大分県日田市にイオン九州のショッピングセンター「イオンタウン日田ショッピングセンター」が2024年6月23日に一部先行開業、6月27日午前9時に開業する。
「日田天領水の里元気の駅」広場跡地に
イオンタウン日田ショッピングセンターは、日田天領水の複合商業施設「元気の駅」敷地内のブルートレイン広場跡に「(仮称)BIGグリーンアイランド日田店」として建設が進められてきたもので、建物は平屋建で店舗面積は4,784㎡。
ブルートレインは、2021年11月に広場跡に先行開店したホームセンター「ホームプラザナフコ日田店」建設のため、わずかか10年ほどで解体となった。
北部九州の交通の要衝で「新たな生活圏」創造
イオンタウン日田ショッピングセンターの建物は平屋建で敷地面積は25,014㎡、売場面積は9,732㎡。
日田市の「大分県の西部、福岡県と熊本県に隣接した北部九州のほぼ中央」「北部九州の各地を結ぶ交通の要衝」という地域特性を踏まえ、同施設ではコンセプトに「地域の新たな生活圏を創造するショッピングセンター」を掲げ、核店舗を含む専門店の7割近くを日田市内初とする。
イオンタウン日田。(イメージ)
施設にはイオン系食品ディスカウント「ザ・ビッグ日田店」とライフスタイルストア「無印良品」を核に、イオン系地場大手ドラッグストア「ドラッグイレブン」やストライプ系婦人服店「Green Parks topic.」、靴量販店「ABC-MART」、眼鏡店「OWNDAYS」、旧寿屋系アミューズメント施設「パスカランド」、和食ファミリーレストラン「庄屋」、シアトルスタイルカフェ「STARBUCKS」といった日田市内初の専門店を展開。
100円ショップ「ダイソー」といった従来から日田市内で馴染み深い専門店に関しても、グループの300円ショップ「THREEPPY」を導入するなど、新しい試みを打ち出す。
核店舗「ビッグ」は低価格と地元の味を両立
ザ・ビッグ日田店の建物は平屋建で売場面積は2,479㎡。
ザ・ビッグ日田店は「買えば買うほど 安さがわかります」との業態コンセプトのもと、単品大量陳列による低価格な加工食品・生活雑貨や大容量商品「ビッグ盛り」、業務用商品、ケース販売を強化。地域最大級の冷凍食品売場や地場商品(大分名物惣菜・蒟蒻・蒲鉾など)の拡充を図る。
また、生鮮に関しても丸魚・刺身ブロックから銘柄牛「佐賀牛」銘柄鶏「桜姫」まで、ディスカウントストアならではのお買得価格で提供するとしている。
ザ・ビッグ日田店。(2024年6月)
イオン九州は、イオンタウン日田ショッピングセンターの開業に際して「日田市の新たな生活圏を創出することを目的とし、地域の皆さまの日々の暮らしをサポートし、お客さまの日常に新たな交流と発見をご提供」するとしている。
イオンタウン日田ショッピングセンター
住所:大分県日田市大字庄手661番1
営業時間:午前9時~午後10時(ザ・ビッグ日田店)
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