カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

アニメイト蒲田、2026年2月11日閉店-ユザワヤ蒲田店11号館の核店舗、メロンブックスと同時閉店で東急プラザ時代から23年の歴史に幕

東京都大田区の蒲田駅近くにある手芸用品大手系商業施設「ユザワヤビル(旧ユザワヤ蒲田店11号館)」のアニメイト系アニメ/漫画/キャラクターショップ「アニメイト蒲田」及び漫画/同人ショップ「メロンブックス蒲田店」が2026年2月11日午後8時をもって閉店する。

天国に一番近いアニメイトとして2003年に開店

アニメイト蒲田店は2003年5月に東急不動産系都市型商業施設「蒲田東急プラザANNEX(旧丸井蒲田店/SKIP)」9階に開店。
アニメイト蒲田店は同社既存他店舗(サントピア水戸7階など)を上回る高層階にあったため、開店当初は「天国に一番近いアニメイト」として大田区内最大級の売場を展開していたが、2009年5月の蒲田東急プラザANNEX運営事業者変更にあわせて商住複合ビル「小山第2ビル」に縮小移転した。

2010年の現在地移転を機にメロブとの複合店に

現在のアニメイト蒲田は、2010年11月にユザワヤ蒲田店11号館(文具館)跡に開店。建物は地上6階建で営業フロアは3階。
1階のアニメイト系中古グッズ専門店「らしんばん蒲田店」(2026年2月1日先行閉店)とコンビニ「ファミリーマート小浦蒲田駅西店」、2階のアニメイト系漫画/同人ショップ「メロンブックス蒲田店」と同時開店するなど、同人誌即売会開催実績の豊富なコンベンションセンター「大田区産業プラザPiO」やITクリエイター領域に強みのある専門学校「日本工学院/東京工科大学」のお膝元である当地を意識した店舗づくりを打ち出したが、入居施設の老朽化(建物の閉館)にともない完全閉店する方針を決定。蒲田での約23年の歴史に幕をおろすこととなった。

ユザワヤ蒲田店11号館。

蒲田再出店は未定、隣県の「アニメイト川崎」を後継店に

アニメイト蒲田は閉店当日2026年2月11日現時点において、蒲田駅周辺一帯での再出店計画を発表しておらず、後継店を神奈川県川崎市の「アニメイト川崎」と位置付けている。
アニメイト蒲田では後継店への送客の一環として、2月4日から11日まで「アニメイト蒲田から電車で5分!アニメイト川崎へ行ってみようキャンペーン」を開催し、アニメイトアプリ新規フォローユーザーを対象に川崎で利用可能な500円クーポンを配布する企画を打ち出している。
都内有数の同人誌即売会の聖地として、最盛期には同業「とらのあな蒲田店」「ホビーステーションサンライズ蒲田店」も立ち並んでいた蒲田からアニメ同人専門店が姿を消すこととなりそうだ。

関連記事:ダイエーグルメシティ糀谷店、2026年2月8日閉店-羽田空港大鳥居駅近くの旧セイフー、21年で
関連記事:西友蒲田中央店、2025年6月26日開店-オリンピック跡、京急とJRの中間地点に24時間スーパー誕生
関連記事:ドン・キホーテ京急蒲田店、2023年11月22日開店-京急蒲田駅「ウィングキッチン」に

宇佐グランドホテル、2026年2月11日全面開業-サンリブ四日市跡地「ワタナベ薬局」初のシティホテル、YOUや木村祐一参加のトークショーも

大分県宇佐市のサンリブ四日市跡地に、大分県北部地場大手薬局「ワタナベメディカルグループ」初となるシティホテル「宇佐グランドホテル」が2026年2月11日に全面開業する。

