ユニーカエデウォーク長津田、2024年11月22日開業-ドンキとの経営統合後初のWALK MALL、神奈川県内最大のアピタを核に

神奈川県横浜市緑区の東名高速道路横浜町田IC近くにあるユニー系総合スーパー「アピタ長津田店」が、同社のモール型ショッピングセンター「カエデウォーク長津田」として2024年11月22日に新装開業する。

神奈川県内最大の店舗面積誇る長津田アピタ

アピタ長津田店は2005年11月に開店。建物は地上3階地下1階建、営業フロアは1~2階、敷地面積は38,304㎡、営業面積は27,885㎡、延床面積は63,064㎡。
ユニー神奈川県内最大の店舗面積23,442㎡を活かし、同社直営子供向け衣料・住居関連品複合フロア「ジョイワールド」やアピタ初15店舗を含む専門店約60店舗、首都圏初となる「アピタネットスーパー」を導入するなど、2024年11月現在においてもグループの主力店舗のひとつとなっている。

ドンキのノウハウ活かした専門量販店主体のモールに

カエデウォーク長津田の営業面積は27,543㎡。
ユニーのモール型ショッピングセンター「WALK MALL(ウォークモール)」としては15店舗目となる。直営フロアをドンキのノウハウを活かした専門量販店「ユードラッグ」「雑貨倉庫」「BEAUTY RERRACE」「クラデントイズ」「長津田文具」主体に刷新。300円ショップ「3COINS+plus」「tutuanna GRANDE」といった外部専門店を新たに導入する。また、フードコートを500席に拡大する。

カエデウォーク長津田。

アピタ超大型店、今後もウォーク化なるか?

ユニーは2007年3月のけやきウォーク前橋を皮切りに、直営総合スーパーを核とするウォークモールの展開を本格化したが、2016年9月の大手コンビニ「ファミリーマート」との経営統合(後に解消)や2019年1月の大手ディスカウント「ドン・キホーテ」との経営統合といった資本面での変化、以前からの業績不振を背景に同業態を含む新店出店を凍結していた。(岡崎駅南など)
ウォークモールの新店出店は、2016年7月のレイクウォーク岡谷以来約8年ぶり、アピタからの業態転換は2014年11月のポートウォークみなと以来約10年ぶりであり、今後も直営専門量販店導入やMEGAドンキUNYへの転換にとどまらない、広域集客施設ならではの新装が見込まれる。

カエデウォーク長津田はウォークモール15店舗目となる。

カエデウォーク長津田

住所:神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台4丁目7-1
営業時間:午前9時~午後9時
※一部直営/専門店は異なる

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