ダイエーグルメシティ千船店、2024年6月23日閉店-50年超の歴史ある旧マルエー・サカエ、阪神千船駅への移転で

大阪府大阪市西淀川区の阪神本線千船駅前にあるイオングループ系大型食品スーパー「ダイエーグルメシティ千船店」が2024年6月23日をもって閉店する。

50年超の歴史誇る千船駅前の大型店

ダイエーグルメシティ千船店は、1973年に丸栄商事の総合スーパー「マルエー千船店」として開店。建物は地上3階地下1階建で営業フロアは3フロア(地下1階~地上2階)、店舗面積は998㎡。

ダイエーグルメシティ千船店。

マルエー千船店は開店当初、関西地盤独立系スーパーによる運営であったが、1977年1月にダイエーと丸栄商事が資本業務提携を締結、2002年3月にグループ運営会社再編の一環としてサカエ運営となったため、店名を「サカエ千船店」に変更した。
その後、2006年3月の運営会社名変更にあわせて店名を「グルメシティ千船店」に変更、2015年3月のダイエーによる運営会社吸収合併にともない現在の店名となった。
同店は2010年代まで直営衣料品フロアを維持(末期は大西衣料ファミスタ提携店舗)していたが、2024年6月現在は地下1階~地上1階に直営食品、2階に100円ショップ「Watts With」を展開している。

千船駅高架下の「マンモス」跡に後継店開店予定

ダイエーグルメシティ千船店の閉店は、阪急阪神HDによる阪神千船駅高架下商業施設「アバリーナ千船(旧千船阪神ビル/阪神千船ショッピングセンター)」新装開業にともなうもの。
ダイエーはグルメシティ千船店の後継として、阪神千船駅高架下の地場食品スーパー「スーパーマンモス」(2021年6月破産)跡に「イオンフードスタイル千船店」を開店する予定であり、マルエーから引続き歴史を紡いでいくこととなった。

ダイエーグルメシティ千船店の閉店告知。

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