明治屋PROVISIONS&WINES浦和、2025年2月28日閉店-閉店相次ぐ体験型新業態3号店、残るは海老名1店舗に

明治屋の埼玉県さいたま市浦和区の浦和駅にペデストリアンデッキを通じて直結する複合商業施設「コミュニティプラザ・コルソ」1階にある「明治屋PROVISIONS&WINES浦和」が、2025年2月28日をもって閉店する。

明治屋が2018年に展開始めた新業態

明治屋PROVISIONS&WINESは、2018年4月に明治屋の新コンセプトショップ「体験型飲食物販店舗」として1号店(約49.7坪/約164㎡)を東急百貨店吉祥寺店3階「武蔵野マルシェ」に開店。
同業態は従来型店舗と比較し狭小な売場面積である一方、イートインスペースを併設することで「お客様が食べてみたい、飲んでみたい商品をできるだけその場で、お召し上がり戴ける機会」を提案する店舗と位置付けた。
明治屋PROVISONS&WINES浦和。

体験型要素強化図った浦和店、わずか4年で閉店

明治屋PROVISIONS&WINES浦和は2018年4月の吉祥寺、2019年11月の梅田に次ぐ同業態3店舗目として2021年3月に開店。売場面積は約46坪/約152㎡。
浦和では明治屋ストアーPB商品「明治屋ストアー推奨品」や直輸入商品(チーズ・ワイン)、冷凍惣菜、自社製品(マイジャム)を含む国内外の逸品の展開に加え、イートインスペースで「体験型ワークショップ」の不定期開催を打ち出すなど、コンセプトのさらなる明確化を図った。
同店の閉店により、同業態は2022年10月開店の海老名1店舗のみとなる。

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