宇佐グランドホテルのロゴマーク。

サンリブ四日市跡地、2017年の閉店後は更地だった

サンリブ四日市は1963年12月に大分県宇佐郡四日市町(当時)で地場総合スーパー「マルショク四日市店」として開店。1981年には「サンリブ四日市」(地上3階建/店舗面積4,110㎡)として建替新装開店し、宇佐四日市商店街の商業核としての役割を担った。
一方、2000年代に入ると競争激化や店舗老朽化を背景に営業フロアを段階的に減床、2017年9月の「サンリブ」「マルショク」経営統合にともなう店舗整理もあり、2017年10月31日をもって閉店、同年11月以降解体となった
サンリブ四日市跡地は宇佐四日市商店街の一等地にもかかわらず、約7年間未活用状態が続いたが、2024年12月に旧サンリブ四日市を創業地とする「ワタナベメディカルグループ」が2025年10月を目処に「(仮称)四日市グランドホテル」を開業する方針を発表していた。

地場薬局大手「ワタナベ」創業地に同社初のシティホテル

宇佐グランドホテルの運営主体であるワタナベメディカルグループの中核企業「ワタナベ」は1980年5月に初代法人「渡辺薬局」を設立、1982年10月に当地で薬局1号店「渡辺薬局サンリブ四日市店」として創業したもので、2026年1月時点は大分県北部を中心に薬局32店舗を展開、ホテル事業は同社初展開となる。

宇佐神宮御鎮座1300年にあわせた複合型施設に

宇佐グランドホテルの建物は地上8階建で客室数は93室(17㎡~54㎡)、延床面積は約4,900㎡。
同施設は「ただ泊まるだけじゃない、地域とともにあるホテル」として、付帯設備として会員制天然温泉・ロウリュサウナ&フィットネス「健康堂 Kenkodo」やレストラン「上薬亭」、宴会場(120㎡x3室)、会議室・麻雀室を展開することで、一般的な観光/ビジネス需要に加えて、宇佐神宮での挙式や中長期滞在、イベントスペースとしての活用など幅広い需要に対応する。
宇佐市内では2024年10月に大手系コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard宇佐」(客室数40)が開業、2025年4月には地場不動産会社「FKSカンパニー」による温浴カフェ併設ホテル「HOTEL MEGURI」(客室数44)が開業するなど、2025年の「宇佐神宮御鎮座1300年」にあわせて宿泊施設が増加傾向にあるが、客室数/付帯設備ともに地域最大となる。

2月11日には開業記念イベントも

宇佐グランドホテルでは2026年1月8日より既に一部客室で試験営業を実施、2月には第51回衆議院議員総選挙候補者による演説会場としての活用実績もあり、全面開業後も商工会議所による婚活パーティなど複数のイベントが発表済みだ。

宇佐グランドホテル。

宇佐グランドホテル全面開業当日2月11日午前10時からは屋外エントランスで開業記念テープカットを開催、午前10時30分からはバンケットルームで記念式典を開催する。このほか、正午からはハンドメイド/キッチンカーイベント「USAフェス」、午後1時からは有名タレント「YOU」「木村祐一(キム兄)」によるトークショーの予定もあり、宇佐市街地は祝日(建国記念の日)にあわせて一層の賑わいをみせそうだ。

宇佐グランドホテル

住所:〒879-0471 大分県宇佐市四日市1445番地の1
電話:0978-41-1300
宿泊開始時刻/Check-in:15:00(最終24:00)
宿泊終了時刻/CheckOut:11:00

関連記事:イオンモール三光、2019年12月改装リニューアル-「セントラルシネマ三光」は2020年2月竣工
関連記事:サンリブ中津に市営の子供向け屋内公園、2017年12月16日開設-サンリブが売場を無償貸与
関連記事:トキハインダストリー中津店、2017年6月24日開店-トキハ、中津に初出店

ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店、2026年2月11日開店-旧キミサワ系古参店を建替全面刷新、1,000㎡未満に

静岡県静岡市駿河区にイオンビッグのディスカウント食品スーパー「ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店」が2026年2月11日に開店する。

ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店。

廃墟状態から復活した2010年8月閉店のキミサワ

ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店の事実上の前身となるイオン系食品スーパー「キミサワ静岡豊田店」は1976年12月に開店。建物は地上2階建で営業フロアは1階、店舗面積は1,477㎡。
キミサワ静岡豊田店は開店以来長らく、静岡県伊豆地方の薬局を祖業とする地場大手食品スーパー「キミサワ」運営の食品スーパーであったが、1993年8月の首都圏地場大手ドラッグストア「ハックイシダ」との経営統合会社「ハックキミサワ(CFSコーポレーションを経て現ウエルシア薬局)」発足を機に、ディスカウント食品スーパー業態「キミサワジャスト静岡豊田店」からフード&ドラッグ業態「キミサワThe COMBO静岡豊田店」に転換するなど、生鮮食品と化粧品/生活雑貨/調剤併設薬局の複合化にいち早く取組んでいた。
一方、2008年5月のイオンとの資本業務提携締結にともなう2010年8月21日の食品スーパー事業新会社「イオンキミサワ」承継に先駆け、2010年8月20日に老朽店であった静岡豊田店は33年の営業期間に幕をおろすこととなった。

ザ・ビッグ転換時に全面改修工事するも老朽化で建替え

ザ・ビッグ静岡豊田店は、2014年10月にイオン系ドラッグストア専業会社となった「CFSコーポレーション」が未活用状態にあった店舗建物と大店立地法上の届出をイオン系食品スーパー地域子会社「マックスバリュ東海」が引継ぎ開店したもの。
ザ・ビッグ静岡豊田店は新装開店にあわせて内外装の全面改修工事を実施、2019年7月にはイオン系ディスカウント事業会社「イオンビッグ」運営に移行したが、2025年5月をもって老朽化のため一時閉店していた。

売場面積1,000㎡未満に売場集約、コンパクトに

ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店の建物は平屋建で店舗面積は968.3㎡。
同店では「日々の買い物をより低価格で、楽しく、もっと便利にご利用いただける店舗」として、イオンのディスカウントストア業態専用PB商品やアウトレット商品を拡充。「地域の暮らしを支えるディスカウントストア」をめざすとしている。

ザ・ビッグエクスプレス静岡豊田店

住所:静岡県静岡市駿河区豊田3-1-1
営業時間:8時~21時

関連記事:静岡パルコ、2027年1月31日閉店-田丸屋ビル「旧西武百貨店静岡店」から半世紀超の歴史に幕、賃貸借契約期間満了にあわせて
関連記事:イオンスタイル静岡、2026年春開業-セントラルスクエアの新たな核店舗、2025年3月30日閉店のアピタ静岡店跡に
関連記事:ユニーアピタ静岡店、2025年3月30日閉店-JR東海セントラルスクエア静岡の核、イオンを後継に

関連記事:スーパーアンドウ池田本店、2025年2月14日閉店-静岡市駿河区地盤のスーパー安藤、本社併設店閉店で国吉田店1店舗のみに
関連記事:ザ・ビッグエクスプレス静岡城北店、2024年12月12日開店-旧萩原商事シズオカヤ県内1号店、グルメシティ・マックスバリュ経て建替刷新
関連記事:ユーコープ八千代店、2025年2月28日閉店-清水区内最大の生協系スーパー、29年で
関連記事:ユーコープみずほ店、2024年7月31日閉店-安倍川駅前の生協系スーパー、駿河区から実店舗撤退
関連記事:ドンキホーテ新静岡店駅前店、2024年5月28日開店-旧ライブアピタ生活創庫・109・東急スクエアの「けやきプラザ」に

関連記事:とらや、2023年9月12日全店閉店-24日発表、廃業前倒しで静岡地場大手スーパー70年の歴史に幕
関連記事:静鉄ストアKITE-GO音羽町店、2022年10月13日開店-都市型スーパー新業態1号店、年内に駒形店・安東一丁目店も
関連記事:アルティエ、2022年2月25日開業-静活プラザボウル跡地、1年ぶり「セガ」復活やホログラムシアターも
関連記事:静岡マルイ、2021年3月閉店-静岡モディは営業継続
関連記事:アネックス静岡伊勢丹、2020年2月16日閉店

スーパーセンタートライアル板野店、2026年2月11日開店-徳島県初出店、藍住ICや道の駅いたの近くに

徳島県板野町の「道の駅いたの」「ホテルAZ徳島板野」近くに、トライアルHDのディスカウント総合スーパー「スーパーセンタートライアル板野店」が2026年2月11日朝8時に開店する。

