大手スーパーの「イオン九州」(福岡県福岡市)は、2025年7月に同社傘下となった長崎県長崎市に本社を置くスーパー「ジョイフルサン」を2026年3月に吸収合併する。
地場スーパーとして永年親しまれた「ジョイフルサン」は消滅する見込みだ。

旧・ジョイフルサン住吉店。(本店、建て替え済み)
長崎の老舗スーパー、穴吹傘下で再建のちイオン入り
ジョイフルサンは「アサヒストア」として1960年に長崎電気軌道住吉電停前の中園銀座商店街内で創業。その後、1974年にジョイフルサンの前身「アサヒストア」とダイエーの共同出店による「アサヒショッパーズ住吉店」となり、同社の社名変更やダイエーとの提携解除により「ジョイフルサン」となった。

穴吹傘下となったあとのジョイフルサン新型店舗。
ジョイフルサンは競合店の増加などにより経営再建が図られることとなり、2016年2月に穴吹興産グループ「あなぶき興産九州」(旧・東峰住宅、福岡市)の傘下となって、一部を「マンション併設型の店舗」への建て替えを行うなど、店舗のスクラップアンドビルド・リニューアルを推し進めていた。
ジョイフルサン、イオン九州が吸収で店名含め消滅
イオン九州は、ジョイフルサンアルファの株式を2025年7月に全て取得して完全子会社化していた。買収額は非公表で、社名は再び「ジョイフルサン」となった。
当初、イオン九州は当面「ジョイフルサン」の店舗名のままサービスなどもほぼそのまま営業をおこなっていたが、2025年10月からはトップバリュの取り扱いを本格的に開始。さらに2025年内にリニューアルオープンする「ジョイフルサン本原店」から屋号を順次イオングループのものに変更する。
さらに2026年3月1日にはイオン九州がジョイフルサンを吸収合併。これにより、ジョイフルサンは完全に消滅することとなる。
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トキハインダストリー、イオン九州が買収-2026年1月付で完全子会社化、2025年3月にはサイバー攻撃被害も
大分県大分市に本社を置く百貨店「トキハ」は、完全子会社の総合スーパー「トキハインダストリー」の全株式を「イオン九州」(福岡県福岡市)に2026年1月末付ですべて譲渡する。

トキハインダストリー本店・あけのアクロスタウン。
トキハインダストリー、サイバー攻撃で被害受けていた
トキハインダストリーは1970年に東九州最大のニュータウン・住宅団地である明野団地のタウンセンターとして1号店を仮設店舗で開店。1971年には現在のあけのアクロスタウン本館が開業。同店は九州初の本格的郊外型ショッピングセンターだった。
現在は「トキハインダストリー」「アテオ」などの屋号で大分県各地に大型ショッピングセンター、総合スーパー、食品スーパー、百貨店の食品売場など合わせて23店舗を展開している。

トキハインダストリー中津店。食品スーパー+百貨店サロン。
2024年2月期の売上高は約316億円。
大分県では大きなシェアがある一方で、2025年3月にはサイバー攻撃を受けたことにより営業休止しており、影響は同年9月まで続くこととなった。

