ドン・キホーテ稲毛長沼店、2021年1月11日閉店-同居するパチンコ店・ピーアーク長沼も閉店

千葉県千葉市稲毛区の国道16号線(東京環状道路)沿いにある
パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ稲毛長沼店」が2021年1月11日をもって閉店した。

ドン・キホーテ稲毛長沼店。

パチンコ店「ピーアーク」との共同出店だった

ドン・キホーテ稲毛長沼店は2006年10月に開店。建物は地上2階建、営業フロアは1階、店舗面積は987.3㎡。ドンキとしては千葉県内12店舗目であった。
稲毛長沼店では食品や日用雑貨品といった生活必需品に加え、ドンキが強みとする海外ブランド品や健康器具など趣味嗜好品を拡充。首都圏地盤のパチンコ店「ピーアーク」との共同店舗として、アミューズメント性を前面に打ち出した売場を展開していた。

商業激戦区の稲毛長沼、ドンキ跡地は未定

ドン・キホーテ稲毛長沼店の近隣では、2019年6月に「ワンズモール」が新たな核店舗としてロピアを導入、2020年7月には「トライアル長沼店」が同社関東初となるスマートストアに転換するなどリニューアルが相次いでいた。
ドンキ稲毛長沼店は、こうした近隣施設と主要顧客層や取扱商品で差別化を図っていたが、同社千葉県内店舗としてはドンキ君津店(ピカソから転換)、ピカソ南行徳駅前店に匹敵する著しく狭小な売場面積しかなく、ロードサイド型店舗としての競争力に課題があった。
同店の共同出店相手であったピーアーク長沼店はドンキに先駆けて2020年12月20日をもって営業終了。ドンキ閉店後、建物は空き店舗となる。
2021年1月現在、跡地への新たなテナントの出店は未定となっている。

関連記事:イコアス千城台、2020年7月6日開業-旧・長崎屋ラパーク千城台、ロピア核の新施設に
関連記事:ヨークフーズちはら台店、2020年5月13日開店-セブンアイの新業態1号店、もりまちちはら台モールに
関連記事:MEGAドン・キホーテ市原店、2020年3月17日開店-アピタ跡、千葉県内初のMEGAドンキUNYに

関連記事:イオンスタイル幕張ベイパーク、2019年4月13日開店-「幕張ベイパーク」街びらき
関連記事:イオン千葉長沼店、2019年2月閉店-ワンズモールの核、旧ダイエー

このエントリーをはてなブックマークに追加