ドン・キホーテ日吉店、2021年3月28日閉店-アピタテラス横浜綱島との2店舗体制に幕

神奈川県横浜市港北区の神奈川県道2号線(綱島街道)沿いにあるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ日吉店」が、2021年3月28日をもって閉店する。

ドン・キホーテ日吉店。(ドンキより)

コジマ跡に2013年オープンしたドンキ

ドン・キホーテ日吉店は2013年10月に開店。建物は地上4階建、営業フロアは2~3階、売場面積は2,850㎡。
2002年2月に開店した家電量販店「コジマNEW横浜日吉店」(2013年6月閉店)跡への出店であり、開店当初はドンキ初となるプロテインバーカウンターを導入するなど意欲的な試みを行っていた。

アピタテラス横浜綱島と共存図るも7年で撤退

ドンキの至近距離では、2018年3月にPanasonicと野村不動産が主導する次世代都市型スマートシティ「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(Tsunashima SST)」が誕生。SSTの商業核として、ドンキと資本業務提携関係にあったユニーのショッピングセンター新業態「アピタテラス横浜綱島」(核店舗:アピタ横浜綱島店/旧・アピタ日吉店からの事実上移転扱い)が開業していた。
ドンキは2019年1月にユニーを完全子会社化したため、アピタテラスのフードマーケットが食品を、ドンキ日吉店が衣料品や日用消耗品・バラエティ雑貨など非食品を中心に取扱うかたちで棲み分けを図っていた。しかし、ドンキ日吉店はわずか7年で撤退することとなった。
2021年3月現時点は、後継店舗や店舗跡の活用方法、「アピタのドンキ化」などについて未定となっている。

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