百貨店の食品館業態。
成城石井セレクション・ISETAN MITSUKOSHI THE FOODも扱う。
イオン九州が買収、双葉会など一部サービスは継続か
イオン九州は、2026年1月末付でトキハインダストリーを完全子会社化する。取得額は非公表。
なお、イオン九州などの発表によると、現時点ではトキハ双葉会(友の会)、ルッチャポイント、トキハ商品券などの取り扱いサービスはそのまま変わらずに継続するとしている。今後はマックスバリュのようにトップバリュをはじめとしたイオングループ商品の取り扱いや、営業時間の延長なども想定される。
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下関大坂屋ホテル、2025年冬開業-大手ネットカフェ運営会社が「東京第一ホテル下関」再生、大妓楼の名前引継ぎ5年ぶり営業再開へ
山口県下関市の阪急阪神第一ホテルグループ系シティホテル「東京第一ホテル下関」跡に、大手ネットカフェ「アイ・カフェ」(本社:神奈川県横須賀市/東京都台東区)が手掛ける新ホテル「下関大坂屋ホテル」が2025年冬を目処に開業する。
大妓楼跡地にうまれた東京第一ホテル下関
東京第一ホテル下関は、1947年創業の老舗ふぐ料理旅館「みもすそ川別館」と同社創業家が出資母体となるかたちで、1981年12月設立となった運営会社「TRK不動産」主導のもと、1984年10月に開業。建物は地上8階地下1階建で客室数は77室。
同館は江戸元禄時代から幕末/明治維新を経て第二次世界大戦まで長い歴史を誇った赤間関稲荷町の大妓楼「大坂屋」跡地、出資母体の本流「みもすそ川本館」跡地、関門海峡を見渡せる丘の上という歴史的にも環境的にも良好な立地条件を活かし、ビジネス・レジャーなど幅広い需要に対応した客室に加え、冠婚葬祭需要に対応した結婚式場(ウェディングチャペル)や宴会・会議場、飲食店(ふぐ料理店・フランス料理店)を整備した。
20年11月無期限休業した下関の第一ホテル、新ホテルに
東京第一ホテル下関は開業以来、小林一三創業の大手ホテルグループ「第一ホテルチェーン(現阪急阪神第一ホテルグループ)」に加盟することで、下関東急イン(後の下関東急REIホテル/2016年3月閉館)や下関マリンホテル(田中金属系/2015年3月閉館)といった同業とともに下関市内を代表するシティホテルとしての地位を確立した。
一方、2020年11月30日には感染症拡大を背景として阪急阪神第一ホテルグループとのフランチャイズ契約を終了、無期限休業となったのち、2023年5月に開業当初からの運営会社(TRK不動産)と創業家の不動産管理会社(西山商事)が破産手続きを開始していた。

東京第一ホテル下関。
東京第一ホテル下関は阪急阪神第一ホテルグループ離脱にともなう無期限休業や運営会社の破産手続開始もあり廃墟状態となっていたが、2025年9月より大手ネットカフェ「アイ・カフェ」主導のもと歴史ある大坂屋の屋号を冠した新ホテルとして求人募集を開始、公式サイトを開設(同月中閉鎖)するなど新体制のもと営業再開の見通しが立つこととなった。
大手ネットカフェ運営会社のもと営業再開めざす
アイ・カフェは2001年12月に初代法人を設立、2002年2月にネットカフェ1号店「アイ・カフェ岡山本店」を開店した。
2003年2月には大手新古書店運営会社「テイツー」と資本業務提携を締結し、テイツー主導のもと同社主力業態「古本市場」併設店舗の全国展開を開始。2004年2月にテイツーの連結子会社となったのち、2009年9月に同社と一時経営統合したが、2011年9月にはテイツーグループ事業戦略見直しの一環として名古屋本拠の大手カラオケ機器販売会社「カジ・コーポレーション」への分割承継対象となり、カジ社のネットカフェ中核ブランドとなった。

