東京都足立区の東京メトロ千代田線北綾瀬駅前エリアの整備が完成し、三井不動産のショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」が2025年6月24日に開業した。
北綾瀬駅、再開発で大変身
ららテラス北綾瀬は北綾瀬駅前にあった駐輪場・駐車場などの跡地を再開発して設けられたもの。
再開発によって、新たにペデストリアンデッキやバスターミナル機能を備えた交通広場も設けられたほか、隣接してタワーマンションも建設されている。

三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬。
ららテラス、デッキで駅と直結
ららテラス北綾瀬は「暮らし 綾なす」をコンセプトとし、駅利用者を中心とした地域住民をメインターゲットとする。
ららテラス北綾瀬の鉄骨造地上4階地下1階建て、店舗面積は約1万6300㎡。北綾瀬駅の北改札からペデストリアンデッキで直結されるほか、駅前には新たにバスターミナルも設けられている。

ららテラス北綾瀬・館内構成。
1階・デイリーマーケットのフロアには「サミットストア」が核テナントとして出店。そのほかのフロアには大型テナントとしては「無印良品」「くまざわ書店」「西松屋」「ジーユー」「ABC-MART」「ノジマ」「ダイソー」などが出店。大型のフードコートも設けられる。
また、4階には足立区の子育て支援施設として無料のあそび場を備えた「子育てサロン北綾瀬」が入居する。
総テナント数は51店舗となる。
なお、駐車場は1000円購入で1時間無料などとなる。
三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬
東京都足立区谷中4-8-1
営業時間:
サミット:9時30分~22時30分
物販・サービス:10時~21時
フードコート・レストラン:11時~22時
カフェ:8時~22時

(画像はニュースリリースより)
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イオンスタイル竹の塚・ヤマダデンキ足立竹の塚店、2025年6月26日開業-イトーヨーカドー跡に新築した建物に
東京都足立区の東武伊勢崎線(スカイツリーライン)竹ノ塚駅近くにあった総合スーパー「イトーヨーカドー竹の塚店」跡地に新築された建物に、「イオンスタイル竹の塚」「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT足立竹の塚店」が2025年6月26日に開業する。
竹ノ塚のヨーカドー跡地、閉店後解体されていた
イトーヨーカドー竹の塚店が出店していた晝間ビルは竹ノ塚センター通りと舎人公園通りの交差点の角に立地。東武竹ノ塚駅からは歩いて5分ほどだった。
1977年6月の開店時の店舗面積は約6,900㎡だったが、1990年代後半に大幅に増床。最盛期の2000年代初頭は約80億円を超える売上高があり、イトーヨーカドーの東京都東北部地区における中核店だった。

イトーヨーカドー竹の塚店。(IY公式サイトより)
建物は5階建てで店舗面積は12,662㎡。1階から3階は売場、4・5階は駐車場として用いられており、テナントとして家電量販店「デンキチ」、ファストフード「マクドナルド」「ポッポ」、100円ショップ「キャンドゥ」などが入居していたが、2023年3月5日に閉店。ヨーカドーの建物は解体されていた。
ヨーカドー跡に新築、ヤマダには大塚家具も
食品などを販売する「イオンスタイル竹の塚」の店舗面積は約3,017㎡。イオンスタイルとしては足立区初出店となる。デリカ売場は「おいしさ」「簡便」ニーズに対応、惣菜コーナーでは足立区名物「えびクリームライス」の販売もおこなうほか、「あだち菓子本舗」をはじめとした足立区発祥の商品を展開する。また、鮮魚は対面販売もおこなう。
このほか、テナントとして関西を中心に展開するクレープ店「コスコクレープ」が東日本初出店する。
店舗裏にはマックスバリュがあるものの、そちらの営業も継続する。