藍住インター近くにトライアル、徳島初出店

スーパーセンタートライアルが出店するのは、徳島県板野町の徳島県道1号線沿い。ここはもともと農地であった。
南側には「徳島自動車道藍住インターチェンジ」が、北側には「道の駅いたの」「ホテルAZ徳島板野」が立地。板野町はこの「道の駅いたの」周辺エリアを「多世代交流の拠点」として整備を進めている。
競合店として徒歩圏に地場スーパー「キョーエイ藍住店」が出店するほか、ゆめタウン徳島もクルマで数分の距離だ。

一般的なトライアルの店舗。(イメージ)

スーパーセンタートライアル板野店の建物は平屋で店舗面積は3,969㎡、営業時間は24時間。
トライアルは2024年4月の四国初出店以降(香川県・丸亀店)初以降、2025年11月に愛媛県初出店(西条店)するなど徐々に店舗網を増やしており、板野店は徳島県初出店となる。
トライアルは阿波市土成町にも新規出店を計画しており、今後も出店攻勢を続けるとみられる。
トライアル板野店は食品に加えて生活雑貨、衣料、寝具、小型家具、家電などを販売するディスカウント総合スーパー業態となる。

スーパーセンタートライアル板野店

徳島県板野郡板野町川端字島中須8-1
営業時間:24時間

関連記事:トライアル西友花小金井店、2025年11月28日開店ー西友花小金井店としては10月26日閉店、初の複合店舗に
関連記事:メガセンタートライアル東松山店、2025年12月開業ー西友、トライアル傘下入り後初の事実上”転換”

関連記事:メガセンタートライアル福岡空港店、2025年9月5日新装開店-西友PB「みなさまのお墨付き」先行導入も
関連記事:トライアルHD、西友を2025年7月1日完全子会社化-連結売上高1兆円超の流通グループ誕生、西友PBとリテールDXのシナジーめざす

東横イン高知、2026年2月7日開業-大手ビジネスホテル「東横INN」47都道府県制覇、最上階には高知城見渡せる無料朝食会場も

高知県高知市のとさでん交通大橋通電停前に、大手系ビジネスホテル「東横イン高知(東横INN高知)」が2026年2月7日に開業する。

高知市中心部に東横イン、47都道府県制覇

東横イン高知は、東横インが高知県内初となるビジネスホテル「(仮称)高知大橋通りビル新築工事」として整備を進めてきた建物で地上14階建、客室数は209室、敷地面積は698.49㎡、延床面積は4,297.68㎡。同社店舗としては361店舗目となる。

東横イン高知。

東横イン高知では、高知市繁華街や高知城至近距離という立地特性を活かし、最上階に朝食会場を展開し「ビュッフェstyleの無料元気朝食」を提供。開業当日には宿泊客全員を対象に2025年4月発売以降売り切れが相次いだオリジナルバッジ「ご当地GENKIバッジ」高知版をプレゼントするとしている。

東横イン高知

住所:高知県高知市本町2丁目1-13

関連記事:ドン・キホーテ高知店、2025年2月18日開店-ドンキ47都道府県制覇、高知ならではの王道ドンキに
関連記事:イオンモール高知、2020年9月17日増床リニューアル開業-H&M、WEGOなど高知初出店
関連記事:ウィリーウィンキー、2020年9月中旬までに全店閉店-JR四国のベーカリー、一部店舗はリトルマーメイドに
関連記事:高知蔦屋書店、2018年12月3日開店-「蔦屋」複合書店業態、四国初出店

ポプラ福屋広島駅前店、2026年4月中旬開店-広島発コンビニ弁当「ポプ弁」特化型新業態1号店、百貨店デパ地下に

広島県広島市南区の複合商業施設「エールエールA館」にある地場老舗百貨店「福屋広島駅前店」地下1階に、西日本地盤の中堅コンビニが展開する新業態「(仮称)ポプラ福屋広島駅前店」が2026年4月中旬に開店する。

