兵庫県姫路市の姫路みゆき通り商店街に、百貨店「ヤマトヤシキ姫路店」が、小型店として2023年3月7日に営業再開する。
姫路ヤマトヤシキ。
2018年2月に閉店したヤマトヤシキ本店
ヤマトヤシキは1906年に姫路市で「米田まけん堂」として創業、後に播磨地方初の百貨店となり「ヤマトヤシキ」に改称した。
2001年には加古川そごう跡に「ヤマトヤシキ加古川店」を出店(同社としては再出店)した。
ヤマトヤシキ加古川店。
ヤマトヤシキは2017年8月に、中国企業・蘇寧電器の傘下で免税店大手の「ラオックス」(港区)が新株予約権7億円の取得を発表、ヤマトヤシキは同社の傘下となり、老朽化している姫路本店は2018年2月に閉店、加古川店のみの営業となっていた。
その後、姫路本店の建物は解体されていた。
閉店直前のヤマトヤシキ本店。
ヤマトヤシキ、創業地・姫路に小型店として復活
5年ぶりの再出店となるヤマトヤシキ姫路店は旧店徒歩圏の姫路みゆき通り商店街にある姫路駅前ビル1階にあった総菜店「ハトヤプラス」跡に出店するもので、店舗面積は約50㎡。旧店の店舗面積(17,051㎡)よりかなり狭くなったものの、銘菓や贈答品を中心に販売するとしている。
なお、ヤマトヤシキ姫路店の旧店舗跡地はタワーマンションとなる予定。下層階は商業施設とする計画であるが、詳しいテナント構成やヤマトヤシキが出店するかどうかなどは2023年3月時点では発表されていない。
姫路ヤマトヤシキ
兵庫県姫路市駅前町235 姫路駅前ビル1階
営業時間:11時~19時