与野フードセンター本店、2025年4月開店-土地区画整理事業で進む「与野本部建替計画」、エコスグループ色濃い店舗に

埼玉県さいたま市中央区のエコスグループ系食品スーパー「与野フードセンター彩鮮館与野店(与野フードセンター本社)」跡地に、同社の「(仮称)与野本部建替計画」が2025年4月24日(届出上)を目処に開店する。

2020年9月にエコス完全子会社となった与野フード

与野フードセンターは1960年9月に設立。設立以来長らく、埼玉地場中堅の独立系スーパー(ボランタリーチェーン協同組合セルコチェーン加盟)として営業を続けていたが、2018年9月に首都圏地場大手「エコス」と商品供給契約を締結、2020年9月に「エコス」完全子会社となった。
与野フードセンターは、エコスによる完全子会社化を機にグループ他社と販促関連施策や仕入調達を共通化。2022年4月に「フードガーデン宮原東口店」を、2023年3月に「フードガーデン朝霞三原店」を、同年9月に「Y-VALUE吉野町店」を、2024年7月に「フードガーデン上尾中妻店」を「TAIRAYA」屋号に転換するなど、エコス色を強めていた。
2024年2月時点においては、TAIRAYA業態に加え、与野フードプロパーの業態「フードガーデン」、スーパーバリュー業態「Y-VALUE」など13店舗を展開する。

区画整理事業で閉店した本店、約2年ぶりに復活

与野フードセンター彩鮮館与野店は、1960年9月に同社創業店として開店。建物は地上2階建で店舗面積は2,096㎡。
開店以来、同社旗艦店に加えて本社を併設する店舗であったが、2023年1月20日に「与野駅西口土地区画整理事業」施行を理由に閉店。本社機能を「与野フードスポーツセンター」に仮移転していた。(登記上の本社は引続き旧本社屋に所在
与野フードセンター彩鮮館与野店。(写真協力:JP-Super

与野フードセンター彩鮮館の後継となる新店舗「(仮称)与野本部建替計画」の店舗面積は4,967㎡。
当初は2024年夏の新装開店を準備していたが、2025年春を目処に延期となった。新店舗の業態に関しては決まっていないもの、同社他店舗(TAIRAYA・フードガーデン)同様、エコスグループ色濃い店舗となる。

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