福岡県飯塚市のJR飯塚駅近くに、イズミが運営する大型ショッピングセンター「ゆめタウン飯塚」が2023年7月26日にプレオープン・7月29日に開業する。
地方卸売市場で最先端の“MIRAI”を提案
ゆめタウン飯塚は、JR飯塚駅近くにあり2021年4月に閉場した「飯塚市地方卸売市場」跡地に出店。
建物は地上3階建で敷地面積は約55,200㎡、店舗面積は約30,500㎡、延床面積は約88,500㎡、駐車場台数は約2,200台(平面約850台、立体約1350台)。
九州のゆめタウンとしては2016年12月の南行橋(旧・丸和)開店以来約6年ぶりとなる新店舗。イズミグループとしては福岡県内では41店舗目、飯塚市内では3店舗目となる。
ゆめタウン飯塚。
ゆめタウン飯塚ではコンセプトに「最先端のMIRAIに出会える体感交流拠点」を掲げ、4つの柱「MIRAIを体感」「地元交流を体感」「健幸を体感」「魅力を体感」を打ち出す。トレンド商品やアミューズメントなど感度の高い新しい情報を発信し、みんなが笑顔になる、地域が元気になる交流拠点を目指すとしている。
これらの「体感」の一環として、施設ではスマートフォンでの商品スキャンに対応した非接触買物サービスや宅配サービス「ゆめデリバリー」の導入に加え、デジタルサイネージを活用した地域情報・トレンド情報の発信、イベントの開催やウォーキングコースの設置を進める。
井筒屋など約100店が出店
館内には約100店舗が出店。おもなアパレルテナントとしては、「ジーユー」、「グローバルワークSmile Seed Store」、「マックハウス」、「ABC-MART」、「チュチュアンナ」、「呉服のもろふじ」、イズミの自社アパレルブランド「SHUCA」等が出店。また、婦人服・コスメに加えて銘菓やギフトなどを扱う百貨店「井筒屋」も出店する。
旧・井筒屋飯塚店。(2018年閉店)
地元からは「エトウ時計店」、洋菓子店「Maison de mico」、明太子かば田が運営する「おむすび処 かば田」、銘菓「ひよ子」等が出店する。
ゲームコーナーはセガと提携する「GiGO」を導入、子供向け次世代型テーマパーク「リトルプラネット」は九州2号店となる。
館内イメージ。(吹き抜け「フューチャー」)
イベントなどが開催できる吹き抜けを館内2ヶ所に設け、それぞれ「ネイチャー」「フューチャー」名づけて異なるテイストのデザインをほどこす。
館内イメージ。(吹き抜け「ネイチャー」)
シネマサンシャインはIMAX導入、1200席以上
シネマコンプレックス(複合映画館)は佐々木工業の「シネマサンシャイン飯塚」(同社国内15施設目、九州2施設目)を導入する。
シネマサンシャイン飯塚。
シネマサンシャイン飯塚ではデザインコンセプトを「未来への扉(Future Portal)」に定め、プレミアムシアター「IMAXレーザー」1スクリーンと同社独自劇場規格「BESTIA (DOLBY ATMOS)」1スクリーンを含む全9スクリーン1245席を展開する。
未来への扉を意識した館内デザイン。
イズミは「多様化するライフスタイルへの対応や高感度な情報発信、地域に今までなかった高品質な商品やトレンド商品の展開など「最先端のMIRAIに出会える体感交流拠点」として、地域に根 差したこれまでにない新しいショッピングセンターを目指す」としている。
ゆめタウン飯塚
住所:福岡県飯塚市菰田西3丁目1-1外
営業時間:9時~21時(イズミ直営1階)
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