アイ・カフェの店舗(北海道札幌市/現在は道内全面撤退)。
アイ・カフェは2013年1月の九州地場大手同業「Cybac」事業承継(2021年3月まで運営会社及び飲食事業はフククルフーズとして存続)や2014年4月の中四国地場大手同業「funky time」事業承継といったM&Aにより店舗網を拡大したもの、2020年代初頭の感染症拡大や同業との競争激化を背景に店舗数を減少、2022年8月にカジ社より会社分割のかたちで独立を図り二代目法人運営による現体制となった。2025年10月現在のネットカフェ店舗数は21店舗となっている。
同社は従来の主力業態であったネットカフェに加え、グループ会社が首都圏(湘南国際村・足柄・富士河口湖)及び長野県内(茅野など)で手掛けるリゾートホテルのノウハウを活かし、シティホテルを本格展開することとなる。
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ダイソー広島三越店、2025年10月31日開店-大創産業お膝元の百貨店ワンフロアに
広島県広島市の三越伊勢丹HD系百貨店「広島三越」7階に、大創産業の100円ショップ「ダイソー広島三越店」が2025年10月31日に開店する。
百貨店激戦区、食とファッションで差別化図る広島三越
広島三越は1973年4月に中国新聞旧本社跡地に三越直営店「三越広島支店(広島八丁堀三越)」として開店。建物は地上8階地下1階建で店舗面積は14,979㎡。中国新聞文化事業社が所有する。
三越は開店当初、広島県内初となる大手百貨店として高い集客力を誇り数度にわたる増床を実施したが、1974年10月のそごう進出や地場同業2社(福屋・天満屋)との競争激化を背景に後塵を拝していた。
同社は業績不振続く広島三越の業態転換検討に加え、1982年3月に広島駅南口Aブロック第一種市街地再開発事業(現エールエールA館)への進出表明、1990年3月にはJR西日本と広島駅南口再開発(現minamoa)への進出に向けた基本合意を締結するなど増床困難な現店舗からの移転を試みたが、いずれもバブル崩壊後の景気低迷や自治体による出店事業者調整を背景として失敗に終わり、老舗の暖簾を活かした百貨店支店として存続を図ることとなった。
その後、2010年4月には地域子会社運営に移行、2016年11月の三越伊勢丹HD中間決算記者会見で同店を含む地方4店舗(松戸・府中・広島・松山)の業態転換が再び検討にあがったが、2021年5月のJR東日本系高級食品スーパー「KINOKUNIYA entrée(紀ノ国屋アントレ)」導入などを経て、同年秋に全館新装開業を果たした松山三越とともに百貨店業態を維持したまま段階的な全館リニューアルを終えることとなった。
大創産業お膝元の百貨店に主力業態「ダイソー」展開
ダイソー広島三越店は、2025年春までレディスファッション「St.VERMEER(サン・フェルメール)」「HAVE A NICE TRIP(ハヴァナイストリップ)」や手芸用品店「ステラの仕立屋さん」、ジャパンオプティカルの眼鏡店「広島三越メガネサロン」といったブランド、大規模催事場(催物会場+特設会場+イベントスペース)など営業していた7階ワンフロアに開店するもの。
三越伊勢丹HDは、2023年4月に福岡三越に大創産業九州旗艦店となる3ブランド複合店「DAISO/StandardProducts/THREEPPYラシック福岡天神店」を導入、2024年10月には松山三越に大創産業のダイソー標準店「ダイソー松山三越店」を導入するなど、地方店舗の客層拡大に向けた施策を打ち出している。
大創産業にとっても広島は創業以来の本拠地であり、今後の百貨店での店舗展開に向けた試金石としての役割を担うとみられる。
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アクロスプラザ宇都宮インターパーク、2025年11月1日全面開業-カトレアガーデン跡地、マミーマート生鮮市場TOP!を核にヤマダデンキやアルペン複合店も
栃木県宇都宮市の宇都宮上三川インターチェンジ近く/インターパーク地区にあった大和ハウス系近隣型複合商業施設「カトレアガーデン宇都宮南」跡地に、同社系商業施設「アクロスプラザ宇都宮インターパーク」が2025年10月3日より順次開業、11月1日に全面開業する。
FKDインターパーク隣の大和ハウス系商業施設
カトレアガーデン宇都宮南は「福田屋FKDインターパーク」の隣接地に2004年10月に開業。建物は平屋建で店舗面積は12,662㎡。
開業以来、大和ハウスリアルティマネジメント(旧大和情報サービス/本社:東京都千代田区)が運営するデイリーユースを意識した近隣型商業施設であった。
2022年4月には地場大手ホームセンター「カンセキ」FC運営の神戸物産系ディスカウント食品スーパー「業務スーパーインターパーク店」を導入するなど、近隣商業施設との差別化とシナジー創出を図ったが、2024年3月の「ブックオフ/ホビーオフ」を皮切りに専門店が順次閉店、同年5月10日に契約期間満了を理由として20年の歴史に幕をおろした。
近隣商圏型モールから大型量販店3社主体のモールに
アクロスプラザ宇都宮インターパークの建物は平屋建て3棟(A棟B棟C棟)で店舗面積は16,532㎡、延床面積は約20,239㎡。
同社の「アクロスプラザ」としては、2025年6月7日開業の「アクロスプラザ鹿沼」に次ぎ栃木県内6施設目、宇都宮市内2施設目、旧施設比30%増床となる。

アクロスプラザ宇都宮インターパーク。
同施設では2025年10月3日にアルペングループ系スポーツ用品複合店舗「スポーツデポ」「アルペンアウトドアーズ」「ゴルフ5」が先行開店。栃木県内初となるアウトドアーズでは使用シーン別キャンプコーナーに加え、ハイキング・関東近郊の低山から3,000m級本格登山・厳冬期登山まで対応したトレッキングギア、アウトドアウェアまで幅広く展開する。
アルペングループ系スポーツ用品複合店開店後も、10月24日にヤマダHD系家電量販店「ヤマダデンキテックランド」が開店、11月1日にマミーマート系生鮮ディスカウント食品スーパー「生鮮市場TOP!」が開店し、大型量販店3社を主体としたモールが全面開業を果たすこととなる。
アクロスプラザ宇都宮インターパーク
住所:栃木県宇都宮市インターパーク四丁目1-8
営業時間:8時~23時(生鮮市場TOP!/2025年10月時点)

