G-7ホールディングス、ボン・サンテを2024年7月1日買収-神戸物産系業務スーパーFC最大手、全国200店舗達成

業務スーパーFC最大手「G-7ホールディングス」(本社:神戸市須磨区)は、事業持株会社「エルアイイーエイチ(LIEH)」(本社:東京都中央区)から業務スーパーFC「ボン・サンテ」(本社:東京都葛飾区)を2024年7月1日付で完全子会社化する方針を5月14日に発表した。

業務スーパー最大手「G-7」、首都圏で事業拡大

G-7ホールディングス(G-7 グループ)は1975年10月に創業。
同社は長らく、関西での自動車用品専門店「オートバックス」FC展開を主力としていたが、2002年4月の神戸物産系食品ディスカウント「業務スーパー」FC展開を機に多角化。2020年4月から2022年4月にかけて、PPIHから旧ユニー系都市型食品スーパー「miniピアゴ(現リコス)」を段階的に買収するなど、首都圏での事業拡大を打ち出していた。

G-7スーパーマート運営の業務スーパー。

首都圏業務スーパーFC大手、G-7傘下に

ボン・サンテは1969年4月に酒販店として創業。2005年6月にアルミダイカスト大手「東理ホールティングス(現LIEH)」完全子会社となった。2021年4月には神奈川県川崎市の食肉卸「エルモアミート」を完全子会社化し、2022年5月に食肉事業部として吸収合併するなど、生鮮3品(青果・水産・食肉)を自社グループで展開可能な体制を構築。2024年5月現在は業務スーパーを首都圏1都3県に15店舗を展開する。

ボン・サンテ運営の業務スーパーもG-7グループとなる。

G-7HDによるボン・サンテの買収は「首都圏における業務スーパー事業において多くのシナジー効果が期待できること」によるもので、食肉事業(旧エルモアミート)を除く全事業(業務スーパー事業)を取得する予定。
今回の買収により、G-7HD傘下の業務スーパーは207店舗(G-7スーパーマート192店舗/ボン・サンテ15店舗)となる。

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