鹿児島県指宿市の国道226号線/鹿児島県道238号下里湊宮ケ浜線沿いに、大手流通グループ「トライアルHD」(本社:福岡市東区多の津)系総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル指宿店」が2026年2月25日午前8時半に開店する。
九州内でも多店舗化に出遅れた鹿児島トライアル
トライアルカンパニーは1974年4月に福岡市博多区で「あさひ屋」として創業、1981年7月に法人化した。
同社は1984年10月に現在の社名に変更、1992年10月にディスカウントストア「トライアル」1号店を創業し、首都圏・九州を中心に多店舗化を図っていた。
一方、同社の鹿児島県での店舗展開は2015年12月の「スーパーセンタートライアル東開店」が1号店となるなど遅く、同じく店舗数の少なかった長崎県(2026年2月現在8店舗)と異なり狭小商圏型ディスカウント新業態「TRIAL smart」の展開が進んでいなかったため、2026年2月現在は九州で最も店舗数が少ない状況となっている。
トライアル主力業態、次世代型スマートストアに
スーパーセンタートライアル指宿店は、2025年10月1日を目処に開店準備を進めてきたもので、建物は新築平屋建で店舗面積は4,229㎡。鹿児島県内では2025年7月9日開店の鹿屋上野町店(店舗面積4,324㎡)に次ぎ7店舗目となる。
トライアル指宿店では直営生鮮食品をはじめ、化粧品・医薬品や衣料品、生活用品・インテリア・日用雑貨・文具、ペット用品、園芸用品、家電・カー用品、スポーツ用品などを展開。
24時間営業の実施に加えて、「次世代型スマートストア」の要となるセルフレジ機能付き買い物カート「SkipCart」といったリテールAI/IoT技術の導入を打ち出すなど利便性の高い店舗となる。
スーパー空白地、地域生活利便性向上も
トライアル指宿店予定地周辺は従来、同社店舗のような総合ディスカウントストアや大型食品スーパーが存在せず、2km離れたJR指宿枕崎線二月田駅近くのタイヨー系総合スーパー「サンキュー北指宿店」1店舗しか存在しなかったため、近隣住宅街をはじめ広域からの集客が期待される。
スーパーセンタートライアル指宿店
住所:鹿児島県指宿市西方4558番地
営業時間:24時間営業
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ベイシアオトナリマート伊勢崎下道寺店、2026年2月25日開店-旧本部跡地に新業態「モール型旗艦店」1号店、首都圏重点地域に全国300店舗体制めざす
群馬県伊勢崎市にベイシア系食品スーパー新業態1号店「オトナリマート伊勢崎下道寺店」が2026年2月25日に開店する。
ベイシアが2024年に展開はじめた狭小商圏向け新業態
ベイシアは2024年2月に狭小商圏向け小型食品スーパー「ベイシアマート」(商圏範囲500m~1km圏内/店舗面積500㎡~800㎡)を業態転換するかたちで、新ブランド1号店「オトナリマート伊勢崎ひろせ店」を開店。同年9月に前橋六供店、2025年7月に本庄児玉店、10月に今市店を開店。2026年2月までに4店舗を展開している。。

オトナリマートのロゴマーク。
新生オトナリマート旗艦店、ベイシア旧本部跡地に
オトナリマート伊勢崎下道寺店は、2006年1月のベイシア新本部「ベイシアビジネスセンター」移転にあわせて未活用状態が続いていた旧本部跡地を建替再整備するかたちで、2025年12月を目処に開店をめざしていた店舗で、建物は平屋建で店舗面積は1,311㎡(届出上)。

オトナリマート伊勢崎下道寺店。
オトナリマート伊勢崎はブランドコンセプトに「ひとりひとりの食事シーンを豊かに」を掲げた「ファストフード×ライフスタイル型ストア」業態1号店として、個食など生活様式変化に対応した商品を手頃なサイズと価格で展開。
既存のオトナリマートと異なる「モール型旗艦店」「ブランドの旗艦店」「1号店」と位置付け、大創産業系100円ショップ「DAISO(ダイソー)」や眼鏡店「JINS」、カフェ「STARBUCKS(スターバックス)」など複数の専門店を敷く。
ベイシア、オトナリマートを全国300店舗体制に
ベイシアは首都圏を「重点戦略地域」と位置付けたうえで、2026年度に首都圏近郊に1店舗、2027年度に東京23区内に5~10店舗、2028年度以降に物流網などを構築したうえで全国300店舗体制をめざすとしている。
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