三菱商事都市開発「東村山市野口町商業施設計画」2026年夏開業-2025年7月着工、食品核「ベイシアFoods Park」据えた近隣商圏型ショッピングセンターに

東京都東村山市に三菱商事都市開発系NSC(近隣商圏型商業施設)「東村山市野口町商業施設計画」が2026年夏を目処に開業する。

近隣商圏型商業施設強化進める三菱商事系商業不動産会社

三菱商事都市開発は2002年9月に三菱商事と乃村工藝社との合弁会社「リテールプロパティーズ」として設立、2007年5月の三菱商事による完全子会社化にあわせ現社名に変更した。同社は同年7月に三菱商事が合弁解消したイオン系商業不動産ディベロッパー「ダイヤモンドシティ(現イオンモール)」運営受託物件の一部を引継ぐなど業容を拡大。
その後も2018年11月に新ブランド1号店「マチノマ大森」を開業するなど首都圏を中心にNSCの開発を本格化。2020年5月閉店のセブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカドー蕨店」跡を全面刷新するかたちで、2021年3月に(当時)LIXILビバを運営主体とする「ビバモール蕨錦町」として新装開業するなど「既存施設のバリューアップ事業」にも取組んでいる。

ベイシアの食品スーパー主力業態を核に

三菱商事都市開発東村山市野口町商業施設計画の建物は鉄骨造地上2階建で敷地面積は約6,617㎡、延床面積は約4,215㎡。
三菱商事都市開発が土地を取得し、流通大手のベイシアグループ系大型食品スーパー「ベイシアFoods Park」を核とする「近隣の住宅街などを商圏とする比較的小規模なショッピングセンター」「地域の日常生活を豊かにする施設づくり」をめざすとしている。

 

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