大阪府大阪市城東区の京阪本線野江駅/JRおおさか東線JR野江駅近くにあるH2Oリテイリング系高級食品スーパー「阪急オアシス野江店」跡地に、オーケー(本社:横浜市西区)のディスカウント食品スーパー「(仮称)オーケー城東野江店」が2026年1月30日を目処に開店する。
旧阪急共栄系前身の「阪急オアシス」だった
阪急オアシス野江店は、2004年11月に阪急系都市型食品スーパー「阪急ファミリーストア野江店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は611㎡。
阪急ファミリーストア野江店は、2003年1月に阪急百貨店系商社「阪急共栄物産」から分離独立した新設会社「阪急ファミリーストア(旧阪急共栄ストア)」4号店であったが、2008年10月に阪急百貨店系食品持株会社「阪食」運営に移行、2011年9月のリニューアルにあわせて現在の店舗名となった。
阪急オアシス野江店は、ココカラファイン系ドラッグストア「ドラッグセガミ野江店」を併設する野江駅前唯一の大型店であったが、阪急オアシスは2024年9月23日をもって閉店、ドラッグセガミは同年9月30日をもって閉店し、跡地は解体となった。

阪急オアシス野江店。
オーケー大阪2号店は因縁の阪急阪神百貨店系跡地
オーケー城東野江店は、2021年秋以降関西スーパー争奪戦を繰り広げるなど因縁の関係にあったH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)系高級食品スーパー跡地に新築するもので、店舗面積(届出上)は約1,500㎡。地場印刷会社と本社/社長を同一とするNGGが所有する。
同社は2024年11月の西日本1号店「オーケー高井田店」開店を機に関西での店舗展開を本格化、2025年1月の兵庫県内1号店「オーケー西宮北口店」開店以後は特に阪神間でのドミナント確立に向けた新店出店に取組んでいる。
オーケー城東野江店は高井田店以来となる大阪府内での新店舗になるとみられ、関西圏での同社店舗のさらなる浸透が進むこととなる。
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