高松東急REIホテル・松山東急REIホテル、2026年3月閉館-「四国の商店街の顔」いずれも他企業が再生へ

東急グループの大手ホテルチェーン「東急ホテル&リゾーツ」(東京都渋谷区)が運営する都市型複合ビジネスホテル「高松東急REIホテル」「松山東急REIホテル」が、2026年3月に閉館する。

四国を代表するアーケード商店街入口のホテル閉館

高松東急REIホテルは1982年4月に高松東急インとして開業。2015年に東急グループのホテル再編に伴い現名称となった。建物はマニュライフ生命保険が所有する。
客室数は191室、建物は高松市の中心商店街の1つ「兵庫町商店街」のアーケード入口に立地しており、下層階には飲食店やローソンが入居する。

高松東急REIホテル。向かいは東横イン。

松山東急REIホテルは1991年9月に松山東急インとして開業。2015年に東急グループのホテル再編に伴い現名称となった。
客室数は245室、建物は松山市の中心商店街の1つ「大街道商店街」のアーケード入口向かい、「ロープウェー商店街」入口に立地しており、下層階には飲食店やひめぎん愛媛銀行)が入居する。

松山東急REIホテル。電車通りに立地。

「高松東急REIホテル」「松山東急REIホテル」再活用へ

「高松東急REIホテル」「松山東急REIホテル」の閉館は、いずれもホテル運営管理業務受委託契約の終了に伴うもの。
高松東急REIホテルは2026年3月17日のチェックアウトを以て営業を終了。その後、JR四国グループが2026年夏ごろに「JRクレメントイン高松兵庫町」としてリブランドオープンする予定。
松山東急REIホテルは2026年3月3日のチェックアウトを以て営業を終了。その後、サンフロンティア不動産系のサンフロンティアホテルマネジメントが2026年4月ごろに「日和ホテル松山」としてリブランドオープンする予定となっている。
「四国の商店街の顔」は、いずれも新たなビジネスホテルとして再出発を切る予定だ。

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