大阪松竹座、2026年5月閉館ー道頓堀のシンボル的劇場、大正時代から103年の歴史に幕

大阪府大阪市中央区道頓堀一丁目にある老舗劇場「大阪松竹座」が、2026年5月に閉館する。

大阪松竹座と道頓堀の街並み。

1923年築の先進的な映画館だった

大阪松竹座は1923年5月に映画館兼劇場として開館。日本初の鉄筋コンクリート造の近代的映画館であった。
その後、1997年2月には外壁ファザードを保存しつつ建て替え新装。建て替え後はOSK日本歌劇団など松竹グループ制作の公演に加えてジャニーズ系の公演も多く行われていた。

大阪の一等地、今後は未定

松竹は閉館について施設の老朽化によるものだとしており、地下店舗も含めてビルは閉館する。
観光客が多く訪れる道頓堀の好立地であるが、松竹は土地・建物の今後については「検討を進めており現時点では未定です。方針が決まり次第発表させていただきます」としている。

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