千葉市稲毛区にあるショッピングセンター「ワンズモール」の核テナント「イオン千葉長沼店」が2019年2月に閉店する。
ダイエー千葉長沼店。(現・イオン千葉長沼店)
稲毛区最大のショッピングセンターの核店舗
ワンズモールは、日産不動産により2000年11月15日に開業。建物は地上5階建で、店舗面積は45,100㎡、売場面積は35,289㎡。2018年11月現在、施設は東西アセットマネジメントが所有し、ザイマックスアルファが運営を行う。
千葉都市モノレールスポーツセンター駅から少し離れた国道16号線沿いに立地しており、「トイザらス」「スポーツデポ」「ニトリ」といった大型専門店も出店。2013年春に大規模リニューアルを行ったこともあり、稲毛区で最大の商業施設として高い集客力がある。
ワンズモール。
イオン千葉長沼店は、ワンズモールの核テナント「ダイエー千葉長沼店」として、ワンズモールの開業翌日となる2000年11月16日に開店。
ダイエーが産業再生機構傘下となった翌年2005年2月には、不採算店として閉鎖店舗の対象に加えられたものの、同年9月に一転して営業継続が決定。その後も、直営3フロア(17,674㎡)を1/2に集約し、家電、玩具、インテリア売場を廃止、専門店に転換することで営業を続けていた。開店以来、長らくダイエーの直営店舗であったが、2016年3月にはイオンリテールに運営移管され、現在の店名に改称している。
新テナントは未発表-競合激しい地域、今後どうなる?
長沼エリアには、「イオンタウン稲毛長沼」(マックスバリュ稲毛長沼店)や「フレスポ稲毛」(マミーマート稲毛長沼店)といった郊外型ショッピングセンター、「トライアル長沼店」「ドン・キホーテ稲毛長沼店」といったディスカウント業態も出店する商業激戦区であるが、ワンズモールは前述の通り高い集客性を維持していることから、新たな核テナントの導入が期待される。
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