サンバード長崎屋帯広店、2024年3月閉店-長崎屋直営売場は2023年7月31日閉鎖

北海道帯広市のJR帯広駅前にある「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH/旧・ドン・キホーテHD)」傘下の大型ショッピングセンター「長崎屋帯広店」が、2024年3月末に閉店、閉店に先駆けて長崎屋の直営売場は2023年7月31日に閉鎖する。

サンバード長崎屋帯広店。

帯広市中心部随一の大型店

長崎屋帯広店は1970年9月に開業。1990年11月に現店舗に増床移転した。
売場は1階から3階、店舗面積は19,124㎡。そのうち長崎屋が6,980㎡を占める。
大型テナントとして食品スーパー「フクハラ」、書店「喜久屋書店」、ゲームセンター「ファンタジードーム」(PPIH系が運営)などが入居。ファンタジードームにはかつて屋内遊園地が併設されていた。

閉店後、建物は解体へ

近年長崎屋帯広店の土地・建物を取得した宮坂建設工業グループは、長崎屋の閉店後に建物を解体するとしている。
帯広市では藤丸百貨店が1月31日に閉店したばかり。中心部の2大大型店が両方とも姿を消すことになるため、市中心部の買い物吸引力の大幅低下は避けられないであろう。

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