ポプラデリのイメージ。

広島生まれのコンビニ「ポプラ」

ポプラは1974年12月に広島県広島市中区に1号店「ポプラ流川店」を開店、1976年4月に法人化した。1990年代からは高島屋系都市型高級コンビニ「生活彩家」や三井物産系コンビニ「くらしハウス」を傘下に収め全国展開を図ったが、2014年12月には競争激化を背景に大手コンビニ「ローソン」と資本業務提携(2025年10月資本提携解消)を締結し、直営店の半数超をダブルブランド「ローソンポプラ」に移行、閉鎖商圏(オフィス・ホテル・学校・病院など)向け店舗に経営資源の集中を進めている。
2026年2月5日現在の直営店は139店舗(ポプラ・生活彩家など)、ポプラリテール運営のローソンポプラ店舗は130店舗。

広島の老舗百貨店に「ポプラ」新業態

ポプラ福屋広島駅前店では中食特化型新業態「ポプラデリ」として、同社の代名詞である炊きたて弁当「ポプ弁」(北広島町産コシヒカリ採用)や管理栄養士監修の店頭量り売り惣菜を販売。
地元企業コラボおむすび「広島づくし」や広島名物がんす使用「うまいでがんすむすび」を取扱うなど「広島ブランドの魅力を発信する商品」を展開予定であるとしている。

関連記事:ダイソー広島三越店、2025年10月31日開店-大創産業お膝元の百貨店ワンフロアに
関連記事:スタンダードプロダクツ広島八丁堀店、2025年10月13日閉店-ZARA跡のダイソー新業態旗艦店、わずか3年で
関連記事:ドン・キホーテ八丁堀西店、2025年10月7日開店-八丁堀エリア2店目のドンキ、ハンズ広島店の跡に
関連記事:ミナモア、2025年3月24日開業-新・JR広島駅ビルに220店出店、「広電乗り入れ」2025年夏開通
関連記事:シミント広島・ゲートパークプラザ、2023年3月31日開業-広島市民球場跡地、公園を核とした複合施設に
関連記事:そごう広島店新館、2023年夏閉店-NTTクレド基町ビルの核店舗、本館は営業継続
関連記事:スタンダードプロダクツ広島八丁堀店、2022年6月30日開店-ZARA跡にダイソー新業態の大型旗艦店
関連記事:広島アルパーク西棟、2022年4月リニューアル開業-旧天満屋跡「世界最大の無印良品」核に

TBS、旧ソニープラザ運営会社「スタイリングライフHD」を2026年3月27日完全子会社化-2023年9月には大丸松坂屋系が経営撤退、TBS傘下で事業再拡大めざす

在京民放キー局を傘下とする認定放送持株会社「TBSホールディングス」(本社:東京都港区)は、連結子会社「スタイリングライフ・ホールディングス」(本社:東京都新宿区)を株式追加取得により完全子会社化する方針を2025年2月5日に取締役会決議した。

PLAZA心斎橋パルコ店(プラザスタイルカンパニー)。

TBSHDは同取締役会決議に基づき、スタイリングライフHDを2026年3月27日を目処に完全子会社化する。

2006年にソニーから独立した大手生活雑貨グループ

スタイリングライフHDは、2006年5月17日にエンターテイメント・テクノロジー複合企業「ソニー」の非中核企業(リテール事業群6社)を引継ぐかたちで設立。
スタイリングライフHD設立当初は日興コーディアル系MBO支援会社「日興プリンシパル・インベストメンツ」完全子会社「アジアリテールHD」が株式の51%、ソニーが株式の49%を出資する経営体制であったが、2006年12月にソニーが株式の26%を「三井物産」「東急電鉄」「千趣会」に売却したことで、ソニーグループ色を薄めることとなった。また、同社は三井物産とのノウハウの融合と相互補完、東急電鉄との沿線リテール関連事業強化、千趣会との顧客基盤を活かしたマーケティング支援といった取組みを進めることで、事業拡大をめざしていた。

