MEGAドン・キホーテUNY矢作店、2022年3月22日開店-ピアゴ矢作店跡、「食品」「高級ブランド品」強化

愛知県岡崎市舳越町の県道56号線近くにパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY矢作店」が2022年3月22日午前9時に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY矢作店。

矢作のピアゴ、MEGAドンキUNYに業態転換

MEGAドン・キホーテUNY矢作店はユニーグループの総合スーパー「ユーストア矢作」として1993年7月に開店。ユニー傘下のミニGMSとして営業していたが、2009年2月にグループの運営会社及び店舗ブランド再編に伴い、店舗名を「ピアゴ矢作店」に改称して営業していた。その後、ドンキへの業態転換のため、2022年1月10日に閉店し、改装工事を行なっていた。なお、セリアなど多くのテナントは改装後も営業を継続する。
建物は地上3階建で地上1・2階部分で営業、売場面積は4,958㎡。店舗は県道56号線に近く、周辺には住宅が集積。愛知学泉大学岡崎キャンパスや小学校などの学校施設も点在している。

階層ごとにテーマを変え「充実感溢れる店舗」に

ドンキ矢作店の1階では、ピアゴ時代からの強みである生鮮食品の品質・鮮度はこのままに品揃えを強化。精肉売場では子育て世代に喜ばれる大容量パックや味付け肉の品揃えを強化するとともに、冷凍食品は、業務用商品や韓国などの輸入食材を幅広く取り扱いし売場を拡大。鮮魚売場では店内加工の新鮮な直営寿司を新たに導入し、青果売場では、近年ニーズが高まっている新鮮なサラダの品揃えを拡充するとしている。

トロリスタ。

また、ドンキ店内で焼き上げる多彩なチーズが人気である直営ピザ「トロリスタ」、唐揚げと玉子焼きの「いまから」、鮮魚売場に展開する天ぷら総菜「魚屋の本気の天ぷら」など、フルラインナップの惣菜モデル店舗として店内調理の総菜に力を入れ、「家で簡単に、でも美味しいものを食べたい」というニューファミリー層のニーズに応える。
このほか、菓子・酒の品揃えを強化するとともに、輸入食材のワールドイーツコーナーを新設。同フロア内に 生活雑貨・日用消耗品を展開することで、日常の中でも充実感溢れる買い物ができる「ディスカウント型スーパーマーケット」として地元住民に愛されるお店を目指すとしている。

いまから。

2階はトレンドを追求した品揃えで、若年層やファミリー層にも便利に利用できる店へとリニューアルする。
ハイブランドの財布・鞄やブランドファッションを新たに導入するとともに、トレーニング関連商品、ホビー関連商品など、ドンキらしいアイテムを強化。また、マニアをうならせるランタンや、「ニワ Q(=お庭バーベキュー)」用品など充実した品揃えのアウトドアコーナー、韓国コスメやメンズコスメも取り揃える「コスメティックコーナー」、キャラクター商品などのアニメグッズを集めた「オタ活コーナー」など、ドン・キホーテならではの宝探し感を忘れないワクワ ク・ドキドキする売場を展開するとしている。

MEGAドン・キホーテUNY矢作店

住所:愛知県岡崎市舳越町字神道 35 番地
営業時間:午前8時〜翌午前0時
(2022年3月22日〜24日までは午前9時〜午後10時の営業)

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