岡山ロッツ、2022年2月閉館-ロフトを核とする天満屋・イズミ運営の専門店街

岡山県岡山市北区の天満屋本店に隣接する都市型ショッピングセンター「岡山ロッツ(岡山LOTZ)」が、2022年2月に閉館する。

岡山ロッツ。

旧イズミ、ロフト核の専門店ビルだった

岡山ロッツの前身となる店舗は1969年9月に総合スーパー「いづみ岡山店(イズミゆめタウンの前身)」として開業。現在の建物の大部分は1975年11月に新築されたもので、イズミ岡山店を経て1989年にイズミの専門店街「Fitz」となったのち、2000年に隣接する天満屋とイズミが共同出資で設立した「ロッツ」の運営となった。
売場は地下1階から6階、店舗面積は15,100㎡で、隣接する天満屋本店とは連絡通路で接続されている。
岡山ロッツは開業以来、核店舗として天満屋がFC運営する大手雑貨店「ロフト」が出店。2016年には準核店舗として「ニトリ」が出店。そのほか2021年時点では「スターバックス」「無印良品」「ライトオン」「ABC-MART」「Seria」「grove」などが出店する。

築47年で老朽化すすむ-一部店舗は天満屋に移転か

建物の大部分は築47年で、複数の地元メディアによると閉店には老朽化も影響しているという。
跡地の活用方法などは6月時点で発表されていない。先述したとおり、ロッツの運営には天満屋が関わっているほか、天満屋がFC運営するテナントもあるため、一部の専門店は隣接する天満屋内へと移転する可能性も高いであろう。

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