三井アウトレットパーク岡崎、2025年秋開業-2024年5月着工、170店舗揃う愛知初の三井不動産系アウトレットモールに

愛知県岡崎市に三井不動産グループのアウトレットモール「(仮称)三井アウトレットパーク岡崎」が2024年5月に着工し、2025年秋に開業する。

本格的アウトレット掲げる愛知初の「MOP」

(仮称)三井アウトレットパーク岡崎の建物は地上2階建で敷地面積は約158,400㎡、延床面積は64,600㎡。
三井不動産グループ運営のアウトレット(MOP)としてはジャズドリーム長島に次ぎ東海地方2施設目、愛知県内初の施設となる。

三井アウトレットパーク岡崎モール内イメージ。

新施設では「愛知県初の本格的アウトレットモール」を掲げ、海外ブランドからスポーツ・アウトドア・キッズまで約170店舗を展開予定。共用部には緑豊かな屋外広場や休憩スペースとしても利用可能な大階段・テラス、キッズスペースやペット関連設備を配置するなど、幅広い世代の買物客が楽しめる施設をめざすとしている。

三井アウトレットパーク岡崎屋外広場イメージ。

三井不動産は新施設計画地に関して、名古屋鉄道本線本宿駅から徒歩圏内、国道1号線や新東名高速道路岡崎東IC、東名高速道路音羽蒲郡ICからも至近の交通利便性が高い立地であるとしており、三河にとどまらず広範囲からの集客が予想される。

三井アウトレットパーク岡崎の計画地マップ。

三井不動産、東海地方での影響力拡大

三井不動産グループは、2002年3月開業の「ジャズドリーム長島」(長島観光開発との共同開発事業/現MOPジャズドリーム長島)を皮切りに、2009年6月開業の「ららぽーと磐田」、2018年8月開業の「ららぽーと名古屋みなとアクルス」、2019年10月開業の「ららぽーと沼津」、2020年9月開業の「ららぽーと愛知東郷」「RAYARD Hisaya-odori Park」といった広域集客型大型商業施設を東海地方で相次ぎ立ち上げている。
加えて、2025年春には西友ザ・モール安城跡地に「(仮称)ららぽーと安城」の開業予定もあり、大手流通グループが強い同地域で影響力を高めることとなった。

東海地方における三井不動産の商業施設位置図。

(仮称)三井アウトレットパーク岡崎

住所: 愛知県岡崎市池金町、舞木町、本宿町

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