カノン千住/千住ザ・タワー、2021年1月完成-トポス跡を再開発、東武ストア北千住店は2月11日開店

東京都足立区北千住の商店街「千住本町センター街」沿いの再開発事業「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業」によって高層複合ビル「カノン千住」が2021年1月に完成した。
核店舗の「東武ストア北千住店」は2021年2月11日に開業する。

カノン千住。

全国最後のトポス、再開発のため2016年に閉店していた

カノン北千住の建設地の大部分にあった「トポス北千住店」は山口県のスーパー「丸信」(2000年倒産)がダイエーとの提携により「丸信千住店」として出店。建物は地下1階、地上4階建で、売場面積は4,137㎡。
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トポス北千住店。

1977年にダイエー単独での運営になり、1981年からはダイエーのディスカウントストア「トポス」となったが、再開発のため2016年11月に閉店していた。
同店は全国で最後のトポスでもあった。
このほか、再開発エリアには「第一生命千住営業オフィス」、「東京都足立都税事務所(森鴎外旧居)」などがあった。

トポス跡、三菱地所のタワーマンションに

カノン千住」の開発事業者は千住一丁目地区第一種市街地再開発事業組合と三菱地所レジデンス、三菱倉庫、杉本興業で、総事業費は約116億円。建物は地上30階・地下1階建て、高さ約112メートル。
そのうち、高層階は三菱地所レジデンスが事業主体となり、タワーマンション「千住・ザ・タワー」となる。
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再開発実施計画地図。
(東京都ウェブサイトより引用)

1~2階には商業ゾーン「かのんSENJU」と認可保育園「ちぐさ保育園 カノン千住園」が入居。商業ゾーンには「しゃぶ葉」(3月18日開店)などが出店するほか、店舗向けの駐輪場なども設けられる。
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カノン千住・フロアイメージ図。
(東京都ウェブサイトより引用)

核テナント、ダイエーから東武ストアにーUber導入

商業フロア1階には核店舗としてミニスーパー「東武ストア北千住店」が2021年2月11日に開店する。

東武ストア北千住店。

東武ストア北千住店の店舗面積は846㎡で、目標年商は19億円。
地域特性などから、生鮮食品は店内加工を中心とした商品を提供。高温のピザ窯で時間帯ごとに焼き上げるピザ、洋風カジュアルデリ、本格中華商品をコーナーとして展開するほか、セミセルフレジによるキャッシュレス決済、来店宅配サービス(買い物お届け便)、時間限定のウーバーイーツのデリバリーサービス(2月下旬開始・時間限定)を実施するとしている。

東武ストア北千住店

住所:東京都足立区千住一丁目30番3号
営業時間:9:00~22:00

(画像は東京都/東武ストアのリリースによる)

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