ダイエー大宮店、2025年1月31日閉店-イオンリテールが3月1日承継、42年の歴史に一旦幕

埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅西口に直結する複合商業施設「大宮西口DOMショッピングセンター(ドン)」の核店舗「ダイエー大宮店」が2025年1月31日をもって閉店する。

大宮西口再開発の先駆け「ダイエー」「丸井」の複合施設

大宮西口DOMショッピングセンターは、1982年9月に「大宮駅西口土地区画整理事業」の核として開業。建物は地上7階地下3階建で店舗面積は35,826㎡。大宮西口共同ビルが管理運営を担う。
開業以来、ダイエーグループと丸井(大宮マルイ)を核とする複合商業施設であり、施設名称も両社の屋号(Daiei/Marui)と大宮(Omiya)を由来としている。

旗艦店級店舗、直営フロアを地階食品に集約していた

ダイエー大宮店の営業フロアは地上7階~地下1階で店舗面積は14,875㎡。
開店当初は首都圏における旗艦店級店舗として、衣食住フルラインの総合スーパーを展開したが、2004年12月の同社産業再生機構傘下入りを機に不採算部門(家具・家電・玩具など)の専門店化を開始。
2007年3月には低層部(2~3階)に同社系ファッションビル「大宮OPA(オーパ)」、中層部(4~5階)には連携関係にあった東急不動産系インテリア雑貨店「東急ハンズ大宮店(当時/現ハンズ大宮店)」を導入する全面リニューアルを実施したが、2017年1月にOPAが競争激化を背景に撤退したため、デイリーユース主体の施設となった。なお、直営フロアに関しても地階に集約し、取扱商品を食品/日曜消耗品/雑貨売場に特化している。
DOM1
大宮OPA営業当時のDOM。

イオンリテールに承継、後継店の開店日は現時点未定

ダイエー大宮店は2024年12月20日より売りつくしセールを開催、2025年1月31日をもって現体制での営業を終了する。2025年3月1日付でイオンリテールが同店を承継するが、後継店の開店予定日は未定となっている。(2024年12月20日時点)
大宮西口DOMショッピングセンター。

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