イオンスタイル竹の塚・ヤマダデンキ足立竹ノ塚店。
(ヤマダデンキ公式より)
「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT足立竹の塚店」は約1万㎡。ゲーム・おもちゃコーナーや「IDC大塚家具」による家具コーナー、「住まいの相談カウンター」なども併設される。
なお、ヤマダは6月27日の開店となる。
イオンスタイル竹の塚
ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT足立竹の塚店
東京都足立区竹の塚5-17-1
10時~21時(ヤマダデンキ)
8時~22時半(イオン)
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ドン・キホーテ守谷店、2025年6月24日開店-アクロスモール隣接地のWonderGOO旗艦店にドンキ、茨城県ご当地VTuber「餅々さくら」コラボも
茨城県守谷市の常総ふれあい道路沿いにある大和ハウス系複合商業施設「アクロスモール守谷」隣接地にあるREXTグループの旗艦店「WonderGOO守谷店」に、PPIHグループのディスカウントストア「ドン・キホーテ守谷店」が2025年6月24日に開店した。
つくばエクスプレス開通にあわせ開業したモール
アクロスモール守谷は、2005年8月の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX)開通にあわせた都市開発の一環として、2006年4月に都市再生機構(UR都市機構)と大和ハウス系ディベロッパー(大和情報サービス/現大和ハウスリアルティマネジメント)主導のもと開業。
建物は地上2階建で店舗面積は11,898㎡。(大店法上の届出面積は18,799㎡/WonderGOOと一体扱い)
開業当初はイオン系大型食品スーパー「カスミ」と首都圏地場家電量販店「ノジマ」を核に専門店約60店舗が入居していたが、2007年6月に同じく大和ハウス系商業施設「ロックシティ守谷(現イオンタウン守谷)」が開業するなど競争激化。2008年春の大規模リニューアルでノジマが撤退し、施設の半数超が催事系やサービス系店舗となった。
2025年6月現在はカスミを核に、ドラッグストア「ドラッグスギ」やしまむら系複合業態「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「バースデイ」やファストリ系ファストファッション「GU」、大型家具インテリア雑貨店「かねたやROOM DECO」、眼鏡店「眼鏡市場」、100円ショップ「Seria」、オフィスや医療サービス系が入居する複合商業施設となっている。
WonderGOO旗艦店は2025年2月にリニューアル
WonderGOO守谷店は2006年4月に開店。建物は平屋建で店舗面積は6,901㎡。
ワングー守谷店の開店当初はカスミ系複合書店運営会社「ワンダーコーポレーション(現REXT)」旗艦店として、同じく茨城本拠のカジュアル衣料「Right-on」を専門店として導入していたが2020年1月に閉店、同年6月にREXT運営の屋内型アミューズメント施設「ニンジャ☆パークWonderGOO守谷店」を開店したが、2025年1月31日をもってニンジャ☆パークが営業終了。
同年2月22日に物販フロアの全面リニューアルを実施したもの、店舗面積の「1/3」を占めるニンジャ☆パーク跡地は未活用状態だった。

ドン・キホーテ守谷店。
ワングー旗艦店にドンキ、VTuberコラボも
ドン・キホーテ守谷店は、2025年1月31日閉店のニンジャ☆パーク跡に開店するもので、建物は鉄骨造1階建で売場面積は2,663.3㎡。
ドンキ守谷店では若年層向けの美容関連アイテム(カラコン・コスメ・スキンケア・香水・アロマ)やプロテイン専門コーナー「マッスルドンキ」、アウトドア常設コーナーを展開。
茨城県ご当地VTuber「餅々さくら」描き下ろしコラボグッズや守谷市のゆるキャラ「こじゅまる」コラボTシャツ、毎月1回出現場所が変わる店内複数箇所の「隠れドンペン」を撮影する体験型企画を開催するなど「親子で楽しめる仕掛けと地域コラボ」を打ち出すとしている。

ドンペンと餅々さくらコラボイラスト。
ドン・キホーテ守谷店
住所:茨城県守谷市松ヶ丘6-6-4
営業時間:9時~24時

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ドン・キホーテ国際通りくもじ店、2025年6月25日開店-那覇国際通り2店舗目のドンキ、外国人特化型の小型店
沖縄県那覇市の国際通りに、国際通り2店目となるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ国際通りくもじ店 」が2025年6月25日に開店する。

ドン・キホーテ国際通りくもじ店。(ニュースリリースより)
国際通り2店舗目のドンキ「外国人特化の小規模店」
ドンキが出店するのは、国際通りにあった「沖縄地料理 龍潭」の跡。2013年に開業した「ドン・キホーテ国際通り店」(那覇OPAの旧店舗)に続いて国際通り2店舗目となる。

ドン・キホーテ国際通り店。2013年に開業。
「ドン・キホーテ国際通りくもじ店 」の建物は5階建てで、店舗面積は329㎡。
「ドン・キホーテ国際通り店」から約400メートル離れた場所で、インバウンドに特化した衛星店として運営する。
店内はフロアごとに沖縄の名産品をモチーフにした装飾を施し、沖縄土産をはじめ日本のお菓子・ご当地 T シャツ・医薬品・コスメ・キャラクターグッズなど、インバウンド需要の高いカテゴリを厳選して販売。
観光客向けゆえ、営業時間は8時から25時までとし、多言語対応 POP の掲出や多言語対応スタッフも配置するとしている。
ドン・キホーテ国際通りくもじ店
沖縄県那覇市久茂地三丁目29番66号
営業時間:8時~25時
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西友蒲田中央店、2025年6月26日開店-オリンピック跡、京急とJRの中間地点に24時間スーパー誕生
東京都大田区のJR蒲田駅と京急蒲田駅の中間地点あたりに、トライアルHDグループ(7月1日以降)の食品スーパー「西友蒲田中央店」が2025年6月26日に開店する。

