大半はエディオン、食品館はダイエー再出店
シーユーヨコハマは1階から9階まで。総賃貸面積は約2万㎡、総テナント数は24店舗。
建物の大半は 「エディオン横浜西口本店」(12月15日開業予定)となる。
シーユーヨコハマの館内イメージ。
このほか、食品フロアには「ダイエーイオンフードスタイル横浜西口店」(10月27日開業予定)としてダイエーが再出店。ウォークスルー型店舗の「CATCH&GO」を併設する。
なお、隣接地には2025年頃の完成をめざして地上22階・地下1階、高さ約75mのUR住宅が建設されている。
シーユーヨコハマのおもなテナント
9階 | Beauty body Gallery(医療モール) |
8階 | スーパースポーツヴィクトリア |
7階 | エディオン |
6階 | エディオン |
5階 | エディオン・タリーズ |
4階 | エディオン |
3階 | エディオン・キャンドゥ・ABC-MART・アイガン |
2階 | エディオン・ハックドラッグ・星乃珈琲店 |
1階 | ダイエーイオンフードスタイル・ディッパーダン・イオン銀行 |
地階 | 駐車場など |
CeeU Yokohama(エディオン横浜西口店)
神奈川県横浜市西区南幸2-16-1
営業時間:
10時~21時(エディオンなど)
7時~23時(ダイエー)
(画像はニュースリリースより)
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