2008年にTBSが資本参加、大丸松坂屋との連携は不振に

スタイリングライフHDは、2007年3月に同社主力事業となる輸入雑貨店「ソニープラザ」の屋号を「プラザ」に変更することで、実店舗におけるソニー色を一掃。2008年7月に東京放送HD(現TBSHD)が日興系から株式の51%を取得、2011年3月に大丸松坂屋百貨店親会社「Jフロントリテイリング」がソニー由来の株式48.5%を取得したことで、TBSHDが株式の51%、Jフロントが株式の48.5%を出資する経営体制となった。
PLAZA羽田空港第1ターミナル店(プラザスタイルカンパニー)。

スタイリングライフHDは、TBSとJフロントによる共同経営体制下で、Jフロント系百貨店「大丸」「松坂屋」や都市型商業不動産ディベロッパー「パルコ」との連携強化をめざしたが、2020年代初頭の感染症拡大や業界の構造変化もあり、相乗効果を発揮できず不振に終わった。

HONEY ROA心斎橋パルコ店(BCLカンパニー)。

2023年9月にはJフロントが日本政策投資銀行系ファンド「SLHパートナーズ投資事業有限責任組合」に株式の半数を売却、残る半分をスタイリングライフHDが自己株式取得したことで、2026年2月現在に至るまでTBSが株式の69.9%、日本政策投資銀行系が株式の30.1%を保有する体制となっている。

TBS主導でIP(知的財産)ビジネス強化

TBSHDは2021年5月公表の「TBS グループ VISION2030」において「コンテンツ価値の最大化を目指すEDGE戦略」を掲げ、「デジタル分野」「海外市場」「エクスペリエンス(ライブ&ライフスタイルなどを体験するリアル事業)」の3分野をコンテンツ拡張の最重点領域とし拡張戦略を進めている。同社はスタイリングライフHDを「ライフスタイル事業の中核」と位置付け、コンテンツIPのマーチャンダイズ戦略の強化やリテールメディア戦略を推進、エクスペリエンス(ライフスタイル)領域の事業拡大を図るとしている。

関連記事:セブン&アイHD、非中核事業「ヨークHD」を米投資ファンドに2025年9月1日売却-「イトーヨーカドー」「ベニマル」「ロフト」など29社、ベイン傘下で再成長図る

レイリア春日原、2026年2月27日一部先行開業-西鉄新商業施設ブランド「RAIRIA」3施設目、西鉄ストアは「レガネット春日原」として約20年ぶり復活

福岡県春日市の西鉄天神大牟田線春日原駅に駅直結商業施設「レイリア春日原」が2026年2月27日に一部先行開業、2026年6月に全面開業する。

春日原駅直結の西鉄ストア、20年ぶり復活

レイリア春日原の事実上の前身となる西鉄系総合スーパー「にしてつストア春日原店」は1971年12月に「西鉄ストア春日原店」として開店。建物は地上2階建で店舗面積は1,176㎡。
西鉄ストア春日原店は、駅利用者をはじめとする地域住民の衣食住需要を満たす生活利便店として営業を続けたが、2003年に福岡県と福岡市が主体となり事業開始した「西鉄天神大牟田線連続立体交差事業」にともない閉店。約20年間更地状態となっていた。

駅高架化にあわせて新商業施設「RAIRIA」に

レイリア春日原の建物は2022年8月の春日原駅高架化にあわせて整備を進めてきたもので、地上2階建で賃貸面積は4,444㎡、延床面積は6,824㎡。西鉄の商業施設共通ブランド「レイリア(RAIRIA)」としては2019年4月開業の旧大橋西鉄名店街「レイリア大橋」2024年9月開業の旧レガネット久留米「レイリア久留米」に次ぎ3施設目となる。

レイリア春日原南側出入口。

レイリア春日原では開発コンセプトに「My Cozy Oasis~くらしに欠かせない利便とともに、うるおいある日々を楽しむ、ここちよい街のオアシス~」を掲げ、鉄道とバスの交通結節点に「駅ナカ機能」を付加。

レイリア春日原1階外コンコース。

1階には西鉄ストア系大型食品スーパー「にしてつストアレガネット春日原」とファストフード「マクドナルド」の2店舗を、2階にはマツキヨココカラ系ドラッグストア「ココカラファイン」や100円ショップ「Watts」、コンビニ「ファミリーマート」、青果店複合バー「お酒の美術館」といった4店舗を展開する。