西友蒲田中央店。(ニュースリリースより)
蒲田のオリンピック跡、ワンフロアの西友に
西友蒲田中央店が出店するのは、シーバップビルにあった「オリンピック蒲田店」跡の一部。オリンピック蒲田店は2024年10月に閉店しており、同店跡のうち1階のみを活用して出店する。今後、別フロアにも何らかのテナントが出店するものと思われる。
西友蒲田中央店はワンフロアで、店舗面積は約670㎡。
2つの駅に近いことから、簡便性・即食性の高い商品や小容量の商品、トレンドを意識した商品の品揃えに取り組む。また、24時間営業を実施する。
なお、西友はトライアル傘下となるがPB「みなさまのお墨付き」「SEIYU FINE SELECT」などの販売は継続。7月14日からは「西友ネットスーパー」の受注も開始する予定だとしている。
西友蒲田中央店
東京都大田区蒲田5-28-8 シーバップビル1階
営業時間:24時間営業
佐世保玉屋、閉店を撤回-2025年6月30日の閉店予定直前、再開発準備組合の解散で
長崎県佐世保市にある小型百貨店「佐世保玉屋」が、2025年6月30日の閉店を撤退した。
現在はコンビニ程度の店舗面積とみられるが、そのまま営業を継続するとしている。

佐世保玉屋。(2024年7月)
131年の歴史がある百貨店・玉屋、現店舗は105年
佐世保玉屋は1894年に佐賀県小城市牛津町を発祥とする卸問屋「⽥中丸善蔵商店佐世保出張所」として開業。1905年に「田中丸呉服店佐世保支店」に改称、1920年に現在地に建物を新築してグループ初となる百貨店「玉屋」に業態転換、1941年の分社化を機に現在の「佐世保玉屋」となった。
佐世保玉屋・ここまでの経緯はこちら。
佐世保玉屋、最近は1階の一部のみ営業だった
佐世保玉屋は建物が老朽化しており耐震性が不足しているとみられるため、佐世保市から何らかの対応を行うように求められていた。
そのため、将来の建て替えを目標としつつ売場を縮小。2023年12月より1階食品館の大部分を穴吹系の地場スーパー「ジョイフルサン」の運営へと転換し、改装リニューアルをおこなっていた。
その後、2024年7月末を以て殆どのテナントに閉店を通知したため、多くのメディアで「建て替えのため2024年7月末で閉店」と報じられたものの、玉屋側はそれを否定していた。

佐世保玉屋は閉店せず営業を続ける。
2024年9月からは売場を「1階のみ」に集約、これに伴い、殆どのアパレル・ホームファニシングなどのテナントは撤退した。
都商研が関係者に取材したところ、佐世保玉屋は営業規模の縮小にともない、縮小前に在籍していた正社員の殆どが退職・もしくは退職予定になっており、来たる再開発に向けて人員整理を推し進めているということだった。
さらに2024年9月には食品売場のジョイフルサンが閉店。これにより、1階の一部でラヴィアンローズのサンドイッチ(1000円)や一部化粧品などを売るのみとなっていた。実際の店舗面積は、全て合わせてもコンビニ程度になっているとみられる。
そして、再開発の目途が付きつつあるとして2025年4月に「6月30日での閉店・近隣で仮営業実施方針」を発表していた。
「小型店」なら耐震改修対象外に-一部のみで営業継続
佐世保玉屋の「栄・湊地区市街地再開発準備組合」解散・再開発延期と閉店の撤回は、佐世保玉屋によって2025年6月18日に発表されたもの。
地元メディアの報道によると、再開発がまとまらなかった理由には、建築資材費の高騰もあるとしている。
改正耐震改修促進法では、学校・病院・百貨店など、不特定多数の人が利用する建築物で、一定規模以上のものを対象としている。そのため、佐世保玉屋は基準の面積を下回る面積で営業を続けることで、当面の耐震補強を回避したい考えだ。

