OMO3札幌すすきの、2025年4月1日閉館-星野リゾートの都市型観光ホテル「OMO」史上初の閉館に

北海道札幌市中央区南5条西6の星野リゾート系宿泊特化型ホテル「OMO3札幌すすきのby星野リゾート」が2025年4月1日のチェックアウトをもって閉館した。

道内初「the b」が前身だった

ザ・ビー札幌すすきのは2018年1月29日に開業。建物は地上13階建で敷地面積は約1,058㎡、延床面積は約7,031㎡。
同館は2018年3月に宿泊大手「星野リゾート」と特定目的会社(SPC)の合弁となった同業「イシン・ホテルズ・グループ」による運営であり、都市型観光ホテル「the b」としては国内15施設目、道内初であった。
同館は札幌都市圏の主要駅徒歩圏内かつ日本三大歓楽街の中心部という好立地にあったが、2020年5月31日にコロナ禍を背景として閉館した。

OMO3札幌すすきの、同業態史上初の閉館に

OMO3札幌すすきのby星野リゾートは2022年1月に開業。同業態としては2018年4月開業の1号店(OMO7旭川)に次ぐ道内2施設目、札幌市内初だった。
同館ではコンセプトに「幸せな夜更かし」を掲げ、近隣飲食店との相互送客を目的とした宿泊者向け体験イベントを開催するなど、前身施設とは異なる都市型観光ホテルとしての価値を訴求したが、契約期間満了のため閉館することが決まった。
星野リゾートは2025年2月現在、OMOブランドの宿泊施設を17施設展開しているが、同業態史上初の閉館となる。

OMO3札幌すすきのby星野リゾート。

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