帝国ホテル東京タワー館、2024年6月30日閉館-本館は2030年度閉館、再開発へ

東京都千代田区の有楽町駅近くにある老舗ホテル「帝国ホテル東京タワー館」(帝国ホテル東京 インペリアルタワー)が、2024年6月30日に閉館する。

帝国ホテル東京タワー館。

帝国ホテル再開発、いよいよ始動

帝国ホテル東京タワー館(帝国ホテル東京 インペリアルタワー)は帝国ホテル東京の別館として1983年に開業。宿泊機能のみならず、大型オフィスを備えた複合ビルだった。
閉館は再開発のため。すでにオフィス部分と客室、バーラウンジなどは撤退・閉鎖されており、5月時点は建物のなかの一部飲食店などが営業を続けていた。

全街区の再開発は2036年度完成予定

帝国ホテルは、1970年に竣工した帝国ホテル東京本館についても再開発計画を発表している。
今後、本館は2030年度まで営業を続けたのち、内幸町一丁目街区全体の再開発がおこなわれる予定だ。

帝国ホテル・内幸町一丁目街区の再開発イメージ。(ニュースリリースより)

内幸町一丁目街区の再開発は帝国ホテルの周辺エリアも含めるかたちで、今後2036年度ごろの完成をめざして工事が進められる計画となっている。

帝国ホテル・内幸町一丁目街区の再開発スケジュール。(ニュースリリースより)

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