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オーケー和光下新倉店、2025年10月21日開店-都営地下鉄三田線西高島平駅近くの共同物流和光物流加工センター跡地に
東京都板橋区の都営地下鉄三田線西高島平駅近くにある埼玉県和光市の共同物流和光物流加工センター跡地に、オーケーの「オーケー和光下新倉店」が2025年10月21日に開店する。
和光下新倉にオーケーの主力業態進出
オーケー和光下新倉店の建物は鉄骨造地上2階塔屋1階建で敷地面積は5,551.34㎡、店舗面積は1,823.54㎡、延床面積は6,085.17㎡。同社の主力業態「ディスカウント・スーパーマーケット」として、生鮮3品(青果・鮮魚・精肉)に加えて、惣菜・寿司・ピザ・ベーカリーや日用品、医薬品、酒類などを展開する。。
オーケー和光下新倉店。
ベルクとオーケー進出で急速に買物利便性向上
西高島平駅は都営三田線の起終点駅であるが、近隣の高島平駅前に大型店「ピーコックストア高島平店」「東武ストア高島平店」「東急ストア高島平とうきゅう/メトロエム高島平」3店舗が営業、マルヤスやビッグ・エーといった食品スーパーも複数営業していること、駅北側が東京都中央卸売市場板橋市場や東京団地倉庫板橋事業所、運輸事業者拠点となっているため、駅周辺に同様の商業施設が存在しなかった。
特に和光市域では2020年7月にベルク和光白子店が開店するまで駅2km圏内に食品スーパーが一切存在しない市場環境にあったため、買物環境が劇的に向上することとなる。
オーケー和光下新倉店
住所:〒351-0111 埼玉県和光市下新倉5-13-52。
営業時間:8時30分~21時30分
※開店初日の営業時間は9時~21時30分
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マルイ久米店、2025年10月17日開店-100年超の歴史誇った鳥取米子の老舗「ファミリーストアいしかわ」全面刷新
鳥取県米子市の老舗食品スーパー「ファミリーストアいしかわ久米店」跡に、岡山地場大手食品スーパー「マルイ」(本社:岡山県津山市)山陰地域子会社「サンインマルイ」(本社:鳥取県鳥取市)の大型食品スーパー「マルイ久米店」が2025年10月17日に開店した。
100年超の歴史誇る鳥取米子の老舗食品スーパー
ファミリーストアいしかわは1917年に創業。同社は鳥取県内に最盛期5店舗を展開していたが、県外資本の進出や異業種との競争激化を背景として、2019年3月に米子市夜見町の夜見店を閉店、同年8月には西伯郡伯耆町の岸本店を閉店するなど、経営資源を久米店1店舗に集約。同年10月には店舗設計大手「プログレスデザイン」監修とボランタリーチェーン「全日食チェーン」加盟のもと直営食品フロアの全面リニューアルと仕入調達強化を実施し、100円ショップ「ダイソー」やドラッグストア「マツモトキヨシ」を備えた現代的な商業施設として生き残りを図った。
しかしその後、2025年8月21日にサンインマルイに「久米店の営業資産(テナント4店舗含む)」を承継する方針を正式発表、同年9月10日をもって「ファミリーストアいしかわ久米店」としての歴史に幕をおろしていた。

