神奈川県相模原市南区の小田急電鉄小田原線小田急相模原駅近く、県道51号町田厚木線沿いに、東京建物グループの地域密着型商業施設1号店「minanoba相模原」が2025年3月5日に開業する。
東京建物系商業施設新ブランド「minanoba」誕生
minanoba(ミナノバ)のネーミングは「地域の人々がみんなで共有できる場(=皆の場)」を意味するもので、コンセプトに「地域のインフラ」を掲げ、日常生活を日常生活を支える生活必需品・サービスがワンストップで揃う、地域のニーズに合わせた親しみやすく利便性の高い商業施設を目指すとしている。
minanoba。
相模原の近隣商圏型モール皮切りに
minanoba相模原は、東京建物グループが2022年10月閉館の複合スポーツ施設「コナミスポーツクラブ相模大野」跡地で建設を進めていた「小田急相模原NSCプロジェクト」の施設名称で、建物は2025年1月竣工、鉄骨造地上2階建で敷地面積は7,341.33㎡、延床面積は8,646.71㎡。駐車場台数は平面188台、身障者用4台。運営は東京建物系のプライムプレイスが担う。
minanoba相模原。
1階には食品スーパー「ライフminanoba相模原店(仮称はライフ相模原南台店)」を核に、住友商事系ドラッグストア「Tomod’s」やアイスクリーム店「31サーティワン」、歯科・買取店といったサービス系店舗を展開。
2階には総合衣料「パシオス」や100円ショップ「Seria」、元気寿司系廻らない回転寿司店「魚べい」、眼鏡店「メガネサロンルック」、英会話教室「ベネッセビースタジオ」、医療系店舗(内科・他2科予定)を展開する。
minanoba相模原のフロアイメージ。
東京建物は新施設に関して「日常使いしていただける店舗のほか、飲食店舗、習い事教室など子育て世代向け店舗、多世代の健康を支えるクリニック等で構成し、地域の暮らしを支えます」とコメント。2026年を目途に埼玉県川口市に第2号物件「川口市柳崎一丁目NSCプロジェクト(=minanoba)」を開業することを明らかにした。
minanoba相模原
住所:神奈川県相模原市南区南台三丁目1番30号(住居表示)
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