レイリア春日原共用通路。

レイリア春日原は2026年6月に全面開業する方針を示しており、クリニック系施設を含め12店舗が出揃う予定だ。

レイリア春日原

住所:福岡県春日市春日原北町三丁目90他
営業時間:未定(西鉄ストアレガネット春日原)

関連記事:ロピア春日ナフコ店、2024年12月4日開店-ツーワンスタイル跡に福岡県内6号店、ホームセンターとの複合店に
関連記事:西鉄雑餉隈駅付近〜下大利駅間、2022年8月28日高架化-新駅「桜並木駅」や高架下商業施設も順次開業
関連記事:ららぽーと福岡、2022年4月開業-西鉄ストア新業態に「キッザニア」「ガンダム」設置
関連記事:ザ・モール春日、2020年10月31日閉店-アクロスモール春日として11月2日暫定開業・リニューアルへ

メガセンタートライアル西大和店、2026年2月11日開業ーダイエー・レインボープラザ西大和の跡地に

奈良県上牧町の県道14号線沿い・アネックス西大和の向かい隣りに、トライアルHDのディスカウント総合スーパー「メガセンタートライアル西大和店」が2026年2月11日朝8時に開店する。

レインボープラザ西大和の跡地、トライアル出店

メガセンタートライアル西大和店が出店するのは、複合施設「アネックス西大和」の隣。
この場所には、もともと大型ショッピングセンター「レインボープラザ西大和」(レインボー西大和)があった。
レインボー西大和は、1986年11月に「ダイエー西大和店」を核店舗とするショッピングセンターとして開業。
2002年5月のダイエー閉店後には「近商ストア西大和店」が同年9月に開店した。
しかし、同店が2014年8月に閉店すると空き店舗が目立つようになり、末期はダイソーのみ営業を続け、2022年12月に事実上閉店。建物は解体された。

一般的なスーパーセンタートライアルの店舗。(イメージ)

近隣約1キロメートル圏内には「MEGAドン・キホーテUNY西大和店」を核とするユニー系のショッピングセンター「ラスパ西大和」や大黒天物産の「ディオ上牧店」、ディスカウントドラッグ「ドラッグコスモス上牧店」も立地しており、ディスカウントストア銀座ともいえる状況になる。

大型店「メガセンター」業態、建物は新築

「メガセンタートライアル西大和店」はレインボープラザ西大和の建物を解体後にその跡地に新築されたもので、建物は平屋で店舗面積は6,498㎡、営業時間は24時間。
奈良県初のトライアル大型店「メガセンター」業態で、食品に加えて生活雑貨、衣料、寝具、小型家具、家電などを販売するディスカウント総合スーパー業態となる。

メガセンタートライアル西大和店

奈良県北葛城郡上牧町服部台五丁目3番1号
24時間営業

関連記事:オークワ西大和店、2024年7月26日開店-コーナン核のアーク不動産系商業施設、イオン跡地に
関連記事:イオンシネマ西大和、2022年8月21日閉館-旧サティのワーナーマイカルシネマズ、イオン本館跡地は再開発へ
関連記事:イオン西大和店、2021年7月31日閉店-西大和ニュータウンの商業核、ニチイ・サティから35年の歴史に幕

ハンズ名古屋店、2027年1月11日閉店-三重交通系FC「旧東急ハンズ」東海地方旗艦店、JR名古屋高島屋との契約期間満了で

愛知県名古屋市中村区名駅のJR東海/高島屋系都市型複合百貨店「JR名古屋高島屋(ジェイアール名古屋タカシマヤ)」内にある三重交通/ベイシア系大型雑貨店「ハンズ名古屋店」が2027年1月11日をもって閉店する。

JR名古屋高島屋。

旧東急ハンズの東海地方における旗艦店だった

ハンズ名古屋店は、1986年2月設立の三重交通系新規事業会社「三交クリエイティブ・ライフ」による東急不動産系大型雑貨店FC店舗「東急ハンズ名古屋店」として2000年3月に開店。2022年3月にベイシア系大手ホームセンター「カインズ」が東急ハンズを買収したことで現名称に変更した。

