大阪府大阪市都島区の京橋駅近くにあったショッピングセンター「イオン京橋店」(ダイエー京橋店)跡地にイオンモールが運営する公園「ふらり京橋」(FULALI KYOBASHI)が、2024年3月30日に本格開業する。
ふらり京橋。
2019年に閉店したダイエー→イオン京橋店
イオン京橋店は1971年11月に「ダイエー京橋店」(京橋ショッパーズプラザ京橋)として開業。関西におけるダイエーグループの旗艦店で、最盛期には同社店舗のなかで西日本一の売上を記録した時期もあった。
ダイエー京橋店。
その後、ダイエーの総合スーパー事業縮小に伴い2016年3月をもってイオンリテールに運営移管、現在の店舗名に改称した。建物は地上5階建てで店舗面積は22,769㎡、建物はダイエー→イオンリテールが所有していた。
しかし、再開発のため2019年9月に閉店。建物が解体されたものの、跡地は更地となっていた。
当面は公園や駐車場になったダイエー跡
ダイエー・イオン京橋店の跡地は当面はイオンモールが暫定施設として設置・運営する公園「ふらり京橋」と平面駐車場となることが決定。合計敷地面積は1万4800㎡で、2023年7月に一部が1期開業。
公園としてイベント広場が設けられたほか、時おりキッチンカーなどが出店しており、2023年秋ごろに全面開業する予定としていたものの、計画が遅れていた。
ふらり京橋の全景。
3月から4月にかけて飲食店4店舗などが出店
2期開業となる3月には、飲食店として大阪の老舗うどん店「うどんの祥 かな泉」、神戸市南京町の老舗中華専門店「神戸南京町 皇蘭」、16タップの樽生クラフトビールと国産食材を使った料理が楽しめるビアバー「クラフトビール BAK」、本場仕込みの味を楽しめるベトナム料理店「ベトナム料理 これがPho」の4店舗が出店。
このほか、QRコード決済アプリと連動する無人販売機「スマリテ」が4月26日に導入される予定となっている。
イオン京橋店跡地「ふらり京橋」イメージ。(リリースより)
イオンモールは今回の暫定開発に際して「将来の開発事業を推進するために、アグレッシブルなチャレンジを呼び込むことで、期待感醸成やエリア周知を目的にプレ事業として実施する」「京橋の街に住まう人や訪れる人にとって「未来の光景」を感じられる場所を目指す」としている。
ふらり京橋
大阪府大阪市都島区片町二丁目1-1
駐車台数:約190台
営業時間:店舗により異なる
関連記事:ドン・キホーテ京橋店、2022年11月18日開店-グランシャトー近く、パチギンEARTH&MOON跡の京橋ダブルスタービルに
関連記事:ビエラ寺田町、2022年1月28日開業-核店舗「ドン・キホーテ寺田町駅店」、「駅出て10秒でドンキ!」掲げる
関連記事:ドン・キホーテ大阪天満駅店、2020年5月27日開店-ドンキ初となる「鉄道高架下店舗」に