佐世保玉屋から佐世保市中心部を望む。ジャスコ再開発前。
先述したとおり、佐世保玉屋は現在1階の一部でラヴィアンローズのサンドイッチ(1000円)や一部化粧品などを売るのみとなっていた。それゆえ、危険な建物であっても「小型店」であるとみなされ、耐震改修をしなくてもいい状態となっている。
一方で、建物の老朽化問題はこれで解決するわけではない。
2024年の佐世保玉屋の年間売上高は約9億3000万円。2025年は昨年よりも売場面積が減っているため、これより大きく減ることは必至で、単独での再開発は難しいであろう。また、佐世保玉屋はテナントを入れることも検討しているというものの、そのためには耐震補強が必要となる。
佐世保玉屋は佐世保市の中心商店街の一等地にあるため、早急な計画の見直しと再開発の着工が図られなければ今後も地域全体に大きな影響を及ぼすこととなりそうだ。
なお、近年、佐世保玉屋グループで建て替え・再開発した百貨店「長崎玉屋」、スーパー「マルタマ住吉店」はいずれもディスカウントスーパー「ダイレックス」になっている。
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ドン・キホーテ千歳店、2025年6月17日開店-移転したDCMホーマック跡に
北海道千歳市の中央大通り沿いに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ千歳店」が2025年6月17日に開店する。

ドン・キホーテ千歳店。
移転したホームセンター跡に千歳初の一般ドンキ
ドン・キホーテ千歳店が出店するのは、道道258号線中央大通り沿いにあったホームセンター「DCM富士店」(ホーマック)の跡。同店は移転のためり2024年11月17日に閉店していた。
ドン・キホーテは2019年8月開店に千歳市内1号店「ソラドンキ新千歳空港店」を出店しているが、一般店舗としては初出店となる。
ドン・キホーテ千歳店の建物は鉄骨造地上1階建で、売場面積は2,843㎡。元の建物を活用した居抜き出店となる。

ドンキ千歳店のオリジナルキャラ。
オリジナルキャラクターとして、日本有数の水質を誇る支笏湖を彷彿とさせる装飾や、ドンペン・ドンコが北海道の特産果実「ハスカップ」を持ち千歳川の遡上で有名な鮭とコラボした「鮭ドンペン・ドンコ」を設ける。
半導体工場や自衛隊も近いドンキ、プロテインを充実
千歳市内では、半導体関連工場の進出が進んでいるほか、新千歳空港や自衛隊駐屯地、ビールなどの製造工場があることから、出張や旅行で使用するキャリーケース、作業用衣類など、地域のニーズに合わせた商品を豊富に揃える。
さらに、道内ドンキ最大級の品揃えを行うプロテインコーナーには、1杯100円で試しの飲みができる「プロテイン自販機」も設置する。
若年層を意識したトレンドや趣味嗜好性の高い商品も充実。コスメコーナーは、プチプラからアジアンコスメまで揃え、ソックスや厚底シューズなどキャラクターグッズコーナーにも注力するほか、玩具コーナーでは、平成レトロのキャラクター商品やゲーム、平成ギャルグッズなどの品揃えを強化した「レトロドンキ」コーナーや、どんな人気アニメキャラクターの商品が詰められているかが、開封するまでわからない「シークレットドンキ」コーナーも設ける。
ドン・キホーテ千歳店
北海道千歳市富士4-1-4
営業時間:9:00~21:45

(画像はニュースリリースより)
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ドン・キホーテ千歳店、2025年6月17日開店-旧DCMホーマック富士店跡、千歳初のロードサイド型ドンキに
北海道千歳市のホームセンター「DCM富士店」跡に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ千歳店」が2025年6月17日に開店する。
大和ハウス系商業施設への移転で閉店したDCM跡
DCM富士店は2002年4月26日に道内大手ホームセンター「ホーマック富士店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は2,909㎡、延床面積は3,476㎡。道内大手不動産のセントラルリーシングシステムが「千歳富士商業施設」として管理運営を担う。
ホーマック富士店は、2015年3月の運営会社名変更を機に店舗名を「DCMホーマック富士店」に変更、2022年9月のDCMグループ屋号統一を機に店舗名を「DCM富士店」に変更するなど、数年おきにブランドを変えた店舗であったが、2024年11月には大和ハウス系商業施設「ランドブレイン千歳モール」への移転のため閉店していた。
千歳市内初となる標準店舗「ピュアドンキ」に
ドン・キホーテ千歳店の建物は鉄骨造地上1階建で売場面積は2,843㎡。
ドンキとしては2019年8月開店の千歳市内1号店「ソラドンキ新千歳空港店」以来約6年ぶりとなる新店舗、千歳市内初の標準店舗(ピュアドンキ)となる。
ドンキ千歳店では同社が得意とする若年層を意識したトレンド商品・趣味嗜好品に加え、平成レトロ商品を集積した「レトロドンキ」コーナーや「どんな人気アニメキャラの商品が詰められているか開封するまで分からない」という「シークレットドンキ」コーナーを展開。
千歳音頭のワンフレーズを引用した食料品・日用雑貨ディスカウントコーナー「ありゃりゃん市場」や新千歳空港・自衛隊駐屯地や次世代半導体製造拠点が立地する自治体という立地特性を活かしたキャリーケースや作業用衣類を拡充を図る。

