北海道札幌市中央区の札幌市営地下鉄東西線二十四軒駅近くに、国内大手生協・北海道地場流通大手グループ「生活協同組合コープさっぽろ」による大型食品スーパー「コープさっぽろそうえん店」が2022年10月13日午前9時に開店。併設される「無印良品 コープさっぽろそうえん」の10月27日開店を以てグランドオープンする。
量り売りや惣菜・冷凍食品強化
コープさっぽろそうえん店は「コープさっぽろ宅配事業本部札幌中央センター(トドックコールセンター・トドックステーション併設)」正面に出店するもので、建物は地上2階建、敷地面積は3,956㎡、延床面積は4,242㎡。2000年11月に火災のため閉店した旧桑園店(北6条西16丁目)以来、約22年ぶりの桑園再出店となる。
1階直営食品売場のうち、農産部門では道内初となるバナナの量り売りや卵のバラ売りコーナーを新設。デリカ部門では2019年から実施中の出来立て・店内調理の大惣菜化プロジェクト商品に加え、東川産米使用の高級のり弁など高品質を意識した商品を取扱う。
また、農産部門のフルーツを使用した店内手作りスイーツPB商品「トヨヒコ」を導入。時短簡便商品や日本生協連の離乳食・幼児食シリーズ「きらきらステップシリーズ」、コープさっぽろ最大規模となる冷凍食品コーナーを展開するなど、「より利便性が増し、日々の暮らしに貢献できる店舗」をめざすとしている。
コープさっぽろそうえん店。
このほか、店舗正面にある宅配事業本部の組合員交流拠点「トドックステーション」も10月22日に新装開業する。
27日開店の無印良品との複合店舗で利便性向上
コープさっぽろそうえん店が開店した地下鉄二十四軒駅周辺は、JR桑園駅周辺と異なり業務用食品スーパー(大槻食品館キャロット)や都市型小型食品スーパー(まいばすけっと)を除けば、コープさっぽろ同様の大型食品スーパーが極めて少なく利便性が低い地域であった。
コープさっぽろそうえん店は1階食品売場に加え、10月27日の「無印良品 コープさっぽろそうえん」開店を以てグランドオープンを迎える。「無印良品コープさっぽろやまはな」に続いてコープさっぽろ併設店舗の第2弾となり、地域の買い物利便性が高まることとなりそうだ。
無印良品。
コープさっぽろそうえん店
住所:北海道札幌市中央区北10条西23丁目1-1
営業時間:9時~22時
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