マリーナホップ、2024年12月1日閉館-広島空港跡横のアウトレット、跡地にTOM’Sのカート場など開設

広島県広島市西区の旧広島空港跡(西飛行場)・広島観音マリーナ近くにあるアウトレットモール・ショッピングセンター・遊園地「マリーナホップ」が、2024年12月1日に閉館する。

マリーナホップ。

広島の老舗アウトレットモール、19年の歴史に幕

マリーナホップは広島エリア初の本格的アウトレットモールとして2005年3月に開業。
店舗面積は18,337㎡で、館内にはアウトレットモール、ショッピングセンター、飲食街、住宅展示場、イベントステージ、観覧車がある遊園地ゾーン「マリーナサーカス」、ミニ水族館「マリホ水族館」などを備えるほか、隣接して広島観音マリーナや旧広島空港(広島西飛行場→広島ヘリポート)がある。

館内に観覧車がある遊園地「マリーナサーカス」を併設。

当初は大手ディベロッパー「ミキシング」が運営していたが2008年の経営破綻により、現在は「第一ビルサービス」などが運営をおこなっている。
ミキシングの破綻もあってここ10年ほどは空き店舗が増えており、客足が多くないエリアもあった。

中央にはミニ運河が流れていた。(現在は撤去)

解体後「トムス」がEVカートアミューズメント開設

閉館は土地を所有する広島県との定期借地権契約が2025年3月に満了するため。
広島県によると、跡地は観覧車なども含めて更地にして返還されたのち、トヨタ車のパーツなどを手掛ける「トムス」(TOM’S)を主体としたグループが借り受け(当初参加を表明していた広島トヨペット、マツダは離脱)、EVカート場を目玉とした体験型エンターテインメント施設を開業させる計画だという。

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