東急ハンズ名古屋店。

ハンズ名古屋店の営業フロアは5~11階で店舗面積は約7,432㎡。
ハンズ名古屋店は1986年11月開店のANNEX店に次ぐ東海地方2号店であり、渋谷店や新宿店に匹敵する規模を誇る多層型の旗艦店級店舗でもあった。また、ハンズ各店舗が祖業の都市型ホームセンターから大型雑貨店に転換を図る過程で取扱縮小を進めたDIY用品や手芸クラフト用品に関しても、フルラインで取扱継続を図ることで、都市部のDIYユーザーや旧来からのハンズユーザーより根強い支持を得ていた。

東急ハンズ名古屋店 HANDS GATE SHOP。

ハンズ直営店同様、三交FC店も脱大型雑貨店にシフト

ハンズ名古屋店運営会社「三交クリエイティブ・ライフ」は、2015年4月に三重交通/イオン系複合商業施設「イオンモール桑名(三交ANQ専門店街/旧マイカル桑名)」に三重県1号店「東急ハンズ桑名店(現ハンズ桑名店)」を開店、2018年9月に三菱商事/イオン系複合商業施設「mozoワンダーシティ」に愛知県内3号店「東急ハンズ名古屋モゾワンダーシティ店(現ハンズ名古屋モゾワンダーシティ店)」を開店、2021年10月に東海地方1号店のANNEX店を閉店し2022年11月に「ハンズ名古屋松坂屋店」を開店するなど、ハンズ本体と同様にワンフロア型店舗へのシフトを進めていた。

JR名古屋高島屋との契約期間満了で

ハンズ名古屋店の閉店はJR名古屋高島屋(運営会社:ジェイアール東海高島屋)との契約期間満了にともなうもの。
JR名古屋高島屋は2017年4月の新館「ゲートタワーモール」開業にあわせて既存館より専門店を順次移転、2019年5月には高島屋開業当初からの主力専門店「三省堂書店名古屋高島屋店」をゲートタワーモールの名古屋本店に全面移転するなど、東海地方随一の売上を誇る百貨店フロアと館の役割明確化を図っていた。
JR名古屋高島屋は2026年2月4日現時点においてハンズ跡の活用方法を明らかにしていないが、2月28日閉店予定の名鉄百貨店の受け皿としての役割も期待される。

関連記事:ヨドバシカメラサンシャインサカエ店、2026年2月3日開店ー松坂屋から移転、面積は2割程度に縮小
関連記事:名古屋ちゃやまちモール、2026年1月29日開業-新昭和グループ系、ロピア名古屋茶屋店を核に
関連記事:ヤマダデンキLABI名古屋、2026年2月1日閉店-名鉄百貨店ヤング館跡の都市型家電量販店、名駅再開発にあわせて
関連記事:松坂屋名古屋店南館、パルコとの複合施設に2027年春新装開業-核店舗「ヨドバシカメラ」は閉店もしくは大幅減床に
関連記事:名古屋三越オリエンタルビル屋上広場ゲームコーナー、2025年12月18日閉店-国指定登録有形文化財の観覧車擁する老舗屋上遊園地、約70年の歴史に幕
関連記事:成城石井マルエイガレリア店、2025年11月5日開店-関西本拠高級スーパー「大近パントリー」跡、2ヶ月で全面刷新

関連記事:マツザカヤ屋上遊園、2025年3月2日リニューアル開業-休業していた松坂屋名古屋店の屋上遊園地、新装再開でレトロ遊具も再設置
関連記事:やっぱり食堂名古屋大須店、2024年5月21日開店-やっぱりステーキ初「沖縄Aランチ」新業態、既存店でも定食展開
関連記事:COLORS.366 NAGOYA、2023年10月31日開業-名古屋市が所有する納屋橋・堀川沿いの物件、食とエンタメの複合施設に
関連記事:メイチカ、2023年3月閉店-名古屋駅地下街の1つ、中央新幹線工事に伴う設備更新で
関連記事:名鉄レジャック、2023年3月31日閉館-名駅前にあるメルサの複合施設、契約満了と老朽化で再開発へ