ファミリーストアいしかわ久米店。
マルイ久米店に全面刷新、生鮮4品や上質商品強化
マルイ久米店の売場面積は408.7坪。
コンセプトに「毎日行きたくなる、暮らしに寄り添う地域密着スーパー」、テーマに「中食と内食の融合拠点」を掲げ、生鮮各部門(青果・鮮魚・精肉)を連動、惣菜を中心とした「鮮度×簡便×楽しさ」のある商品展開を行うとしている。一環として、青果では生産者20名体制の地場野菜、鮮魚では地魚や鮮魚寿司・海鮮丼、精肉では鳥取県産和牛や味付品・冷凍品の取扱いを強化。
惣菜では手頃な弁当や出来立て惣菜に加えて同店が名物と位置づける「たまごサンド」「手作りハンバーガー」、グロサリーではローソン系高級食品スーパー「成城石井」コーナーや「スターバックス」RC/IC商品、輸入菓子など展開する。
マルイ久米店
住所:鳥取県米子市久米町175
営業時間:午前9時~午後10時
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スーパーのアオキエスモール店、2025年10月15日開店-山形県鶴岡市のマルホンカウボーイ新業態、クスリのアオキ系食品スーパーに
山形県鶴岡市のJR羽越本線鶴岡駅近くにある庄内交通系複合商業施設「S-MALL」に、クスリのアオキHD系食品スーパー「スーパーのアオキエスモール店」が2025年10月15日に開店した。
ダイエー鶴岡店を核に開業、コンパクトシティの聖地
エスモールは1978年11月に庄交グループ系複合商業施設「庄交モール」として開業。本館建物は地上2階建で店舗面積は10,872㎡。
庄交モールは開業以来長らく、流通大手系総合スーパー「ダイエー鶴岡店」を核店舗とする商業施設であり、庄交関連会社がFC契約に基づき展開する第一ホテル系シティホテル「第一イン鶴岡(1988年東京第一ホテル鶴岡に改称)」とともに鶴岡市の中核施設としての役割を担った。2002年1月のダイエー自主再建計画発表にあわせ同年8月をもって不採算店だったダイエー鶴岡店の撤退が決まった際は、一時休業をともなう全館リニューアルの方針をいち早く発表、同年10月に現名称に改称し新装開業を果たした。
エスモールと東京第一ホテル鶴岡(2019年当時)。
エスモールは2017年4月に全国初となる国土交通大臣による「民間誘導施設等整備事業計画」認定を受け、同年9月に庄内交通グループが民間都市開発推進機構(民都機構/MINTO機構)や山形地場大手金融機関「荘内銀行」を始めとする各社出資の特定目的会社(SPC)「合同会社夕陽」に施設を売却する不動産流動化手法を用いて約45億円規模の大規模改修を実施。商業/宿泊/交通施設を一体的に全面刷新することで集客力向上を図るなど、コンパクトシティのモデル都市となっている。
マルホン新業態、スーパーのアオキ東北2号店に
スーパーのアオキエスモール店は、2019年8月に閉店した鶴岡地場大手系食品スーパー「主婦の店鶴岡店エスモール店」跡を居抜きするかたちで、同年9月に東北地場大手系食品スーパー「マルホン+Plusエスモール店(マルホンプラスエスモール店)」として開店。
マルホン+Plusエスモール店は、秋田地場酒販店「伏見屋」によるディスカウント食品スーパー「マルホンカウボーイ」新業態1号店として、鶴岡市中心部随一の大型店に相応しい上質感ある店舗づくりを打ち出していたが、2024年12月の伏見屋による「クスリのアオキHD」へのマルホンカウボーイ含む食品スーパー46店舗を対象とする事業譲渡契約締結、2025年2月24日の伏見屋系スーパー全店閉店にともない同店も一時閉店した。
その後、マルホン+Plusエスモール店は同年3月12日に「クスリのアオキマルホンプラスエスモール店」として九州本拠の惣菜店「むすんでひらいて」を導入しつつ暫定的に営業再開、伏見屋時代と同様の業態と屋号を維持するかたちで集客を図ったもの、同年7月20日をもって再び閉店していた。

棚がカラとなったマルホンプラスエスモール店。
スーパーのアオキエスモール店は2025年10月1日開店の「スーパーのアオキ山形三川店」に次ぎ東北2店舗目、クスリのアオキHDが得意とする医薬品などを取扱わないフルラインの生鮮食品スーパーとなる。
クスリのアオキHDは東北地方全域に閉鎖状態にある旧伏見屋系食品スーパー跡を抱え込んでいるが、エスモール店に次ぐアオキ屋号での営業再開は現時点で未発表となっている。
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イオンスタイル東山二条、2025年10月14日8時30分開店-近畿建物「2WA」核担う「小町」5号店、イオン当時現存最古店復活祝う開店日に
京都市左京区の二条通り沿いに近畿建物系複合商業施設「2WA(ニワ/ツーダブリュエー)」が2025年10月14日より順次開業し、同施設テナント開店第1号として、イオンリテールの都市型食品スーパー「イオンスタイル東山二条」が同日午前8時30分に開店した。

「2WA」テナント開店第1号となった「イオンスタイル」。
ジャスコ源流企業から半世紀超の歴史誇った東山二条店
イオン東山二条店は、1968年6月に大阪北摂地場大手系食品スーパー「シロ東山二条店」として旧公団住宅「UR都市機構東山二条アパートパレス二条」1階に開店。店舗面積は1,322㎡(同社広報参照)。
シロは1968年3月に「岡田屋」「フタギ」と共同出資で現在のイオンの源流にあたる共同仕入機構「ジャスコ」を設立した企業であり、シロ東山二条店は初代ジャスコ設立以前から建替えせずに営業継続する現存最古の店舗であった。

