静岡県静岡市葵区の静岡鉄道新静岡駅前にある東急モールズデベロップメント(TMD)が運営するショッピングセンター「静岡東急スクエア」が、2023年7月17日に閉店する。
静岡東急スクエア。(旧静岡109)
アピタ→生活倉庫→109→東急スクエア
静岡東急スクエアが入居する新静岡駅前の再開発ビル「静岡伝馬町プラザビル」は1984年開業。当初の核テナントはユニーグループのショッピングセンター「ライブアピタ静岡店」(のち生活創庫静岡店)だったが、2000年に閉店。その後、ビル直営ショッピングセンター「FIVE-J」としての営業を経て核店舗として静岡109が2007年に開業(2006年に一部フロアに出店)。静岡109は客層の拡大をめざして2017年11月に東急スクエアへと業態転換していた。
建物は地下1階、地上11階建てで、東急スクエアの店舗面積は6,918㎡(地下1階〜地上5階)。施設所有者は地権者などで作る「静岡伝馬町プラザビル」となっている。
2023年時点のテナントはソフマップ、サイゼリヤ、アズールbyマウジー、INGNI、スピンズ、しまむら、ダイソー、ユザワヤなどが出店するが、コロナ禍で都心への客足が減ったこともあり、空きフロアもみられるようになっていた。
なお、静岡伝馬町プラザビルの高層階にはビジネスホテル「ホテルクレスト浜松屋」やオフィス、住宅も設けられている。
活用方法は未定
静岡東急スクエア跡のフロアの活用方法や、テナントの今後については2023年6月時点で発表されていない。
先述したとおり静岡東急プラザが入居する静岡伝馬町プラザビルの高層階には住宅などもあるため、建物は今後も存続する可能性が高いであろう。
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