リコパ東大和、2024年冬開業-イトーヨーカドー、ヒューリックの地域密着型商業施設3号店に

東京都東大和市の現イトーヨーカドー東大和店に、ヒューリックの地域密着型商業施設「LICOPA東大和(リコパ東大和)」が2024年冬に第1期開業する。

リコパのロゴマーク。

東大和随一の大型店だったヨーカドー

イトーヨーカドー東大和店は2003年11月に開店。建物はRC造(一部S造)地上5階建で店舗面積は15,851㎡、延床面積は24,925㎡。
ヨーカドー東大和店は、小松製作所系大手機器メーカー「小松ゼノア(現ハクスバーナゼノア)」工場跡地再開発の商業核として、2003年の開業から現在に至るまで、市内随一のショッピングセンターであった。

リコパ3号店として刷新

リコパ東大和は、不動産大手「ヒューリック」が、セブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカ堂」と同社系商業不動産ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」との協業のもと商業施設の新規開発・リニューアルを図り展開するもので、2021年9月の「リコパ鶴見」、2024年3月開業の「リコパ川崎」に次ぐ3施設目となる。

リコパ東大和メゾン棟(現ヨーカドー棟)。

ヨーカドー核とする2館体制の複合施設に

リコパ東大和は、既存ヨーカドー棟を2024年冬に「メゾン棟」として開業、立体駐車場棟を2025年秋に「テラス棟」として建替新装開業する。

リコパ東大和テラス棟(現立体駐車場棟)。

メゾン棟の建物は地上5階建で敷地面積は約23,200㎡、店舗面積は約16,100㎡、延床面積は約46,800㎡。テラス棟は地上2階建で敷地面積は約5,500㎡、店舗面積は約2,800㎡、延床面積は約3,100㎡。

リコパ東大和の施設構成。

メゾン棟(現ヨーカドー棟)は、2024年3月より営業フロアを1階に集約し、セブン&アイ系/アダストリア系店舗「FOUND GOOD」「studio CLIP」やフードコートの導入を進めているが、メゾン棟としての刷新後も施設の核として営業を継続する予定。

リコパ東大和メゾン棟のフロアマップ。

2階はファッション雑貨店や家電量販店、均一ショップ、書籍販売店といった大型物販店、デイリー系・サービス系店舗が入居するなど、「「あったら便利」が詰まった、一番身近な利便の中心地」をめざすとしている。

リコパ東大和メゾン棟のフードコート。

また、テラス棟(現立体駐車場棟)には路面店感覚で利用できる飲食店やクリニックを導入。誰にでも開かれたパブリックスペースとして広場を整備するなど「地域コミュニティの拠点となる空間」を創出するとしている。

リコパ東大和テラス棟のパブリックスペース。

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