ドン・キホーテ千歳店。
ドン・キホーテ千歳店
住所:北海道千歳市富士4-1-4
営業時間:9時~21時45分

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ドン・キホーテ堺東駅前店、2025年6月18日開店ーサンバード長崎屋堺東店→パチンコエムズ本店跡に
大阪府堺市堺区の南海堺東駅前に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ堺東駅前店」が2025年6月18日に開業する。

ドン・キホーテ堺東駅前店。(ニュースリリースより)
築55年の旧長崎屋→倒産で閉店したエムズ本店、ドンキに
ドン・キホーテ堺東店が出店するのは、堺東駅前にある旧テクノ大徳ビルの1階から2階にあった「パチンコ・スロット エムズ本店」の跡。同店を運営していたテクノ大徳(建物7階が本社事務所)は2023年5月に倒産、閉店していた。上層階にはジャンカラなどが出店する。

倒産したパチンコ・スロットエムズ本店。
ドン・キホーテが出店する。
同ビルは1970年11月に「サンバード長崎屋堺東店」として開業したが1990年に閉店。長崎屋はドン・キホーテの傘下となっているため、久々の先祖返りとなった。
ドン・キホーテ堺東駅前店の売場は1階から2階、面積は993㎡。
駅前立地であるためコンビニ感覚で気軽に立ち寄れる店舗として、1階は食品・日用消耗品などの日常使い品、2階はコスメやアパレルなどのトレンド品で構成するとしている。
ドン・キホーテ堺東駅前店
大阪府堺市堺区中瓦町二丁目3-22
営業時間:8時~25時
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誠品生活・誠品書店台南、2025年6月14日開業-世界最大の焼肉エンターテイメント「碳佐麻里新興園區」内に巨大書店誕生
台湾・台南市南区に世界最大の焼肉エンターテイメントエリア「碳 佐麻里 新興園區」が2025年5月28日プレオープン・6月14日に全面開業。合わせて台湾南部最大の巨大複合書店「誠品生活 台南」が開業する。

碳佐麻里新興園區にある誠品生活 台南。
世界最大の焼肉店、台南市のロードサイドに誕生
「碳 佐麻里 新興園區」が出店するのは台湾省道17号線沿い・明和公園のとなり。
台南市を中心に展開する焼肉チェーン「碳 佐麻里」が運営するもので、碳佐麻里の店舗は焼き肉店としては世界最大となる。
台湾南部最大の巨大書店、メイドイン台南銘菓も
「誠品生活台南」は碳佐麻里新興園區内に建てられたもので、建物は4階建て、店舗面積は約6,000坪。隣接して巨大焼肉店「碳 佐麻里」が出店している。
「南方新桃花源」をコンセプトとし、設計は有名建築師・蕭博文氏が手掛けている。
「誠品生活」部分には、台南市の喫茶店「カドヤ」の銘菓店や、同じく台南市で有名な千層蛋糕(ミルフィーユ)店「狸小路(たぬきこうじ)」の新業態「山茶家」、台南市のアイス店が手掛ける「蜷尾家パン(になおやパン)」など、地元・台南を中心とした雑貨や銘菓・銘店が並ぶ。また、台南初となる「再春館製薬所 ドモホルンリンクル」の実店舗も出店する。
飲食店としては、日系イタリアン店「pasta&pizza」、漢來グループの高級中華店「漢來上海湯包」、屏東県恒春の人気カフェ「伯虎在二樓」なども出店する。
また、誠品の酒売場「誠品酒窖」には7500種類のワインなどが取り揃えられる。

誠品書店 台南の吹き抜け。
大きな吹き抜けがシンボルとなる3階・4階はおもに「誠品書店台南」となる。書店は台湾南部最大で、蔵書の種類数は6万6千種類以上となる。ここには、誠品の各店舗で人気を集めるMIT(メイドインタイワン)雑貨などを集める「expo SELECT誠品生活精選」コーナーも設けられる。
誠品は年間来客数400万人をめざすとしている。
(写真は公式サイトより)
誠品生活 台南
台南市南區中華西路一段76號 碳佐麻里新興園區
営業時間:11時~22時
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