シロ東山二条店(イオンリテール提供)。
シロ東山二条店は(当時)ジャスコグループ発足にともない「ジャスコ東山二条店」に改称、2011年3月にはイオン系総合スーパー運営会社再編にともない「イオン東山二条店」に改称したが、老朽化にともなう地場不動産会社「近畿建物」による再開発のため、2021年9月30日をもって一時休業扱いで閉店していた。

AEON STYLE 東山二条様「祝 御開店 おかえりなさい」近畿建物。
小町を名乗らない小町、京町スーパーとして全面刷新
イオンスタイル東山二条の店舗フロアは地上2階~地下1階で営業フロアは1階ワンフロア、敷地面積は約3,459㎡、店舗面積は909㎡。(地階は駐車場/2階は事務所倉庫など)
イオンスタイル東山二条は2021年3月にイオンリテール近畿カンパニー(現西日本カンパニー)が開店した「イオンスタイル西陣小町」の流れを汲む都市型小商圏食品スーパー「小町」業態5号店として開発、2024年12月に開店した嵯峨野小町の齊藤洋一店長が新たに店長に就任する。

齊藤洋一イオンスタイル東山二条店長による開店の挨拶。
イオンスタイル東山二条は「こだわりの食と必需品を扱う京町スーパーマーケット」として、テーマに「地域の食文化に対応した商品」「即食・個食・簡便」を掲げ、京都市中央卸売市場や近郊生産者による地場野菜コーナーや京都舞鶴漁港を中心に仕入れた対面鮮魚コーナーを展開。

イオンスタイル東山二条、京都ならではの奥行きある売場。
店舗面積は建替前旧店舗比で縮小となったもの「学生をメインとした20~40代単身者/70代以上の単身者が多い」という立地特性を活かし、水産系惣菜「魚屋の鮨」では一人前にぎり鮨や海鮮丼、デリカコーナーでは日替わり弁当や本格窯焼きピッツァといった「買ってすぐ食べられる」「一人前でちょうどいい」というニーズに応える商品を提案するなど、イオンスタイル同規模既存店舗の惣菜関連売上高構成比12~13%から4ポイントほど高い16.5%に設定するなど重点化する。

日替り弁当や惣菜、ピッツァソリデラも単身サイズ。
イオンスタイル東山二条
住所:京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町31-1
営業時間:8時30分~22時
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スタンダードプロダクツ広島八丁堀店、2025年10月13日閉店-ZARA跡のダイソー新業態旗艦店、わずか3年で
広島県広島市中区八丁堀の広島電鉄八丁堀電停・立町電停前にある100円ショップ最大手「大創産業」系300円ショップ新業態「Standard Products by DAISO 広島八丁堀店(スタンダードプロダクツ広島八丁堀店)」が2025年10月13日をもって閉店した。
大創産業お膝元に生まれたスタンダードプロダクツ旗艦店
Standard Products広島八丁堀店は、2022年1月閉店した外資系ファストファッションブランド大型店「ZARA広島店」跡に同年6月開店したもので、建物は地上2階建で売場面積は約188坪(約621㎡)。同業態は国内外通算9店舗目で、大創産業本社のある中四国では初の店舗だった。

2022年6月開店したStandard Products広島八丁堀店。
Standard Products広島八丁堀店は、ブランドコンセプトに「ちょっといいのが、ずっといい。」を掲げる同業態初となる2フロア体制を活かし、広島県の地域産業“熊野の毛筆の製法”を活かしたメイクブラシを全国に先がけて発売、300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」と売場を融合することで買物客のさまざまなニーズへの対応を図った。

瀬戸内はじめ、日本全国の伝統技術を活かしたアイテムが揃う。
順調に拡大する高級業態、旗艦店は本通に事実上移転
Standard Products広島八丁堀店の閉店は2025年11月14日開店予定の「Standard Products広島本通店」「THREEPPY広島本通店」への事実上の移転にともなうもの。
広島八丁堀店は開店当初“Standard Products 国内最大店”としてブランドの確立に大きな役割を担ったが、同業態は2025年8月の津山ノースランド店開店をもって国内200店舗体制を達成するなどブランドの特性が変化しており、本通商店街に移転することで店舗と集客の適正化を図るものとみられる。
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