スーパーセンタートライアル千葉ニュータウン店、2021年3月28日閉店-千葉NT中央駅前から「24時間スーパー」消滅

千葉県印西市の北総鉄道北総線(成田スカイアクセス線)千葉ニュータウン中央駅近くにある「スーパーセンタートライアル千葉ニュータウン店」が2020年3月28日午後8時をもって閉店する。

千葉NT中央駅前で唯一の24時間スーパー

トライアル千葉ニュータウン店は2007年12月に開店。建物は地上2階建、1階は駐車場、売場は1階の一部と2階で、店舗面積は3,165㎡。

トライアル千葉ニュータウン店。

2002年2月に開店した家電量販店「ケーズデンキ千葉ニュータウン店」跡への出店であり、2007年の開店当初は同社としては異色の“生鮮食品売場を備えない店舗”であった。
その後、2009年のリニューアルを機に生鮮を導入するなどの改装により標準的なスーパーセンター業態の店舗に刷新。千葉ニュータウン中央駅前では唯一となる24時間営業の大型ディスカウント総合スーパーとなった。

至近距離に大型店が相次ぎ進出していた

千葉ニュータウン中央駅周辺では、2000年9月に開業した現在のイオンモール千葉ニュータウンが数度にわたる増床リニューアルを実施。2007年11月にはイオンモールエンジョイライフ棟の核としてドン・キホーテが出店したが、生鮮食品を取扱う大型スーパーは2002年5月のダイエー撤退からトライアルの生鮮扱いまでイオン1店舗のみとなっていた。
しかし、2013年には駅2km圏内にカインズモール千葉ニュータウン(ベイシア)とコストコが、2016年4月にはヤオコー千葉ニュータウン店、2021年1月にはフォルテ千葉ニュータウンといった食品スーパーが出店するショッピングセンターが相次ぎ開業しており、競争が激化していた。
2021年3月現時点では、トライアル千葉ニュータウン店跡の活用方法について未定となっている。店舗は老朽化しており、解体してマンションなどが建設される可能性もあろう。

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